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セコ・ツールズ 新しい取り付けシステムにより、「Square T4-08 ヘリカルカッタ」の強度と安定性が向上

セコ・ツールズは4 つの切刃に対応するよう設計されたチップ取り付けシステムを新たに「Square T4-08ヘリカルフライスカッタ」のラインナップに追加した。さらに、この製品ラインナップには、MS2050 チップ材種も追加されている。

「Square T4-08ヘリカルカッタ」は2次元方向のコンタリングフライス加工に最適で、特に鋳鉄、鋼、ステンレス鋼など、難加工材の機械加工で優れた性能を発揮する。強固で信頼性の高いポケットシートに複数刃チップを組み合わせることにより、切削の安定性が最適化され、直角の側面加工が可能になる。チップの最も厚い部分に強い切削力が加わるように、チップがカッタに接線方向に取り付けられており、小径で切り込みが深い用途に求められる強度を実現する。

「Square T4-08 ヘリカルカッタ」は高い切り屑除去率とコスト効果に優れた加工を実現するほか、汎用性にも優れる。溝加工やコンタリング加工にはノーマルピッチが利用できるほか、コンタリング加工にはクロスピッチも利用できる。

「Square T4-08」 には、「M08」 および「MD08」チップ形状と、「MP3000」、「MK2050」、「F40M」、新しく加わった「MS2050」 の 4 種類の材種を用意している。取り付けタイプは、「Seco-Capto™」、「ウェルドン」、「アーバ」、「Combimaster™」などの各種ヘッドに対応している。

ショットモリテックスがモリテックスへ社名変更

マシンビジョンと画像関連機器メーカーのショットモリテックス株式会社(社長=佐藤隆雄氏)は7 月1 日より、「株式会社モリテックス」へ社名を変更した。また、同社は中国最大級の産業・金融の企業集団であるシティック・グループ傘下のMV ジャパンと資本提携関係を構築した。今後はシティック・グループの経営資源・ネットワークを活用し、企業価値向上に努めていく方針。

【レポート】アマダが業界最大規模のプライベートイベントを開催 先端のデジタル工場の提案に未来のものづくりを見た!

アマダ(社長=磯部 任氏)はグループ各社と共同し、5月16日(土)から6月27日(土)までの毎週金・土曜日の13日間、神奈川県伊勢原市にある本社アマダ・ソリューションセンターで、プライベートイベント『AMADA INNOVATION FAIR2015(通称:AIF2015)』を開催した。期間中の来場者数は約5000人。

今回のメインコンセプトは『V-FACTRY 先進デジタル工場のご提案』。最新ソリューションと加工技術をテクニカルデータや導入事例を用いて訴求していた。

デジタルで繋がる近未来工場「V-FACTORY」

同社ではこれまでにも業界に先駆けてものづくりのデジタル化を推進してきたが、情報改革による創意工夫を中心に、すべてがデジタルでつながり、スマートに生産される近未来工場「V-FACTORY」を打ち出している。

この「V-FACTORY」は、Visual(見える化)、Value(価値)、Victory(勝利)の3つのVをコンセプトに持つ。IoTにより生産に必要な様々な情報をデジタル化し、会社の財産として活用できるシステムで、インダストリー4.0等との接続を見据えた新しい工場の形である。

アマダグループの推奨している「V-FACTORY」は、工場運営に関わる経営者、管理者、担当者、それぞれに最適なデータを提供し変革をもたらすものとしているが、具体的には、まず様々なデータに裏付けされた精度の高い見積を算出できるようになる。

最先端マシンで高品位加工と作業効率の改善が実現
最先端マシンで高品位加工と作業効率の改善が実現
受注から製造手配に関わる部分について、担当者に話を聞いてみたところ、「従来の生産管理システムでは受注情報の製品マスターにて生産計画を立てるが、実際の製造現場では、段取り作業などで生産が遅れたり、計画変更にフレキシブルに対応できないことがあった。そういったことから、製造手配も生産ネットワークを活用することで協力工場などへの手配も簡単に行えるようにした。生産管理と製造現場がつながることができれば工程負荷を把握して製造手配をかけることができるため、現場での滞留が改善され、製造生産がスピーディに行えます。」とのこと。

