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日本金型工業会 「第46回金型の日」記念式典を開く

 日本金型工業会(会長=小出 悟 小出製作所社長)が11月25日、東京都内のホテルインターコンチネンタル 東京ベイで「第46回金型の日」記念式典を開いた。

 金型の日は、昭和32年11月25日に日本金型工業会が設立されたことから毎年11月25日を金型の日と定め、毎年、記念式典を開催している。



あいさつする小出会長
あいさつする小出会長
 あいさつに立った小出会長は、「金型の日は、当工業会にとって総会に並ぶ大きなイベントの一つ。中でも本日は、メインと言ってもいい優良従業員表彰がある。常日頃、皆さまの優秀なる技術や協力の下に金型業界が反映されている。企業・組織というものは、人で成り立っていることは紛れもない事実であり、優秀な人材が多く集まって活動している。」と感謝の意を表した。また、世界情勢にも触れ、「私たちは、個別、個の努力だけでは何ともならないような時代に遭遇している。混沌として見えづらい状況下にあることもまた事実だろう。こういう時にこそ、一致団結。一枚岩になった集団こそが、私は突破力のある強い集団だろうと思っている。多くの人たちが力を結集していけば、苦しい状況でも乗り越えていくことができるんではないかと確信している。」と力を込めた。

 続いて、永年勤続優良従業員表彰が行われた。被表彰者代表の答辞のあと、国家叙勲授章者への記念品贈呈、会員増強協力者へ感謝状・記念品贈呈、永年勤続事務局員表彰が行われた。

 来賓を代表して松本真太郎 経済産業省製造産業局素形材産業室長が、「素形材産業は男の産業みたいなイメージがあるが、結構女性も多く活躍している。人材確保が厳しい中でこの工業会は、金型小町という取り組みを熱心にやってこられた。近年、海外との競争が激しさを増しているが、ぜひ皆さま方の技術力と新しい製品提案力をもって、日本産業の要のところを、お支えいただいて、さらに発展していただきたい。」と声援を送った。

 池上正信 池上金型工業社長による記念講演のあと、懇親パーティが開かれ、親睦を深めた。

懇親会は牧野フライス製作所 井上社長の乾杯の発声で開宴した

■第46回金型の日永年勤続優良従業員表彰者
<東部支部>
 イースタン技研(株) 後藤伸一
 イースタン技研(株) 髙橋 悟
 (株)オギハラ 白澤英維
 (株)オギハラ 中田由多佳
 (株)オギハラ 吉田展久
 (株)オギハラ 松島 泉
 (株)オギハラ 阿久津輝夫
キヤノンモールド(株) 冨田 浩
キヤノンモールド(株) 宮田州泰
キヤノンモールド(株) 宮嶋正実
キヤノンモールド(株) 熊野 誠
共和工業(株) 西山正春
(株)クライム・ワークス 河西弘幸
 黒田精工(株) 掘田俊雄
 黒田精工(株) 矢口忠義
 小林工業(株) 伊藤英文
 小林工業(株) 三浦 博
 小林工業(株) 須藤具美
 小林工業(株) 小笠原輝一
 小林工業(株) 阿部 淳
(株)サイベックコーポレーション 中垣善一
(株)サイベックコーポレーション 中村良次
 昭和精工(株) 海老澤紀道
 昭和精工(株) 土肥 充
 昭和精工(株) 林 健一
 昭和精工(株) 山田和義
(株)シンセイ 松下重孝
(株)シンセイ 鷺谷 洋
(株)鈴木 山口清子
(株)鈴木 大峡正史
(株)鈴木 渡辺金司
精技金型(株) 小久保敏美
精技金型(株) 鵜川喜智男
(株)中越製作所 鋤柄義明
(株)中越製作所 諸星公孝
 東洋ガラス機械(株) 杉市 勇
 東洋ガラス機械(株) 関 雄一郎
(株)長津製作所 小野 篤
(株)長津製作所 平本一弘
(株)長津製作所 李 軍
(株)長津製作所 達田康介
 日型工業(株) 三瓶政美
 日型工業(株) 小島由雄
(株)富士テクニカ宮津 佐藤文彦
(株)富士テクニカ宮津 冨岡正義
(株)富士テクニカ宮津 佐藤真彦
(株)富士テクニカ宮津 芳賀基樹
(株)富士テクニカ宮津 金井則之
(株)富士テクニカ宮津 小野博之
(株)富士テクニカ宮津 岩崎 守
(株)富士テクニカ宮津 峰田将充
プロトラブズ合同会社 横田哲哉
マルスン(株) 望月良二
マルスン(株) 望月勇世
マルスン(株) 野村圭佑
マルスン(株) 西脇貴雄
マルスン(株) 松浦弘明
マルスン(株) 木岡孝夫
マルスン(株) 芝木啓人
マルスン(株) 望月信吾
マルスン(株) 永澤裕人
マルスン(株) 清 幸正
マルスン(株) 佐野公俊
(株)三井ハイテック 佐々木勝弘
(株)三井ハイテック 荒川広一
(株)三井ハイテック 三井博之
(株)三井ハイテック 山内鉄平
(株)三井ハイテック 山田昇一
(株)三井ハイテック 野口昌利
(株)三井ハイテック 島本洋二
(株)三井ハイテック 吉田明広
(株)三井ハイテック 松本充永
(株)ミナス精工 宮内英之
(株)ミナス精工 白石泰祥
 (株)明輝 能登祐介
 (株)明輝 林 真人
 (株)米谷製作所 山﨑弘行
 (株)米谷製作所 清水孝良
 (株)米谷製作所 中村義幸

