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【MF-Tokyoで見た!】製品加工に差をつける! アマダブース
プロセス・イノベーションを全面に押し出したアマダブース。
新製品のデジタル電動サーボプレス「SDE8018」を展示していた。独自の高剛性ストレート再度フレームにより、安定した高精度加工をサポートする製品で、デモ加工では、ハイテン材などの難加工材にも威力を発揮し、来場者に訴求していた。また、DSDD(デジタルサーボ・ダイレクトドライブ)にて多彩なモーション設定ができ、高付加価値成形を実現する「SDE2025」も展示。このマシンのデモ加工では輸送機器用減ギアを、従来の10工程から2工程への大幅な工程短縮を見せつけていた。
ソフトウエアもプログラム作成の外段取り化によりマシンの停止時間を削減し稼働率が向上する「SMAPS」や、稼動、生産履歴のほか、保守情報を管理。汎用プレスからサーボプレスまでのネットワーク化を実現する「APINES」を紹介していた。
同社ではプレス工場の見える化を推進しており、会期中、アマダ社製のマシンを置いている他社ブースとも繋がっている様子を来場者に見せていた。タブレットやスマートフォンでも稼動情報や保全情報なども見ることができた。
また、板金加工の技術が盛り込まれたサンプルも展示しており、形鋼から板金加工への工法転換による治具レス・溶接段取りを削減した手法など、経済効果を高める加工技術が展開されていた。
SDE8018
【MF-Tokyoで見た】革新的な生産性の向上を見せつけたヤマザキマザック
「OPTIPLEX3015 FIBERⅡ」の特長は、自在なビーム径によって厚板でも薄板でも材質が変わっても最適な加工が可能であり、X、Y軸早送り120m/minの高い駆動性が生産性を実現していること。また、先進のMAZATROL PREVIEW3タッチパネル式新CNCを搭載し、操作性も向上している。
一方、「3D FABRI GEAR220Ⅱ」では、丸・四角・長方形等長尺パイプのほか、H・I・Lなど形鋼の3次元レーザ加工が可能であり、ローディングステーションにより、素材の搬入から加工、切断部材の搬出まで自動で完了する特長を持つ。タッピングユニット(オプション)を搭載すれば、3次元レーザ加工からタップ加工まで一台で完結。さまざまな分野で活躍するマシンである。
繊細なマザックタワーはOPTIPLEX3015で製作
ケナメタルのEXTRUDE HONE™ MF PROGRESS™で、優れた流量調整が実現
ケナメタルがこのほど「EXTRUDE HONE™ MF PROGRESS™ 」を発表した。次世代の流量調整および流量測定で、径30 mm未満の部品、流量5 L/min以下、100~350 µmのオリフィスと対象とし、±1%までの流量目標確度を特長としている。
「MF PROGRESSには、弊社でモジュラリティによる柔軟性と呼ぶ、ほかにはない付加価値があります」とコメントする同社のSharath Shankaregowda精密表面ソリューションMICROFLOW製品マネージャー。「各プロセス(研磨、フラッシュ、流量試験など)に対して自己完結型のモジュール構造であり、構成可能なハードウェア(マニホールド、周波数駆動など)ですので、お客様にとって利点があります」とのこと。
北米のCAFEから、ヨーロッパのEURO6と来るEURO7、アジアのPRC等に至る基準はすべて、CO2の排出削減を目指している。EXTRUDE HONE™ MF PROGRESSは、製造と仕上げをアップグレードし、前世代の装置に比べ、機械面積25%の縮小、工具磨耗50%の低減を達成している。
愛知産業が「第2回 3D金属積層造形セミナー」を開催
愛知産業が9月2日(水)に東京都内にあるきゅりあんで「第2回3D金属積層造形セミナー」を開催する。日 時:2015年9月2日(水)11:00~17:00場 所:JR大井町駅前「きゅりあん」1F 小ホール参加費用:1人2万8000円*講演資料は当日の参加者のみに配布。昼食は愛知産業が用意する。なお、講演は同時通訳する。●講演内容(1)GEエビオエアロ社 金属積層造形製造部門長 Mr Paolo Gennaro世界の3Dプリンターを本格的に大規模生産システムとして活用し一躍有名になったGE傘下のイタリア航空部品メーカー、アビオエアロ社の製造販売責任者が、タービンブレード軽量化のためのチタンアルミナイドによる造形技術、今後の展開など最新情報を初公開する。(2)クランフィールド大学 金属積層・溶接&レーザ加工センターフェロー Mr Martina Filomenoアーク溶接による積層造形の最先端研究で著名な英国のクランフィールド大学から、航空宇宙産業他でチタン合金などを使用した大型積層造形研究の成果を発表する。(3)SMLソリューションズ社 Mr Henner ScÖneborn造形データ準備のデザインおよびエンジニアリングルール、SLM技術のために開発された金属材料の最新情報など。(4)LPWテクノロジー社 Mr Phill Carrolエビオエアロ社にチタンアルミナナイド材料を供給し、リサイクルによる成分変化までを視野に入れた品質管理方法やオリジナル粉末の利用が進む欧州市場での動向など。
