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第11回新機械振興賞 受賞候補者の募集開始!

機械振興協会(会長=庄山悦彦氏)は、わが国機械工業の振興のため、「新機械振興賞」事業を実施し、優秀な研究開発を行い、その成果を実用化することによってわが国機械工業技術の進歩発展に著しく寄与した企業・大学・研究機関および研究開発担当者を表彰しており、第11回新機械振興賞の受賞候補者を次の要領で募集している。(この賞は、従来の表彰制度を整理統合して平成15年度に発足したもので、今回が11回目となる)。1.表彰対象独創性、革新性および経済性に優れた機械工業技術に関わる研究開発およびその成果の実用化により、新製品の製造、製品の品質・性能の改善または生産の合理化に顕著な業績をあげたと認められる企業等および研究開発担当者(一業績につきおおむね5人程度を限度とし、事情により当該企業等に属さない者も含む)とする。但し、当該研究開発は、おおむね過去3年以内に成立したものに限る。2.募集の方法機械工業に関わる関係団体、地方公共団体、国公立試験研究機関、学会等に募集を依頼し、受賞候補者の推薦を求める。受賞候補者の推薦期間は、平成25年4月1日~5月13日必着。3.表彰の方法(1) 会長は、特に優秀と認められるものについて経済産業大臣賞および中小企業庁長官賞の授与を申請するものとする。(2) 会長は、その他の受賞者に対し、会長名の賞状を贈呈する。(3) 会長は、受賞する企業等に対し、記念品を贈呈する。(4) 会長は、経済産業大臣賞、中小企業庁長官賞および機械振興協会会長賞を受賞する研究開発担当者に対し、賞金を贈呈する。賞金の額は、経済産業大臣賞は80万円、中小企業庁長官賞は50万円、機械振興協会会長賞は30万円(研究開発担当者が複数である場合もこれらと同額)とする。4.選考機械振興協会会長が委嘱する学識経験者よりなる審査委員会により行う。5.受賞者発表平成25年12月に発表の予定。6.後援(予定)経済産業省、中小企業庁、JKA、中小企業基盤整備機構、日本機械工業連合会、日本経済新聞社。7.問合せ先機械振興協会 技術研究所 産学官連携センター(東久留米)新機械振興賞担当まで。〒203-0042東京都東久留米市八幡町1-1-12 電話042-475-1168

日立建機、新サービスメニュー「ConSite」をスタート

日立建機(社長=辻本雄一氏)は、建設機械の新たなサービスメニュー「ConSite(コンサイト)」を、国内向けにこのほど提供を開始した。

「ConSite」は、油圧ショベルなど同社製建設機械の稼働情報や位置情報を遠隔管理できる “グローバルe-サービス”のシステムを活用したデータレポートなどの新サービスをフルパッケージにして提供するサービスメニュー。顧客が所有する機械をベストな状態で使えるようサービスプログラムを1台ごとの要望に合わせて総合的に提供する。

同社では「ConSite」は今後、国内だけでなく世界に向けて順次展開していく。「世界の建設現場(Construction Site)からの声に応えするために生まれた新たなサービスメニュー「ConSite」を、“機械を見守るパートナー”としてグローバルに展開し、お客様をサポートしていきます」としている。

■ConSiteのサービスメニュー
1.新車延長保証
標準保証(無償)に加え、機械稼働を長期にわたりサポートする延長保証(有償)を提供する。

2.メンテナンス契約
新車購入後の無償メンテナンスに加え、顧客のニーズに合わせた経済的なメンテナンスプラン(有償)を提供する。

3.データレポートサービス
① 期レポート:1台ごとの機械稼働状況を定期的にレポートして、パソコンなどに分かりやすいデータで配信する(有償)。
②緊急レポート:機械に装着されたセンサーから緊急性のあるアラームが発報された際に、アラーム内容をタイムリーにeメールでレポートする(有償)。

4.チューニングサービス
現場ごとに異なる使われ方をする建設機械を、ご要望に合わせて、最適なチューニングに設定する(有償)。

DMG/MORI SEIKIが5軸切削加工コンテスト「MACHINING EXPERT」をサポート!

