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「TECHNO-FRONTIER」 出展社募集のための1月17日に概要説明会を開催
日本能率協会(会長=山口範雄氏)は、2012年7月に開催する電子・機構部品の展示会「TECHNO-FRONTIER 2012(テクノフロンティア2012)」の出展企業の募集に伴い、2012年1月17日(水)、経団連会館にて出展対象となるエレクトロニクス・メカトロニクス領域の企業・団体等に向けて「開催概要説明会」を開催する。説明会では全体開催概要および、分散型エネルギー・センシング技術・ワイヤレス給電技術などの2012年の新企画を紹介する。さらに、売上に繋げる展示会の活用方法について、シンフォニーマーケティングの代表取締役 庭山一郎氏が講演を行う。説明会の参加にはホームページ(http://www.jma.or.jp/tf)から事前申込みが必要(無料)、1月12日(木)まで申込みを受け付ける。【名 称】TECHNO-FRONTIER 2012 開催概要説明会【日 時】2012年1月17日(火) 15:00~16:30【会 場】経団連会館 国際会議場(東京都千代田区大手町1-3-2)【料 金】無料(先着250 名)【参加対象】 メカトロニクス・エレクトロニクス領域の企業・団体・学術機関・その他【申込方法】 『TECHNO-FRONTIER』ホームページ(http://www.jma.or.jp/tf)より申込み【申込締切】 2012年1月12日(木) (ただし定員250 名に達し次第締め切り)【問合せ先】 日本能率協会テクノフロンティア事務局 (TEL.03-3434-0587)
11月分工作機械受注総額は1120.0億円 日工会
日本工作機械工業会がまとめた11月分の受注実績は以下の通り。2011年11月分工作機械受注総額は1120.0億円(前月比+10.8%・前年同月比+15.8%)となった。【11月分内需】377.3億円(前月比+19.0% 前年同月比+22.0%)。■内需総額・前月比3カ月ぶり増加。前年同月比24ヶ月連続増加。・受注額は2カ月ぶりの350億円割れ。・足踏み状況に変化は見られないものの、タイ洪水関連需要もあり増加。① 一般機械 155.1億円(前月比+6.7% 前年同月比+12.7%)。 うち金型 21.3億円(前月比+39.5% 前年同月比+52.2%)。② 自動車 121.4億円(前月比+27.0% 前年同月比+34.2%)。 うち部品 79.4億円(前月比+7.6% 前年同月比+20.4%)。③ 電気・精密 49.1億円(前月比+95.8% 前年同月比+39.9%)。④ 航空機・造船・搬送用機械 11.3億円(前月比+65.7% 前年同月比△23.6%)。 【11月分外需】742.7億円(前月比△7.0% 前年同月比+12.9%)。■外需総額・前月比2カ月ぶり増加。前年同月比25ヵ月連続増加。・2カ月ぶりの700億円台。・タイ洪水の復興関連需要によってアジアが増加。①アジア:428.2億円(前月比+13.9% 前年同月比+9.9%)。・東アジア:261.6億円(前月比+8.9% 前年同月比△20.0%)。〈中国〉:230.7億円(前月比+9.5% 前年同月比△16.8%)。・その他アジア:166.6億円(前月比+22.9% 前年同月比+165.6%)。〈タ イ〉:108.1億円(前月比+79.4% 前年同月比+468.3%)。〈インド〉:17.7億円(前月比△60.8% 前年同月比+26.9%)。②欧州:161.9億円(前月比△7.3% 前年同月比+31.9%)。〈ドイツ〉:41.8億円(前月比△6.4% 前年同月比△10.0%)。③北米:161.9億円(前月比△7.3% 前年同月比+31.9%)。〈アメリカ〉:137.7億円(前月比△12.3% 前年同月比+18.6%)。
10月分超硬工具主要統計
超硬工具協会がまとめた10月分超硬工具主要統計は以下の通り。【超硬合金重量】518トン(前年比107.0)。【超硬工具生産額】切削工具185億6600万円(前年比98.9)、耐摩工具33億3800万円(同104.9)、鉱山土木工具5億8700万円(同88.1)、その他工具億200万円(同94.2)、焼結体・工具15億400万円(同85.9)、合計244億9700万円(同98.3)。【輸出入】輸出70億9200万円(前年比99.4)、輸入35億7900万円(同99.8)。【超硬工具出荷額】切削工具187億3100万円(前年比103.5)、耐摩工具32億300万円(同105.5)、鉱山土木工具6億1100万円(同87.2)、その他工具3億4900万円(同89.3)、焼結体・工具18億3500万円(同108.0)、合計247億2900万円(同103.4)。【刃先交換チップ】生産2756万2000個(前年比106.7)、出荷2737万3000個(同108.7)。
