ニュース

コマツが超小旋回ミニショベル「PC38UU-6」を新発売

 コマツ(社長=大橋徹二氏)は、このほどフルモデルチェンジした超小旋回ミニショベル「PC38UU-6」を発売した。 この製品は、エンジンと油圧システムを最適に制御するコマツ独自の電子制御システムに加え、新たにEモード、オートデセル、オートアイドルストップ機能、ダイヤル式燃料コントロールを採用することにより、従来機の作業性能を維持しながら燃料消費量を4%低減した。

 同時に、干渉自動回避、深さ測定、高さ自動停止などのUU シリーズ独自の先進システムを織り込んで作業効率の向上を図っている。また、フロアチルトアップ構造の採用により、機体内部の整備作業が的確かつスピーディーに行えるようになった。

 さらに、横転時保護構造 TOPS対応キャノピ、ロックレバー自動ロック機能、セカンダリエンジン停止スイッチ、およびシートベルト未装着警報などを新たに加え安全性を高めている。また、多くの情報を見やすく表示する3.5 インチカラー液晶多機能モニタや取得可能なデータが大幅に増えたKOMTRAX の装備により、機械稼働の「見える化」を進めている。加えて、アームクレーン仕様では最大定格荷重を従来機の0.9t から1.2tに増加させさらに汎用性を高めた。なお、国土交通省第3 次排出ガス基準に適合している。

日立建機が中古車流通ソリューションサービスを開始

 日立建機は、連結子会社で建設機械の販売、サービス、レンタルを行う日立建機日本を通じて、日本国内で、日立建機ブランド製品の下取り、売却および中古車輸出を検討されるユーザー向けに、流通先の国・地域における排出ガス規制や燃料事情に合わせた仕様に改造する「中古車流通ソリューションサービス」をこのほど開始した。 現在、日本国内の多くの建設機械は、特定特殊自動車2011年基準に適合する超低硫黄軽油(ULSD:硫黄分濃度15ppm以下)を燃料として使用することを前提にしたディーゼルエンジンおよび周辺機器を搭載している。そのため、日本国内の建設機械を超低硫黄軽油の入手が難しい国・地域で稼働させる場合、エンジントラブルを引き起こす可能性が高まる。このサービスは、ユーザーが保有する日立建機ブランドの中古車が、超低硫黄軽油の入手が困難な国・地域でも順調に稼働することを目的とし、まず油圧ショベルZX-5Bシリーズを対象に、現地の規制に合致する形で、排出ガス後処理装置の取り外しや、ソフトウエアの書き換えを行い、稼働時のエンジントラブルのリスクを低減するものである。

ESIと技術パートナーHTC Vive ヘッドマウントディスプレイのプラグインを実現

 製造業向けバーチャルプロトタイピングのソフトウェアとサービスを提供するESIグループは、このほど産業用途向けのバーチャルリアリティー(VR)システムIC.IDOの最新版をリリースした。 IC.IDOは、仮想製品をリアルに空間表現し、コントローラーを使用して直感的にその仮想モデルに触れることができ、製造現場において組付け検証・ライン検討・サービス性検証といった工程で実用化されている産業用途向けバーチャルリアリティ(VR)システム。 遠隔でも複数のエンジニアが共同作業で設計を確認できるため、インタラクティブなプロセス検討を促進し、試作品を作る前の早期設計段階で設計ミスや人間工学上の問題点を発見し、改善することができる。 最新版のIC.IDO 11では、ベースのレンダリングパフォーマンスが向上し、またVR CAVEやパワーウォール、デスクトップに加えヘッドマウントディスプレイ(HMD)も使用可能となった。これにより、VR CAVEやパワーウォールに比べ低価格で導入でき、場所を選ばず省スペースかつ短時間での検証が可能になった。また、IC.IDO11. で新たに加わった「チェンジマネージメント」モジュールにより、検証中に部品の置換が自動で可能になり、さまざまな設計条件での検証を短時間で用意に行えるようになった。その他、「ナチュラルインタラクション」モジュールも加わり、より直感的に自然な感覚で狭い部分の手の作業スペースの確認がしやすくなるなど機能面でも強化された。

三菱日立ツールが新商品ラッシュ! 春の新作6商品はコレだ! 

