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アマダホールディングスが富士宮市と災害協定を締結

 アマダホールディングス(社長=磯部 任氏)は、事業所(工場、開発センター、パーツセンター)がある静岡県富士宮市と「災害時における施設使用に関する協定」を締結し、9 月7 日(水)に富士宮市役所で締結式を行った。締結式には、富士宮市からは須藤秀忠市長、同社からは阿部敦茂専務取締役が出席し、協定書を取り交わした。

 協定内容は、大震災や火山噴火等の大規模な災害が発生した時などに、同社富士宮事業所の施設の一部を、公的支援機関の待機場所および食料・資機材等災害復興に必要な支援物資の一時保管場所として開放するもの。

 公的支援機関の待機場所として社宅・独身寮のあるエリアを、また、支援物資の一時保管場所として開発センター内ロビーを候補場所として計画している。富士宮市における災害想定において、支援物資が全国から集まった場合、保管場所が不足すると想定、ヘリポートを併設した西消防署北分署が当社富士宮事業所の近くに移転し、ここが災害対応前線や山梨方面とのアクセス拠点となることも想定される。このような背景より、同社富士宮事業所の施設使用に関する協定締結に至った。

 同社は、本社がある神奈川県伊勢原市および隣接の厚木市と「災害時における一時滞在施設に関する協定」を2013 年に締結しており、本社敷地内の施設の一部を帰宅困難者の一時滞在施設として開放することにしている。

ヤマザキマザックがさらに進化を遂げた2スピンドル2タレットで2台分の加工能力を持つCNC旋盤「MULTIPLEX W-200シリーズ」をリリース

CNC旋盤MULTIPLEX W-200Y(オプションのガントリーローダ付き)
CNC旋盤MULTIPLEX W-200Y(オプションのガントリーローダ付き)
 ヤマザキマザック(社長=山崎智久氏)がこのほど、2スピンドル2タレット(刃物台)のCNC旋盤「MULTIPLEX W-200シリーズ」をリリースした。

 本年9月12日から米国シカゴで開催された「IMTS2016」にも出展し、日本では11月17日から東京ビッグサイトで開催される「JIMTOF2016」に出展する。

 「MULTIPLEXシリーズ」は、同一能力のスピンドルとタレットを左右対称に配置した主軸移動型2スピンドル2タレット構造により、1台で通常のCNC旋盤2台分の加工能力を持つ。たとえば、左右の主軸でのワーク自動受渡しによる連続加工、左右独立して異なる加工物の同時加工、さらには、左右の主軸とZ軸の同期によるロングシャフト加工など様々な加工が可能だ。

 初代MULTIPLEX発表から約30年、今回「MULTIPLEX W-200シリーズ」として多くの進化を果たし生まれ変わった。最新シリーズでは、タレット構造の変更によるチップ・ツー・チップ時間の短縮、スラントベッド構造採用による切粉排出性の向上、油圧・エア・潤滑機器を集中配置による保守性の向上を実現した。さらに最新CNC装置「MAZATROL SmoothG」を搭載し、操作性及び生産性を向上させている。

 なお、Y軸付き「MULTIPLEX W-200Y」、高性能ガントリーロボットによる自動化対応など、ユーザーの加工ニーズに合わせた仕様を用意している。

特長

(1)同一能力のスピンドル、タレットを左右対称に配置し、CNC旋盤2台分の加工能力
 左右の主軸でワーク自動受渡しによる連続加工、異なる加工物を左右独立に同時加工、さらには、左右の主軸とZ軸の同期運転によりロングシャフトの加工など様々な加工が可能

(2)チップ・ツー・チップ時間の短縮
 タレット旋回専用モータとミルクラッチレス構造を採用し、チップ・ツー・チップ時間を短縮(チップ・ツー・チップ:本機が工具交換をするため切削を中止した位置から、交換位置まで移動し工具交換を完了し、元の位置に戻って再度切削を始めるまでの時間)