また、アッセンブリモデルを使いながら全工程でバーチャル試作を行い、品質・コスト・納期を考慮した最適な加工データを簡単に作成することを可能にしたが、最大の強みは、現物をつくる前にコンピュータ上ですべて確認できるバーチャル・プロトタイプ・シミュレーション・システム「VPSS」があることだ。これは、立体姿図により頭の中で検討していた“頭脳展開”の時間を削減し、あらゆる工程において時間の短縮を実現する。

加工ノウハウを含む加工データはその都度デジタル化され、社内に共有される。これらの取り組みで重要なことは、引き合いがあったら取引先へ即座に精度の高い見積を出して、納期を伝え、仕事の受注に結びつけることだ。受けた仕事がどれだけ利益になるのかも簡単にシミュレーションができれば経営管理にも役立つ。

こういった取り組みは製造現場で起きている課題を顕在化することもできる。アクシデントが起きる前に問題が起きそうなポイントをあぶり出し、対処できればその分、全工程のトータルリードタイムの短縮にもつながる。リードタイムが短縮できれば、品質を維持しつつコスト削減が可能になる。製品価値を高めることは競争力強化にもつながる。

ここで、アマダグループの近未来工場への取組み事例をあげる。
①生産管理システムと、製造現場を繋ぐ工程管理ソフトにより、製造現場における負荷状況が見え、割り込み品の製造手配で工程負荷を確認して無理のない手配と指示がリアルタイムで行うことができる。

②プログラム工程では、独自ソフトにて受注した製品の最終製品形状から各工程での加工検証を行い、加工データを作成することで、加工工程、工数、マシンが決定される。
③この情報が先述の工程管理ソフトの製造計画に反映される。

④その日の加工品や作業内容・次工程などをナビゲートするタブレット型端末でリアルタイムな作業指示と進捗把握が誰でもどこにいても行える(工程待ちや作業段取りが軽減する)。

⑤マシンの稼働状況や金型使用状況と消費電力から、改善ポイントを“見える化”することで各種マシンの安定稼働と稼働率向上を図る。

同グループは、「お客様さまとともに発展する」を経営理念に掲げているが、金属加工のものづくりはユーザーの声に耳を傾けることで技術が発展していくといっていい。製造の段階から商品やサービスが顧客に届くまでを視野に入れて日々研究開発をしている。日本が得意とするきめ細やかな視点が強みであった。

ジェイテクトが中期経営計画を発表 営業利益率8.0%を目指す

説明をする安形社長
説明をする安形社長
ジェイテクト(社長=安形哲夫氏)が6月19日、名古屋市内のキャッスルプラザホテルで2014年度の企業活動の総括並びに中期経営計画について記者説明会を開いた。

安形社長より2015年3月期の決算状況と16年の業績予想について説明があった。
15年3月期の売上高は1兆3,559億円、営業利益741億円、経常利益793億円、純利益425億円となり、売上高、経常利益は過去最高となった。

安形社長は「中期経営計画を見据えて、積極的かつ戦略的に基盤確立に向けた仕掛けや不良資産の処分を実施した」と説明した。

中期経営計画(2015~2019年度)は「No.1&Only One~より良い未来に向かって~」をスローガンに掲げ、19年度は、営業利益率8.0%、設備投資額750億円、減価償却率650億円、研究開発比率4.0%、ROA5.0%以上とする数値目標を示した。

事業別の中期目標は以下のとおり。

●自動車部品事業「自動車用ステアリンググローバルトップシェアを維持」

重点取組として、競争力のある商品の市場投入など商品力強化、グローバル商談対応力・フロントローディング活動強化などのビジネスモデルの変革、メキシコ拠点設立や北米下流アシストEPS展開に伴う生産再編など供給体制を整備するなどして、18年度のステアリング市場シェア25%を目指す。

●軸受事業「グローバル市場の伸びに追随し、体質の強化を図る」

国内外工場を再編し、多品種・小ロット対応ラインを強化し、生産力や生産技術力を強化。商品力強化の事例として、更なる低損失軸受けを開発するとした。また、軸受け事業の長期ビジョンに、自動車軸受は、フロントローディング活動の強化、タイムリーな高付加価値商品の投入などや、産機市販軸受では、ソリューション提案型ビジネスモデルの確立、ブランド力を向上させ、グローバルシェアを拡大するとした。

