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「人とくるまのテクノロジー展2011」でフランスパビリオンを展開

フランス企業振興機構 ユビフランス(UBIFRANCE)と在日フランス大使館 企業振興部は、5月18日から20日にパシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展 2011」にフランスパビリオンを展開する。経済復興を支援する意思を表明したフランスは、2007年以来、毎年参加している「人とくるまのテクノロジー展2011」において大企業グループから中小企業、自動車分野の産業クラスター(競争力拠点)ら13企業・団体が参加の意思を堅持。今回もフランスパビリオンにて、以下の参加企業に代表されるフランスの自動車部品業界向けの最新テクノロジー・製品を紹介する。A2MAC1 - AIXAM MEGA - DIBCOM – HEF Group – Hutchinson /  Paulstra - IFP Energies nouvelles - MMT – Saint Jean Industries - SIC Marking - SIMPOE - Technomark - ULIS -自動車関連産業クラスター Lyon Urban Truck&Bus 。

エルステッドインターナショナルが東京オフィスを開設

エルステッドインターナショナル(社長=永守知博氏)が、4月11日から東京オフィスを開設した。新住所は次の通り。                                          ・105-0023 東京都港区芝浦1-9-7 おもだかビル401 ( 日中経済文化発展中心内)・電話 03-3457-6720

切削工具のCO2排出削減効果の算定方法 第三者認証取得 日立ツール

日立ツール(本社:東京都港区、社長:田中 啓一氏)は、切削工具による機械加工時のCO2排出削減量の算定方法を公的に認められる第三者審査機関である株式会社日本スマートエナジー(本社:東京都港区、代表取締役:豊田 麻友美氏)にて「切削工具によるCO2排出削減量の算定報告書」に基づきCO2排出削減効果の検証を受け認証を取得した。これにより顧客へ提示するCO2排出削減量の信頼性を高めることができ、工作機械における切削加工の環境性能向上に貢献する。同社の第三者認証取得に至った背景に、近年、地球環境保全並びに資源の有効活用を促進するために環境関係の法規制が強化されてきており、企業の取組みとして、環境に配慮した製品の開発・廃製品のリサイクルサービス等を通じ、環境への負荷を低減する活動を進めていることが挙げられる。同社の工具が使用される製造業では約70万台の工作機械が稼動し、産業用エネルギーの消費量は国内消費量の約50%を占める。これらの工作機械は加工技術の発達により省エネ対応が図られているが、工具の性能や使用条件、加工特性によって切削油などの要否が工作機械の電力消費量や環境負荷を大きく左右する。工具性能が低いと加工に時間がかかり電力消費量が増え、また加工温度に耐えないため冷却や潤滑を補うために切削油を大量に必要とする。これは間接的に温室効果ガスの発生につながり環境負荷を増加させる要因となっている。同社はこれらの低減には工具特性の改善が寄与すると確信し、切削工具の性能を飛躍的に向上させ、高能率加工化による加工時間・加工コストの半減、ドライ切削工具による加工コスト削減と環境負荷の低減を提案する「加工半減®運動」「ECO2®」(Ecological×Economical)を展開してきた。日立グループでは、地球環境を保全し、持続可能な社会を実現するために、日立グループの製品により、2025年度時点で、1億トンのCO2排出量を抑制することをめざす長期計画「環境ビジョン2025」を策定し、グループをあげて地球環境保全への取り組みを推進している。

