【小杉取締役に聞く】成長市場を加工技術の足元から支えるユキワ精工
掴む」「回す」を進化させ、JIMTOF2026へ

そして、同社がこれまで培ってきた技術と、これからのものづくりに向けた提案を示す舞台となるのが、10月26日(月)~31日(土)まで東京ビッグサイトで開催される「JIMTOF2026」だ。同社は「自動化・高精度加工を支えるソリューション」をテーマに、その技術力を発信する。
今回の展示について小杉部長は、「ダイレクトドライブCNC傾斜円テーブルを中心に、ワークハンドリングホルダ、高精度チャッキングシステム、ツールホルダなどを組み合わせ、加工精度の向上と自動化を実現する提案を行います」と説明する。
単体の製品性能を見せるだけではない。工具やワークを高精度に「掴む」、狙った位置へ精度よく「回す」、そして工程の自動化へとつなげる。これまで同社が蓄積してきた技術を組み合わせ、加工現場が抱える課題に対して一つのソリューションとして示す考えだ。
「製造業では、AI・半導体、航空宇宙などの成長分野を中心に、さらに高度な加工技術が求められていきます。当社では、これまで培ってきた〝掴む技術〟〝回す技術〟をさらに進化させ、お客様の生産性向上と競争力強化に貢献できる企業であり続けたいと考えています」と小杉取締役。
工作機械がどれほど進化し、切削工具の性能が高まっても、それらを高精度かつ安定して使いこなす周辺技術がなければ、その性能を十分に引き出すことはできない。工具をつかみ、ワークを保持し、精度よく回し、次の工程へつなぐ――――。
一つひとつは加工を支える技術であっても、その積み重ねが工場の生産性を高め、自動化を進め、ひいては日本のものづくりの競争力につながっていく。
成長市場で加工技術への要求が一段と高度化するなか、ユキワ精工は「掴む」「回す」、そして「運ぶ」という自らの強みを磨きながら、ものづくりの進化を足元から支えていく。JIMTOF2026では、その答えを来場者に示す方針だ。