 三菱日立ツール(社長=増田照彦氏)が、このほど6種類の新商品を市場投入した。
 春の新作は、①高硬度材の高能率仕上げ加工を実現するABPF形用インサート強S字「SHタイプ」、②金型加工の大幅な加工時間短縮を実現するインサート式異形工具「GF2T形」、③高能率仕上げ加工用刃先交換式異形工具シリーズ「GP1T形」、④高硬度金型の大幅な加工時間短縮を実現するソリッド異形工具「GS4TN」、⑤多コーナー仕様の刃先交換式ラジアスミル「アルファ ラジアスミルRD16B形」⑥金型の冷却穴における応力腐食割れを抑制するSR加工用超硬ドリル「WHSR形」。

高硬度材の高能率仕上げ加工を実現するABPF形用インサート強S字「SHタイプ」

 アルファボールプレシジョンF ABPF形用インサートは、独自のねじれ刃形状(強S字)であるSTタイプ・SCタイプ・SFタイプを商品化し、鋳物・鋼・高硬度材の仕上げ加工用途に高い評価を得ている一方で、プレス金型分野に代表される高硬度材(60HRC)やフレームハード部、あるいは修正金型での溶接部(肉盛り)の加工では、前工程の工具の摩耗や熱処理変寸により加工代が不均一になりやすい傾向にあった。そのため仕上げ工具にかかる負担も大きく加工能率を向上させることが困難だったうえ、工具寿命にも課題があった。こうした問題解決のため、同社では、この様な不安定な高硬度材の仕上げ加工に特化した強ねじれ刃形のSHタイプを新材種TH303と組み合わせ発売するに至った。

 60HRCクラスの高硬度材の高能率加工(中仕上げ~仕上げ)、修正金型の溶接部、フレームハード(部分焼入れ)された箇所の安定加工や強断続加工、焼入れ前の中仕上げ~仕上げ加工に威力を発揮する。

●特長
 ① ソリッド工具同様の先端S字刃形を採用すると共に強靭化された新刃形は取り代の不均一な加工でもビビリの少ない高品位な加工が可能。
 ② 耐熱性と耐摩耗性に優れる平滑な高硬度被膜を持つ新材種TH303は高硬度材の高能率・長寿命加工を実現。

●仕様
・SHタイプインサート(φ6~φ30):全8アイテム

●価格
¥4,000~¥9,810(消費税別)

金型加工の大幅な加工時間短縮を実現! インサート式異形工具 GF2T形

 今回、異形工具のガレアシリーズにおけるインサート式工具に、大径サイズを含めた新商品GF2T形を追加発売した同社。インサートは2コーナが使用できる設計にしており、経済性も高い工具になっている。

 最近ではCAD/CAMの進化に伴い、複雑な形状の工具による高能率な加工が可能になった。この工具は最新のCAD/CAMを活用し、加工するピッチを大きくして加工能率を大幅に向上することを目的としてつくられた高能率工具である。従来の工具を用いた加工では、加工時間を短縮するための方法として送り速度を上げることを提案されてきたが、加工する形状が複雑な場合などでは、機械の送り速度が追従しないなどの問題から狙い通りの加工時間の削減が実現できないケースも発生している。この工具は加工ピッチを大きくすることができるため、このような課題も解決して狙い通りの加工時間の削減が可能になった。また、突出しの長い加工などでも工具剛性が高いことからビビリの少ない高品位な加工を実現する。プレス型の勾配面などの高能率、高品位加工や、5軸加工機だけでなく3軸加工機での使用も可能である。

●特長
 ① 外周側に大きなRサイズに設計したインサート形状により、加工ピッチを大きくしても良好な加工面粗さを実現する。
 ② ユニークなインサートの拘束方法により2コーナ仕様のインサートが実現した。
 ③ 最新のTH3、PN2コートを採用しており、様々な被削材を長時間に渡って加工する事が可能。

●仕様
 ・モジュラータイプホルダ(φ20~φ40):全4アイテム
 ・インサート:全2アイテム

●価格
 ・モジュラータイプホルダ(φ20~φ40):40,600~67,600円(消費税別)
 ・インサート:1,700円(消費税別)