●工作機械メカトロニクス事業「お客様から信頼される真の総合生産システムサプライヤ」

商品別方針では、研削盤についてはダントツの精度・生産性で世界シェアNo1 を維持、切削機/MCは精度と難削材加工技術で高付加価値分野に展開、制御/システムは最適システムで業界トップ3を目指すとした。

また、マーケティング強化によるターゲットの絞り込みやアフターサービスのビジネスモデルを確立、設計プロセスの標準化など営業力・商品力ともに強化する。省人化や生産方式を見直し、モノづくり改革活動「刈谷ReBORN」による設計リードタイム削減、機械加工の生産性向上、きさげレスの達成などを重点取組事項とした。

安形社長は、「わたしどもは4万4,000人の連結で事業を行っているが、日本人は本体1万1,000人、国内子会社6,000人、海外の子会社2万7,000人、製販合わせて世界140拠点あるグローバルカンパニーだが、グローバル経営人材の発掘や育成に注力する」とし、2015年度からは、個々人の能力強化のひとつとして英語能力教育の拡充を掲げ、組織能力の向上にダイバーシティ推進を行うとした。

ヤマザキマザックが中国・四国地区の顧客を対象に「ソリューションフェアIN瀬戸内2015」を開く

ヤマザキマザック(社長=山崎智久氏)が、新たなサポート拠点として「瀬戸内テクノロジーセンタ」を岡山県に開設するに先立ち、6月19日(金)~20日(土)の両日、岡山市内の総合展示場コンベックス岡山にて「ヤマザキマザック ソリューションフェアin瀬戸内2015」を開催した。同社の工作機械計6台及び各種周辺機器メーカー約40社の製品が並び、多くの来場者が足を運んだ。

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展示会の見所は、①先進的な機械デザイン、②進化したマザトロールとソフトウェア群、③先進的な技術サポートの3つのコア技術から構成される「スムーステクノロジー」。

今回は昨年のJIMTOF2014で発表した次世代CNC装置「MAZATROL SmoothX」を搭載した最新鋭マルチタスキングマシンの展示をはじめ、タブレット感覚の操作性能や3Dモデルによる対話型プログラムを実感するコーナーも用意していた。

今回は顧客を対象に、同社の機械を設備する日本ホイスト(社長=村上正士氏、本社:広島県福山市)への見学会も併催しており、大型ホイスト(10t以上)の巨大なワイヤドラムをマルチタスキングマシン「INTEGREX e-650H」で加工する様子や、中型ホイスト(3~10t)のモータフランジ、エンドブラケット、φ180、φ250、φ380のクレーン走行車輪等を加工し、ロボットの採用で最大48個のワークの無人加工を実現する5軸制御複合旋盤&ワーク着脱用ガントリロボット「INTEGREX400-IV」&「FLEX-GL500F」を見学した。

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黒田精工が直動ガイドの販売を開始

駆動関連商品として1962より精密ボールねじの製造販売をおこなってきた黒田精工(社長=黒田浩史氏)は、今後、トータルソリューションを顧客へ提案・提供するため、ボールねじを使用する際、セットで使用される「直動ガイド」を7月から販売を開始する。

同社の得意とする中小径ボールねじの主要サイズをカバー可能なレール幅9番~25番までの5サイズをシリーズ化し、また、「潤滑チューブ」とも呼ばれるコンパクトな自動給油気候を内蔵することで「長期メンテナンスフリー」にも対応し、半導体製造装置、中小工作機械、測定分析装置、一般機械全般など顧客装置のランニングコスト低減に貢献する。

これにより「ボールねじ」、「直動ガイド」を一括して提供することが可能となり、顧客の利便性が向上する。販売は、黒田精工の駆動関連機器グローバルブランドの「KURODA JENA TEC」で行う予定。