10月分産業機械受注状況および輸出契約状況
産業機械工業会がこのほどまとめた平成23年10月分の産業機械受注状況および輸出契約状況は以下のとおり。10月の受注高は2901億2800万円、前年同月比104.0%となった。・内需内需は2149億9900万円、前年同月比1113.8%となった。内需のうち、製造業向けは前年同月比99.5%、非製造業向けは同131.8%、官公需向けは同117.6%、代理店向けは同107.5%であった。増加した機種は、ボイラ・原動機(111.2%)、化学機械(112.8%)、タンク(607.3%)、ポンプ(103.1%)、運搬機械(109.8%)、変速機(108.6%)、金属加工機械(128.1%)、その他機械(142.5%)の8機種であり、減少した機種は、鉱山機械(63.1%)、プラスチック加工機械(66.6%)、圧縮機(98.5%)、送風機(19.9%)、の4機種であった(括弧の数字は前年同月比)。・外需外需は、751億2900万円、前年同月比83.4%となった。同月プラント案件はなかった。増加した機種は、ポンプ(204.1%)、送風機(106.6%)の2機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(82.7%)、鉱山機械(62.6%)、化学機械(89.8%)、タンク(16.9%)、プラスチック加工機械(99.6%)、圧縮機(89.4%)、運搬機械(45.6%)、変速機(97.6%)、金属加工機械(90.2%)、その他機械(61.8%)の10機種であった(括弧の数字は前年同月比)。●10月分産業機械輸出契約状況。10月の主要約70社の輸出契約高は、669億4200万円、前年同月比82.4%となった。同月、プラント案件はなかった。単体は669億4200万円、前年同月比82.4%となった。地域別構成比は、アジア67.5%、ヨーロッパ12.0%、北アメリカ9.2%、中東5.2%、オセアニア2.8%、アフリカ1.8%となっている。
日工会が創立60周年を迎え記念式典を開催
日本工作機械工業会(会長=横山元彦氏、ジェイテクト会長)が、都内のホテルニューオータニで創立60周年記念式典ならびに祝賀会を開催した。
冒頭に中村健一副会長(中村留精密工業社長)が開会の辞を述べ、次いで横山会長が挨拶をした。挨拶の概要は次のとおり。
臥薪嘗胆を重ねつつ世界最高水準の工作機械で世界に貢献
業界は中国・インド・ASEAN 巨大市場が横たわっている環境下にある
開会の辞を稲葉善治副会長(ファナック社長)が述べた。この中で稲葉副会長は、「こうしたたくさんの方々と60周年、還暦を迎える祝賀会を迎えることができて大変嬉しく思います。10年前の50周年からを振り返ってみますと、まさに試練の連続というような10年間でした。50周年を迎えたときにITバブルの崩壊、それから3年前のリーマンショック、今年に入ってからは東日本大震災、そして現在も続いておりますタイの洪水では多くの日経企業が被災されております。これに追い打ちをかけるように超円高という、私どもの業界をこのような試練が降りかかっております。このような中で27年間守り通してきた世界一の工作機械の生産高も中国に首位の座を明け渡しておりますが、こういったネガティブな面だけではありません。業界が一致団結して乗り越えております。日本がこれまで培ってきた技術力、勤勉な国民性、また、極端な個人主義に走ることのない協調性をともなった国民的な性格、こういった強い見方がある限り、品質・性能に関して世界のトップを走っていけると思っております。そして隣にアメリカ、ヨーロッパを凌ぐマーケットができたと考えれば今後中国、インドとASEANという巨大な市場が横たわっています。日本の工作機械業界は大変明るいと感じています」と述べた。
横山会長があいさつを述べたあと、黒田審議官が来賓の祝辞を述べた。鏡開きが行われ、宴たけなわのころ散会した。

■経済産業大臣表彰(役員歴順)
・松浦正則 松浦機械製作所会長