6月分工作機械受注総額は1385.5億円 日工会
日本工作機械工業会がまとめた6月分の受注実績は以下の通り。2015年月6月分工作機械受注総額は、1,361.1億円(前月比△1.8%・前年同月比+6.6%)となり、5カ月連続の1,300億円超で6月単月の最高額を更新(従来:2007年6月1,316.8)。1,000億円超えは22カ月連続で堅調持続。内需は603.0億円(前月比+14.1% 前年同月比+43.4%)で、省エネ補助金関連の受注が押し上げ、7年3カ月ぶりの600億円超。前年同月比は24カ月連続増加。外需は758.1億円(前月比△11.6% 前年同月比△10.8%)で、中国での電気機械向け特需が減少し、16カ月ぶりの800億円割れ。前月から欧州は増加するも、アジア、北米が減少。今後も内需、外需とも堅調に推移すると見込まれるが、北米の動向やアジアの電気・精密向け特需の動向を注視。
6月分内需
603.0億円(前月比+14.1% 前年同月比+41.4%)。・前月比2カ月連続増加、前年同月比24カ月連続増加。・2008年3月(639.2億円)以来、7年3カ月(87カ月)ぶりの600億円超。・政策効果が強く発現。翌月以降も高水準の受注を期待。① 一般機械 259.1億円(前月比+31.0% 前年同月比+54.5%) うち金型 37.4億円(前月比+25.5% 前年同月比+77.9%)② 自動車 189.3億円(前月比+15.0% 前年同月比+18.6%) うち部品 133.4億円(前月比+2.9% 前年同月比+17.0%)③ 電気・精密 55.8億円(前月比+15.4% 前年同月比+63.3%)④ 航空機・造船・搬送用機械 25.3億円(前月比△11.8% 前年同月比+59.2%)
6月分外需
758.1億円(前月比△11.6% 前年同月比△10.8%)・前月比は3カ月連続減少、前年同月比は2カ月ぶり減少。・中国での電気機械向け特需縮小により、外需総額は16カ月ぶりの800億円割れ。・アジア減少するも欧州、北米が堅調維持。①ア ジ ア:354.9億円(前月比△25.1% 前年同月比△16.9%)・東アジア:299.1億円(前月比△27.1% 前年同月比△14.1%)〈中国〉230.5億円(前月比△34.2% 前年同月比△22.7%)・その他アジア55.8億円(前月比△12.2% 前年同月比△29.5%)〈タ イ〉14.0億円(前月比△37.1% 前年同月比△33.3%)〈ベトナム〉5.3億円(前月比△4.4% 前年同月比-)〈イ ン ド〉12.0億円(前月比△42.7% 前年同月比△50.0%)②欧 州:162.8億円(前月比+15.3% 前年同月比+0.6%)〈ド イ ツ〉 37.7億円(前月比△23.7% 前年同月比△17.8%)③北 米:222.3億円(前月比△3.5% 前年同月比△4.8%)〈アメリカ〉 201.9億円(前月比+0.4% 前年同月比△1.7%)〈メキシコ〉 10.8億円(前月比△36.5 % 前年同月比△31.4%)
5月分超硬工具主要統計
【超硬合金重量】487トン(前年比104.3)。【超硬工具生産額】切削工具208億100万円(前年比109.4)、耐摩工具32億5200万円(同107.2)、鉱山土木工具9億8100万円(同133.0)、その他工具4億7700万円(同104.9)、焼結体・工具19億4900万円(同100.8)、合計274億6000万円(同109.1)。【輸出入】輸出105億4500万円(前年比106.3)、輸入60億5700万円(同115.4)。【超硬工具出荷額】切削工具215億3500万円(前年比104.7)、耐摩工具31億4400万円(同103.7)、鉱山土木工具10億3500万円(同128.9)、その他工具3億8000万円(同99.0)、焼結体・工具21億9600万円(同101.9)、合計282億9000万円(同105.0)。【刃先交換チップ】生産2763万7000個(前年比101.9)、出荷2887万個(同100.5)。
【動画あり】マキノが加工対象を“はっきり”させた横形マシニングセンタ『a40』を開発 その全容を掲載!