対応サイズは、9、12、15、25番の5サイズ。
材質は9~12番:ステンレス鋼、15~25番:炭素鋼。

同社では年間6000本の販売を見込んでいる。

OKKが7月17日~18日の2日間、中部・西日本プライベートショーを開催 

大阪機工(社長=宮島義嗣氏)が7月17日(金)~18日(土)の2日間、同社猪名川製造所で中部・西日本プライベートショーを開催する。

今回の目玉は、新機種のお披露目と、GMC体験コーナー。
実演展示として加工デモを行う。

今回は100周年を記念して、2015年7月~2016年3月納入分の機械を対象に機種プレート“100th Memorial ゴールドプレート”を装着するサービスを期間限定で行う。

日時:7月17日(金)~18日(土)10:00~16:00
場所:猪名川製造所 (兵庫県伊丹市北伊丹8-10) 

DMG森精機が7月22日~25日まで「IGA INNOVATION DAYS2015」を開催! ~世界最大級の展示場へ~

DMG森精機(社長=森 雅彦氏)が7月22日(水)から25日(土)の4日間、同社伊賀事業所で「IGA INNOVATION DAYS2015」を開催する。従来の伊賀ソリューションセンターのフロアスペースを拡大し、世界最大級の展示場に生まれ変わった今回の展示会「IGA INNOVATION DAYS 2015」では、4月から営業を開始したDMG森精機ワシノブランドの新デザインモデル「A-18S」、「G-07」、機能やデザインを一新した「ECOLINEシリーズ」など、世界初出展となる7機種を含む計58台の先進の工作機械を展示し、全ての機械でデモ加工を行う。専任スタッフが豊富な事例やデモ加工を交えた実践的な技術ノウハウを分かりやすく解説し、ユーザーの生産性向上に貢献するソリューションを提案する。展示場内には、「CELOS」 を実際に体験できる108 インチモニタの「BIG CELOS」や、プレミアムパートナーシップを締結したポルシェが、FIA 世界耐久選手権に出場する第2世代の「ポルシェ919 ハイブリッド」も展示。また、アディティブ・マニュファクチャリング、自動車、航空機、自動化、5軸加工機などの各種セミナーを開催し、加工課題や最先端技術情報など、生産現場を最適化する未来志向の技術情報を紹介する。期間中は毎日、JR名古屋駅、JR新大阪駅、大阪国際空港(伊丹)から無料送迎バスを運行する。【日時】2015年7月22日(水)~25日(土)10:00~17:00【場所】DMG森精機 伊賀事業所 (三重県伊賀市御代201)来場登録、詳細については同社webサイトまで↓http://www.dmgmori.co.jp/2015s/

三菱マテリアルが高硬度鋼旋削加工用コーテッドCBN材種「BC8110」のアイテムを追加

三菱マテリアル 加工事業カンパニ-(カンパニ-プレジデント=鶴巻二三男氏)は、このほど高硬度鋼旋削加工用コーテッドCBN材種「BC8110」のアイテムを追加し、販売開始した。

旋削加工用コーテッドCBN材種「BC8110」は、高硬度鋼旋削加工において特殊セラミックスコーティングを新開発・採用することで抜群の耐摩耗性を発揮する材種。特に自動車部品など高硬度鋼の連続的な旋削加工では、工具交換の低減や面粗さの維持による生産効率向上を実現する。

インサートの厚み及びコーナR展開により38アイテムを追加し、全192アイテムのラインナップとなった。

高硬度鋼旋削加工用コーテッドCBN材種「BC8110」の主な特長は、以下の通りです。

① 新開発特殊セラミックスコーティングにより、耐摩耗性と耐チッピング性を向上。

② 新開発“超微粒バインダー”と微粒CBNを分散することで、クラックの進展を抑制し、切削時の突発欠損を防止。

③ 表面は耐溶着性を向上させ、コーティング剝離を抑制。

価格は5,220円~7,470円。
 (代表型番)
・NP-DNGA150604GS2  (BC8110)  5,220円(税込価格  5,638円)
・NP-DNGA150612TS4  (BC8110)  9,920円(税込価格  10,714円)
・NP-VBGW160402FS2 (BC8110) 5,810円(税込価格  6,275円)
        