<中部支部>
 魚岸精機工業(株) 浮橋敏彦
 魚岸精機工業(株) 川崎 勝
 魚岸精機工業(株) 森田浩二
 (株)エムエス製作所 海川弘明
 (株)エムエス製作所 堀井 学
 大垣精工(株) 安藤寿康
 大垣精工(株) 浦山凉一
 大垣精工(株) 金子将啓
 大垣精工(株) 沢井 学
 大垣精工(株) 橘 峰広
 大垣精工(株) 田中大補 
 大垣精工(株) 林 隼也
 大垣精工(株) 松平豪俊
 大垣精工(株) 南村洋行
 大垣精工(株) 森山大典
 大垣精工(株) 吉田裕次
 (株)小出製作所 鈴木友貴
 (株)小出製作所 山内和弘
 シミズ工業(株) 石原文夫
 (株)ナガラ 足立光好
 (株)名古屋精密金型 工藤大樹
 (株)名古屋精密金型 國生泰浩
 (株)名古屋精密金型 米光留美
榛原工機(株) 石川幸生
日嶋精型(株) 池田耕司
日嶋精型(株) 佐野淳一
(株)ホーエ 賀久哲義
(株)ホーエ 田村 寛
(株)丸順 今西栄二
 (株)丸順 川辺和仁
 (株)丸順 棚橋ゆかり
 (株)丸順 山北卓治
 (株)三幸 炭谷正義
 (株)明和製作所 小島 亮
 (株)明和製作所 藤島史明
 (株)明和製作所 堀越隆志
 (株)明和製作所 村田 仁

<西部支部>
 (株)伊吹機械 田中治男
 (株)伊吹機械 脇坂仲之
エスバンス(株) 桂田伸隆
エスバンス(株) 金谷冬夏
 (株)タカギ 安達 良
 (株)ヤマナカゴーキン 天野良成
 (株)ヤマナカゴーキン 奥林裕正
 (株)ヤマナカゴーキン 中平亜希子
 (株)ヤマナカゴーキン 深澤政彦

■令和元年度叙勲授章者
〇旭日小綬章 (株)タカギ 代表取締役会長 髙城壽雄
〇旭日単光章 (株)田口型範 代表取締役社長 田口 順
〇旭日単光章 元(株)キメラ 代表取締役 宮﨑秀樹

■令和元年度 会員増強協力者表彰受賞者
 (株)小出製作所 小出 悟

■令和元年度 事務局職員表彰者
 川田明美(永年勤続表彰20年)

「金型の日」を迎えるにあたって
日本金型工業会 会長 小出 悟

 本年は元号が令和に変わり、日本の新たな時代の幕が開き、(一社)日本金型工業会の一大行事である第46回「金型の日」を迎えるに当たり、気も引き締まる思いがいたします。

 一昨年スタートした金型マスター認定制度も、継続は力なりの言葉のごとく第二期生36名を輩出し、さらには一期生71名の中から19名のシニア金型マスター認定者という新たな、業界の宝となりうる人材を創出できましたことは、この上なき喜びであり又それにご尽力いただきました関係者の皆様方には、ただただ頭の下がる思いで一杯です。ありがとう御座いました。