「第9回新機械振興賞」受賞候補者募集を開始

機械振興協会(会長=庄山悦彦氏)が、平成23年度第9回新機械振興賞の受賞候補者を募集する。この賞は、優秀な研究開発を行い、その成果を実用化することによって、わが国機械工業技術の進歩発展に著しく寄与した企業・大学・研究機関及び研究開発担当者を表彰するというもの。表彰対象独創性、革新性及び経済性に優れた機械工業技術に係る研究開発及びその成果の実用化により、新製品の製造、製品の品質・性能の改善または生産の合理化に顕著な業績をあげたと認められる企業等及び研究開発担当者とする。募集の方法機械工業に係る関係団体、地方公共団体、国効率試験研究機関、学会等に募集を以来し、受賞候補者の推薦を求める。受賞候補者の推薦機関は、平成23年4月1日(金)から5月16日(月)必着。「募集要項」および「推薦書の様式」は、下記からダウンロードすることができる。http://www.try.jspmi.or.jp/prize/表彰の方法(1)特に優秀と認められるものについて経済産業大臣賞及び中小企業庁長官賞の授与を申請するものとする。その他の受賞者に対し、会長名の賞状を贈呈する。(2)受賞する企業等に対し、記念品を贈呈する。(3)経済産業大臣賞、中小企業庁長官賞及び機械振興協会会長賞を受賞する研究開発担当者に対し、賞金を贈呈する。賞金の額は、経済産業大臣賞は80万円、中小企業長官賞は50万円、機械振興協会会長賞は30万円(研究開発担当者が複数である場合もこれらと同額)とする。選考機械振興協会会長が委嘱する学識経験者よりなる審査委員会により行う。受賞者発表平成23年12月に発表予定。後援(予定)経済産業省、中小企業庁、JKA、中小企業基盤整備機構、日本機械工業連合会、日本経済新聞社。問合せ先機械振興協会 技術研究所 技術協力センター 技術情報室 新機械振興賞担当〒203-0042 東京都東久留米市八幡町1-1-12TEL:042-475-1168 FAX:042-476-4870 

SolidWorks アドオン型CAM「Mastercam for SolidWorks」の新版をリリース

最適荒取りツールパス
最適荒取りツールパス
ゼネテック(本社:東京都新宿区、代表取締役:上野憲二氏)は、3 次元CAD「SolidWorks」と完全融合し、設計から製造までのシームレス化を実現するSolidWorks アドオン型CAM システム「Mastercam for SolidWorks」の最新バージョン『Mastercam X5 for SolidWorks』を4 月1 日にリリースした。

「Mastercam for SolidWorks」は、3 次元CAD「SolidWorks」上で、Mastercam のCAM機能を利用したツールパス作成が行える新コンセプトのCAM システム。設計から加工までの一連のデータをワンシステムで作成・管理することが可能なほか、モデル上のフィーチャ情報や穴属性を利用したツールパスの作成といった、SolidWorks 上で動作するCAM システムならではの特長を豊富に備えている。

このほどリリースの新版では、SolidWorks の64bit 版を完全サポートするほか、Mastercam の最新版「Mastercam X5」に搭載された高速加工機能を含む様々な機能強化が行われた。価格は2次元加工用の「Mastercam X5 for SolidWorks 2D」が100 万円(税別)~、2 次元/3 次元加工用の「同3D」が200 万円(税別)~となっている。

※いずれも「SolidWorks」を所有していない場合は、別途「SolidWorks」の購入が必要。

2次元・3 次元高速加工用ツールパスに、新たな荒取り、仕上げ機能を追加

ダイナミックキャビティ荒取りツールパス
ダイナミックキャビティ荒取りツールパス
新版では、2 次元高速加工用ツールパス(2D HST)の『ダイナミック加工』に、「キャビティ荒取り」「コア荒取り」「追い込み」「輪郭」の4つの新しい加工パターンが追加。これらの加工パターンは工具の刃長全体を使用し、1回あたりの切り込み量を増やすことで切削距離を大幅に短縮する独自のツールパスを生成する。さらに、3次元高速加工用ツールパス(HST)には、大荒加工後、Z 方向に工具が駆け上がり壁際の余肉を除去する「最適荒取り」と、スキャロップ一定加工・等高線加工をミックスし、緩斜面と急斜面を同時に加工することで加工面全体を均一ピッチで仕上げる「ハイブリッド仕上げ」の2つのツールパスが加わった。

なお、これらのツールパスはすべて全刃切削を排除し、ダウンカットを優先した加工動作となるため、高速加工による荒取り・仕上げ時の工具負荷を大きく軽減することができる。
また、今回追加されたこれらの機能は「Mastercam X5」に搭載されている機能を継承している。そのため、Mastercam 同様、GUI を多用したグラフィカルな設定画面より、加工者の意思を的確に反映したツールパスの作成がMastercam X5 forSolidWorks でも可能となっている。

