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「表面仕上げ・バリ取り加工技術展」バリ取り大学専門セミナーに多数の受講者
バリ取り大学が12月2日(水)~4(金)に東京ビッグサイトにおいて、「表面仕上げ・バリ取り加工技術展」(国際ロボット展の併設展となる、ものづくりマッチングJapanの中の専門技術展として開催)を開催し、併催行事として「バリ取り大学専門セミナー」を行った。
バリ問題をワンストップで解決できる場所となるよう、バリ取り大学が徹底的にユーザー目線で企画をした問題解決型の展示会の中の企画とあって、バリ取りについて、すべての手法を検討・相談できるよう工夫が凝らされていた。
バリ取り大学のセミナーでは、バリの生成と抑制の理論だけでなく、問題解決型ワークショップも行い、参加者は自社のバリ取りの課題を明確にするだけでなく、他の人の視点や客観的に問題解決方法を得ることができた。
■2016年バリ取り大学定期セミナー スケジュール■
・1月28日(木) 13:00~18:00 東京会場
・4月 7日(木) 13:00~18:00 名古屋会場
・5月26日(木) 13:00~18:00 刈谷会場
・7月 7日(木) 13:00~18:00 東京会場
・9月 8日(木) 13:00~18:00 会場未定
・11月10日(木) 13:00~18:00 会場未定
↓詳細はWEBサイトを参照↓
www.deburring-u.com
アマダが高精度ベンディングロボットシステム「HG-1003ARs」を新発売 ~ロボット1 台による簡単操作・安定加工を実現~
アマダ(社長=磯部 任氏)は、このほど新商品として高精度ベンディングロボットシステム「HG-1003ARs」を発売した。「HG-1003ARs」は、本体に新ハイブリッドドライブシステムと、ステップベンドレイアウトも自動段取り可能な自動金型交換装置(ATC)を搭載した、ハイエンドベンディングマシンHG-ATC を採用している。
ロボットは、人間の動作に近い7軸多関節ロボット(6軸+走行軸)を採用。素材搬入・材料のハンドリング・製品搬出を1台で行うことで、複雑化する板金形状の曲げ加工の段取りレス・長時間運転を実現する。アマダのベンディングロボットシステムは、小物製品を対象とした「EG-6013AR」(発売中)、中物製品を対象とした「HG-1003ARs」、今後は大板を対象とした加工システムの開発と、小物から大板までの自動化ラインナップが揃う予定で、ユーザーの加工製品に合わせた自動化商品の選択が可能となった。
「HG-1003ARs」の 主な特長
1.イージーオペレーション
・従来では加工用と材料搬入出用の2 台のロボットと動作プログラム、そしてそれぞれを制御するNC が必要だったが、「HG-1003ARs」ではロボット・NC とも1 台になり、ソフトウエアも統合。オリジナルのオフラインプログラムにより、ティーチングレスでのプログラム作成が可能で、マシン本体、ロボット、周辺装置のプログラムをシミュレーションで確認しながら簡単に作成することができる。
・NC 装置には最新のAMNC 3i を搭載し、システムを一元管理。マルチタッチ式LCD パネルを採用し、スマートフォンのような直感的な画面操作を可能とし、オペレーターの操作性向上に配慮した。
2.安定加工
・CAD データから形状を認識させる基準画像を自動作成し、素材の位置を計測してロボットの動作を補正する画像処理システム※1 [※1はオプション]や、曲げ加工時は1 枚目から試し曲げなしで角度出しをサポートする角度センサー(Bi-S)など、各部にセンシングシステムを搭載。すべてインプロセスでマシン、ロボットへフィードバックすることにより、高精度な安定加工を実現している。
3.変種変量生産
・自動金型交換装置(ATC)を装着。これにより、汎用マシンでは作業者が行っていた煩雑な金型交換を自動化し、変種変量生産に対応。小ロット品の長時間自動運転に対応する。
4.加工範囲の拡大
・最大9 種類のグリッパーが格納可能な自動グリッパー交換装置(AGC)を標準装備。製品形状に応じてグリッパーを自動交換する。
