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リンクスがIIoTの国内・海外の最新事例を紹介する「Industrialインダストリアル IoT Meetingミーティング」を開催
IIoT(Industrial IoT)分野における最先端技術の技術商社のリンクス(社長=村上 慶氏)は、2019年8月2日(金)、東京・大手町フィナンシャルシティ カンファレンスセンターにおいて、IIoTに関する最新事例を紹介するプライベートセミナー「Industrial IoT Meeting」を開催するにあたり、「Industrial IoT Meeting」の参加申込みを受付けている。入場料は無料。 「Industrial IoT Meeting」は、自動車、製薬、食品・飲料、各産業のトップメーカーの「現場」の事例を紹介するセミナー。現場の担当者ならではのIoT活用法や課題の発見、新たな気付き、また、実際にIoT化した場合に実現できることなどについて、リンクス製品を導入しているトヨタ自動車をはじめ、パートナーの日本マイクロソフト、オムロン各社のIIoT担当者から、最新事例や業界動向を紹介する。 また、リンクスの村上社長が、国内・海外の現状や課題に触れつつ、現在、本当に必要とされるIIoTとは何かを題材に講演。その他、同社が日本国内で展開しているIIoTソフトウェアプラットフォーム「zenon」及びソフトウェアPLC「CODESYS」の展示を行う。
「Industorial IoT Meeting」開催概要
日 時: 2019 年8 月2 日(金) 13:00~18:00会 場: 大手町フィナンシャルシティ カンファレンスセンター ホール1+2入場料: 無料◎登壇予定者■日本マイクロソフトコンシューマー&デバイス事業本部 デバイスパートナー営業統括本部IoT デバイス本部 Azure 担当部長村林 智 氏■オムロンインダストリアルオートメーションビジネスカンパニー商品事業本部コントローラ事業部 コントローラPMG 経営基幹職夏井 敏樹 氏■トヨタ自動車「トヨタが目指すIndustrial IoT に不可欠な現場の取り組みと構想 ~zenon を活用した現状と今後~」Mid-size Vehicle Company MS 車体生技部 ボデー技術統括室 汎用技術開発グループ長 林 哲史 氏Mid-size Vehicle Company MS 車体生技部 ボデー技術統括室 汎用技術開発グループ 主任 下西 隼人 氏↓申込みは下記サイトへ↓https://linx.jp/event/seminar/iiot_mtg/register.php
三菱マテリアル 中部テクニカルセンターが「オープンハウス2019」を開く ~次世代の切削工具総合ソリューションを初公開~

今回のイベントは、①ユーザー向けトータルソリューションの紹介、②技術相談コーナー、③外部講師によるセミナー(大学・研究機関、アーバ―メーカー、CAMメーカー)、④各種セミナー(切削アカデミー開催、航空宇宙、自動車分野)、⑤DIAEDGE新製品による切削実演、⑥産業別展示&市場別(自動車、航空宇宙、医療)取り組み紹介、⑦来場者参加型ワークショップ&体感コーナーなど、加工に役立つ情報が満載。筆者が取材を行った2日目は、「最新切削ソリューション」の取り組みをテーマに講演が行われ、内容も豊富だった。
また、技術相談コーナーも盛況で期間中20件の相談が寄せられた。多くの来場者は、「来て良かった。」、「親身な技術意見交換ができた。」など満足した様子。特に昨今のトレンドでもあるデジタルソリューション、FAソリューション、IoT取り組みの紹介に興味を持ったようだ。来場者の中には「東日本テクニカルセンターでも開催して欲しい。」との要望もあがっていた。オープンハウス2019をレポートする。
BT50マシニングセンタによる模擬金型加工
最初に高送り加工用両面インサート式ラジアスカッタ「WJX」による荒加工、高能率化紅葉多機能カッタ「VPX」による中仕上げ加工を見学。使用するマシンはOKK「VM660R」。
「WJX」では、平面加工、円周外径荒加工、円周内径ヘリカル加工(彫り込み)、「VPX」では円周内径仕上げ加工、円周外径仕上げ加工を行った。「WJX」の特長は独自の複雑逃げ面形状により両面インサート式でありながらランピング加工に対応しているところ。インサート厚み増加で強度もアップした。一方「PVX」は屈強な加工に負けないあらゆる加工に対応する縦刃ショルダエンドミル。いずれも高い経済性をもたらすことがメリットだ。