森精機製作所(社長=森 雅彦氏)はこのほどDMGと共同で、ドイツ ハノーバー大学 生産工学・工作機械研究所(IWF:Institute of Production Engineering and Machine Tools)が主催する5軸切削加工コンテスト「MACHINING EXPERT」を技術パートナーとしてサポートすると発表した。

同社では、2004年より切削加工業界全体の技術・技能の交流と向上を目的として、加工技術を競う「切削加工ドリームコンテスト」を開催しており、このコンテストは今年で10回目を迎え、また、累計応募点数は1,000点を超え好評を博している。今回DMGから、世界最大工作機械見本市の1つであるEMO2013にて、“このようなコンテストを是非グローバルで開催したい”と提案があり、「MACHINING EXPERT」を開催することになった。

コンテスト開催にあたり、切削加工において世界的に権威のあるドイツ ハノーバー大学のBerend Denkena教授を中心に、日本からは慶應義塾大学理工学部長の青山 藤詞郎教授、北米地域からはブリティッシュコロンビア大学のYusuf Altintas教授らによる審査委員会が設置された。審査委員会メンバーは、生産工学分野で国際的に認知されている国際生産加工アカデミー(CIRP)の主要メンバーでもある。

このコンテストでは、DMG/MORI SEIKIの5軸加工機により加工されたワークが対象で、完成品だけでなく、工程の一貫性・工程集約・ワークの複雑さなど、アイデアから製造までの一連のプロセスが、厳正かつ公正に審査される。最終選考ののち、受賞者を2013年9月にドイツ ハノーバーで開催されるEMO2013に招待し、贈賞式を行う。また、EMO2013の特設エリアにて作品を展示し、後日作品集の出版を予定している。
応募締切りは6月30日となっている。

■コンテストの理念
効率的な製造には、技術力の高い従業員と高い生産性を誇る工作機械が欠かせないが、それ以上に工程計画が効率性に大きく影響している。しかし現状では、切削加工の工程を計画するために利用できるのは、大手数社が提供しているCAMソリューションに留まっている。このため企業では、よりよい加工を実現するため、独自にCAD/CAMのプロセスに修正を加えている。こうした取り組みの中で、製造元の会社と共同で製品の開発を進める企業も珍しくなく、そこから革新的な加工技術が誕生することもある。コンテストは、このような独自のアイデアと努力で生まれた隠れた技術を発掘し、称えることを理念としている。

■応募資格、締切
企業、大学、その他教育機関。応募条件は技術パートナーであるDMG / MORI SEIKI、もしくはいずれかの5軸加工機により加工されたワークに限られる。グループ参加(複数社)でのご応募も可能。

応募専用サイトは下記をクリック↓↓
www.machining-expert.com      

*締切:6月30日

■審査員
審査は公正を期すため、このコンテストを開催する機関とは独立した専門家により行われる。審査委員会は、生産工学分野で国際的に認知されている国際生産加工アカデミー (CIRP)の主要メンバーで構成されている。その卓越した研究成果のみならず、これまで企業と具体的な問題解決に向けて多くの共同研究を積んできた実績によって、厳正かつ公正に審査される。

・Berend Denkena教授(工学博士)
ハノーバー大学(ドイツ) 生産技術・工作機械研究院 
・Yusuf Altintas教授(工学博士)
ブリティッシュコロンビア大学(カナダ) 生産自動化研究所 
・青山 藤詞郎教授(工学博士)
慶應義塾大学 理工学部長

◆ハノーバー大学
Karl Karmarsch氏が、後に生産工学専攻となる「機械術」を率いて「ハノーバー高等職業学校」を1831年に設立し、現在のハノーバー大学の基礎を築きた。今日では、約21,000人の学生が理工学部、心理学部、社会学部、法学部、経済学部で学んでいる。

◆生産工学・工作機械研究所(IFW)
ハノーバー大学 生産工学・工作機械研究所(IFW)は180年の歴史があり、この分野においては有数な機関の一つ。工作機械や数値制御にとどまらず、生産計画や組織体制に至るまでの生産プロセスのサポートを提供し、革新的な技術を追求するだけでなく、環境に優しい理想的なソリューションの創出を推進している。