高能率仕上げ加工用刃先交換式異形工具シリーズ GP1T形

 
  加工効率の向上と加工面品位の向上の両立は実現しがたい大きな課題だった。たとえば、加工能率を上げるためには送り速度をアップさせることが有効だが、加工形状が複雑になると機械の送り速度が追従せずに思ったより加工能率が向上できない場合もある。こうした課題解決のために今回同社が発売した加工ピッチを大きくとれるバレル工具/GP1T形は、送り速度に影響されることなく加工能率を向上させることができる。また、従来工具と同じピッチの条件でGP1T形を用い加工すると加工面品質の更なる向上が可能になる。この工具は5軸加工による金型仕上げ加工全般に威力を発揮する。

 同社では、「近年バレル工具を5軸で制御できるCAMソフトウエアが増えてきたことにより、“加工時間を短縮するか?”、“加工面品位をさらに改善するか?”といった仕上げ加工の要求に合わせた新たな加工提案ができるようになった。また、GP1T形は工具半径より大きなバレルR刃と先端R刃を併せ持つことにより隅部とその隣接面を工具交換なしで加工することが可能になり加工段差を抑えることができるようになった」としている。

●特長
 ① バレルRをテーパー状にして先端部をボール形状としたことで2種類の切れ刃が1つの工具で使用可能になった。
 ② 2種類の切れ刃を工具交換無しで使用することができるので、工具交換による加工段差が出にくくなった。
 ③ 現在発売されているアルファボールプレシジョンF「ABPF形」のホルダに取り付け可能なので加工用途に応じ、鋼/超硬シャンクタイプのホルダでも使用することができる。
 ④ 新開発の「TH3」「PN2」コーティングの採用により従来品に比べ長寿命になった。

●仕様
 ・モジュラータイプホルダ(φ12~φ30):全5アイテム
 ・インサート:全10アイテム

●価格
 ・モジュラータイプホルダ(φ12~φ30):18,800~38,500円(消費税別)
 ・インサート:9,930~14,800円(消費税別)

高硬度金型の大幅な加工時間短縮を実現! ソリッド異形工具 GS4TN

 今回、異形工具のガレアシリーズに、ユーザー要望の高いソリッドエンドミルが新登場。最近はCAD/CAMの進化に伴い、複雑な形状の工具を用いた加工が可能になってきた。この工具は主に高硬度材を用いた金型の中仕上げ、仕上げ加工において従来ボールエンドミルに対しての加工時間を大幅に削減することを目的とした商品。具体的には、加工するピッチを従来ボールエンドミル比で3倍等に大きくすることで加工時間の短縮を実現する。また先端部の小さなRと外周部の大きなRを使い分けることで、広い加工面から隅部まで一本の工具で加工する事ができる。これにより工具本数の集約が可能となり、工具交換により発生する加工段差を極力小さく抑える事が可能になった。40~50HRCクラスの高硬度材の高能率加工(中仕上げ~仕上げ)やダイカスト型、プラスチック金型、プレス型などの高能率、高品位仕上げ加工に威力を発揮する。

●特長
 ① 高硬度材の金型において、ビビリの少ない高品位かつ高能率な加工を実現する切れ刃設計のソリッド異形工具。
 ② 先端のRと外周のRを金型加工に適したサイズに設計。1本で複雑な形状の加工に対応する。特に5軸加工に適している。
 ③ 最新のTH3コートを採用しており、高硬度材を長時間に渡って加工することが可能。

●仕様
 ・バレルR 12.5~50 全5種類

多コーナー仕様の刃先交換式ラジアスミル アルファ ラジアスミルRD16B形

 近年、部品加工の市場では加工材料の難削化に伴い、より「工具の長寿命化」「加工の高能率化」などの要望は増加している。この分野では円形インサートを用いたラジアスカッターが多用されている一方で、従来の両面仕様の円形インサートでは逃げ面はネガティブ形状(逃げ角0°)であることから、切削抵抗が高いことや、加工形態に制約があるなど悩ましい課題があった。