近年環境問題のCo2 排出量削減のため自動車の軽量化が求められている。これにより自動車に使用されるアルミニウムの量は今後も増大することは間違いないだろう。このような時流を背景に、牧野フライス製作所(社長=牧野二郎氏)が、このほど加工対象を“自動車のアルミダイカスト部品”に特化した横形マシニングセンタ『a40』を開発した。
マキノの万能マシンといえば「a51nx」を思い浮かべる方も多いだろう。今回開発した『a40』の加工ストロークは「a51nx」と同じ(X軸560mm、Y軸640mm、Z軸640mm)。アルミダイカスト部品は自動車の量産だと生産効率を求められるため、今回は様々な工夫を盛り込んでいる。
驚きの俊敏性! 主軸の軌道・停止時間はなんと0.45秒(0→12,000min⁻¹)
その中で注目したいのは、マシニングセンタからアルミダイカスト加工に不要な重切削能力を省き、加工速度を高めるために軸移動を構成する機械構造物を軽量化し、主軸とX、Y、Zの割出軸の俊敏性を強化したことだ。
従来の「a51nx」は主軸の立ち上がり・立ち止まり時間が0.7秒だったが、『a40』ではなんと0.45秒まで短縮。リジットタップも最高回転到達速度6,000min-¹を実現している。ちなみに「a51nx」は4,000min-¹である。
この『a40』は、アルミ加工につきものの機械障害の対策、いわばトラブルを防ぐ工夫に新技術を取り入れている。
部品加工の場合、前行程の加工が終わったあとに、工具が折損していないかどうか――を必ず確認必要がある。従来の工具折損を検出する装置はタッチプローブ接触式だったが、カメラを使った工具破損検出装置『ヴィジョンB.T.S』へ変更している。
『ヴィジョンB.T.S』の利点は、なんといっても工具破損検出時間が短縮されたことである。従来のタッチプローブ接触式の検出時間は0.7秒だが『ヴィジョンB.T.S』は0.1秒。0.6秒も短縮した。
この工具破損検出方法は、加工終了後の工具を工具マガジン内にてカメラで撮影。LEDライトをバックライト効果として光らせ、工具を白黒のシルエット状態で撮影し破損を判定。工具は損が検出された場合は次の加工を停止する仕組みである。
他にもトラブルを防ぐ工夫として、加工室内をまんべんなく、滝のように流れるクーラントにて確実に切り屑を機外に排出、機内パレット段取り側の両サイドにもクーラントを流し、切り屑の堆積を防止する。
迫力のクーラントの様子
サイクロンフィルタを標準装備しているが、その濾過精度は20µmであった。
また、工具自動交換時にサイクロンフィルタにて二次処理されたクーラントを主軸端面より吐出させ、工具テーパ部に付着した切り屑を洗い流し、主軸への切り屑の噛み込みを無くすことで加工不良を未然に防ぐ仕組みである。さらに追い打ちをかけるように一体モノのX,Y軸カバーにより、これでもか! というくらい、切り屑噛み込みを徹底防止しているのが嬉しい。これらの技術により、同社a51と比較して部品点数を3割削減させて信頼性を高めている。
このマシンの販売価格は24,900,000円(消費税別)。
同社では年間400台の販売を見込んでいる。
DMG森精機 伊賀事業所で「IGA INNOVATION DAYS2015」を開催 世界初披露の機種も展示!見所はココだ!