(3)スラントベッド構造により切粉の排出性を向上

(4) 油圧・エア・潤滑機器の集中配置による保守性の向上

(5) 軸送り速度のアップや最新CNC装置MAZATROL SmoothGによる生産性や加工精度の向上
軸送り速度アップ(X軸:従来30.5→35m/min、Z軸:同33→42m/min)と最新高速制御CNC装置による生産性向上と、C軸全周クランプ・ブレーキにより位置決め精度を向上

(6) 操作盤の高さ調整及び左右移動により操作性向上

(7) 環境に優しい潤滑方式を採用

(8) 高性能ガントリーロボットによる自動化対応を充実

仕様概要

●販売価格
・MULTIPLEX W-200 \37,100,000(税別)
・MULTIPLEX W-200Y \39,900,000(税別)

 なお、販売目標台数はシリーズ合計で年間300台。

タンガロイが高精度仕上げ加工用刃先交換式エンドミル「BallFinishNose」のアイテムを拡充

 タンガロイ(社長=木下 聡氏)は、高精度仕上げ加工用刃先交換式エンドミル「BallFinishNose」のアイテムを拡充し、このほど全国で発売を開始した。

 「BallFinishNose」は、金型および航空機部品加工に最適な工具。クランプ機構は、インサート底面を左右非対称にすることで、高精度な着座安定性と高剛性なクランプを実現し、優れた仕上げ面精度と非常に安定した長寿命加工を可能にする。今回新たに工具径8、 10、 25、 30、 32mmを追加し、さらなる加工領域の拡大が可能となる。
 
 ホルダには鋼シャンク、超硬シャンクおよびモジュラータイプを標準設定し、加工用途に合わせた使い分けが可能。また、「BallFinishNose」はインサートにクーラント供給溝を設けた新クーラント供給機構により、加工点にクーラントを供給することで優れた切りくず排出性と長寿命加工が可能。インサート材種には、鋼、ステンレス鋼など多種多様な被削材に対応する「AH725」と、高硬度鋼や鋳鉄加工に最適な「AH710」を設定した。

主な特長
・金型および航空機部品の加工に最適
・新クランプ機構により、高精度な着座安定性と高剛性なクランプが可能
・インサートにクーラント供給溝を設けた新クーラント供給機構により、優れた切りくず排出性と長寿命加工が可能
・ホルダは鋼シャンク、超硬シャンクおよびモジュラータイプを標準設定

主な形番と標準価格
●ホルダ
・EBFM08T12S10014,300円(税込み15,444円)
・EBFM32S32C300182,900円(税込み197,532円)
・HBFM10M0614,900円(税込み16,092円)
●インサート
・ZFBM080R00-MJ AH7254,150円(税込み4,482円)
・ZFBM320R00-MJ AH7259,760円(税込み10,541円)
全アイテム:ホルダ18型番、インサート10形番

セコ・ツールズが幅広い被削材で高い材料除去率を達成する Highfeed シリーズにカッタ新製品を追加

 セコ・ツールズは、刃部交換式フライスカッタの Highfeed シリーズに新製品「Highfeed 6」 を新たに追加した。これによりソリューションが拡張されるとともに、さらに高い性能を達成し、工具寿命が延長される。また、カッタ新製品は材料除去率が大幅に向上し、高い切り屑負荷にも対処するよう設計されており、生産性と工具寿命が大幅に改善された。

 「Highfeed 6」フライスカッタは鋼と鋳鉄で最高の性能を発揮し、特に金型セグメントに最適で、ステンレス鋼から耐熱超合金まで、各種難削材にも対応する。この工具はフェースミル加工、溝加工、コンタリング加工、プランジング加工、ヘリカル補間加工などの高送り用途でも高い性能を発揮するうえ、大径カッタボディの採用で、軸方向で 1.8mm(0.007インチ)の切込み深さを達成した。6 枚の切れ 刃を備えた両面チップを備え、比類ない切り屑排出と低い運用コストを実現する。