 これらの課題解消を目的として新たに開発したのが、多コーナー仕様の刃先交換式ラジアスミル「アルファ ラジアスミルRD16B形」。この商品は最新のプレス成型技術の活用により両面仕様のインサートながら逃げ面はポジ形状に成形されたことにより低切削抵抗化を実現すると共に傾斜切削が可能なラジアスミル。また、独特なインサート拘束形状により確実な回動防止を可能とし、合わせてインサート交換時の操作性を向上させた。タービンブレードの荒加工やステンレス鋼、Ni基超耐熱合金等の部品加工に威力を発揮する。

●特長
 ① 最新のプレス成形技術により両面仕様のインサートながら逃げ面はポジ形状に成形され、低切削抵抗化と傾斜切削を可能にしたラジアスミル。
 ② 独特なインサート拘束形状により確実な回動防止とインサート交換時の操作性が向上した。
 ③ 最大16コーナー使用を可能にし、高いコストパフォーマンスを実現した。
 ④ コーティング材種JP4120,JM4160,GX2160の適用で、特に難削材加工に長寿命である。

●仕様
 ・ホルダ(φ32~φ100):全14アイテム
 ・インサート:全6アイテム

●価格
 ・ボアタイプホルダ(φ40~φ100):53,700~122,000円(消費税別)
 ・シャンクタイプホルダ (φ32~φ40) :35,900~56,400円(消費税別)
 ・インサート:1,700~3,000円(消費税別)

金型の冷却穴における応力腐食割れを抑制するSR加工用超硬ドリル「WHSR形」

 金型の寿命を決定する要因の1つである冷却穴の応力腐食割れは、ドリルの先端形状に沿った形の穴底(角立ち)や穴壁面の加工傷を起点として発生する。この対策の1つとして、Rガンドリルや先端をR形状に追加工したハイスドリルで穴底をR形状にすること(SR加工)が挙げられるが、これらの工具は切削能率が低く、工具寿命が短いことが問題となっていた。これらの問題解消を目的としたのが今回新開発したSR加工用ドリル「WHSR形」である。この工具は冷却穴の穴底および穴壁の仕上げ加工に特化したもので、金型寿命を向上させるSR加工の高能率・長寿命化を実現する。ダイカスト型・プラ型の冷却穴のSR加工(穴底R加工)や穴壁面の仕上げ加工に威力を発揮する。

●特長
 ① 切れ味と強度を両立した刃形を採用し、加工傷や加工面のうねりを低減しつつ、工具の欠損も抑制する。
 ② 高剛性溝形状とダブルマージン形状を採用し、加工中のビビリを抑制する。
 ③ オイルホールと専用シンニングを採用し、切りくずの排出を向上させ、穴壁の面粗さが向上する。
 ④ 高硬度超微粒超硬とATHコートを採用し、焼入れ前~後まで幅広い鋼材で使用できる。

●仕様
 ・穴深さ8D、20D、30D×工具径各14サイズ(φ3~φ12):全42アイテム

●価格
 ・¥20,500~¥123,000(消費税別)

DMG森精機が九州地方初開催! 「DMG MORI小倉プライベートショー2017」を開催 ~4月6日(木)から8日(土)まで~

 DMG森精機は、4月6日(木)~8日(土)の3日間、西日本総合展示場にて九州地方では初めてとなるDMG MORI 小倉プライベートショー2017をエリア最大規模で開催する。好評を博している立形マシニングセンタ CMX 1100 Vを含む主力・最新機種の展示をはじめ、複雑な加工を簡単かつ短時間で実現する新しいソリューション「テクノロジーサイクル」の紹介、CELOS体験コーナーや最新技術を駆使した技術セミナーも開催する。また、展示機全てにおいて実演加工も見学できる。10社以上の治具、工具、NC、CAMなどのパートナー企業より、自社製品PRを行う展示スペースも用意している。