・鴫谷 定昌 シギヤ精機製作所相談役
・牧野二郎 牧野フライス製作所社長
・中村健一 中村留精密工業社長
・野田謙一 碌々産業会長
・北村耕一郎 キタムラ機械会長
■製造産業局長表彰
・山口元造 新日本工機副会長
■会長表彰■
学識経験者(五十音順)
・青山藤詞郎 慶應義塾大学理工学部長・教授
・上野 滋 機械振興協会元理事・技術研究所次長
・齋藤義夫 東京工業大学教授
・清水伸二 上智大学教授
・新野秀憲 東京工業大学教授
・竹内芳美 中部大学教授
・堤 正臣 東京農工大学教授
・光石 衛 東京大学教授
・諸貫信行 首都大学東京教授
役員 会長歴任者
・大西 匡 ジェイテクト顧問
役員 副会長歴任者
・山田隆哉 ジェイテクト相談役
役員 永年役員(役員歴順)
・柏 淳郎 オークマ前会長
・樫藤達郎 カシフジ社長
・森 昌彦 森精機製作所社長
・山岡靖幸 神崎高級工機製作所社長
・高松喜与志 高松機械工業社長
永年会員(アルファベット順)
創立以来の会員(20社)
・大日金属工業
・浜井産業
・ジェイテクト
・唐津鐵工所
・カシフジ
・牧野フライス製作所
・三菱重工業
・三井精機工業
・新潟マシンテクノ
・野村製作所
・岡本工作機械製作所
・オークマ
・オーエム製作所
・大阪機工
・碌々産業
・新日本工機
・滝澤鉄工所
・トーヨーエイテック
・ツガミ
・和井田製作所
在籍50年以上の会員(12社)
・シチズンマシナリーミヤノ
・エンシュウ
・不二越
・富士機械製造
・キタムラ機械
・コマツNTC
・村田機械
・日進機械製作所
・大垣鐵工所
・西部電機
・ヤマザキマザック
・安田工業
在籍40年以上の会員(16社)
・エグロ
・ホーコス
・豊和工業
・市川製作所
・神崎高級工機製作所
・コンドウ
・光洋機械工業
・倉敷機械
・松浦機械製作所
・中村留精密工業
・シギヤ精機製作所
・静岡鐵工所
・スター精密
・東洋精機工業
・山崎技研
在籍30年以上の会員(10社)
・ファナック
・ホンマ・マシナリー
・キリウテクノ
・紀和マシナリー
・三菱電機
・森精機製作所
・小川鉄工
・桜井製作所
・ソディック
・津根精機
在籍20年以上の会員(6社)
・アマダマシンツール
・ブラザー工業
・黒田精工
・共和産業
・大鳥機工
・高松機械工業
事務局永年職員
・山本元芳
・大槻文芳
・本多啓子
・佐藤節子
・峰 葉子
・田中一彦
・市村 修
日本金型工業会が「第38回金型の日」記念式典を開催
日本金型工業会(会長=上田勝弘氏・大垣精工社長)が11月25日、名古屋・ANAクラウンプラザホテル・グランコート名古屋で第38回「金型の日」記念式典を開催した。
開催にあたり上田会長が日頃の感謝の意を述べたあと、「今年は予期せぬ大震災の発生から、台風15号、タイの大洪水、トルコ大地震と地球の大変動の年に直面した。災害は忘れたころにやって来るということわざは通用しない。基幹産業である金型産業を衰退していく産業にしてはならない。われわれは海外の競争に負けない企業に成長してく術もある。われわれは人間の叡智絞って切磋琢磨していきたい」と挨拶した。
続いて永年勤続優良従業員表彰が行われた。次いで叙勲受章者(瑞宝単光賞)として小豆畑 征勝氏(大西ライト工業所・技術顧問)、卓越した技能者表彰受賞者の脇坂文男氏(三井ハイテック)のそれぞれに記念品が贈呈された。
場所を移して懇親パーティが開催され、宴たけなわのころ散会した。
第38回金型の日永年勤続優良従業員表彰者(支部別 社名50音順、敬称略)

【東部支部関係】
●秋田扶桑精工 ・工藤 修 ・川田和彦
●アジアエンジニアリング ・信末一夫 ・染谷幸男 ・赤荻由一 ・植木悦子 ・上野 修 ・冨田浩一 ・山﨑友和 ・大武昭好
●石川製作所 ・大田 裕
●オギハラ ・稲垣秀美 ・美斉津 守 ・西村一志 ・山崎博基
●キヤノンモールド ・鈴木好男 ・山中 悟 ・隈 武章 ・木名瀬理臣 ・木村 守 ・奥 裕次
●小林工業 ・斎藤 晃 ・小松賢悦
●精技金型 ・小林幸二 ・大橋和則
●早川ダット工場 ・村上安雄
●扶桑精工 ・松橋亮浩 ・杉田 茂
●マルスン ・阿部 隆治 ・若森隆治 ・秋山宏樹 ・小川 穣 ・中村英俊 ・小川淳樹 ・篁 章司 ・森田晃史 ・深澤剛寿 ・井上友樹 ・大橋竜也 ・伊藤大介 ・北川靖弘 ・傍島隆之
●三井ハイテック ・有田和廣 ・眞有賢二 ・坂本信明 ・高野浩司 ・梶原義節 ・柴田昌彦 ・堀 千城
●明輝 ・小林慎太郎 ・中村茂雄 ・佐々木健一
中部支部関係
