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産業用ロボット・自動化システムの専門展「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN」出展募集を開始

 ニュースダイジェスト社(社長=樋口八郎氏)と愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏)は、2020年7月に初開催するFA(ファクトリーオートメーション)ロボットと自動化システムの専門展「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN(ロボットテクノロジージャパン)2020」の出展募集を開始した。 この展示会は、金属部品加工や食品などの生産現場や物流拠点を対象とした、産業用ロボットと自動化システムの専門展。生産現場で自動化や省人化を推進するための産業用ロボットやその構成機器、ロボットハンド、各種センサー、物流拠点などで利用される自動倉庫や無人搬送車(AGV)、また、工作機械・食品機械・包装機械・物流機械などにセットアップした各種システムや自動化に関するAI・IoT関連ソフト、装置などが主な出展対象製品となる。なお、受付や介護などに使われるサービスロボットは対象外。また、本展ではロボットの設置やシステムの構築を担当する「ロボットシステムインテグレーター」(SIer)専用の展示ゾーンを設ける。一般の展示ゾーンよりも25%ほど出展料を安価に設定し、具体的な自動化システムの展示の増加につなげ、SIerの商機拡大に貢献するとしている。 ニュースダイジェスト社の樋口社長は、「ものづくり中部のさらなる発展には、産業用ロボットを活用した省人化、自動化が必須だが、現状では、産業用ロボットや自動化システムの本格的な専門展がなく、メーカーや商社にとっては高まるニーズに反し、提案場所がないという状態だった。本展をきっかけにロボットの活用が進むことを期待する。」とコメントしている。

ROBOT TECHNOLOGY JAPAN2020開催概要

 ●会場:愛知県国際展示場(AichiSky Expo) ●開催期間:2020年7月2日(木)~7月4日(土)の3日間 ●開場時間:10:00~17:00 ●主催:株式会社ニュースダイジェスト社 ●共催:愛知県機械工具商業協同組合 ●目標開催規模:200社・800小間 ●目標来場者数:30,000人 ●対象来場者:生産現場、物流拠点でロボット導入を考えるユーザー(自動車などの製造業、物流、食品・医療品・化粧品産業など)、システムインテグレーター、商社など ●対象用途:溶接、研磨、ハンドリング、検査、塗装、バリ取り、搬送、特殊作業、成形品取り出し、組み立て、はんだ付け、パワーアシスト、包装、洗浄、ピッキング、生産効率向上、省人化関連システムなど ●対象出展者:ロボットメーカー、周辺機器メーカー、システムインテグレーター、商社など ●対象出展製品:垂直多関節・水平多関節・パラレルリンク・直交・協働など各種産業用ロボット、ガントリーローダー、AGV、自動倉庫、ソーター、マテハン装置・機器、ピッキングシステム、その他物流機器、各種ハンド、ロボット構成部品、周辺機器、各種センサー・制御機器、ソフトウエア、AI・IoT関連装置およびシステム、ロボット搭載機械・装置、自動化技術提案など ※サービスロボットは対象外です ●出展料金:一般ゾーン34万円+税(1小間=2,970×2,970mm) ・SIerゾーンA25万円+税(1小間=2,970×2,970mm) ・SIerゾーンB15万円+税(1小間=1,980×1,980mm) ●出展募集期間:2019年9月2日(月)~2020年1月31日(金) ※出展申し込み締め切り日前であっても、満小間の場合は出展受け付けを終了

日立建機が東南アジア市場に「 ConSite ® OIL 」の提供を開始

「ConSite® OIL(コンサイト オイル)」機能を搭載予定の大型油圧ショベル
「ConSite® OIL(コンサイト オイル)」機能を搭載予定の大型油圧ショベル
 日立建機は、従来、ヨーロッパや日本市場などで幅広く好評を博してきたサービスソリューション、「ConSite® OIL(コンサイト オイル)」を、東南アジア各国市場で順次提供を開始する。