・ロボットは下向き追従や鈍角からの追従が可能。フレキシブルな動作が可能なことにより、加工範囲を拡大する。
*掲載された情報は予告なく変更する場合がある。
なお、同社では年間販売目標を40台としている。販売価格は1億円(税別)から。
三菱マテリアルが難削材加工用ラジアスカッタ「ARPシリーズ」を発売
三菱マテリアル 加工事業カンパニー(カンパニープレジデント=鶴巻二三男氏)は、このほど難削材加工用ラジアスカッタ「ARPシリーズ」の販売を開始した。
削材加工用ラジアスカッタ「ARPシリーズ」は、同社刃先交換式工具のスクリューオン式(注:刃先交換式工具の取り付け方法の中で、インサート正面からねじで固定するもの)としては、最高クラスの振れ精度により、チタン合金・耐熱合金・ステンレス鋼の加工時に発生しやすい異常損傷の低減を実現させた航空機や発電機に使用されるタービンブレードなどの荒加工に最適なラジアスカッタである。
難削材加工用ラジアスカッタ「ARPシリーズ」の主な特長は、以下の通り。
① 研磨級インサート搭載時の従来品との比較では、正面振れを1/4に低減を実現。
② 広い着座面と2か所の回転止めによる強固なクランプシステムを実現し、インサートが切削時に回転することを抑制。
③ 切りくずの流れとインサートのすくい方向を同一にする新設計の採用により、切削抵抗を低減。
④ インサートのブレーカは汎用タイプのMブレーカをはじめ、刃先強化タイプのRブレーカと切れ味重視タイプのLブレーカを規格化。
⑤ ステンレス鋼には、新開発のCVDコーティング超硬材種「MC7020」により、熱亀裂やチッピングを抑制し、安定加工を実現。
〇標準価格:カッタボディ 39,500~107,000円。インサート 800~1,500円。
(代表型番)
ARP5PR3204SA32M 52,500円。
ARP6P-080A08AR 79,000円。
RPHT1040M0E4-M MC7020 1,200円(いずれも税別価格)
タンガロイが新形状CBNインサート「GNGAタイプT-CBN」を発売
タンガロイ(社長=木下聡氏)は、新形状CBNインサート「GNGAタイプT-CBN」をこのほど発売した。「GNGAタイプT-CBN」は、切りくず詰まりによる加工面の傷つき、および切りくず咬み込みによるCBNインサートの突発欠損を解決するために、独自形状により加工ワークと刃先間のクリアランスを広げたCBNインサートで、ISO準拠のホルダに装着できる。
材種は焼き入れ鋼加工用のBXM20・BX360、鋳鉄・焼結金属加工用のBX470、ダクタイル鋳鉄加工用のBX930を在庫設定している。
主な特長は以下の通り。
●ワークとのクリアランスを大きく取れる刃先形状の2コーナ仕様CBNインサート。
●切りくずの咬みこみが少ないので良好な加工面が得られ、工具の突発欠損を防ぐ。
●背分力が低減されるので加工ワークの変形が少なく、高精度加工ができる。
●これらの特長を持つ『GNGAタイプT-CBN』は一般的なCNGA用ホルダで使用可能。
主な形番と標準価格
●GNGAタイプT-CBNインサート
・2QP-GNGA120408BXM20:5,900円。
・2QP-GNGA120408BX360:4,830円。
・2QP-GNGA120408BX470:4,830円。
・2QP-GNGA120408BX930:4,830円。(いずれも税抜き価格)
・全アイテム:10形番
日本精密機械工業会がJIMTOF2016に向けて「モノづくりコンテスト」を開催
日本精密機械工業会(会長=稲葉弘幸 北村製作所 社長)が同販売委員会(委員長=清水大介 牧野フライス精機 社長)主催で、来年開催される「JIMTOF2016」に向け「モノづくりコンテストを開催すると発表した。
〇日程
12月 対外公表
3月31日(木) エントリー申込書 提出
8月31日(水) 応募用紙 提出(作品完成)
9月16日(金) 一次審査
10月21日(金) 二次審査
11月16日(水) JIMTOF2016前夜祭/結果発表、表彰式
〇賞金
最優秀賞 30万円 1本
優秀賞 10万円 4本
特別賞 5万円 6本
〇審査委員
委員長:橋本 久義 政策研究大学院大学 教授