今回の「IGA INNOVATION DAYS2015」は、4月から営業を開始したDMG森精機ワシノブランドの新デザインモデル『A-18S』、『G-07』、機能やデザインを一新した『ECOLINEシリーズ』など、世界初出展となる7機種を含む計58台の先進工作機械を展示し、全ての機種でデモ加工を行う。専任スタッフが豊富な事例やデモ加工を交えた実践的な技術ノウハウを分かりやすく解説し、顧客の生産性向上に貢献するソリューションを提案する。
展示場内には、『CELOS』を実際に体験できる108インチモニタのBIGSELOSや、プレミアムパートナーシップを締結したポルシェが、FIA世界耐久選手権に出場する第二世代の「ポルシェ919ハイブリッド」も展示。また、注目のアディティブ・マニファクチャリング、自動車、航空機、自動化、5軸加工機などのセミナーを開催し、加工課題や最先端技術情報など生産現場を最適化する未来志向の技術情報を紹介する。
同社の高山直士専務は、この「IGA INNOVATION DAYS2015」の目玉について、「伊賀事業所のショールームは改装が終わったところ。従来の2,550㎡から3,500㎡までスペースが広くなり展示する機械も42台から58台に増えた。昨年の開催されたJIMTOFで使用したスペースは2,350㎡ほど。これからも分かるとおり大きな展示が常時できるようになる。いつでも最新鋭の機械やアプリケーションが紹介できる体制になった」とし、「今回の内容は、自動車、金型、航空機、医療など業界別に分けて、分かりやすい展示となるのも特長。また全機種、新しいカバー、新しい操作盤を搭載した形で展示する」とコメントしている。
注目の初出展となる最新機種の詳細は以下のとおり。
自動車用フランジワークの量産加工に最適! 正面並行2スピンドル・2タレット旋盤『NRX 2000』
小型機や量産加工機の生産工場である奈良第一工場で生産を開始している。
①省スペース
主軸と刃物台を対面に配置する正面刃物台構造を採用し、機械幅と機械高さを抑えた設計となっている。機械幅は1,650 mm(ローダを含めた場合2,495 mm)、機械高さは2,100 mmと非常にコンパクト。特に機械高さを2,100 mmに抑えることで、20フィートのドライコンテナでの輸送が可能となり、輸送コストの削減に大きな効果がある。所要床面積は従来機から縮小させ、6.8 ㎥を実現しており、省スペースな加工ラインを構築することが可能。
②切りくず処理性能向上
機械構造には、金型一体成形のラウンド型機内チップシュータ(特許出願中)とテレスコピックカバーレス構造を採用している。切りくずの侵入やひっかかりによるカバークラッシュを改善した構造で、切りくず排出性も大幅に向上し、信頼性の高い長時間自動運転を実現した。
新ローディング方式を採用した新開発の高速搬送ローダを標準装備。この高速搬送ローダは、X軸の搬送距離を300 mmと従来機から53%短縮し、Z軸の移動体を従来機から57%低減して軽量化することで、高加速度を実現しており、ローディングタイムは5.6秒と世界最速(同等サイズの並行2スピンドル・2タレット旋盤として2015年6月、同社調べ>)。省スペースと世界最速のローディングにより、高い生産性の加工ラインを構築することが可能。移動体を軽量化したことにより、搬送時の振動も低減することができるため、ワークの仕上げ面粗度が向上している。オプションで機内ロボットの搭載も可能で、生産性を向上させる多様な自動化システムに対応している。
④作業性
主軸と刃物台を対面に配置する正面刃物台構造により、主軸や刃物台への接近性が大幅に向上している。機械前面のドア開口幅は790 mmと十分に広く、刃物台を作業者の近くに配置した設計により、機械正面カバーから工具までの距離は290 mmと短いため、容易な工具段取り作業が可能。搬送装置への接近性も良く、機械正面からローダハンドまでの距離は300mm、高さは1,360mmと低くなっているため、段取り作業が容易に行え、作業者の負担を大幅に軽減する。
Y軸とミーリング機能を搭載した高精度コンパクト複合加工機『A-18S』
所要床面積はクラス最小の省スペース設計でありながら、工具取付け本数はクラス最大の18本となっており、旋削とミーリングによる複合加工が可能。丸物から異形状ワークまで、豊富な加工実績を誇り、複雑形状加工や高付加価値加工、自動化、工程集約など、最適なソリューションを提案する。
①工程集約