 ConSite®は、顧客のデータから価値を創出し、デジタルイノベーションを加速する日立グループの先進的なデジタル技術を活用したソリューション/サービス/テクノロジーの総称「Lumada®」のソリューションの一つ。「ConSite® OIL」は、稼働する建設機械に搭載した「オイル監視センサ」からエンジンオイルや作動油の情報を24時間モニタリングするとともに、建設機械の稼働・位置情報などのビッグデータを蓄積するGlobal e-Service®
(グローバル イー サービス)によってオイルの状態を自動で診断し、顧客と代理店のサービススタッフなどにレポートを自動で配信するサービスソリューションである。

 「ConSite® OIL」は、全世界に先立って2017年10月1日より、ヨーロッパ、日本、オーストラリアで順次提供を始め、顧客の建設機械を常に見守ることで、センシングによる遠隔での故障予兆検知率を58%(2019年3月末時点)に高めてきた。今後、2020年度以降の目標として、AIや分析・解析技術を積極的に取り入れることにより、故障予兆検知率を約90%に高めることを目指すとしている。

コマツがBHP社サウス・フランク鉄鉱山(西オーストラリアピルバラ地区)へ41台の超大型ダンプトラック930E-5を導入

BHP 社サウス・フランク鉄鉱山に導入された超大型ダンプトラック930E-5
BHP 社サウス・フランク鉄鉱山に導入された超大型ダンプトラック930E-5
 コマツが、豪英資源大手BHP社のサウス・フランク鉄鉱山(西オーストラリアピルバラ地区)向けに、超大型ダンプトラックの最新モデルである無人ダンプトラック運航システム(Autonomous Haulage System以下AHS)を後付け可能な930E-5を計41台導入し、2019年10月より順次稼働を開始する。

 コマツのAHSダンプトラックは、現在世界3カ国9鉱山で稼働しており、累計稼働台数は180台、総運搬量は20億トンを達成した。最近ではLTE (Long-Term Evolution) モバイルブロードバンド技術によるオペレーションも一部鉱山で開始している。また本年4月に米国アリゾナ州に新設したAHSを専門に取り扱う組織「AHS Center of Excellence」より、顧客へのイノベーション、トレーニングやサポートを提供していく。またサウス・フランク鉄鉱山で稼働するダンプトラックやAHSを現地にてサポートするため、コマツオーストラリア(株)を通じて西豪州でサポート人員の雇用を創出する。

ゼネテックが3Dシミュレーションソフトウェアの最新版FlexSim 2019日本語版をリリース

 ゼネテックが米国ユタ州に本社を置くFlexSim Software Products, Inc.(フレックスシム ソフトウェア プロダクツ社)の離散事象シミュレーションソフトウェアのスタンダードFlexSim 日本語版の最新版をこのほどリリースした。ユーザーインターフェースに加え、ヘルプファイル、チュートリアル等の各種ドキュメントも日本語化。トレーニング教材も日本語で提供している。

 最新版の主要な機能強化は以下の通り。

① PLM系システム(ERP)とのダイレクト インポート/エクスポート
 事前の構内物流/工程在庫/人員配置/入出庫の各予測&事前再現の検討が可能になる。

② 製造業向けの高性能で軽量な3Dデータを読み込み
 設備/機材/金型/ラインの事前見える化で検証やデータに訴求力UP。

③ エミュレーションツール(デジタルツインに対応)
 各機器の状態をリアルタイムで確認して適切な状態に保つことができる。

④ A*モジュールの機能強化(動線検証機能)
 人個々の動き分析(直行交差/回転数&時間/待機時間/経路分析)と障壁タイプの追加により、より現実に近づいた動線時間と人員数の検討が可能。

⑤ コンベアモジュールの機能強化
 このバージョンからリバーシブルコンベアにも対応。メインコンベアの滞留バッファをシミュレートすることができる。工程在庫/待機数の具体表示により、検査待ち数(作業バランス)、タクト/人員配置、ライン長の増減検討が容易になる。

ヴェロソフトウェアが「WORKNC」、「VISI」、「EDGECAM」の最新バージョン2020.0をリリース

WORKNC 2020.0では同時5軸加工における異形工具への対応が強化されている
WORKNC 2020.0では同時5軸加工における異形工具への対応が強化されている
 測定と製造ソリューションのスペシャリストとして世界に展開するヘキサゴングループ(Hexagon AB)のHexagon MI Production Software事業部(製造業分野向けCAD / CAMソリューション開発販売部門)日本法人 ヴェロソフトウェアは、このほど、2-5軸加工対応のオートマチックソリューション「WORKNC」、モールド・順送プレス金型用CAD/CAMソリューション「VISI」、旋盤・ミリング・複合加工用CAMソリューション「EDGECAM」の最新バージョン2020.0をリリースした。