委員 :大森 整 (独)理化学研究所大森素材工学研究室主任研究員
委員 :宇佐美 浩 日本工作機械販売協会 専務理事
委員 : 山下 敏久 日本工作機械輸入協会 専務理事
委員 : 岸 甫 国立大学電気通信大学 監事
応募要項
<応募資格>
日本在住の個人または企業、団体(日精工の会員も含む)。
<応募条件及び応募について>
1.日本精密機械工業会(日精工)会員の工作機械および製品により加工あるいは組み立てたものとする。
2.応募予定の個人または企業、団体(応募者)はあらかじめ「エントリー申込書」を3月31日(木)迄に事務局に提出すること。
3.一次審査に応募の場合は作品の写真と「応募用紙」のみを8月31日(水)迄に日精工事務局に提出すること。写真のサイズ及び枚数は問わない。
4.応募作品数に制限は設けない。但し1点につき1枚の「応募用紙」への記入を必要とする。
5.製品発注企業の許可が必要な作品は、応募者においてその処置を取られた上で応募しること。
6.第三者の著作物を使用した作品を応募される場合は権利保有者の事前承認を取った上で応募すること。
7.作品の大きさは原則として幅500×奥行500×高さ500mm以内とし、重量は30kg以内とする。この大きさ及び重量に入らない出品物の応募を希望する場合は日精工事務局に相談すること。
8.一次審査をパスした応募者は二次審査のために現物を指定場所に送品すること。
9.応募作品は危険物の規制に関する法令を遵守すること。
10.二次審査に応募の作品を郵送、運搬する場合は梱包等に注意すること。郵送、運搬時の事故による破損等については日精工では責任を負わない。
11.錆が心配される作品については防錆油等で錆止めの処置をしてから応募すること。
12.製作費用、運搬費用は応募者の負担とする。
13.応募作品は原則として返却しない。返却を希望する場合は別途日精工事務局に要相談(一次審査の書類、写真も同じ)。
14.審査結果の発表及び表彰式はJIMTOF2016の前夜祭で行う。
15.入賞作品は表彰式後、JIMTOF2016の会場に期間中展示する
16.応募作品、応募用紙に記入した情報は展示会場での展示や日精工のホームページ、広告、カタログ、会報等に掲載する場合がある。
セコ・ツールズが「Threadmaster Tap」シリーズに特殊用途・大径タップを追加
セコ・ツールズがこのほど大径の穴に対応するタップや特定の被削材グループ向け専用ソリューションなどの新製品を Threadmaster Tap ファミリに追加した。この大幅な拡張により、200 を超える新製品が加わり、Threadmaster Tap ファミリの ISO 被削材対応タップ数は 330 種にまで増加した。
「Threadmaster Tap」には、ISO P、M、N および K カテゴリの被削材での性能と切り屑処理を最適化するように設計された直線状フルートタップ、らせんねじれタップ、らせんポイントタップ、および盛上げタップがある。直線状フルートタップは、M3 ~ M42(内部クーラント機能あり/なし)、らせんねじれタップは M1.6 ~ M30、らせんポイントタップは M1 ~ M30、盛上げタップは M1 ~ M48 のサイズがある。
全タップ種で、サイズが M4 以上の工具は内部クーラント機能を装備している。
「Threadmaster Tap」シリーズの全製品には特殊コーティングが施されているため、性能が向上し、工具寿命が延びるだけでなく、最高の汎用性も実現する。また、一般的なねじサイズをすべて取り揃えており、あらゆるメーカーが性能の恩恵を享受することができる。同社の EPB 5867 同期タップ加工チャックと互換性があり、併せて使用すれば、包括的なソリューションを実現できる。
11月分工作機械受注総額は1,143.9億円 日工会