工具取付け本数は、クラス最大の18本で、刃物台の全ステーションにミーリング工具が取り付け可能。所要床面積はクラス最小の省スペース設計ながらも、X軸移動量は180mm、Z軸移動量は350mmで、特にY軸移動量は100mmと非常に長くなっている。このロングストロークのY軸と、全18ステーションに取り付け可能なミーリングユニットにより、丸物から異形状ワークまで、幅広いワークを高効率に加工する。光学部品加工、自動車部品加工などにおいて、従来はマシンニングセンタ、旋盤、バリ取り機など複数に分割されていた工程を1台に集約することが可能となる。
②高精度加工
以下の高精度設計により、長時間加工においても安定した寸法精度を維持する。
1.シュート部分を熱伝導率の低いステンレスカバーでしっかりとガードして、切削油剤や切りくずの熱影響によるベッドの急激な温度変化を抑制する。
2.びびりや振動減衰性に優れた鋳物構造の一体型ベッドを水平配置することにより、床面から送り機構までの重心高さを低く設定することが可能となり、安定した加工を実現する。
3.軸移動の基準ガイドから主軸までの距離を最短にすることで、発熱の影響を抑止する。
4.ボールねじのサポート軸受けを主軸から最短距離に配置することで熱変位を抑え、信頼性の高いプリテンション構造を採用している。
高精度設計により、コールドスタート(暖機運転なし)における加工ワークの寸法変化は、4μmを実現。また、高精度旋削加工において高い要求のある真円度も、0.8μmを実現している。
多様な生産ニーズに対応可能なローダ・ストッカシステムを豊富に用意している。自社製のガントリーローダや、素材供給・製品搬出装置としてインコンベア、アウトコンベア、1軸パレタイザ、2軸パレタイザ、ロータリストッカなどを取り揃えている。自社で設計しているのでユーザーの要望に応じて柔軟に設計することができ、信頼性の高いシステムが構築可能となる。周辺装置も拡充しており、パーツキャッチャ、機外計測装置、ツールセッタなどの作業支援、インナーカムユニット、アングルユニット、タレット搭載型サブスピンドル、第2刃物台などの加工支援、各種チップコンベヤ、ミストコレクタなどの環境支援など、実用性の高い豊富な周辺装置がある。
安定した加工精度を実現した超高精度旋盤『G-07』
櫛形刃物台を採用することで、「インデックスタイム・ゼロ」によるサイクルタイム短縮を実現している。クラス最大となるX軸移動量480mmにより、フレキシブルなツーリングが可能。櫛形ならではの高い精度を実現しており、仕上げ加工、ハードターニング、高付加価値加工など、ユーザーの厳しい要望にも対応できる加工精度を実現する。今回の展示会では経験豊富なアプリケーションエンジニアリングにより、自動化、システム化など、多様な生産環境に最適なソリューションを提案する。
①基本構造
櫛形ならではの主軸中心から左右対称構造を採用しており、高周波焼入れを施したベッド一体型すべり摺動面を水平配置することで熱変位抑止、高剛性、低重心を可能にし、長期間にわたって安定した加工精度を維持する。Z軸摺動面には山一平構造、X軸摺動面にはアリ溝構造を採用することにより、高剛性と高真直性を実現した。左右対称構造により、X軸移動量も左右対称とすることができるため、X軸移動量はクラス最大の480mmを実現している。
②超高精度加工
以下の高精度設計により、長時間加工においても安定した寸法精度を維持する。
1.びびりや振動減衰性に優れた鋳物構造の一体型きさげ摺動面を水平配置することにより、床面から送り機構までの重心高さを低く設定することが可能となり、安定した加工を実現する。
2.軸移動の基準ガイドから主軸までの距離を最短にすることで、発熱の影響を抑止している。
3.ボールねじのサポート軸受けを主軸から最短距離に配置することで熱変位を抑え、信頼性の高いプリテンション構造を採用している。
高精度設計により、コールドスタート(暖機運転なし)における加工ワークの寸法変化は、3μmを実現。また、高精度旋削加工において高い要求のある真円度も、0.5μmを実現している。
多様な生産ニーズに対応可能なローダ・ストッカシステムを豊富に用意している。