 「WORKNC」は、操作性が良く、高性能な複雑形状の加工を得意とするCAD/CAMソリューションとして、信頼性のあるツールパスと計算の速さをあわせ持ったシステム。新機能が追加されパフォーマンスが大幅にアップした本バージョンは、2つのワークゾーンの同時計算や異形工具への対応、様々な計算時間の短縮が大きな特長となる。さらにシンプルなインターフェイスで作業効率の向上を実現する。

 「VISI」は、サーフェス、ソリッドモデリング機能と高速切削対応2軸、3軸および5軸加工機能が完全に統合された他に類を見ない高機能CAD/CAMソフトウェア。VISI 2020.0では、金型設計を効率化するための各種モデリング機能を拡張し、CAMでは2軸から同時5軸・Wireまで、大幅なパフォーマンスアップを実現した。

 「EDGECAM」は市場をリードする部品加工向けCAMソリューションとして、世界中の多くの工業分野で使用されている。新バージョン2020.0では、「バレル工具」 と組み合わせた特定の5軸の 「傾斜」 オプションが最も重要な機能強化である。さらに本年4月にリリースされたダイレクトモデリングが特長の「Designer」と一緒に使用することでCADの作業効率がさらにアップする。

OKKがプライベートショーを開催 ~技術を集結したマシンを実演・展示~

 去る7月25日から26日までの2日間、OKK(社長=宮島義嗣氏)が、同社猪名川製造所でプライベートショーを開いた。

 今回は、働き方改革や人手不足といった時流を背景に“省力化提案”を全面に押し出し、同社の技術を集結したマシンを実演・展示していた。

 「VC-X500」+協働ロボットでは、手動搬送台車に設置されたロボットを必要時に機会前に移動して簡単に取り組める自動化・無人化のデモを行った。ここでは、ドア開閉、プログラムサーチと、機動を含む機械操作をロボットアームで行い、既存マシンの大幅な機械改造が不要という点を来場者にアピールしていた。

時流に乗った省力化提案に来場者も興味津々だった。
時流に乗った省力化提案に来場者も興味津々だった。
 また、手動治具交換装置による省力化提案では、従来、マシニングセンタで治具交換などの段取り替え時に、作業の安全性、生産品質の確認や検証、作業時間の短縮が負担であり、大きな課題だったが、今回、手動治具交換装置(ベビーカンガルーシステム)で、これらの問題を解決している。ベビーカンガルーシステムとは、必要なものを必要な時だけ生産するという解決法を治具からアプローチするという考え方だ。簡単・確実・安全に多品種生産を実現している。無駄のない多品種少量生産を実現し、交換時間を大幅に短縮することで機械の実稼働時間を大幅に向上するとして来場者を魅了した。

 他にも新製品として、金型、精密部品向けに高品位な加工を実現する立形マシニングセンタ「VB53α」や、参考出品のIoTを視野に入れた「Net Monitor4.0」で見える化を展示。同社ではIoTを手軽に導入できることにスポットを当て、現在構築を進めている。

 さらに、注目したいのは、同社が新しく“非切削材別補正機能”を提案していたこと。これは、被削材とマシンの線膨張係数の違いを補正するというもので、加工精度を向上させるための機能だ。

 今回のプライベートショーも生産効率向上につながる重切削加工をおしげもなく見せつけてくれたOKKのマシンは、さらに進化を遂げていた。

不二越が「アクアREVOドリル オイルホール」を新発売

 不二越(社長=坂本 淳氏)が、このほど「アクアREVOドリル オイルホール」を発売した。同社は、2018年に材料・形状・コーティングの全てを一新した超硬ドリル「アクアREVOドリル」を市場投入し、注目を集めたが、長寿命・高能率・多用途の優位性が幅広いユーザーから評価されたことを受け、今回、新発想のオイルホール形状を採用した「アクアREVOドリル オイルホール」を新たにラインナップした。