DMG MORI 小倉プライベートショーの見どころ

●主力・最新機種を展示 立形マシニングセンタCMX 1100 Vや5軸加工機DMC 80 FD duoBLOCKなど、計12台を展示。●DMG MORIテクノロジーサイクル 機械本体と、最先端の工具、測定器、ロボット、センサなどの周辺技術を組み合わせて、顧客の生産性向上を実現するための最適なソリューションを紹介。●CELOS体験コーナー 機械の状態を監視するセンシング技術と、「CELOS」を介した生産に関わる社内システムのネットワーク管理をシミュレータにて体感可能。●テクニカルセミナー DMG MORIのエキスパートによる各種セミナーから、パートナー企業各社による治具、工具、NC、CAMなどの幅広いテーマのセミナーを開催。<日時>2017年4月6日(木)~8日(土) 10:00~17:00<場所>西日本総合展示場 本館 (北九州市小倉北区浅野3-8-1)<アクセス方法>■ 公共の交通機関JR小倉駅より徒歩約5分西鉄小倉駅バスセンターより徒歩約8分■ 車で来場する場合北九州都市高速道路 小倉駅北ランプより約1分 足立ランプより約8分▼DMG森精機Webサイト▼https://www.dmgmori.co.jp/sp/kokura/ 

社員教育に最適! OSGテクニカルセミナ(工具の技術講習会)地区開催 受講者募集

 受講者の体験談では、「わかりやすい」「実務に生かせる」と、高い評価を博しているOSGの技術講習会。従来は本社のある愛知県CSセンターでの実施だが、今年は全国5都市(横浜・神戸・仙台・博多・金沢)で開催する。 今回は工具と切削を基礎から学ぶ初心者向きのビギナーコースと、ねじやタップに特化したコースがある。 いずれも受講者参加型で定員16名と少人数での開催となっている。受講希望者は下記セミナ事務局まで連絡をすること。《工具ビギナーコース 10:00~17:00》日程:横浜4/26(水)・神戸5/25(木)・仙台6/22(木)・博多7/6(木)・金沢8/29(火)対象:切削工具の基礎を広く浅く学びたい方・初心者向き内容:ドリル・タップ・エンドミル・ゲージ・インデキサブル工具の入門編。受講料:各 3,000円(昼食付き)《ねじ・タップ実践コース 10:00~16:30》日程:横浜4/27(木)・神戸5/26(金)・仙台6/23(金)・博多7/7(金)・金沢8/30(水)対象:ねじやタップを実践的に学びたい方、ねじ規格・トラブル改善の知識を身につけたい方向き内容:「ねじ」にとことんこだわった専門分野講座。現場のトラブル改善事例を紹介受講料:各 3,000円(昼食付き)■問合せ先OSG企画部CSセンター セミナ事務局 近藤電話:0533-82-1107           

日立建機がトリンブル社とクラウド環境下でのオープンプラットフォームの開発で連携を開始

 日立建機(社長=辻本雄一氏)は、このほどTrimble® Inc. (本社:米国カリフォルニア州、プレジデント兼CEO=Steven W. Berglund氏)と、クラウド環境下での オープンプラットフォームの開発における連携を開始した。

 測量分野における高精度な機器、ソフトウエアおよびソリューションをグローバルに提供するトリンブル社との連携により、日立建機は、国土交通省が推進するi-Construction(アイ・コンストラクション)への対応を行う土木・建築分野をはじめとした、さまざまな顧客向けに最適なソリューションを提供していく。

 具体的には、トリンブル社がこれまでに全世界で提供実績のあるクラウド型統合システム「Trimble ConnectTM(トリンブルコネクト)」の技術やノウハウを礎に、日立建機およびトリンブル社でオープンなプラットフォームを開発することで、顧客の事務所から現場、建設機械の運転席まで、シームレスな情報の管理・活用を実現する。また、日立建機が顧客の業務に則した、使いやすいアプリケーションを開発し、現場で稼働する日立建機製の建設機械および他社製のICT建設機械を対象に、最適なソリューションを提供する。

 例えば、三次元データの一貫した管理・活用を求められるi-Constructionの環境下において、測量、設計・施工計画、施工、検査および維持管理・更新までの各工程を担当する顧客や日立建機のビジネスパートナーが、インターネット環境を通じて、スマートフォンやタブレット端末などで必要な情報を「いつでも、どこでも」取り出し、活用できるようになる。さらに、施工を行うICT建設機械ともデータ連携をすることで、生産性向上に寄与する。

