日進工具 「あたり前のことをバカにしないでちゃんとやる」 精密微細5軸セミナーを開催

 

自社製の生産設備技術に注目!

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自社開発した工具製造の主力マシン「TGM」

 

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12年前から製品毎に電子棚札を取付け、完成本数、工程納期などの情報をリアルタイムに表示。見える化したことにより、作業者の意識が変わった。この製品ボックスにも滑り止めシートを設置し、地震対策も万全!

 ほかにも、日進工具セミナーとして、「小径エンドミルを活用した実践的な精密微細加工の提案」や「精密微細加工を行う手段として5軸MC活用方法」など、いずれも精密微細加工を行うための有効な手段を説明した。

 工場見学では、生産設備の説明や、メインの6ミリ以下の小径エンドミルを生産している現場を来場者に案内し、品質管理についても紹介した。

 現在、ほとんどの工程が自動化されている同社が工場内で取り入れている〝電子棚札〟ではデジタル化を促進させ、納期などの見える化を実行している様子に参加者は興味津々。

 同社が自社開発した工具製造の主力マシンとして稼働している「TGM」についての説明もあった。

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大きな地震がきてもレベリングブロックから機械が落ちないよう工夫をしており、機械には自社開発した地震感知装置が取り付けられているため地震が発生していると稼働している機械や装置の緊急停止や電源遮断ができる。工場内にある顕微鏡などの精密機器も落下防止の免震装置が取り付けられていた。

 同社の岡田浩一仙台工場長は、「工場の機械は震度5の揺れを感知すると、信号を出して機械が安全な位置で止まるようプログラムされている。」と話し、地震感知器も自社開発品だと述べた。

 

 他にも自社製の工具ケース生産現場も見学し、金型技術と成型技術の知見を取り溜め、お客様が求めているものへの理解を得られる環境を有していると披露した。

 

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お礼のあいさつをする後藤営業部長

 

 最後に後藤勇二営業部長が「日本全国から皆様をお迎えし、技術セミナーおよび工場見学会ができたことを従業員一同、大変嬉しく思っている。弊社は切削工具のみならず、加工技術の提供を行っている。今後も新しい新製品や加工技術の提供を行い、皆様のお役に立ちたいと願っている。」とあいさつした。

 

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