日本工作機械工業会がこのほどまとめた11月分の受注実績は以下の通り。2015年11月分工作機械受注総額は、1,143.9億円(前月比+11.0% 前年同月比Δ17.7%)となった。4カ月連続の前年同月比減少も、4カ月ぶりの1,100億円超。1,000億円超えは27カ月連続。 内需は454.6億円(前月比+2.2% 前年同月比△7.3%)で、2カ月ぶりの450億円超。400億円超は10カ月連続。3カ月連続の前年同月比減少も国内需要は堅調持続。外需は689.3億円(前月比+17.6% 前年同月比△23.4%)で、欧州で減少も、アジア、ボク米で増加し、4カ月ぶりの650億円超。アジアでは電気・精密向け特需が発現。 内需は政策効果発現も、一部に来年度の補助金待ちの動き有り。外需では世界経済やEMS特需について今後の動向を注視。
11月分内需
454.6億円(前月比+2.2% 前年同月比△7.3%)。・10カ月連続の400円超。・前月比2カ月ぶり増加。前年同月比は3カ月連続減少。・政策効果もあり国内需要は堅調持続。① 一般機械 169.5億円(前月比+15.8% 前年同月比△14.3%) うち金型 26.4億円(前月比+26.0% 前年同月比△3.9%)② 自動車 159.2億円(前月比+3.3% 前年同月比△0.1%) うち部品 109.3億円(前月比+7.2% 前年同月比+3.1%)③ 電気・精密 31.9億円(前月比△18.7% 前年同月比Δ16.8%)④ 航空機・造船・搬送用機械 26.9億円(前月比△21.2% 前年同月比△15.4%)
11月分外需
689.3億円(前月比+17.6% 前年同月比△23.4%)・2カ月ぶりの600億円超。・前月比は2カ月ぶり増加。前年同月比は6カ月連続減少。・北米でのスポット受注、アジアでのEMS特需により前月から増加。①ア ジ ア:287.3億円(前月比+35.4% 前年同月比△37.9%)・東アジア:240.6億円(前月比+38.8% 前年同月比△1.8%)〈中 国〉189.3億円(前月比+53.7% 前年同月比+6.3%)・その他アジア46.7億円(前月比+21.1% 前年同月比△78.5%)〈タ イ〉14.4億円(前月比+30.2% 前年同月比△44.0%)〈ベトナム〉8.2億円(前月比+156.9% 前年同月比-)〈イ ン ド〉15.6億円(前月比+9.8% 前年同月比△11.9%)②欧 州:141.7億円(前月比△7.9% 前年同月比△19.8%)〈ド イ ツ〉36.4億円(前月比+10.1% 前年同月比△30.3%)③北 米:246.9億円(前月比+17.1% 前年同月比△0.9%)〈アメリカ〉223.9億円(前月比+17.1% 前年同月比+5.0%)〈メキシコ〉 9.4億円(前月比+5.7 % 前年同月比△54.1%)
10月分超硬工具主要統計
超硬工具協会がまとめた2015年10月分超硬工具主要統計は以下の通り。【超硬合金重量】489トン(前年比95.1)。【超硬工具生産額】切削工具207億600万円(前年比96.4)、耐摩工具32億1200万円(同96.6)、鉱山土木工具8億7500万円(同99.8)、その他工具15億3800万円(同305.2)、焼結体・工具18億3500万円(同85.2)、合計281億6500万円(同99.3)。【輸出入】輸出107億1800万円(前年比105.7)、輸入59億4400万円(同91.8)。【超硬工具出荷額】切削工具212億6200万円(前年比92.7)、耐摩工具31億6900万円(同97.2)、鉱山土木工具9億3500万円(同97.1)、その他工具14億4200万円<修正値>(同367.9)<修正値>、焼結体・工具22億75万円(同90.6)、合計290億8300万円(同96.7)。【刃先交換チップ】生産2879万8000個(前年比96.9)、出荷2884万9000個(同93.8)。
ジェイテクトが「JTF2015(JTEKT Technical Fair2015)」を開催
ジェイテクト(社長=安形哲夫氏)が、11月18日から11月20日の3日間、同社カスタマーセンター刈谷工場(愛知県刈谷市)で、「ジェイテクト テクニカル フェア2015」を開催した。このプライベートショーは、“誰でも簡単に高度なものづくり”を基本コンセプトとし、「JUST その時の最適をその先の目でつくります。」がテーマ。工作機械・メカトロ事業の新製品および新技術を紹介するとともに、顧客に最適な設備や加工の提案を行った。
ジェイテクトならではの新技術がズラリ!