 このソリューションは、日本国内向けに開発し、海外についても特定の地域を対象に展開していく。

 日立建機とトリンブル社は、これまでも日立建機のICT油圧ショベルZX200X-5Bにトリンブル社製の三次元マシンガイダンスシステムを搭載するなどの連携を図ってきた。今回のオープンプラットフォームの開発により、土木・建築にとどまらず採石、浚渫、林業、鉄鋼などのさまざまな業種の顧客へのソリューションの提供において、より一層強力な関係を築いていくとしている。

世界最大の産業見本市 ハノーバーメッセ2017に“産業の未来”を代表するフランス企業70社が勢ぞろい

前回の様子
前回の様子
 フランスは、2015年以降、その産業戦略として“産業の未来(Industry of the Futur)”を推進している。2017年4月24~28日に開催されるハノーバー・メッセでは、この“産業の未来”をテーマにしたホール8デジタル産業部門に、2年連続で、フランスを代表する企業70社以上が出展する。昨年、このハノーバーでローンチされたCREATIVE INDUSTRYの旗印の下、フランス企業が持つノウハウと創造性を全世界に向けてアピールするのが狙い。

 ビジネスフランスと産業の未来アライアンス(AIF)が主催する350m2におよぶCREATIVE INDUSTRYスペースでは、以下の7分野のテクノロジーを軸に、フランス産業の革新性をアピールする。

■バリューチェーンのデジタル化 - 人間の役割 - 新素材 - 付加製造
■監視&制御 - エネルギー効率及び環境フットプリント - 自動化&ロボット
 このCREATIVE INDUSTRYスペースには、2016年の成功を受け、グラン・テスト地域圏(旧アルザス、シャンパーニュ=アルデンヌ、ロレーヌ地域圏)と大手グループのオレンジビジネスサービスが連続出展。今回、新たに2つの地域圏、オー=ド=フランス、オーヴェルニュ=ローヌ=アルプが加わり、地元企業をご紹介する。他にも、AIFが「技術ショーケース(Vitrine technologique)」として、つい先日認定したばかりのSAV RESOとOptim Dataといった中小企業や、AMA(スマート眼鏡)、Diota(拡張現実ソリューション)、Monixo(予測保全)、Cetimなど、様々な規模のフランス企業、総勢70社以上があらゆるバリューチェーン段階における革新的なソリューションの提案力を披露する。

ビジネスフランスは、その国際ネットワークを生かし、フランスとドイツ、米国、中国の4か国の産業の未来戦略を紹介する4日間のイベントを展開する。これは、フランスの出展企業と関連各国の大手発注者や中小企業との交流促進を目的としている。特にハノーバー2016で公式に発表した“産業の未来”における協力関係を継承するものとして、SAP France、Bosch Franceと共同でフランス・ドイツ・デーを開催する。デジタル標準化、ユースケース、研究開発におけるプラットフォームやシナリオをテーマとしてとりあげる。

2017年2月分工作機械受注総額は1112.2億円 日工会 

 日本工作機械工業会がこのほどまとめた2017年2月分の受注実績は以下の通り。2017年2月分工作機械受注総額は、1112.2億円(前月比△7.2% 前年同月比+9.1%)となった。受注総額は4カ月連続の1,000億円超。前年同月比は3カ月連続増加。アジアのスポット受注もあり、2カ月ブリの1100億円超。 内需は405.4億円(前月比+7.4% 前年同月比+4.2%)で、2カ月ぶりの400億超。補助金待ちなどにより力強さに欠けるも、底堅く推移。外需は706.8億円(前月比+7.1% 前年同月比+12.1%)で、主要3極はすべて前月比増加し、19カ月ぶりの700億円超。中国でEMS関連のスポット受注。 国内外ともに慎重な動きが継続するも、緩やかながら回復の兆し。今後のEMS特需の動向や各種政策に関連する動きを注視。

2月分内需

405.4億円(前月比+7.4% 前年同月比+4.2%)。・2カ月ぶりの400億円超。・前月比2カ月ぶり減少。前年同月比は2カ月ぶり増加。・自動車は減少するも一般機械などが増加し、内需総額は前月から増加。① 一般機械  170.0億円(前月比+25.4% 前年同月比+23.4%)  うち金型   23.4億円(前月比+51.4% 前年同月比+13.3%)② 自動車   111.2億円(前月比△17.5% 前年同月比△21.8%)  うち部品   84.7億円(前月比△9.8% 前年同月比△17.9%)③ 電気・精密 39.7億円(前月比+3.5% 前年同月比+24.1%)④ 航空機・造船・搬送用機械 18.2億円(前月比+8.7% 前年同月比△28.5%) 