業界初の低反力・耐久性に優れた形防振継ぎ手

倉敷化工が、このほど主力製品である「クラシキJシリーズ フレキシブルジョイント」の新シリーズとして、業界初とある低反力・耐久性に優れたユニオン形防振継ぎ手「クリーンフレックス ユニオンタイプ」をこのほど発売した。クリーンフレックス ユニオンタイプの特長(1)JWWA日本水道協会認証登録品(2)内面ゴムにJW01採用(黒水問題も解決。耐塩素や耐オゾンに優れたJW01)(3)フランジタイプと比較して省スペースを実現(4)継手材料にステンレスを採用(5)ソリッドリング採用により20万回の耐久性(加圧繰り返し性能実験による結果)

製造業の省エネ・設備メンテナンスに関する講演会を開催

日本能率協会は、4月25日(月)、大阪市中央区のマイドームおおさかで、製造業の省エネ・設備メンテナンス、グローバル生産に関する無料の講演会を開催する。この講演会は、製造業の設計・生産・保全の連携をテーマとした展示会『ものづくりNEXT ↑2011』と日本唯一の製造業向け環境・エネルギー対策をテーマとした展示会『第8回ECO-MAnufacture』を2011年11月16日(水)~18日(金)に東京ビッグサイトで開催するにあたり、関西の関連企業のみなさまに業界の最新動向や本展示会の特長・活用方法を紹介し、出展を検討する場として企画したもの。講演会の目玉として、日本の環境産業(グリーン産業)を新興国へ普及拡大することを目的とした「グリーン産業開発支援国際会議」の開催、および日本の製造業において重要なテーマとなる「高経年設備におけるメンテナンス」とグローバル展開が進む「アジアにおけるものづくり事業」の3つの講演を予定している。■開催概要【名  称】ものづくりNEXT↑2011×ECO-Manufacture 合同開催概要説明会【日  時】2011年4月25日(月)14:00~16:45(13:40より受付)【会  場】マイドームおおさか 8F 第一会議室(大阪市中央区本町橋2-5)【料  金】無料【参加対象】「設計」「生産」「保全」「環境」「省エネ」に関する製品・サービスを取り扱う企業の営業・販促担当者【申込方法】『ものづくりNEXT↑』ホームページ(http://www.jma.or.jp/next)より申し込み【問合せ先】日本能率協会ものづくり支援事業ユニット ものづくりNEXT↑/ ECO-Manufacture事務局(TEL:03-3434-0587)プログラム●14:00~14:05 主催団体代表挨拶●14:05~14:40 『ものづくりNEXT↑2011/ECO-Manufacture』開催概要説明と展示会の有効活用方法などについて●14:40~45:20 特別講演(1)~製造業の省エネ・環境対策~「国際連合工業開発機構(UNIDO)の活動とグリーン産業開発支援国際会議2011開催について」講師:国際連合工業開発機関 西川泰蔵氏●15:30~16:10特別講演(2)~製造業の設備メンテナンス~「プラントメンテナンスの現状と動向―実態調査速報―今求められるサービス・技術」講師:日本プラントメンテナンス協会 岩槻 茂氏●16:10~16:45特別講演(3)~グローバル生産とグローバル調達~「中国・アジアにおけるものづくり事情~今後求められるサービス・技術~」講師:日本能率協会 磯野 茂氏