小型自動旋盤による自動車部品加工
「近年の自動旋盤はターニングのみならず、ミーリングも多用する複合加工機として進化している。」と同社。ここでは自動車部品加工のデモを行った。仕様マシンはCITIZEN「L20」だ。「DIAEDGE」では、ターニング工具やドリル、エンドミルといったミーリング工具も豊富に取り揃え、フルツーリングが可能だという。ここでは穴位置精度向上と、高品位面取加工を兼ね備えるリーディングドリル「DLE」、様々な加工形態に対応するフラットドリル「MFE」、難削材の難削材の切り屑処理性に優れた新ブレーカ「LS」による加工と新材種「MP9015」に注目。さらには注目の新製品、切り屑処理性に優れたモールデッドブレーカ「SMB」で後挽き加工を行った。
BT30マシニングセンタによるアルミ合金加工
ここでは、かねてから好評を博していたアルミ合金超高能率加工用フライスカッタ「FMAX」に小型主軸機に最適化された軽量カッタが登場! 使用するマシンはFANUC「ROBODRILL」だ。「FMAX」の特長について説明員は超高能率切削を挙げた。φ125,Vf:20,000mm/min以上の高能率切削を実現するための超多刃設計でありながら、最大切り屑排出量5,000ml/minを実現した切り屑排出システムを装備している。ダブテイル拘束(逆テーパ溝形状)で、インサートの遠心力方向への飛び出しを防止し、ディンプル部のクランプでインサートと着座の安定性を保持しているから高速回転にも安心だ。特殊合金製スチールボディの採用し、また、アルミニウム合金との組合せで軽量化を実現している。セットも簡単なのが嬉しい。
航空機部品加工におけるチタン合金の加工トレンド
5軸加工機によるブリスクの模擬ワーク加工を見学。マシンは、HERMLE「C42UMT」。注目の工具は1発溝加工が可能な高能率加工用ラジアスエンドミル「VQT5MVRB」を使って荒加工を行い、翼面仕上げ加工にはバレルエンドミル「VQT6UR」を使用して高能率加工を行った。この「VQT6UR」は、大Rを持つ外周刃形状によって、大ピックフィードで従来のボールエンドミルに比べて大幅な能率アップが可能だという。
イスカルジャパンが「2019UTS(ユーザーテクニカルセミナー)」を開催 ~高生産性によるコストダウンと成功事例を紹介~
イスカルジャパン(社長=岡田一成氏)が6月7日、同社神戸テクニカルセンター(神戸市中央区港島南町)で、「2019UTS(ユーザーテクニカルセミナー)」を開いた。
同社は毎年、高能率加工が実現できる新製品を開発して顧客に紹介をしており、好評を博しているが、今回は6年ぶりにテーマを“LOGUQ(ロジック”に一新。昨年開催されたJIMTOF2018では、さらに高能率、高生産性により加工のコストダウンを実現するイスカル最新工具シリーズとして大々的に発表している。今回のUTSでは、大注目の“LOGIQシリーズ”を中心として、最新イスカル工具と特殊複合ツールの紹介とデモンストレーション並びにユーザーのユーザーによるイスカル製品の具体的な成功事例を紹介した。同社では、「コストダウンと生産性向上を通して、生産性、収益アップのヒントに繋がるものと確信している。」としている。
ユーザーが発表することでより信憑性の高い豊富な事例が特長
岡田社長はあいさつの中で、UTSセミナーの目的を「イスカル工具を通じての情報交換の場としてユーザー自身で成功事例を発表していただくことにしている。通常メーカーのセミナーというと、商品や事例の紹介が一方通行になりがちだが、ユーザーに発表していただくことにより、このセミナーの事例が加工に皆様の参考になるものと確信している。」と述べたあと、イスカル社と同社の拠点があるイスラエルとイスカルジャパンについて説明した。
岡田社長は、「イスラエルは中東の国で、石油も出ない資源も少ない人口800万人ほどの小さな国。イスラエルの言葉に“神はアラブに石油を、ユダヤに知恵を与えた”とある。このように小さな国イスラエルの資源は、なにか――というと、知恵。つまり独創的なアイデア。イスラエルDNAは現状を良し、としない発想と技術、製品の開発力だといわれており、労働人口1人当たりのエンジニア数は、1万労働人口当たり140人を超え、米国の80人レベルを遙かに上回り、世界1位となっている。今日ではIT分野、AI、サイバーセキュリティ、コンピュータサイエンス、バイオテクノロジー、製薬、農業技術などにおける技術革新をもたらし、米国のシリコンバレーにちなんで、中東のシリコンワディと呼ばれるに至っている。イスラエル発のテクノロジー、製品としては、CTスキャナー、USBメモリースティック、フラッシュメモリー、内視鏡カプセル、データセキュリティのファイアーフォール、最近では国産自動車メーカーも採用している自動運転画像認識のモービルアイ社もイスラエル発の技術となる。」と、イスラエルの現状について語った。