「アクアドリルEXフラット」がより深い穴あけや適用被削材にシリーズを拡大! 不二越

不二越(社長=本間博夫氏)の「アクアドリルEXフラット」は、傾斜面への一発穴加工や、抜け穴のバリレスなど多機能性や耐摩耗性向上によりユーザーから好評だが、深い穴あけや深い位置の穴あけ、広範囲な適用被削材にシリーズを拡大している。アクアドリルEXフラットレギュラ、ロングシャンク、オイルホール5D用など突き出し長さの長いドリルの使用にはガイド穴やセンタリングなどの前加工を推奨している。コチラをクリック↓↓http://nachi-tool.jp/blog/index.php?e=173その一方で、加工箇所が深い位置にあるため前加工が難しい場合や工具交換、サイクルタイムに制約がある場合など、“工具1本による処理”の要望もあるとのこと。つまり、切削条件の調整により前加工をそれらのフラットドリルでおこなう「セルフセンタリング」ができないかという要望である。同社では傾斜面加工ではその状況に応じて、送り速度を下げてドリルの倒れを抑制させる調整方法を推奨していたが、ドリルの突き出し長さが長くなるレギュラ、ロングシャンク、オイルホール5D用の場合には、それだけでは穴拡大などの不具合は解消できないことがあった。そこで、回転数を下げて振れによる遠心力を小さくすることで、穴拡大が抑制されて安定した加工が実現、平坦面の食い付き時や傾斜面の加工時に回転数を下げた「セルフセンタリング」が可能なる。●ロングシャンクの事例を紹介S50Cの傾斜面への「セルフセンタリング」は、切削速度を20m/minまで下げ、回転当たりの送り量は従来通りとすることで可能となった。「セルフセンタリング」の間のステップ加工は、穴位置精度や穴曲がりを抑えるために有効である。アクアドリルEXフラットロングシャンクのセンタリングはこちらをクリック↓↓http://nachi-tool.jp/blog/index.php?e=181アクアドリルEXフラットドリルシリーズカタログ PDF↓↓http://www.nachi-fujikoshi.co.jp/web/pdf/2237-5.pdf

ヤマザキマザックが韓国市場を迅速にサポートする『韓国テクノロジーセンタ』が移設・拡充オープン! 

ヤマザキマザック(社長:山崎智久氏)は、韓国市場のニーズにきめ細かく対応するため、サポート体制強化の一環として、このほど韓国 華城市(ファソン市)に新たな土地に既存の韓国テクノロジーセンタを移設・拡充し3 月20 日(水)にオープニング式典を行ない、3 月21(木)から3 月23 日(土)までの3 日間オープニングプライベートショーを
開催した。

韓国経済は、半導体や自動車、電機関連などの業種が盛んで、高機能マシンへの需要が高まっている。同テクノロジーセンタはソウルと釜山を結ぶ幹線道路の京釜高速道路沿いソウル中心から南へ約50 kmに位置する。韓国の主要な工業団地への移動が最も便利な場所で、近隣の水原市には電子・半導体で世界有数の三星電子、三星半導体の工場群がある。同社は、これら多くの産業に向けて最新の製品とテクノロジーソリューションを提供するため大規模ショールーム、展示コーナー(サンプルワーク)、トレーニングルーム、技術セミナーなどを開催するセミナールームの設置などを設備し、さらにサポート体制を強化した。同社は、日本の工作機械メーカーとして長年に亘り現地に根を下ろし韓国製造業の発展に貢献してきており、 1975 年にソウル駐在員事務所を開設し、その後本格的に韓国市場への販売・サービスの拡充を目指して1988 年11 月にソウル市ヨンドンポ区ヨイド洞にヤマザキマザックソウル支店を開設し、営業・営業技術・サービス員を配置している。その後1997 年から始まった経済危機を経験したものの、素早い韓国経済の立ち直りに合わせ、2001 年9 月にヤマザキマザック韓国株式会社として現地法人を設立し、同時に充実したセールスと迅速な販売活動を行うためのテクノロジーセンタ化に取り組み、韓国最大の工業集積地であるソウル地区の近郊に位置する華城市に2003年5 月にテクノロジーセンタを開設した。今回、華城市内でより多く機械などを展示できる旧ショールームの約1.5 倍の面積のショールームを備えるなどさらにサポート体制を充実させる。

■韓国テクノロジーセンタ概要
所在地:90-18, Dongtangiheung-ro, Dongtan-Myeon,Hwaseong-si, Gyeonggi-do445-812, Korea
Tel: +82-31-376-6052
Fax: +82-31-372-6052
(INCHEON空港から車で約 2時間)
人員構成: サービスエンジニア、営業、営業技術、一般事務など 計 28 名でスタート。
敷地面積: 1,993 平方メートル(603 坪)
建物延べ床面積: 1,463 平方メートル(443 坪)
ショールーム面積: 434 平方メートル(131 坪)
設備内容: 計7 台の最新鋭工作機械を展示するショールーム、事務所、会議室、商談室、休憩室、セミナールーム(60 人)、トレーニングルーム2 室(セミナールーム、トレーニングルームを繋げて最大100 人収容可能)