コマツがラオスにおける不発弾除去活動の支援を開始 ~新たな対人地雷除去機を開発~

新たに開発した対人地雷除去機(不発弾処理用)ベースモデルはコマツ製中型油圧ショベルPC130-8
新たに開発した対人地雷除去機(不発弾処理用)ベースモデルはコマツ製中型油圧ショベルPC130-8
 コマツ(社長=大橋徹二氏)は、認定特定非営利活動法人「日本地雷処理を支援する会」(理事長=荒川龍一郎氏/以下JMAS)との対人地雷除去に関する提携の範囲を拡大し、2008年から取り組んでいるカンボジアおよびアンゴラでのプロジェクトに続き、ラオスにおける不発弾の除去活動の支援を本年8月から始めた。

 ラオスは国土の3割以上にも及ぶエリアに大量の不発弾が残存しているにもかかわらず、その処理がほとんど進んでおらず、関連被害による死者・負傷者が毎年報告されている。JMASは2006年からラオスでの不発弾の処理活動に尽力してきたが、活動の中心となる人手による除去作業は大きな危険を伴うと共に、処理に時間がかかるとの課題があった。

 これに対してコマツは、従来のブルドーザーベースとは異なる油圧ショベルをベースにした「対人地雷除去機(不発弾処理用)」を新たに開発した。この機械は特殊なバケットを装備しており、硬い金属に覆われている不発のクラスター子弾を破砕することが可能。また汎用性が高く、灌木除去や整地作業などにも使用することができる。

 コマツは、対人地雷除去機(不発弾処理用)のJMASへの無償貸与を通じて、確実で迅速な不発弾除去作業を促進し、ラオスの土地を安全に変えるための支援に努めるとしている。

ラオスで開催された記念式典の様子
ラオスで開催された記念式典の様子
 8月17日に行われた「ラオス シェンクワン県における不発弾処理の機械化事業発足記念式」(主催=ラオス不発弾処理統制機構(National Regulatory Authority)/在ラオス日本国大使館/JMAS)では、ラオス政府 労働社会福祉省大臣 カンペン サイソンペン 閣下、在ラオス日本国大使館 引原毅 大使、JMAS 荒川龍一郎 理事長、コマツ 取締役(兼)専務執行役員 篠塚久志氏 他が出席した。

キトーがSansan の名刺管理サービスをコーポレートライセンス契約で全社に導⼊ ~⽣産性の最⼤化、国内外の⼈脈共有による営業⼒強化〜

 Sansan (社長=寺⽥親弘氏)は、このほどキトーが社内の名刺のデータベース化と⼈脈共有による国内外の営業強化を⽬的にクラウド名刺管理サービス『Sansan』のコーポレートライセンス契約を結び、全社導⼊したことを発表した。 キトーは急速な市場の変化やグローバル化に対応する中で、さらなる組織の⽣産性向上を⽬指してるが、従来、名刺は紙のまま担当個⼈の管理に任されており、顧客データベースへの⼊⼒に⼿間がかかっていた。また、社内の⼈脈や情報を有効に活⽤しきれていない課題感もあった。こうしたことから、網羅的で正確なデータベースの構築により組織的な顧客管理を実現し、営業活動の⽣産性を向上させることを⽬的に名刺管理サービスの導⼊した。

日立建機がZW220-6、ZW310-6 ホイールローダを発売

 日立建機株式会社(社長=辻本雄一氏)は、このほど新型ホイールローダZW-6 シリーズのZW220-6(標準バケット容量3.4m3、運転質量17,480kg)、ZW310-6(標準バケット容量4.2m3、運転質量23,760kg)の販売を開始した。

 ZW220-6、ZW310-6 は、特定特殊自動車(オフロード法)排出ガス2014 年基準に適合したホイールローダで、従来機(ZW220-5B、ZW310-5B)の良さを踏襲しながらも、経済性、作業性能、オペレータの快適性など、ホイールローダに求められる点を改良し、ユーザーニーズに応えている。