 現在私たちを取り巻く環境は必ずしも良い状況であるとはいえません。グローバルな社会情勢の変化に振り回されるそんな時代であると言えるでしょう。このような時代であるからこそ慎重に構えながらも能動的な行動を積極的にとる必要があり、今まで以上に産・官・学の連携を通し今後を見直すべき時といえるでしょう。今、一つの取り組みとしてまさに官主導で金型取引適正化推進協議が進展しています。私も委員として何度か意見具申をさせていただきましたが、金型代金の前金制度など画期的ともいえる改善がなされようとしています。時代のうねりは激しく容赦なく我々に襲い掛かって来ます。IoT・AI技術はまさに我々の社会を一変させる技術でしょう。働き方改革はさらにその新技術の発展を助長し、そのことが人材不足問題を結果的に改善する糸口にもなることでしょう。このような環境がさらに進む中では法的には「官」の力を知識的には「学」の力を、両者と友好的に連携を組み個社の努力の及ばないことに果敢にチャレンジすることこそが、日本の金型業界の安定と発展に寄与するものと信じ、日本金型工業会として積極的に、そのことを新ビジョンに認め、広く周知のものとし、新元号にふさわしい業界作りを行うことが役割であると考えています。

 (一社)日本金型工業会が中心的存在となり、金型産業を安定的に発展させるためにも会員企業の皆様はもとより、関連団体、官公庁の皆様の更なるご指導・ご鞭撻ご協力をお願い申し上げ、金型の日を迎えるにあたり私のご挨拶とさせていただきます。

天田財団が2019年度助成式典を開催

あいさつする岡本理事長
あいさつする岡本理事長
 公益財団法人 天田財団(代表理事理事長=岡本満夫氏)が11月30日、FORUM246 246ホール(神奈川県伊勢原市)で「2019年度助成式典」を開催した。

 岡本理事長は、「金属加工というモノづくりを通じ、継続して世界の人々の豊かな未来を実現することがアマダグループの責任との思いから、天田財団は金属加工の研究への助成を通じて、産業・経済の発展に寄与することを目的とし、企業財団として設立した。本年度の助成は、95件、総額2億5,333万円。設立から1,000名を超える研究者へ助成し、その総額は、29億5,240万円となった。また本年度より、金属加工に従事される皆さまの技能向上に有益な技能検定に対する助成も開始した。日本の研究者を取り巻く環境は厳しく、“人材”、“資金”、“環境”の改革が強く望まれている。天田財団は、微力ながらこれらの課題に取り組み、助成金の規模だけでなく“研究者の研究に真に有益な助成”や“若手研究者育成の助成”と、その内容向上にも努めている。金属などの加工に関する優れた研究や、国際交流へ助成し、その成果を実際に使えるよう、産業界へ広く普及啓発することは、天田財団の使命である。本日の助成式典は皆様に、天田財団の思いを受け取っていただき、研究に取り組んでいただく大事なスタート。研究が進展されることを、こころより期待している。天田財団は“知の創出と人材の育成”を支援して、その成果を速やかに、社会や産業に還元し、次の研究や経済の発展につながるダイナミックな循環を目指して今後も活動していく。」とあいさつをした。

経産省 松本 素形材産業室長
経産省 松本 素形材産業室長
 来賓を代表して松本真太郎 経済産業省素形材産業室長があいさつをした。この中で松本室長は、「日本の強みは、ものづくりの技術の高さとその応用・実現力。経産省の支援も産業への実益が生まれ、現場のインセンティブを阻害することがないようにしていくことが大切だ。現在、研究と産業を繋げていくことが課題となっており、経産省も支援していく。塑性加工は日本の産業を支えている基幹産業の一つだが、多少の危機感をもっている。何が重要なのか、どこを伸ばしていくべきか、良い材料、新たな加工法・部品、コスト削減、どのように活用していくのかなどニーズに合致した提案になるよう、各企業ではプロセスマネジメントを進めているが、そのうえで産学連携を進めていかなければならない。日本からグローバルスタンダード生み出していくための大きく変わる節目なのかもしれない。行政からも支援を行うことで、業界から日本、世界へ発展に結びつけていくこと、また、若手研究者の獲得にもつながることを期待しています。」と声援を送った。