 自動車部品や機械部品などの加工現場では、生産性の向上に向けて、加工効率の改善や工具の長寿命化の要求が高まりに加え、加工硬化しやすいステンレスなどの難削材への加工需要が増えるなか、内部給油型のオイルホールドリルのニーズが拡大している。今回の新製品は、材料部門を有する同社独自の技術を結集し、硬さと靭性、そして耐摩耗性に優れた新超硬材に、新発想のオイルホール「REVO Power Cooler」を採用し、流体解析と剛性解析により、最適なオイルホール形状を開発、冷却性・潤滑性・切りくず排出性を飛躍的に向上させた。

特長

(1)圧倒的な長寿命
 REVO Power Coolerにより、内部給油の吐出量は同社従来品比で2倍。切削油の流量・流速を増加させ、加工点での高い冷却性を実現するとともに、潤滑性、切りくず排出性を向上させることで、他社汎用オイルホールドリルと比べ、約2倍の長寿命化を実現。

(2)高能率加工
 REVO Power Coolerの高い冷却性、潤滑性、切りくず排出性に加え、耐摩耗性と耐酸化性に優れたREVO-Dコートにより、高速切削や高送り加工における加工性能が向上。

(3)幅広い被削材に対応
 汎用オイルホールドリルでありながら、ステンレスの穴あけ加工において、他社ステンレス専用オイルホールドリルに比べて、2倍以上の長寿命を実現。一般鋼から高硬度鋼、ステンレス、チタン合金、耐熱合金まで、あらゆる材質に対して、アクアREVOドリル オイルホールは一本で対応可能。

■寸法範囲・価格
 ・3D 寸法範囲:φ3.0~φ16.0 全131 寸法
 参考寸法:代表寸法 φ6.0 全長 82mm 14,200 円/本(税抜)
 ・5D 寸法範囲:φ3.0~φ16.0 全131 寸法
 参考寸法:代表寸法 φ6.0 全長 100mm 16,400 円/本(税抜)
 ・8D 寸法範囲:φ3.0~φ16.0 全131 寸法
 参考寸法:代表寸法 φ6.0 全長 118mm 18,400 円/本(税抜)

DMG森精機がAIを活用して過去の受注・復旧事例を素早く検索する新システムを開発

 DMG森精機(社長=森 雅彦氏)は、このほど全世界の顧客から過去に受注した工作機械の特別仕様事例や、過去の機械修理復旧事例の検索を容易にする新システムを社内向けに開発したと発表した。AIの活用で検索の手順を簡略化し、過去の事例を素早く参照することで、見積りや機械設計、修理復旧にかかる時間を短縮する。 同社によると、従来のシステムにも検索機能はあったものの検索できる範囲が狭くすぐに必要な情報を導き出すことが出来ないという課題があった。欲しい情報が見つかるまでキーワードを少しずつ変えて検索する必要があり、検索の際にノウハウが必要で手間がかかり、その結果過去事例が検索できず一から機械設計図面を描くケースや、機械の故障原因の究明に時間を費やすこともあったとのことだが、今回新たに開発した新システムでは、AIを使って各キーワードに類似する単語も関連付けるように学習させたことにより、システムに受注設計仕様書や故障時の報告書を入力すると、過去約 10 年間、全世界の顧客と取引する中て蓄積したデータから、最短1分以内で類似事例まで導き出せるようになった。また、類似事例を10件参照したい場合、複数回検索する必要はなく1回の検索で済ませることも可能となり、社員のスキルによって顧客対応に差が出ることがなく、見積りの提案や機械故障の原因究明を迅速に行うことができるようになる。 新システムは、2017年1月に設置したDMG森精機の先端技術研究開発部門「先端技術研究センター」(センター長=松島克守 東京大学名誉教授)が開発を手がけた。同センターではIoTを含めたデジタル革命に対応する研究を推進しており、今後ともDMG森精機の競争力の源泉となる。

