暑くてマシンも悲鳴!
7月1日に開催された大田区加工技術展示商談会は大勢の人、人、人。前回よりも人が多い印象でした。これが全て受注に結び付けばいいなあ、なーんて思いながらウロウロとリサーチ。
やっぱり現在、本音としては受注に結び付くのが難しいとのこと。素晴らしい技術があってもなかなか応用に結びつかなかったり、研究開発をしたくても、先立つモノがないなど、いろいろ解決しなければならない課題があります。また、これは大田区に限ったことではないのですが、国内における値段の下落も悩みのひとつ。値段の叩きあいが招いてしまったよくない現象のひとつです。
大手は国内需要よりも海外需要の方が大きいので震災の影響は少ないのですが、中小零細の多くは海外に販路を見つけることは困難です。縮小する国内需要の中で生き残りをかけて知恵を絞り出さなければなりません。苦しい現状がここにあります。
しかしながら大田区はあらゆる分野の最先端技術をリードしていることに変わりはなく、なんといっても近隣工場同士が協力しあうという社長連中のネットワークとフットワークの良さはピカイチ。多様化したニーズに即、対応してくれる強みがここにあります。
ところで最近、もっぱら加工現場の悩みは―――。
そう、「節電」です。
湿度が多ければ材料だって錆びちゃう。精密加工には温度管理も重要なことです。節電するあまり、製品の質が悪くなってしまえば本末転倒。余計なコストだってかかります。
ここんところ機械にオーバーヒートが発生したなんて話もチラホラ聞きました。加工の途中で機械が止まっちゃったら、そりゃーたまんないでしょう。
このキョーレツな暑さが続く夏。おそらく機械メーカーのメンテナンス部隊が暑い中、忙しくなりそうとの予感がします。
さてさて、話は元に戻りますが、この大田区の商談会で、岩佐歯車製作所の歯車を写真に収めました。総勢4名の歯車屋さんです。ここの社長さんは、東京マイスター・大田区の工匠に選ばれたんですよ。
『求めつづける発想 ニーズに応える技術』
をモットーに日々、頑張っている会社です。現在は歯車加工だけでなく、産業機械部品加工も受注されているようです。
この歯車に若干の丸みがあって、これに技術がいるのだ~

う、うつくしいギザギザ!

では、今回の加工商談会のニュースは、また後ほど。
プロフィール

業界新聞社の取締役編集長を経て、インダストリー・ジャパンを設立。製造現場は日本の底力!をスローガンに製造業専門ニュースサイト「製造現場ドットコム」を運営している産業ジャーナリスト兼フリーライターです。霞ヶ関から錦糸町まで守備範囲が広いのが特長。現場取材は数知れず。些細なことや泥臭いことに真実が隠れているのを知り、今では何より本当のことを言うのが大好き。いつも働く女性と頑張るオヤジたちの味方よ。
ブログでは取材のこぼれ話やお知らせのほか、日常のことを綴っています。
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