 

磯部 アマダホールディングス社長
磯部 アマダホールディングス社長
磯部 任 アマダホールディングス社長が「天田財団は創立から32年という長きにわたり、塑性加工並びにレーザプロセッシング分野への研究助成を通して社会へ大きく貢献してこられた。わが国の企業を取り巻く環境は大きく変化している。少子高齢化や人口減少、“働き方改革”に象徴される“労働環境”の変化は、ますます加速することが予想され、加えてIoTやAIといった“技術革新”が著しく、進展への対応は、我々機械メーカーにとっても必須の課題となっている。企業サイドにおいても、一層研究開発投資、人材育成に努めていく覚悟である。研究者の皆様には、研究活動を通じて、日本初の新たな技術革新に取り組んでいただき、企業のイノベーション喚起にもご尽力いただければ幸いである。これまで一貫して産学の連携にも貢献されてきた天田財団ですが、今後ともますます、大学や研究機関への助成を推進していただき、そして研究者皆様の成果が、産業界の“実”となり、結果として社会に貢献していくという構図を思い描いて、ぜひ研究に邁進されることを期待している。私どもアマダグループも、財団が末永く、幅広い助成を続け、創業者の理念でもある“人々の豊かな未来に貢献”していけるよう、ビジネスを人間中心で考える企業として成長し続けていく。」とあいさつをした。

総評

式典の様子
式典の様子
 青山藤詞郎 天田財団理事 慶應技術大学常任理事による総評は以下の通り。
 
 「天田財団は、“金属材料などを対象にした塑性加工とレーザプロセッシング”の分野から、日本の産業と経済の発展に寄与することを目的としている。具体的には、当該分野の研究に対する助成を通じて“学術の振興・科学技術の創出”を目指している。また、本年度より新たに、それらの加工に従事する方の資格取得に対する助成を通じて、“人材の育成と就労”を支援する。

 2019年度 研究助成事業方針について、①助成金総額は約2億7,500万円を予算化(平成30年度の助成実績は2億6,990万円)、②個々の研究の実情に合わせた助成金研究助成金には使途の費用割合を設けない。他助成金や科研費の合算運用も認める—とした。

 研究開発助成の実績について、本年度は、厳正なる選考の結果、81件・2億4,741万円を研究開発助成として採択した。重点研究開発助成は、7件・6,900万円、一般研究開発助成は、53件・1億3,710万円、若手研究者に限定した、奨励研究助成は、21件・4,151万円。

 本年度は、塑性加工の申請がかなり増加した反面、近年増加していたレーザプロセッシングの申請数がやや減少した。

 国際交流助成の実績は、国際交流助成について、14件・572万円を採択した。国際会議の準備や開催への助成は、3件・150万円、国際会議の参加に対する助成は、9件の357万円、若手限定の国際会議参加への助成は、2件・65万円となった。

 目録贈呈式が行われたあと、東京大学生産技術研究所 古島 剛 准教授による「生体吸収性マグネシウム合金の革新的レーザ大レスフォーミングの開発」、鳥取大学大学院 陳 中春 教授による「金属3Dプリンタを駆使した高機能金型やインプラント製品の成形技術の開発」をテーマにした招待講演会が行われた。

オークマ 高精度大型立形マシニングセンタ「MB-80V」を新発売! ~半導体製造装置・自動車金型等の大物部品加工に最適~

 オークマがこのほど、高精度大型立形マシニングセンタ「MB-80V」を販売した。このマシンは、高精度・高速・強力切削でグローバルに市場から高く評価されている立形マシニングセンタ「MB-V シリーズ」の最上位機種。拡大する半導体製造装置市場をはじめ、高品位・高精度化と自動化の需要が進む大物部品や金型部品加工に最適な“スマートマシン”として、最高の品質と生産性を提供する。

 同社では、「IoTの拡大に加え、5G サービスの本格導入を目前に控えた通信産業や、CASEによって大変革期を迎えている自動車産業向けに、半導体・センサー類は今後ますます需要の拡大が見込まれている。半導体製造装置市場は、現時点では一服感があるものの、中長期的には確実に成長していく産業分野。半導体需要の拡大とともにシリコンウエハーの主流は300mm(12 インチ)と大型化しており、半導体製造装置の部品サイズも大型化している。また自動車分野では内装部品だけでなく外観部品の樹脂化が進み、中大型の金型加工の需要が増加しており、これら大型の精密部品・金型部品の生産性を向上するために、長時間の無人運転などフレキシブルな自動化対応が可能、かつ省スペースの機械が求められています。」と開発の背景について述べている。