 販売目標は、国内向けに2 機種合計で年間200 台の見込み。

Vero SoftwareLimitedの日本法人が「PartXplore2016 R2」の出荷を開始

 Vero SoftwareLimitedのグループ子会社の日本法人は、このほど、エンジニアリング3Dコミュニケーターの最新版「PartXplore2016 R2」の出荷を開始した。

 「PartXplore」は、初心者でも安心、簡単3D操作が可能な低価格3Dコミュニケーター。最新版「PartXplore2016 R2」は、多数改善を図った。また、評価版ダウンロードが自動ライセンス発行により試用可能となった。

▼評価版ダウンロードページはこちら▼
http://www.partxplore.jp/trial-download

 主な改善点は、①大規模アセンブリに対応、②メッシュのインポート速度を向上し、約3倍の時間短縮を実現、③2D/3Dテキスト編集が対話式になり、文字サイズ変更が簡単。

JMAが高難度な技術英語の翻訳に特化した「JMA 技術英語翻訳」を開始 ~英語の頂点を極める工業英検1 級取得者による新サービス~

 工場の海外移転をはじめ、ものづくりの現場でグローバル化が進む中、「英語」は世界共通のビジネスツールとしてますます重要になっている。特に製品の仕様書やマニュアル、特許、契約書類などを扱う場合、小さな誤解が大きな損失につながることもあり、いかに“正確・明確・簡潔”な英語で伝えるかがポイントになる。しかしながら、こうした技術英語の分野でクオリティの高い翻訳ができる人材は、一般のビジネス英語と異なり多くないのが現状である。 日本能率協会(会長=中村正己氏 略称JMA)は、このほど、会のグループ団体である公益社団法人日本工業英語協会(会長:斎藤恭一氏 略称JSTC)と連携し、高難度な技術英語に特化した翻訳サービスを行う「JMA技術英語翻訳」を開始した。 事業では、日本工業英語協会が組織化する工業英語能力検定試験1級取得者や、その中の成績優秀者に授与される文部科学大臣賞を受賞した専門家らにより、日本語から英語、英語から日本語への「翻訳」、社内で英語にした文章のクオリティを上げる「校正」の他、技術英語の翻訳者や社内翻訳者向けセミナー講師の派遣など、各種ソリューションサービスを行う。■概 要名  称:JMA技術英語翻訳翻訳分野:技術英語の専門知識を必要とする主に、自動車、電気・エレクトロニクス、機械、素材・化学、土木、建築、医療、物流、通信、情報、ITなど翻訳対象:マニュアル、仕様書、規格書、特許、技術資料、契約書、監査書類、など翻 訳 者:工業英語能力検定試験1級取得者▼依頼方法は日本能率協会ホームページまで▼http://www.jma.or.jp/jmat/     価  格:依頼内容に基づいて別途見積

7月分超硬工具主要統計

日本機械工具工業会がまとめた2016年7月分超硬工具主要統計は以下の通り。【超硬合金重量】493トン(前年比93.2)【超硬工具生産額】切削工具193億8700万円(前年比82.8)、耐摩工具31億9800万円(同98.8)、鉱山土木工具5億8100万円(同70.6)、その他工具14億2300万円(同267.0)、焼結体・工具19億700万円(同81.2)、合計264億9600万円(同87.2)。【輸出入】輸出95億3900万円(前年比82.9)、輸入56億1200万円(同78.0)。【超硬工具出荷額】切削工具194億9900万円(前年比80.6)、耐摩工具32億4400万円(同101.4)、鉱山土木工具6億2300万円(同65.5)、その他工具13億1900万円(同295.1)、焼結体・工具21億200万円(同80.3)、合計267億8700万円(同85.3)。【刃先交換チップ】生産2881万1000個(前年比89.6)、出荷2809万6000個(同88.5)。