IoE時代のEMIをうたった「TOYOPUC―Touch」は、簡単操作をアピール。インスピレーション操作を実現し、老若男女問わずラクに操作ができるうえ、設備状態の“見える化”で作業現場をサポート。点検時期も部品寿命も設備の状態も生産実績もエネルギーの使用実績も簡単にみえるようになっていた。
量産加工実績に裏付けされた独自の技術がつまった小型スカイビングセンタ「GS300H」は、ギヤ加工工程を1台に集約するマシンだが、高周速加工による生産性向上を求めたユーザーに魅力的なマシンだ。
また、このGSシリーズにはさらに大径、台モジュールギヤを1台に集約加工する「GS700H」が展示されていた。剛性を重視した高速化実現のすべり案内面(角スライド)を持つ。ロータリーテーブルは高剛性をうたいつつ高速なトラニオン形。#50 6,000min-¹の協力主軸が特長だ。
もうひとつ、驚いたのは、巨大な横形マシニングセンタ「FH1600SW5i」。工作物最大振りはφ3,200mm、工作物最大高さは2,200mm。その切削性能が優れていることは、バリバリと切屑がガラスのような音を立てていることからも分かる。この性能のキモとなっているのは高剛性クイル主軸(φ150mmクイル、φ200mm高剛性主軸、高出力主軸モータ55/37kW(25%ED/連続)、W軸デュアルボールねじ駆動)にあるときいた。
一軒家がそのまますっぽりと入ってしまいそうないかつい巨大マシンだが、2枚戸の作業者扉や接近性のよい機内ステップなど、作業者に配慮をした優しい作業性と保守性を持っている。また、先述のインスピレーション操作を実現した「TOYOPUC―Touch」を採用している。
今回、システムインテグレーターとしての“TOYOTAブランド”を支えるその他グループの展示も見所だった。グループ保有技術のつながりとして、三井精機工業、光洋機械工業、豊興工業、ONK、光洋サーモシステム、光洋電子工業、トヨタバンモップスの製品もズラリと並んでいた。
三菱マテリアル&牧野フライス製作所が「部品加工技術セミナー」を開催
三菱マテリアルと牧野フライス製作所が11月19日~20日の2日間、三菱マテリアル(株)加工技術センター(埼玉県さいたま市大宮区)で「部品加工における高能率加工への対応」をテーマにセミナーを開催した。最新の機械や工具に関して加工事例を交えて紹介し、切削実演を行った。
アルミ部品増は確実。今後の生産技術向上に役立てて欲しい

三菱マテリアルが「最新工具による高能率・高精度な部品加工」を、牧野フライス製作所が「最新部品加工技術&新製品 横形マシニングセンタa40」を、Industriaが「クーラントろ過装置の案内」をテーマにしてそれぞれ説明をした。
この中では、世界の自動車燃費規制の動向に伴った車体軽量化のニーズや欧州自動車産業のトレンド、自動車部品の動向と切削加工環境の変化などについて述べられ、5軸機と特殊工法による高精度研削加工について紹介があった。

なお、三菱マテリアル 加工技術センターでは、工具と加工技術に精通したエンジニア集団が国内外への技術サービスを行っている。トラブルシューティングから工具の選定、ラインの見直しや立ち上げ、導入後のサポート、顧客専用の工具や新しい加工方法の共同開発なども取り組んでおり、現在、自動車メーカーや航空機メーカーをはじめとした多くのユーザーとパートナーシップを築いている。