 また、新開発の「MB-80」は、省スペースでありながらクラス最大級の加工エリアを持ち、AI 技術の活用により自動化・無人化に向けて“止まらない機械”を志向した高精度大型立形マシニングセンタであり、① 省スペースでありながら、半導体製造装置の部品加工、自動車関係の金型向けに最適な広さのテーブルサイズを最大限に活用できるワイドな加工エリア、② AI 技術を活用した予知保全と、世界最高水準の寸法安定性による長時間無人運転の実現 ③「止まらない機械」を実現する高い切粉処理性能とフレキシブルに自動化対応できる優れた拡張性、④ No.50 コロ軸受採用により、重切削の荒加工から高品位の仕上げ加工まで、この1 台でオールラウンドに対応。生産リードタイムの大幅短縮を実現――という優位性を持っている。

特長と実現技術

(1)テーブルサイズを最大活用。クラス最大の加工エリアを最小のスペースで提供
●ワークとの干渉を気にすることなく、工具計測も多面加工も対応可能
 ・テーブルサイズ 1,600mm× 800mm
 ・XYZ 軸 移動量 1,600mm× 1050mm × 600mm (加工エリア 従来機比 54%拡大)
●省スペース設計で、設置床面積に対する加工範囲を最大化 (面積生産性 従来機比 27%向上)

(2) AI 技術を活用した予知保全技術とサーモフレンドリーコンセプトによる優れた精度安定性により長時間の無人運転が可能
●AI 主軸診断とAI 送り軸診断で主軸軸受やボールねじの異常有無と異常部位を特定、計画的なメンテナンスによりマシンダウンを未然に防止
 ・異常度の傾向を見える化することで計画的なメンテナンスが可能。生産計画を遵守
 ・誰でも簡単に短時間で診断が可能。診断に必要な計測器やスキルは不要
●1 万台以上の実績を誇るMB-V シリーズの高精度門形構造と5 万台以上の搭載実績の「サーモフレンドリーコンセプト」を採用
 ・温度変化8℃における経時寸法変化8μm (実績値)
 ・同サイズのマシニングセンタとして世界最高水準の寸法安定性
 ・大物部品の長時間連続加工おいても、抜群の寸法安定性を実現することで、作業者による寸法補正作業が不要。
 ・AI技術の活用により進化したサーモフレンドリーコンセプトで広いテーブル全域の熱変位を補償

(3)大物部品の自動化に対応した高い切粉処理性能と拡張性
●大量のアルミ切粉も一掃。面倒なワーク清掃、機内清掃作業を激減し、機械稼働率を向上
 ・切粉を堆積させない機内カバー垂直構造に加え、クロスレールシャワー洗浄によりワークやテーブル上の切粉を一掃、清掃作業を激減
 ・幅広の機内ヒンジ式コンベヤをテーブル前後に設置。大量の切粉もスムーズに排出
●APC 仕様時の段取り作業と機内作業の動線を最短化、作業性を大幅に向上 
●多様な自動化を実現する油空圧治具対応
 ・最大8 系統16 本の配管をテーブルへ供給可能。多彩な自動クランプ治具を実現

(4)荒加工から仕上げ加工まで一台で完遂。生産リードタイムを大幅短縮工
●No.50 コロ軸受採用 強力主軸による高能率加工で切削時間短縮
 ・フライスによる切削量 669 cm3/min の重切削(S45C 材)を実現 (従来機比33%向上)
●NC 制御技術「Hyper-Surface」で金型仕上げ加工面品位の向上と加工時間の短縮を両立
 ・加工プログラムの乱れを自動補正、指令位置や送り速度のバラツキを抑制


ダイジェット工業 「QM マックスシリーズ」ラインナップ拡張!