イスカル製品の基本コンセプトは、「イスラエル発のDNAであるユニークなアイデア生かしての“Fast Metal Removal(高能率加工)”」という岡田社長。具体的には、加工時間の短縮と機械の稼働率のアップにより大幅な生産コストの削減を実現することだ。生産コスト削減の実現のため、昨年10月に6年振りの新製品LOGIQシリーズ工具の発売を発表してから、継続した高能率加工工具を提案している。
今回のセミナーでは、コストダウンと生産性向上を目的としたLOGIQシリーズを始めとする高能率加工をユーザーと担当者が詳しく事例を説明したあと、デモ加工を行った。
来場者も興味津々のデモ加工
日本工作機械販売協会 新会長に依田氏

総会後に開かれた懇親会の席であいさつに立った依田新会長は、「元号が改まり令和という時代が始まった。日工販は昭和45年の創立であり、来年はいよいよ50周年を迎える時。日本のものづくりと共に歩んでいる長い歴史を持っており、その会長職という大役を拝命し、非常に身の引き締まる思いがしている。」とあいさつをした。
また、工作機械業界をとりまく背景について、「昨年は受注額1兆8,000億円超、史上最高を記録するほど活況だったが、秋ごろから潮目が変わり、米中の貿易摩擦や中国の景気後退もあり、先行きがかなり不透明な状況になっている。一方、市場環境は非常に速いスピードで変化している。デジタル化、電動化、あるいは省人化、アディティブマニュファクチャリング、AI、IoTを使ったスマートマニュファクチャリング等々、ものづくりからコトづくりに変わってきており、ニーズが付加されていることが言えるのではないか。それに伴い、われわれのビジネスモデルも変えていく必要に迫られている。」との見方を示した。
日工販の活動については、「会員各社の皆さまをはじめ他業界の方々とも綿密に連携を取り、新時代の新しい姿を目指していきたい。これまでも会員各社の販売力強化のための教育事業や製品の勉強会、工場見学等実施し、実績を積み重ねてきたが、加えて何か新しい施策もぜひ実行していきたいと考えている。会員数も現在81社だが、これをぜひ100社を超えるレベルにまで持っていき、組織力を強化していきたい。広報活動に注力し、さらにステータスを高める活動もしていく。」と意気込みを示した。


乾杯の発声を中川貴夫 日本工作機械輸入協会会長が行った。宴もたけなわの頃、散会した。
日本光学測定機工業会が創立60周年記念祝賀会を開く

あいさつに立った浜田会長は、日頃の感謝の意を表したあと、「当工業会は60年前の1959年11月に現在の日本光学工業協会の部会から発足している。その時、わが国における光学・測定・画像機器工業の健全な進歩、発展と、業界の繁栄に寄与することを目的として独立したという。創立当時は会員8社の非常に少ない会社でスタートしている。現在ではその3倍近くになる23社という会員の皆さまと一体感を持って運営している。」と工業会の歴史について触れた。
業界を取り巻く環境については、「近年のものづくりは、ガソリンエンジンからEV車へのシフトが続いており、最近は自動運転へのシフトへの開発が進んでいるという状況。他方でVRやAR、さらにはAIを搭載したロボットなども、実用化が加速してきた。非常に技術的には進化が著しい時期に入ってきたという印象を持っている。」との感想を述べ、「それらをつなげるIoTも日々身近なものになってきており、IoTを支える電子機器の需要は今後ますます増える方向へ進んでいくというのは間違いないと確信している。これらの電子部品やデバイス分野の高度な技術や品質を支えるため、われわれの光学測定技術は核となり、これらの重要性が今後も確実に高まっていくと考えている。」との見方を示した。