■韓国テクノロジーセンタ展示機
●複合加工機
・INTEGREX i-200
・INTEGREX j-300
・INTEGREX e-500H Ⅱ
・VARIAXIS i-600
●立形マシニングセンタ
・VERTICAL CENTER SMART 530CS
●CNC 旋盤
・QUICK TURN SMART 200 (米国製)
●レーザ加工機
・OPTIPLEX 3015
計7 機種

「INTERMOLD2013/金型展2013/金属プレス加工技術展2013」基調講演 申込み受付中!《聴講無料》

「INTERMOLD2013/金型展2013/金属プレス加工技術展2013」ではただいま基調講演の申込を受け付けている。日本におけるモノづくりは、グローバル化の進展とともに6重苦と言われる環境のもと、存続の危機にあると認識されている。トヨタ自動車では、日本でのモノづくり革新によって、開発工場やマザー工場の役割を果たしていくためにも、生き残りをかけた様々な取り組みを推進している。「グローバルにお客様へ“もっといい車”をお届けするために」日本ならではのモノづくりとして、革新的な生産技術と匠の技をスパイラルアップ(技能者の匠の技の伝承、さらなる高度化と技術者による技能のデジタル化、加工点の追求等)している事例を中心に紹介する。講 師:トヨタ自動車株式会社 常務役員 川田 康夫氏テーマ:「トヨタ自動車における日本でのモノづくり革新」(仮)日 時:2013年4月17日(水)11:00~12:00会 場:東京ビッグサイト 会議棟1F レセプションホールA定 員:約400名 (事前登録制・聴講無料)お申込み・詳細はこちらをクリック↓↓↓http://intermold.jp/seminar/

オーエスジーが地元近隣に工場見学会を開催「75周年オープンハウス」 

オーエスジー(社長=石川則男氏)が3月20日、創立75周年行事の一環として、地元、近隣に「オーエスジー オープンハウス」と題して、工場見学会を開催し、今回は八名、新城、豊橋、大池、アカデミーの5会場で、同日の同時開催となった。

オーエスジーが何をつくっていて、どこで使われているのか、子供も大人も分かりやすくオーエスジー社員が説明、大人も子供も楽しめる内容豊富な見学会となった。

日立ツールがステンレス鋼系材料ミーリング加工用材種JM4060の適用アイテムを拡大

日立ツール(社長=田中啓一氏)が、このほどステンレス鋼系材料ミーリング加工用材種JM4060の適用アイテムを拡大した。

今回、ステンレス鋼の高能率加工を実現するための工具であるPVDコーティング材種『JM4060』は、PVDコーティング法により、超硬母材とコーティング皮膜間の密着性をさらに改善させた技術を適用した。これにより、様々な形状のインサートへの適用が可能となり、工具寿命を従来比2倍に改善している。

正面フライス、ショルダーミル、面取りカッタのカッタ種類6種(同社製作カッタ)について、インサートの型番で12アイテムを追加し、今回追加したアイテムは、全てISOの標準型番コードのものである。また、主としてステンレス鋼加工時に発生する加工面の硬化が原因で発生する、工具境界摩耗や欠損の発生を抑制するために、M40相当(JIS)の強靭超硬母材を採用した。これにより、安定した工具寿命が得られ、高能率加工における工具寿命の改善を行なうことができる。
特長は以下のとおり。

(1)コーティング膜の密着性を改善する新技術を採用
超硬母材とコーティング膜の密着性をさらに改善することにより、ステンレス鋼の加工で発生しやすい工具刃先の溶着が原因のコーティング膜剥離を抑制し、工具の損傷を低減した。
(2)耐摩耗性・耐酸化性に優れるコーティング膜を採用
耐摩耗性・耐酸化性に優れるコーティング膜を採用し、ステンレス鋼加工時に発生する逃げ面摩耗進行による損傷を低減した。
(3) 境界摩耗の進行を抑える強靱性超硬母材を採用
ステンレス鋼の加工で見受けられる加工面の硬化による工具境界摩耗、ならびに欠損の発生を抑制するためにM40相当(JIS)の強靭超硬母材を採用した。これにより、刃先のチッピングや欠損が抑制され、安定した工具寿命が得られる。
(4) 寿命
ステンレス鋼のミーリング加工の場合、従来品と比較して2倍の寿命を実現した。