 ダイジェット工業は、このほど、かねてから好評を博している多刃高能率加工用工具「QM マックス」に、ラインナップを追加発売した。

 特長は以下の通り。

●高精度版QM マックスモジュラーヘッド MQT 形
 現在発売中の「高精度版QM マックスモジュラーヘッドMQT 形」は、今後ますます普及が進む5 軸加工機のみならず従来の3 軸加工機にも対応、より高精度な加工を求めるユーザーに好評を得ていることを受け、今回、工具径φ32 の6 枚刃タイプモジュラーヘッドを追加ラインナップ。

 この製品は、「QM マックス」の高精度タイプ。従来タイプよりボディバランスを向上させ5 軸加工機等の複合加工機にも対応。インサートはH 級。併せて多刃仕様により高能率加工が可能。マスターインサートによる本体外径許容差-0~-0.03を実現(側面仕上げ用のYPHW 形インサート使用時)。炭素鋼、工具鋼、プリハードン鋼、焼入れ鋼、鋳鉄、ステンレス鋼の側面仕上げ加工、傾斜面仕上げ加工、および肩削り中仕上げ~仕上げ加工用に威力を発揮する。

<サイズ・価格>
 ・形番:MQT-6032A00-M16 形(φ32 の6 枚刃タイプモジュラーヘッド、本体傾斜角度0°)(1 形番)
 ・標準価格:62,500 円(税抜き)

●QM マックス肩削り用インサートZPMT-PL 形(材種JC8050)
 黒皮級でありながら底面・側面の中仕上げ~仕上げ加工まで可能な同インサートに、ステンレス鋼や炭素鋼・工具鋼の強断続加工に最適なPVD 材種「JC8050」を追加し、さらに適用範囲の拡大を図った。

 特長は、(1)インサートの外周切れ刃を大きな曲線形状とすることにより、ピックの重なり部が滑らかになり、かつ側面たおれ量0.01 ミリ以下を実現できる(被削材S50C、Z ピック3 ミリ加工時)、(2)インサート材種は既存の「DH102」「JC8118」「CX75」に加え、ステンレス鋼や炭素鋼・工具鋼の強断続加工に最適なPVD 材種「JC8050」を新たにラインナップした。炭素鋼、工具鋼、プリハードン鋼、焼入れ鋼、鋳鉄、ステンレス鋼、アルミ合金、チタン合金などの肩削り、平面削りに威力を発揮する。

<サイズ・価格>
 ・形番:ZPMT-PL 形(ステンレス鋼・鋼用)インサート材種:JC8050 コーナR0.4、R0.8、R2.0 をラインナップ(3 形番)
 ・標準価格:910 円(税抜き)

タンガロイ 刃先交換式サイドカッタ「TungThinSlit」シャープエッジインサート拡充

 タンガロイがこのほど、刃先交換式サイドカッタ「TungThinSlit(タング・シン・スリット)」にシャープエッジインサートを拡充した。

 「TungThinSlit」は、独自のインサート形状を有した刃先交換式サイドカッタ。このインサートは、片面を右勝手、もう片面を左勝手とした左右両勝手タイプで、計6コーナが使用できることにより、優れた経済性を発揮し、同時にインサートの集約にも大きく貢献する。

 溝幅4~8mmの溝加工は、自動車部品のシャフトやナックルなどの低剛性ワークが多く、送りをあげにくい加工環境であり、また使用されるカッター径も切削幅に対して大きいため、切りくず厚みが薄い加工になりやすい傾向がある。このような加工では、切れ刃がシャープなロウ付けのサイドカッタを使用している場合が多く、インサートにホーニングが施された従来の刃先交換式サイドカッタでは、ビビリの発生やバリの発生などの問題が生じる場合があることを受け、今回新たに、「TungThinSlit」にシャープエッジのインサートを設定した。切削抵抗を低減し、ビビリ発生の抑制やワーク上でのバリ発生の低減が可能となる製品である。また、刃先交換式による経済性の向上や工具管理の容易性だけでなく、加工ワークの品質向上にも大きく貢献する。

主な特長
 ●切削抵抗の低いシャープエッジを適用
 ●刃立ち性の高いコーティング材種SH725を採用
 ●ビビリの抑制やバリの低減に効果的
 ●左右両勝手仕様のインサートは、多コーナの使用が可能で経済性が高く、工具管理も容易

主な形番と標準価格(税抜)
 ●インサート
 ・TVKX020202FN-MJ SH725 1,890円
 ・TVKX050402FN-MJ SH725 2,450円
 全アイテム:4形番