「メカトロテックジャパン(MECT)2019セミナー」 ~トヨタ、日産、ボーイングらが講演 、予約受け付け開始!~

 ニュースダイジェスト社(社長=樋口八郎氏)は、主催する国内最大級の工作機械見本市メカトロテックジャパン 2019 (通称:MECT2019)で、実施するセミナーの聴講予約 受け付けをこのほど開始した。 トヨタ自動車 三好・明知工場長の岡田政道氏や日産自動車常務執行役員の村田和彦氏 、ボーイングリサーチ&テクノロジージャパンディレクターの根岸英一氏など各分野に精通した6人の講師が「自動車」「航空機」「ロボット」をテーマに、ものづくりの現状とこれからについて講演する。 今年10 月に名古屋市で開催される MECT2019は 2年に一度東京で開催される日本国際工作機械見本市(JIMTOF )に次ぐ国内で2番目の規模の工作機械・技術 の専門見本市。今回は過去最多 となる 478 社・団体が出展する予定。 各セミナーとも定員は400 人。申し込みは公式 ウェブ サイトから。事前登録制で申し込みは先着順となる。

セミナー概要

■10月 23 日(水) テーマ「自動車」 新時代のクルマづくり ・講演①: 13:00 14:00 「変革期を乗り切る取り組み」 トヨタ自動車 パワートレーンカンパニー ユニット系工場担当 三好・明知工場長 岡田政道氏 ・講演②: 14:20 15:20 「日産自動車パワートレイン生産技術開発の取り組み 」 日産自動車 アライアンス グローバル VP 常務執行役員 パワートレイン生産技術開発本部 本部長 村田和彦氏■10月 24 日(木) テーマ「航空機」 航空 機製造の最新トレンド ・講演①: 13:00 14:00 「ボーイングと日本のパートナーシップ、航空機産業を取り巻くビジネス環境と最新動向」 ボーイング リサーチ&テクノロジー ジャパン ディレクター 根岸英一氏 ・講演②: 14:20 15:20 「先進ものづくりシステム連携研究センター最新の取り組みと航空機用材料の加工における一工夫」 東京大学 生産技術研究所 教授 先進ものづくりシステム連携研究センター センター長 臼杵年氏■10 月 25 日(金) テーマ「ロボット」 広がるロボットの 可能性 ・講演①: 13:00 14:00 「Our Mission in Japan :ロボットの可能性を広げるユニークな活動および導入事例 」 ABB ロボティクス&ディスクリート・オートメーション 事業本部 事業本部長 中島秀一郎氏  ・講演②:14:20~15:20 「2019 年のFA・ロボットシステムインテグレータ協会の取り組みとロボット社会実装」 FA・ロボットシステムインテグレータ協会 会長 久保田和雄 氏 ◇開催場所:交流センター3階会議ホール ◇開催時間:10月23日(水)~25日(金)①13:00~14:00 ②14:20~15:20 ◇聴講料金:無料 ※MECT 会場への入場料1,000 円は別途必要です ◇申し込み方法:公式ウェブサイト(mect-japan.com)セミナーページから受け付け ◇定員:各セミナーとも400 人(先着順)

タンガロイが倣い加工用カッタ「DoTwistBall」(ドゥー・ツイスト・ボール)ボディ拡充

 タンガロイ(社長=木下 聡氏)が、倣い加工用カッタ「DoTwistBall」(ドゥー・ツイスト・ボール)を拡充し、このほど販売を開始した。

 同製品は信頼性を大幅に向上した倣い加工用カッタ。インサートをねじれ形状とすることで、インサートとボディとの接触面を広く確保して、高負荷の加工に対応できる(ツイストクランプシステム)が特長だ。また、インサートの断面積が大きいため、亀裂によるインサートの破断を抑制する。インサートはラジアスタイプ(R4、R5、R6)、および高送りタイプの2種類をボディに取り付けることが可能で、金型のような形状加工に効果を発揮する。

 今回、好評の04サイズに関し、要望が多いボアタイプ3種類(工具径φ42、φ52、φ63)を拡充。ラインナップを拡張した「DoTwistBall」は、倣い加工における生産性向上に貢献する。
主な特長は以下の通り。

 (1)ツイストクランプシステムでクランプ剛性を大幅に向上し、優れた安定性。
 (2)ラジアスタイプ、高送りタイプの2種類のインサートをボディに取り付けることが可能。

主な型番・標準価格
*カッタボディ(税抜価格)
・TXLN04M042B16.0R06:85,200円
・TXLN04M063B22.0R07:98,800円