ヤマザキマザックがシンプル、コンパクト、ハイパフォーマンスを追究したレーザー加工機「OPTIPLEX NEXUS 3015」を新発売

ヤマザキマザック(社長=山崎智久氏)は、このほど新型レーザ加工機「OPTIPLEX NEXUS 3015(オプティプレックス ネクサス 3015)」を発表し販売を開始した。

このマシンは、シンプルに、コンパクトに、ハイパフォーマンスを追求したCO2レーザ加工機。段取り作業の自動化や加工状況の監視などを機械が行い是正するインテリジェント機能を搭載可能で、生産性向上と高品質な部品加工を実現する。タッチパネル式CNC装置 MAZATROL PREVIEW 3搭載により、レーザ発振指令の応答性向上や最適加減速制御により加工時間を短縮し、さらに、CNC装置に形状簡易入力機能を搭載、簡単な形状のプログラムは規定のパターンから選択するだけで簡単に加工プログラムが作成できる。また、発振器と強電盤を機械本体と一体化したコンパクト設計によりフロアスペースを削減している。ユーザーの生産形態に合わせて、コンパクトマニュファクチャリングセル(多段パレットチェンジャ)やレーザFMSなど自動化への拡張が可能である。

OPTIPLEX NEXUS 3015の特長

1.生産性の向上
(1)NC装置 MAZATROL PREVIEW 3を搭載
高速・高精度制御を実現するために業界最速CPUを搭載し、さらに、最適加減速制御や  レーザ発振指令の応答性向上により加工時間を短縮する。

(2)インテリジェント機能
数々のインテリジェント機能が加工プロセスをサポートし、さらなる生産性向上と高品質な部品加工を実現する。

(a)インテリジェント セットアップ機能
板厚や材質が変わるたびに作業者が都度行う段取り作業や調整作業を自動化し、生産性を向上させる。

①焦点検知機能
焦点距離の測定や補正作業を自動化し、非熟練作業者でも簡単に設定でき、段取り作業における機械の停止時間を最小限する。
②自動焦点位置決め
加工レンズの位置をプログラム指令で上下させる。材質や板厚が変わっても簡単に最適な焦点距離を自動設定できる。中・厚板のピアシング時には焦点距離を徐々に下げていくことで素早いピアシングが可能になる。
③オートキャリブレーション機能(自動倣い設定機能)
ノズルを交換する毎に行なう倣いの設定作業を自動で行なうことができる。
④オートノズルクリーニング機能
プログラム指令により定期的に加工ヘッドをノズル清掃ブラシへ移動させ、ノズルに付着したスパッタなどを除去することでノズルに起因する加工不良や加工停止を未然に防ぐことができる。
⑤自動ノズル交換機能(オプション)
ノズルの交換をプログラム指令で自動的に行なう。最適ノズルや予備ノズルに自動交換し、連続無人化運転に対応する。ノズルは最大8個まで保持できる。

(b)インテリジェント モニタリング機能 (オプション)
作業者に代わり、レーザ加工の状況を監視する。加工ヘッドに搭載したセンサがピアシング貫通や加工異常(バーニング、プラズマ)、加工レンズ自身の異常を検知。異常を感知して是正や加工の一時停止など最適な加工を実現する。

2.操作性の向上
(1)材料の載せ下ろしが容易
機械の側面にドア開閉機構を設け、幅広い開口部を確保することでスケッチ材の載せ下ろしや段取りを容易にしている。
(2)エルゴノミクス(人間工学)を採用したタッチパネル式NC装置MAZATROL PREVIEW 3
・15インチカラー液晶画面とタッチパネルを標準装備。
・エルゴノミクス(人間工学)に基づいた最適なボタン配置。
・シンプルでわかりやすい画面構成やグラフィック表示。
・材質や板厚に最適な加工条件を自動設定し、熟練のノウハウを代行。
(3)形状簡易入力機能
丸、四角、長丸など簡単な形状のプログラムを作成する際に、規定のパターンから選択して数値を入力するだけで簡単に作成できる。また、多数個の穴加工もパターン形状から選択し、簡単にプログラムできる。

3.自動化への拡張性
ユーザーの生産形態に合わせ、コンパクトマニュファクチャリングセル(多段パレットチェンジャ)やレーザFMSなどの自動化への拡張が可能である。

仕様