●魚岸精機工業 ・船木悦子
●大垣精工 安達政人 ・市村寿英 ・大井公法 ・大角啓介 ・近藤美佐 ・高橋秀幸 ・谷 清和 ・寺町裕司 ・中川伸和 ・仲本豊子 ・林 誠司 ・堀 真士 ・森 小賀美
●クリエイトダイス ・谷川敏夫 ・二川辰夫
●小出製作所 ・馬渕 仁
●斎藤金型製作所 ・前田英宏
●正和鉄工所 ・瀧本健一
●高橋精機工業所 ・後藤幸喜 ・長井利男
●名古屋精密金型 ・田村八代子 ・上坂信二 ・坂元正孝 ・吉岡昭宏 ・桝本博文 ・宍戸政夫
●榛原工機 ・松浦 剛
●日嶋精型 ・津田鉄哉
●フジタ ・柴 康俊
●ホーエ ・藤井秀夫 ・畑山良三 ・長田加津子 ・松本 智 ・前田 直
●吉田金型工業 ・水野隆司
西部支部関係
●積水工機製作所 ・南 隆司
●扶桑精工 ・奥田浩史 ・北原真吾
平成23年度 褒章、叙勲受賞者
・瑞宝単光章 大西ライト工業所 技術顧問 小豆畑征勝
平成23年度 卓越した技能者表彰受賞者
・三井ハイテック 脇坂文夫
イノベーションデー2011“次世代加工機ショー”盛況のうちに閉会 森精機
森精機製作所が11月17日(木)~19日(土)の3日間、イノベーションデー2011“次世代加工機ショー”を開催した。会期中、約7,000名が来場し、盛況のうちに閉会した。
今回は、従来の切削型工作機械に加え、超音波加工機やレーザ加工機など次世代加工機を展示し、幅広いユーザーニーズに応えた展示会となった。
会場では、次世代の新機種13台を含む計39台の工作機械を展示し、全てでデモ加工を行った。中でも、ギルデマイスター製品は小型機から大型機まで様々な5軸マシニングセンタを展示し、金型、ギヤ、医療部品など多彩なワークのデモ加工が来場者の注目を集めた。また、超音波加工機「ULTRASONIC 20 linear」やレーザ加工機「LASERTEC 40 Shape」など最先端加工機も展示し、難削材加工やシボ加工*の高効率化を提案した。なお、第8回切削加工ドリームコンテストの作品展示コーナーでは応募作品全80点を展示した。
三井精機が中国全土へ販売拡大
三井精機工業(本社 埼玉県比企郡川島町、社長 岩倉幸一)が、自社の100%子会社である三井精機上海の株式を増資し、今までサービス会社であった同社を、販売会社として定款を変更した。これにより、いままで日本から送付していた保守部品を中国に在庫して迅速なサービス対応を行える。また、同時にサービス・セールスも陣容を拡大するとしている。同社では高精度な機械の需要の多い中国全土に対して、上海を拠点として顧客満足度を高める事により、更なる販売拡大を行っていく計画。【会社名】三井精機(上海)設備維修服務有限公司 (MITSUI SEIKI (SHANGHAI) SERVICE CO.,LTD)【住 所】上海市淮海西路432号 凯利大厦 6F-E 200052(432 Huai Hai West Road Shanghai,200052,P.R.China)
ダイジェット工業豊田営業所が移転・改称
ダイジェット工業の豊田営業所が知立市牛田から安城市三河安城に移転し、併せて名称を三河営業所に改称した。これにより一層の顧客サービスの向上ならびに業務の効率化を図るとしている。〈strong〉■新営業所名三河営業所〈/strong〉【新住所】〒446-0058 愛知県安城市三河安城南町1丁目15番10シティータワー 8F【TEL】 0566-71-0505 【FAX】 0566-74-3717
同時5軸加工に最先端加工機能を融合した新複合加工機 森精機
森精機製作所は、提携先である独国ギルデマイスター社製の5軸制御マシニングセンタ「DMU 65 monoBLOCK®」に超音波加工機能を搭載した「ULTRASONIC 65 monoBLOCK®」とレーザ加工機能を搭載した「LASERTEC 65 Shape」の販売をこのほど開始した。
「DMU 65 monoBLOCK®」はコストパフォーマンスに優れた次世代の「DMU monoBLOCK®」シリーズ。本シリーズ初採用となるトラニオン構造*1の回転傾斜テーブルにより高いテーブル剛性を実現し、最大1,000 kgの大型ワークが加工可能だ。また、本機は所要床面積わずか7.5 m2というコンパクトさと、開口幅1,430 mmの大きなドアがデザイン上の特長である。ドア開口幅が広いことで、作業エリアの拡大と接近性の向上を実現している。クレーンでの作業も容易となり、大型で重量のあるワークの着脱を容易に行うことができる。