2月分外需

706.8億円(前月比+7.1% 前年同月比+12.1%)・19カ月ぶりの700億円超。・前月比4カ月連続増加、前年同月比3カ月連続増加。・主要3極はすべて前月比増加。アジアではEMS関連のスポット受注が発現。①ア ジ ア:334.7億円(前月比+2.4% 前年同月比+31.1%)・東アジア:279.7億円(前月比+3.5% 前年同月比+41.2%)〈韓国〉29.3億円(前月比△12.5% 前年同月比+8.0%)〈中 国〉237.4億円(前月比+14.7% 前年同月比+55.5%)・その他アジア55.0億円(前月比△3.2% 前年同月比△3.8%)〈タ  イ〉15.4億円(前月比+3.1% 前年同月比+11.3%)〈イ ン ド〉16.8億円(前月比△6.8% 前年同月比Δ32.9%)②欧 州:153.9億円(前月比+6.0% 前年同月比△8.3%)〈ド イ ツ〉41.6億円(前月比+65.6% 前年同月比+8.4%)  〈フランス〉27.3億円(前月比+18.4% 前年同月比+57.2)③北   米:207.6億円(前月比+23.5% 前年同月比+3.8%)〈アメリカ〉180.5億円(前月比+23.8% 前年同月比+2.9%)〈メキシコ〉 15.8億円(前月比+3.3% 前年同月比+11.8%)

【注目の新製品レポート】ヤマザキマザックが次世代のレーザ技術を採用した「OPTIPREX 3015 DDL」の国内販売を開始! ~DDLを採用した切断加工機では初の量産化に成功~

注目の新製品に多くの来場者が釘付けになった。
注目の新製品に多くの来場者が釘付けになった。
 ヤマザキマザック(社長=山崎智久氏、本社:愛知県大口町)は、最新のレーザ技術であるDDL(ダイレクト ダイオード レーザ)を採用した新型レーザ加工機「OPTIPREX 3015 DDL」の日本での販売を開始するにあたり、3月2日~3日の2日間、同社美濃加茂製作所ワールドテクノロジーセンタで新機種発表会を開催し、多くの来場者で賑わった。

 DDLは、現在主流となっているCO₂レーザやファイバーレーザに次ぐ、次世代のレーザ技術で、CO₂レーザやファイバーレーザに比べて波長が短く各種材料での熱吸収率が高い(反射率が低い)ことから、高反射材の切断や薄板・中板の高速切断に適していることが特長とされている。例えば、薄板の加工でファイバーレーザに比べ、アルミで18%アップ、ステンレスで14%アップの高速加工が可能なのだ。また、エネルギー変換率はCO₂レーザの4~5倍と省エネ性も高い。

 同社の中西正純営業本部長は今回の新製品について、「満を持して次世代の発振器を搭載したレーザ加工機をご紹介することができた。切断機にDDLを採用し量産化に成功したというのは他にはない技術であり、一足早く発表した海外では、すでに大きな反響を呼び、販売が加速しています」とコメント。同社では昨年ドイツで行われた国際板金加工見本市「EuroBLECH2016」と米国で開催された「FABTECH2016」に「OPTIPREX 3015 DDL」を出展し、既に海外での販売を開始している。この好評を受け、本年7月12日~15日に東京ビッグサイトで開催される国際鍛圧機械見本市「MF-Tokyo2017プレス・板金・フォーミング展」に出展する前に急遽、先行してお披露目となった。

満を持して世界最高峰のレーザ加工技術を集結した「OPTIPREX 3015 DDL」とは!?