工業会についても触れ、「工業会の姿はさらに大きく変容していくと考えている。世の中が所有するから必要な時期に利用するというパラダイムシフトを伴いながら、バリューチェーンも大きく変わってきている。これまでの開発、生産、販売で価値を生み出していた現在のビジネスモデル自体が根底から変わっていく可能性も秘めている時代に突入した。ちまたでは5Gを含むデジタルトランスフォーメーションという言葉が非常に氾濫してきたなと考えているが、ものづくりによる具現化なくして、この改革は進まない。われわれはこれまで以上に関係各位の皆さまとの連携を深め、ものづくり、コトづくりの発展へ寄与できるように取り組んでいく。」と意気込みを述べた。

乾杯の発声は、中川 徹副会長(ミツトヨ会長)が行った。宴もたけなわの頃、散会した。
日本金型工業会が第7回定時総会を開く
日本金型工業会(会長=小出 悟 小出製作所社長)が、6月7日、名古屋市内のANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋で第7回定時総会を開いた。議事では平成30年度事業報告、同決算報告承認を求める件並びに監査報告、技術等情報漏洩防止措置認証機関業務実施、新年度事業計画などについて審議が行われ、いずれも承認された。

事業については、①金型マスターの第2期生募集、②国の技術情報管理認証制度の認証機関となり業界への啓蒙並びにレベルアップを目指す、③令和新金型産業ビジョン策定への準備、④インターモールド事業の刷新案検討、⑤産・学・官の関係再構築、⑥さらなる会員増強への取り組み――について注力するとした。
小出会長は、「これらの内容を一つ一つ丁寧に全国一本化を意識し進めていく。従来からの委員会事業としての全国事業、特色あふれる地域事業としての支部事業も従来以上の活動にしていただきながら、全会員企業の皆様と意思疎通を図り、お役に立つようしっかりと活動していく。」と意欲を示した。

懇親会では、山中雅仁副会長・西部支部長(ヤマナカゴーキン社長)が、「貿易戦争は不確かな感じがしているが、現場は人であり、人材育成が大事だ。そこで、金型マスター制度が非常に良いと思っており、座学など中身も充実している。当工業会も皆様に役立つ企画を考えていきたいと思っている。」とあいさつをした。
乾杯の発声は、井上真一 牧野フライス製作所社長が行った。宴もたけなわの頃、散会した。
「ダイジェットサマーキャンペーン2019」がスタート!
ダイジェット工業(社長=生悦住 歩氏)が、7 月1 日(月)~9 月30 日(月)まで、新製品発売を記念したキャンペーンを下記の通り実施する。
このキャンペーンは、主力製品の高能率荒加工用カッタ・高精度刃先交換式ボールエンドミル、および高硬度材加工用ソリッドエンドミルを対象としたもの。6 月発売の新製品「マックスマスタースチールシャンクタイプ」「同 低抵抗形SLブレーカインサート」ならびに「ミラーボールTS インサート」の他、キャンペーンに合わせリニューアル発売する「エクストリームダイメイト」などもキャンペーン対象となる。
●対象商品
①インサート両面4 コーナ仕様・高能率荒加工用カッタ「マックスマスターGMX/MXG 形」
②インサート両面仕様・丸駒ラジアスカッタ「エクストリームダイメイトEXTDM/MTX 形」
③高精度刃先交換式ボールエンドミル「ミラーボール」用・高硬度材加工用強ねじれインサート「TS インサートBNM-TS 形」
④多刃ソリッドスクエアエンドミル「DH コートワンカット70 SEHH 形」
⑤ 4 枚刃ソリッドボールエンドミル「ワンカットボール70DH-OCHB 形」
⑥2 枚刃ソリッドボールエンドミル「ハード1 ボールSFSB 形」
●実施期間
7 月1 日(月)~9 月30 日(月)
●セール内容
【Aコース】他社乗換えお試しコース(画像クリックで拡大)
インサート30 個購入+他社ホルダ引き取りで適用本体もしくはモジュラーヘッド1 台サービス。
*対象商品=マックスマスター、エクストリームダイメイト。
【Bコース】新商品お試しコース(画像クリックで拡大)
本体1 台ご購入で、適用TS インサート2 個サービス。もしくは、TS インサートを含むインサート6 個購入で、適用サイズモジュラーヘッド1 台サービス。
*対象商品=ミラーボールTS インサート。
【C コース】プラスワンコース(画像クリックで拡大)
3 本購入で購入品の最安値品以下を1 本サービス。
*対象商品=DH コートワンカット70、ワンカットボール70、ハード1 ボール
OKKが7月25日(木)~26日(金)東日本・中部・西日本共同でプライベートショーを開催!