DMG森精機がニコンと業務提携へ

 DMG森精機が、このほど、ニコンと包括的な業務提携を行うことで基本合意したと発表した。 DMG森精機は、「今回の業務提携を行うことで、世界的な光学機器メーカーであるニコンの計測およびカメラに関連する技術を弊社の工作機械に適用し、より高度な製品を両社で開発する。また、ニコンは、当社のグローバルな販売網を活用し、レーザーによる様々な金属加工を高精度で行うことができる独自の光加工機の販売を展開するなど、ニコンの材料加工事業の立ち上げを加速する。」としている。 今回の合意により、光利用技術と精密技術をコアとして幅広い技術力を持つニコンとDMG森精機のそれぞれのリソースを組み合わせることでシナジーを創出する。 「近年、工作機械を使用する生産現場では多品種少量生産化が進む中、高精度化、デジタル化、自動化された機械の活用が増えている。加えて機械加工と計測の複合化により非接触計測技術の重要性がますます高まっている。」と、DMG森精機。 同社は、ニコンの技術を活用し、これまで以上に高精度でデジタル化を加速させる製品を開発していく。また、ニコンは、2019年度~2021年度までの中期経営計画期間中に注力するテーマとして掲げた材料加工事業において、光加工機の拡販を含め、事業立ち上げの加速を実現する。

アマダ 高速・高機能ベンディングマシン「HRB」シリーズ 日米同時発売

 アマダは、このほど、高速・高機能ベンディングマシン「HRB」シリーズを日本および北米にて発売した。今後、グローバル市場へ順次展開していく予定。

 「HRB」シリーズは、スキルや年齢、性別、国籍などにかかわらず、簡単に曲げ加工ができるベンディングマシン。NC装置の「AMNC 3i」には、加工プログラムを容易に作成できる「LITEモード」を新たに搭載している。23言語に対応し、タッチパネル上でナビゲーションに沿って曲げ加工の設定が直感的にできるため、個人の能力や経験に依存することなく、高精度の加工が可能。

 さらに、同シリーズは、全自動金型交換装置を標準搭載した機種をラインナップ。金型選定と交換に加え、熟練技能を要する複雑な金型レイアウトも自動化する。板金加工において難しいとされる曲げ工程を効率良く進めることができる。

 同社では、「近年の少子高齢化に伴う人手不足に加え、日本の板金加工現場では、熟練技能者の引退により、外国人や女性など多様な人材が増えつつある。熟練技能者の不足は、北米の現場でも深刻化している一方で、昨今変種変量生産への要求の高まりなどから、板金加工の切断工程では、機械の高速・自動化が進み、生産性が飛躍的に向上している。しかし、次の曲げ工程には、加工プログラムの作成や適切な金型選定と交換、試し曲げといった角度の精度補正などが必要となり、曲げ工程は、複数かつ複雑な作業が多く、多くの現場でボトルネックになっている。」と、板金加工の背景を述べている。

 同社では、こうした曲げ工程の自動化とマシンの操作性向上のニーズに応え、「HRB」シリーズをグローバル市場における幅広い業種の生産性向上に貢献していくとしている。

「HRB」シリーズ 主な特長

(1)1. AMNC 3iに「LITEモード」を新たに搭載。初心者や外国籍の方でも簡単に操作が可能
 ・ オペレータ認証や多言語(英語、仏語、中国語、ポルトガル語、韓国語など、23 言語に対応、操作ナビゲーションによりマシンを使う人に合わせた画面表示が可能)
 ・ 形状タッチ入力により、曲げ形状を作成することができ、図面を見ながら簡単に曲げ加工のプログラムを作成することが可能。

2. 全自動金型交換装置による変種変量生産への対応 (「HRB-ATC」シリーズ)
 ・ 全自動金型交換装置を標準搭載した機種をラインナップ。複雑な金型レイアウトを自動化することで、熟練技能を要する金型交換が不要となり、変種変量生産における生産性を向上させる。

(3) 高速・安定加工を実現する充実した本体機能
 ・ 油圧ピストンポンプとそれを制御する高精度サーボモーターのハイブリッド・ドライブシステムにより、高速で安定した曲げ加工を実現する。
 ・ 旧来のベンディングマシンから、オープンハイトとストロークがそれぞれ150mm拡がり、深曲げや箱曲げに対応し加工範囲が拡大した。

(4) 後付け可能な多彩なオプション機能※ 3により、多種多様な曲げ加工に対応
 ・ 曲げ角度を自動補正する接触式角度センサーや、材料の腰折れを防止し、作業者の負担軽減と安定加工を実現する追従装置など、多彩なオプション機能を後付け可能(導入後に追加装着できるオプション。装着には条件がある)。