パリ自動車部品・整備機器展「EQUIP AUTO 2011」自動車業界のイベントに明るい兆し

エキップ・オート(EQUIP AUTO) 2011の準備は5ヶ月前に始動し、現在、最高の兆しをみせている。2009年の前回から25%拡大した10万平方メートルの70%以上がすでに埋まっている。今回は、以下のとおり業界を代表する企業が再び出展する。車両用機器Continental Teves-VDO、ContiTech、Hella、Knorr Bremse、Mahle、Meritor、TI Automotive 工具 Facom   洗車 Washtec   車体塗装Europa、 Omia後述の2社は、フランス車体製造業連盟(FFC)後援による「車体製造・塗装ヴィレッジ-塗装・修理」に出展。これら再出展企業の中には、PSA、ルノーといった大企業も含まれ、参加を表明した。また、2年前に参加した下記の多くの自動車部品メーカー、工具メーカー、流通グループも、前回の出展を通してこの展示会への信頼を新たにしている。Autodistribution, Beru-Borgwarner, Bosch, Corteco-Freudenberg, Delphi, Hutchinson, Mann+Hummel, NTN-SNR roulements, Schaeffler, Starexcel (Autolia Group), Valeo, ZF Trading.診断分野では、Actia、Texaの両社が出展する。2009年同様、修理工場用設備ではEGI Europe、Fog、Förch、KS Tool、Provac、Ravaglioli、SNA Europeの各社が出展する。EQUIP AUTOについてあらゆる車両の自動車部品の国際見本市として、EQUIP AUTOは、新製品、新サービス、新規取引先を求めている製造業者、流通業者、修理業者間の有力な交流の場となっており、Comexposiumによって、そのパートナーであり株主でもあるフランス自動車部品工業会(FIEV)およびフランス車体製造業連盟(FFC)の後援で開催されている展示会である。2011年は、来場者96,000人(うち国外35%)、出展者は全業種合わせて1,800社(うち国外75%)が見込まれている。

「エポックSUSマルチ(EPSM)/エポックSUSウェーブ(EPSW)」新発売 日立ツール

エポックSUSシリーズ
エポックSUSシリーズ
日立ツールがこのほど部品加工をターゲットにしたステンレス加工用エンドミル「エポックSUSマルチ(EPSM)/エポックSUSウェーブ(EPSW)」を発売した。

部品加工分野では、安定加工・長寿命・低抵抗などが求められていることを受け、今回、切り屑を細かく分断でき、切削抵抗を抑制できるラフィングタイプの『エポックSUSウェーブ』と摩耗進行を抑制できる形状により、安定加工・長寿命加工が可能なスクエアタイプの『エポックSUSマルチ』の2シリーズをラインナップした。両シリーズとも傾斜切削やZ方向への加工にも対応できるため、ドリルの工程が削減でき、大幅な工程集約も可能となる。


【特 長】
『エポックSUSマルチ』&『エポックSUSウェーブ』
・ステンレス材の加工に最適な刃先形状のため、安定した加工が可能。
・不等分割刃型を採用しており、高切り込みにおいてもビビリ振動が抑制できる。
・高密着性と耐摩耗性を両立したパナシアコートを採用しており、長寿命な加工が可能。
・2段ギャッシュ形状を採用しているため、傾斜切削などのZ方向への加工に対応する。

『エポックSUSマルチ』
・ダブルエキセンの採用で、摩耗進行を抑制し、長寿命な安定加工が可能。

『エポックSUSウェーブ』
・最適な溝形状により、高切り込みにおいても切り屑排出性が良好で高能率な加工が可能です。

【用 途】
部品加工をメインとしたステンレス材の加工・超耐熱鋼などの難削材加工 。

【基本仕様】
・エポックSUSマルチ(EPSM)(φ1~φ20:スクエアタイプ レギュラー・3D・5D)
・エポックSUSウェーブ(EPSW)(φ4~φ20:ラフィングタイプ、レギュラー・3D・5D)

「高送りダイマスター・ヘプタミル シム付き」発売開始 ダイジェット工業

ダイジェット工業が4月1日より、1刃あたりの送り4㎜の超高速送りを実現した高能率加工用工具「高送りダイマスター SKS-RS形」と7角形チップの採用で高切込み高送り加工が可能な「ヘプタミル HEP-RS形」に、本来の損傷を防止するシムを採用した『シム付き』タイプを追加し発売を開始する。






                 
●特長(共通)   
(1)高精度超硬シム採用により、チップ損傷時の本体損傷を防止。
(2)従来品と同じく、本体剛性は高剛性かつ耐久性に優れた強靭性G-Body。
(3)従来品の性能はそのままに、シム付きによる、より安定した工具寿命を実現。

●サイズ・標準価格
・高送りダイマスターシム付き Φ63(58,200円)~Φ160(156,200円)
・ヘプタミルシム付き     Φ63(58,200円)~Φ200(217,700円)

初年度販売金は5,000万円を見込んでいる。

SKS-RSチップ取付
SKS-RSチップ取付