自社製のガントリーローダや、素材供給・製品搬出装置としてインコンベア、アウトコンベア、1軸パレタイザ、2軸パレタイザ、ロータリストッカなどを取り揃えている。自社で設計しているので、ユーザーの要望に応じて柔軟に設計することができ、信頼性の高いシステムが構築可能である。中でも評価が高いガントリーローダSR-1と、1軸パレタイザPZB-4のパッケージを今回展示する。周辺装置も拡充しており、パーツキャッチャ、機外計測装置、ツールセッタなどの作業支援、セミドライ装置、クーラント恒温装置、高圧クーラント装置などの加工支援、各種チップコンベヤ、ミストコレクタなどの環境支援など、実用性の高い豊富な周辺装置がある。
アマダ・土岐事業所の展示会 「プレス・モールドフェア in 土岐」 盛況のうちに終了
アマダマシンツール(社長 末岡愼弘氏)は、6 月18 日から20 日までの3 日間、アマダ土岐事業所(岐阜県土岐市)のテクニカルセンターにおいて、工作機械・プレスマシンを対象とした展示会「プレス・モールドフェア in 土岐」を開催し、会期中1000人の来場者が足を運んだ。
この展示会は、本年4 月に開催された公共展「INTERMOLD 2015」のアフターイベントであるとともに、INTERMOLDを見学できなかった方に向けた展示会でもある。
複合加工機、デジタル研削盤などの工作機械、デジタル電動サーボプレスおよび加工サンプルをそれらに関連する最新加工技術を提案しており、今回はアマダグループだけでなく、プレスおよび工作機械の周辺装置や機器を扱う多くの協賛企業が出展。プレス加工・金型製作の最新技術を訴求していた。
会場ではプレスと工作機械のコラボレーションを意識した展示を行った結果、予想を上回る来場者数となった。プレスマシン、工作機械双方の会場を何度も行き来する来場者も多く見られ、土岐事業所のテクニカルセンターでは今年最大のイベントといえる実績となった。
会期中には特別講演会・セミナーを複数開催し、多くの来場者が聴講した。
初日に開催した本山合金製作所 製造部長・池内恒二氏(岡山県津山市)を講師に招いた特別セミナーでは、金型部品製造現場におけるポイントなどを分かりやすく説明、最終日に開催されたファインテック社長・東京大学名誉教授の中川威雄氏の特別講演会では、自身の半世紀以上に渡る加工技術研究、会社設立などの貴重な内容を講演した。協賛企業のセミナーを含め、いずれのセミナーも大好評で、フェアは盛況のうちに幕を閉じた。
同社では、「アマダグループは、アマダの所管事業であったプレス事業を本年度よりアマダマシンツールに移管いたしました。プレス・モールドフェアは、アマダマシンツールにおける工作機械とプレスのシナジー効果を狙った取り組みの一環でもあります。プレス・モールドフェアでは、新商品をはじめとした多くの商品を、中部地方を中心としたお客さまに訴求することができました」と今回の展示会の感想を述べている。
これほどまでに工具に特化した技術書は世の中にない! 日本機械工具工業会が「切削工具の手引き書」を発刊
日本機械工具工業会(会長=本間博夫氏)は、旧日本工具工業会の「切削工具の手引き書」をこのほど発刊した。
A4版・155ページのこの手引き書は、工具材料及び工具処理、バイト(旋削加工)、ドリル加工、フライス加工、歯切加工、ねじ加工に分類され、それぞれの工具種類・加工特性、使用上のトラブルと原因、それらの対策などを分かりやすく解説している。
旧工具工業会前理事長の堀 功氏は、切削工具手引き書発刊にあたり、「本書は、工具材料や表面処理といった工具の基礎から始まり、最新の工具や加工法までを網羅した手引き書というよりは、工具及び加工技術を極めるためのバイブルだと思っています。世の中にはこれほど工具に特化した技術書はないといっても過言ではありません。日本の産業界を支えているのは,工作機械の先端に装着される工具のポテンシャルが鍵を握っています。加工面の粗さや加工精度を決定するのは、工具そのものの出来具合も重要ですが、どんな切削条件で加工するのか、クランプ状態はどうなっているのか、ツーリングの把握状態はどうか、工具の選択は正しいのかなど、複雑な加工の基礎を理解することだと私は考えています。そしてその結果を加工現場で実際に見ることがさらに重要です。出てくる“切りくず”は加工状態を雄弁に物語っているのです。私達の培った技術は、大きなものを加工・研削する技術であり、複雑な形状のものを作り上げる技術であり、アスペクト比の高いものを加工する技術であり、いずれも未来を支える技術だと思います」と述べている。
発行部数は会員企業無償配布も含めて2,500部の予定。一般価格は1500円。送料は工業会が負担する。
問合せ先は日本機械工具工業会まで。
TEL:03-3526-6200
E-Mail : info@jta-tool.jp