満を持して登場した「OPTIPREX 3015 DDL」
満を持して登場した「OPTIPREX 3015 DDL」
 さて、エネルギー効率やパワー密度に優れているDDLが生み出すメリットといえば、①エコ(省電力)、②高生産性、③厚板切断面の向上、④ワイドで安定した切削条件(安定した長時間切断が可能)――とされているが、「OPTIPREX 3015 DDL」は、DDLのこれらの特長を活かした高速・省エネ加工に加え、レーザ光を制御するマルチコントロールトーチや各種インテリジェント機能による高品質かつ段取り時間を短縮した高効率な加工を実現するマシンとなっている。

 一体どのくらいの省エネに繋がるか―――。消費電力(kW)で、CO₂、Fiber、DDLで比較した表は下記の通り。

消費電力(kW比較)

(出所:ヤマザキマザック)

 Co₂と対比して加工電力は49%、待機電力は47%の節約となっている。

 省エネ効果が高いDDLだが、優位性はそれだけではない。Fiberレーザよりも美しい切断面が得られ、特に軟鋼中板ではCo₂に近い切断面が得られるのも魅力だ。しかもワイドな切断条件で安定した長時間切断が可能になる。切断速度に幅があり、材料の品質が変わっても条件を変えることなく加工が継続できるという大きなメリットがあるのだ。

今回、このマシンには、高速・高精度制御を可能とする新開発のCNC装置「MAZATROL PreviewG」を搭載している。19インチの大型タッチパネルやエルゴノミクスデザインの採用で操作性能がさらにアップしているのも見逃せない。

 マザック独自のアイデアから生まれた数々のインテリジェント機能が、段取りから加工に至るプロセスをサポートし、さらなる生産性向上と高品質な部品加工を実現してくれる――。そもそもインテリジェント機能とは、技術者の高度なノウハウや五感に代わって機械自身が加工プロセスのサポートや操作自体を行う機能を指す。同社は、「革新的な生産性の向上、高品位な加工技術の確立のために様々な新機能開発や独自性のある製品づくりに挑戦し続けている」と意気込みを見せつけた。

 次世代のレーザ技術を採用した「OPTIPREX 3015 DDL」は、単体セルへの対応や、複数台への対応、パレットチェンジタイプ、シートチェンジタイプ等、顧客の設備に合わせて提供してくれるフレキシブル仕様となっている。将来の拡張が可能なタイプもあるので、未来志向の製造現場には頼もしいマシンであった。

マシンの特長

(1)高速
 Co₂レーザやファイバーレーザに比べて波長が短く様々な材料での熱吸収率が高い(反射率が低い)ことから、高反射材の切断や薄板・中板の高速切断に適している。

(2)省エネ
 同出力の各種レーザ発振器の中で、DDLはエネルギー変換効率がCo₂レーザの4~5倍で最も高く、省エネによるランニングコスト削減に貢献。

(3)高品質な加工と段取り時間の削減
 マルチコントロールトーチとインテリジェント機能を標準搭載し、高品質な加工と段取り時間を削減する。
 ①マルチコントロールトーチ
 厚板から薄板へと材質が変わっても厚板にあわせ最適なビーム径や焦点距離を設定することができるため段取り時間を削減できるとともに、高速・高精度な加工が可能。
 ②インテリジェント機能
 a.)インテリジェント セットアップ機能
 板厚や材質が変わるたびに作業者が都度行う段取り作業や調整作業を自動化し、生産性を向上させる。
 ・自動焦点位置決め
 ・ビーム径変更機能
 ・オートキャリブレーション機能(自動倣い設定機能)
 ・オートノズルクリーニング機能
 ・自動ノズル交換機能
 ・焦点検知機能
 b.)インテリジェント モニタリング機能
  作業者に変わり、加工の状態を自動監視する。加工ヘッドに搭載したセンサがピア寝具貫通や加工異常(バーニング、プラズマ)を検知し、是正や加工の一時停止など最適な加工を実現する。
 c.)インテリジェントカッティング機能
 マザックの蓄積した技術・ノウハウによって最適なレーザ加工を実現する。

(4)新開発のCNC装置「MAZATROL PreviewG」を搭載
 高速・高精度制御と19インチの大型タッチパネルやエルゴノミクスデザインを採用氏、生産性と操作性をさらに向上させた。

主な仕様
最大加工寸法=1525mm×3050mm
早送り速度=X、Y:120m/min、Z:60m/min
発振器出力=4.0kW
CNC装置=MAZATROL PreviewG
機械寸法(W×L×H)=3485mm×8490mm×2010mm