●用 途 ステンレス鋼系材料ミーリング加工用
●価 格 ¥966~¥1943 (消費税込み)

金型加工用超硬ソリッドドリル WSTARドリルシリーズ「MHS」に小径ドリルを追加 三菱マテリアル

三菱マテリアルツールズ(社長=滝沢俊夫氏)は、三菱マテリアルが開発、製造する金型加工用超硬ソリッドドリル WSTARドリルシリーズ「MHS」に小径サイズ計125型番を追加、このほど販売開始した。

金型加工業界では製作納期の短縮とコストの削減のために、加工時間や熱処理工程の短縮、工程削減に積極的に取り組んでいる。2008年6月に発売した「MHS」は、樹脂金型、ダイカスト金型に用いられる熱処理後のプレート(硬度35~55 HRC)への穴加工を可能とし、従来熱処理前に行っていた荒加工工程を削減できるため、リードタイムを低減できるドリルとしてユーザーより大変高い評価を頂いていることを背景に、より幅広い加工に対応すべく、同社では金型加工用超硬ソリッドドリル WSTARドリルシリーズ「MHS」に小径サイズを追加することにした。
金型加工用超硬ソリッドドリルWSTARドリルシリーズ「MHS」の特長は以下のとおり。

①プリハードン鋼、焼入れ鋼の浅穴から深穴(最大L/D=30)のノンステップ加工が可能。
②金型加工に特化した独特なガイドパットと高剛性形状を有し、高精度な穴加工が要求されるエジェクタピンのガイド穴などに対応可能。
③ドリル外径は0.95mmから12mm、それぞれの径でプレート厚みに合わせた溝長(L/D=2~30)を商品化。
④シャンク径はドリル外径0.95mmから2.4mmが3mm、ドリル外径2.45mmから2.95mmは4mmで商品化。

・品名/型番:金型加工用超硬ソリッドドリル WSTARドリルシリーズ「MHS」/ドリル(ドリル外径0.95~2.95mm);125型番。
・標準価格:10,300円~29,000円。
*(代表型番) MHS0095L006B 10,300円(税込み 10,815円)、 MHS0295L090B 29,000円(税込み 30,450円)

溝入れ・突切り加工用工具『TungCut』(タングカット)拡充アイテム発売! タンガロイ

タンガロイ(社長=上原好人氏)は溝入れ・突切り加工用工具『TungCut』(タングカット)の拡充アイテムをこのほど本格発売発した。
経済的で使い易さを追求した溝入れシリーズ『TungCut』は、様々なニーズに応えるべく、今回新たに3 材種を追加する。『T9125』は鋼の高速加工用CVD 材種で、高能率・高生産性を実現する。『NS530』は鋼の高速軽切削用サーメット材種で、耐摩耗性に優れると共に仕上げ面(加工面品位)を重視する加工に最適で、品質向上にも威力を発揮する。『AH905』は特殊専用コーティング膜を採用したPVD 材種で、耐熱鋼など難削材加工において安定した長寿命を実現する。
今回の拡充により被削材や加工条件など適用範囲が大幅に広がり、『TungCut』はより使いやすいシリーズへと進化する――としている。
主な特長は以下のとおり。

●『T9125』
鋼の高速加工用CVD 材種。耐摩耗性と耐欠損性を両立し溝加工の加工能率向上と長寿命を実現する。

●『NS530』
鋼の仕上げ加工用サーメット材種。高速の軽切削を得意とし、加工面品位(仕上げ面)や耐摩耗性に優れる。鋼の溝加工仕上げに最適。

●『AH905』
難削材加工用PVD 材種。特殊専用コーティング膜により、刃先の耐凝着性及び耐摩耗性を向上、耐熱合金の溝加工において長寿命を実現した。

■主な形番と標準価格
・DGM2-020 T9125 2,150 円 (税込み 2,258 円)
・DGM3-020 AH905 2,220 円 (税込み 2,331 円)
・DTE400-080 NS530 2,360 円 (税込み 2,478 円)
・DTE500-080 T9125 3,370 円 (税込み 3,539 円)
・DTE3-040 NS530 1,460 円 (税込み 1,533 円)

全追加アイテム: 43 形番。