(5)マシンのIoT化を実現する「V-factory」対応
 ・ アマダと顧客がクラウドネットワークでつながることで、マシンの稼働実績や加工コストを見える化し、生産効率向上のための安心サポートを提供する。
 (※ 「HRB」シリーズはオプションにて対応し、「HRB-ATC」シリーズは、標準対応)。

【事前登録受付中】「NS TOOLプライベートショー2020」が2020年1月29日(水)から2日間、パシフィコ横浜で開催(無料)

 日進工具(社長=後藤弘治氏)が、2020年1月29日(水)~30日(木)の2日間、パシフィコ横浜 展示ホールCで「NS TOOLプライベートショー2020」を開催する。入場料・セミナー聴講料は無料で、事前登録制。 この展示会は、急速に進むAI・IoTにおけるSOFTの活用、機会や工具などのHARD、精緻な加工に欠かせない創り手のHEARTを融合させ、同社が考える精密・微細加工を提案することが狙い。また、講演やセミナー等も充実し、“「つくる」の先をつくる”を掲げている同社ならではの革新的な内容となっている。事前登録はコチラ↓www.ns-tool.com/nstool2020/

展示会内容

日進工具ブース ●新製品紹介 ●新しい加工技術の提案 ●精密・微細加工相談コーナ設置 ●来場者限定の記念セール開催出展者 ●機械メーカー、CAD/CAMメーカー、測定器メーカー、ツーリングメーカー、周辺機器メーカー、大学・研究機関――――工作機械計12大、その他機器多数。■1月29日(水) <基調講演> 11:25~12:25 (株)松岡技術研究所 代表取締役 博士(工学)/技術士(機械) 松岡甫篁氏<主催者セミナー> 13:25~14:35 日進工具(株)<出展者セミナー> 10:30~11:10 安田工業(株) 12:30~13:10 シチズンマシナリー(株) 14:50~15:30 東芝機械(株) 15:45~16:25 ヤマザキマザック(株)■1月30日(木)<特別講演> 10:30~11:20 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 インベストメントリサーチ部 チーフエコノミスト 李 智雄氏<主催者セミナー> 13:25~14:35 日進工具(株)<出展者セミナー> 11:35~12:15 碌々産業(株) 12:30~13:10 (株)ソディック 14:50~15:30 (株)牧野フライス製作所 15:45~16:25 三菱重工工作機械(株)

「対人地雷禁止条約第4回検討会議」のサイドイベントで対人地雷除去活動が紹介

 2019年11月25日~29日にノルウェーのオスロで開催された「対人地雷禁止条約第4回検討会議」のサイドイベントにおいて、コマツと、外務省から支援を受ける認定特定非営利活動法人「日本地雷処理を支援する会(JMAS)」が提携して行っている、カンボジアおよびラオスでの対人地雷除去活動が紹介された。

 「対人地雷禁止条約第4回検討会議」は、164カ国の対人地雷禁止条約締結国による国際会議であり、世界中の政府機関やNGO等が一堂に集い、各国の地雷問題について議論する会議。コマツとJMASは2008年より提携し、対人地雷の被害に苦しむ地域の地雷や不発弾の除去活動、ならびに復興までのコミュニティ開発事業のプロジェクトを行っている。

 2019年9月末までの実績として、累計で5700個以上の対人地雷や不発クラスター子弾を処理し、10校の小学校の建設、70kmを超える道路の建設/整備を行った。

日立建機 日本IR 協議会「 IR 優良企業特別賞」を初受賞

 日立建機が、このほど日本IR協議会が主催する「IR優良企業賞2019」において「IR優良企業特別賞」を初めて受賞した。

 「IR優良企業賞」は、IRの趣旨を深く理解し、積極的に取り組み、市場関係者の高い支持を得るなどの優れた成果を挙げた企業を選び表彰することを目的としている。今年度は315社の応募があり、「IR優良企業大賞」1社、「IR優良企業賞」7社、「IR優良企業特別賞」4社、「IR優良企業奨励賞」2社の計14社が選定された。

[参考]IR 優良企業賞について
▼日本IR協議会のウェブサイト▼
https://www.jira.or.jp/activity/bluechip.html