OKK(社長=宮島義嗣氏)が、7月25日(木)~26日(金)までの2日間、同社猪名川製造所(兵庫県伊丹市北伊丹8-10)においてプライベートショーを開催する。
今回は、東日本・中部・西日本共同での開催となり、OKKの技術を集結したマシニングセンタの実演と展示を行う。
見どころは、同社による省力化の提案。「VC-X350」+手動治具交換システムや「VC-X500」+協働ロボットのデモンストレーション。また、注目の新製品は、金型、精密部品向けに高品位な加工を実現する立形マシニングセンタ「VB53α」。他にもリアルな加工を追求する立形マシニングセンタ「VM43R」、「VM53R」、「VM660R」、そしてグラインディングセンタ「PV600GC」がズラリと並ぶ。
同社の新しいシステムである“被削材別補正機能”も要チェックだ。これは、加工精度向上を狙ったもので、被削材と加工機化の線膨張係数の違いを補正し、加工精度を向上させる機能は必見の価値あり。
さらに同社のIoTについてだが、手軽に導入できる点をポイントに取り組みを進めており、参考出品として「Net Monitor4.0」が紹介される。
生産性効率向上への重切削加工や、加工品質や精度向上にこだわる来場者へ向けた実加工など見どころも盛りだくさん。「VB53α」による精密金型加工技術をテーマにセミナーも開催される。
なお、刃具・ホルダ・円テーブル、CAD/CAM他、協賛メーカーも多数出展する。
三井精機工業 新社長に加藤欣一氏
三井精機工業は、このほど6月27日に開催された定時株主総会において加藤欣一専務が社長に就任したと発表した。奥田哲司社長は相談役に就任。
●プロフィール
加藤欣一(かとうきんいち)氏 昭和31年4月生まれ。山梨県出身。
昭和54 年 3 月 慶應義塾大学 工学部機械科卒業
昭和54 年 4 月 三井精機工業入社
平成16 年 4 月 同精機営業副本部長(兼)国内営業部長
平成17 年 4 月 同参与
6 月 〃取締役
平成23 年 6 月 同取締役・精機生産本部長
平成25 年 6 月 同常務取締役
平成26 年 6 月 同専務取締役
平成28 年 6 月 同専務取締役・事業企画本部長
令和 元年 6 月 同取締役社長
三菱マテリアルが「FMAXシリーズ」に小型主軸機用カッタ、「VPX200」用に低抵抗インサートをそれぞれ追加!
三菱マテリアル 加工事業カンパニー(カンパニープレジデント=中村伸一氏)が、このほど高能率アルミニウム合金仕上げ正面削りカッタ「FMAXシリーズ」に小型主軸機用カッタ、高能率加工用カッタ「VPX200」用低抵抗インサートをそれぞれ追加し、販売を開始した。
「FMAXシリーズ」小型主軸機用カッタ
高能率アルミニウム合金仕上げ正面削りカッタ「FMAXシリーズ」は軽量化と高剛性を両立したボディと超多刃設計により、アルミニウム合金などの非鉄金属を高能率に加工するとして好評を博していることを受け、このほど、このFAMXシリーズに小型主軸機用カッタを追加した。BT30などの小型主軸機において、最大工具径125mm、刃数20枚のカッタを使用することで、テーブル送り速度毎分20m以上の高能率加工を達成する。小型主軸機の加工領域においても、アルミニウム合金の高能率加工を実現することにより、使用用途をさらに拡大した。
主な特長は以下の通り。
① カッタ径Φ100mm,125mmで1.5kg以下の軽量設計。
② アルミニウム合金と特殊スチール合金の組み合わせにより、カッタボディの軽量化と高剛性を両立。
③ 小型主軸動力を考慮した多刃設計により、高能率加工を実現。
■標準価格
・FMAXR10010CLW:285,000円
・FMAXR10016CLW:351,000円
・FMAXR12514CLW:355,000円
・FMAXR12520CLW:421,000円
(いずれも税抜価格)
高能率加工用多機能カッタ「VPX200」用低抵抗インサート
高能率加工用多機能カッタ「VPXシリーズ」は高負荷加工において耐欠損性に優れる縦刃インサート設計、ランピング加工やヘリカル加工など、さまざまな加工形態に対応でき、経済性にも優れる両面インサートを採用した多機能カッタだが、このほど、切れ味を優先した低抵抗インサートを追加し、使用用途をさらに拡大する。
特長は以下の通り。
① 切れ味重視の設計により、低抵抗を実現。
② 軟鋼、ステンレス鋼やアルミニウム合金、チタン合金に最適。
③ 8材種同時発売により、幅広い被削材の安定加工に最適。
■標準価格
・LOGU0904020PNER-L MC5020:2,440円
・LOGU0904040PNER-L MP6120:2,440円
・LOGU0904100PNER-L MP7130:2,440円
・LOGU0904120PNER-L MP9130:2,440円
・LOGU0904160PNFR-L TF15 : 1,880円
(いずれも税抜価格)