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森精機 タイ アユタヤテクニカルセンタが完全復旧
森精機製作所(社長=森雅彦氏)が、昨年の大洪水により被災したタイ アユタヤテクニカルセンタでの業務を完全に再開致した。
昨年の洪水後、バンコク近郊のバンナテクニカルセンタではいち早く業務を再開し、被災した顧客の工場復旧、業務再開に取り組んでいたが、アユタヤテクニカルセンタの改修が完全に終了し、このほど全業務を再開した。
アユタヤテクニカルセンタは、同地区で最大規模を誇るロジャナ工業団地に位置しており、テクニカルセンタ内にはショールームならびに、社内外のエンジニア教育施設である森精機ユニバーシティを設けている。また、パーツセンタも設けることで、東南アジア地区での迅速なパーツ供給体制を整えている。
■アユタヤテクニカルセンタ概要
再開日 :2012年12月10日
敷地面積 :15,000 ㎡
従業員数 :47名
住所 :40 Moo 4 Rojana Industrial Park 2, Rojana Road, Tambol U-Thai,
Amphur U-Thai, Ayutthaya 13210, Thailand
TEL&FAX :代表 Phone: +66-35-746720 FAX: +66-35-746731
:コールセンタ Phone: +66-35-746734 FAX: +66-35-746733
日立建機の子会社 インド・テルコン社が社名を変更
日立建機(社長=辻本雄一氏)の子会社で、インドにおける建設機械の製造および販売・サービスを担っているテルコン社(Telco Construction Equipment Company Limited)は、12月4日、タタ日立コンストラクションマシナリー Co., Ltd.に社名変更し、現地で発表した。インド市場では、これまで“Tata Hitachi(タタ日立)”の製品ブランドで建設機械の販売・サービスを行っていく。同社では今回の社名変更で、コーポレートブランドおよび製品ブランドを統一することにより、競争が激化するインド市場でさらなるブランドイメージの浸透を図り、インド市場における地位の強化につなげていくとしている。タタ日立コンストラクションマシナリーの概要●社 名 タタ日立コンストラクションマシナリー Co., Ltd.(Tata Hitachi Construction Machinery Company Limited)●設 立 2000年3月●所在地 Jubilee Building, 45, Museum Road, Bangalore 560 025, India●代表者取締役社長 Ranaveer Sinha(ラナヴィール・シンハ)●資本金1,000百万インドルピー●株 主日立建機 60%、Tata Motors Limited 40%●事業内容建設機械の製造、販売、サービス●主な事業所本社:バンガロール、工場:ジャムシェドプール、ダルワッド、カラグプール
カラーラインスキャンカメラ用レンズ ML-F80C-0510を発売 モリテックス
モリテックスが、半導体製造装置や液晶製造装置、電子部品実装機、工場のライン監視、製造ラインなどの画像処理関連分野向けに、カラーラインスキャンカメラに対応したカラーラインスキャンカメラ用レンズ「ML-F80C-0510」を開発し、来年1月下旬より販売を開始する。
「ML-F80C-0510」は、0.5倍から1倍まで対応可能なラインセンサー用レンズ。半導体・液晶・実装基板等の製造及び検査用に用いられるラインスキャンカメラの中で、特に解像度を求められるカラーラインスキャンカメラを使用したユーザーをターゲットにしており、RGB色補正を行ったカラーカメラ専用設計で、最大82mmの素子まで対応可能である。周辺の光量の落込みを極力抑え、画像処理に適したデザインとなっている。また、フランジフォーカルディスタンスを調整して倍率を変更する機構を採用し、複雑なフォーカス機構をなくし、高いコストパフォーマンスを実現している。
型技術協会が論文集「型技術者会議2013」への協賛広告を募集中
型技術協会が「型技術者会議2013」講演論文集に掲載する広告および展示コーナー出展の募集を行っている。「型技術者会議2013」講演論文集の記事の内容は、①発表全講演論文(特別講演、パネルディスカッション含)、②協賛広告、である。概要は以下の通り。掲載場所広告収録部に広告掲載企業リストと各広告を掲載する。*表紙及び表 2、表2対抗頁(カラー1頁目)、表4 は除く*掲載順序はカラー・モノクロ別に50音順(カラー1頁目除く)*参考発行部数:570部(型技術者会議2012)広告料A.B5版(カラー) 1頁 300,000円B.B5版(モノクロ) 1頁 60,000円C.B5版(モノクロ) 1/2頁 35,000円広告掲載の特典A.B5版(カラー) 会議参加費1名無料、協会HPに参加募集期間中バナー広告掲載B.B5版(モノクロ) 会議参加費1名無料、協会HPに参加募集期間中バナー広告掲載 C.B5版(モノクロ) 会議参加費1名無料申込方法オンライン申込↓↓(下記をクリック)http://www.jsdmt.jp/01katakaigi/jsdmt-kaigi13-2.cgi広告掲載申込締切日および版下締切日【広告掲載申込締切日】2013年4月12日(金)*広告版下指南書↓↓(下記をクリック)http://www.jsdmt.jp/01katakaigi/pdf/27sakusei.pdf■□展示コーナーについて(機器・製品展示)□■【展示日時】2013年6月18日(火)10時~17時 同6月19日(水)10時~16時【設 置】2013年6月17日(月)15時~17時【撤 収】2013年6月19日(水)16時~17時【展示場所】大田区産業プラザPiO 。小展示ホールロビー(2階)またはコンベンションホールロビー(4階)*2階または4階の希望を伺うが確定ではない。【募集件数】11件。【展示方式】長机(幅1800×奥行450)2台、白布 1枚展示パネル(ワイヤーフック有りパネル掲示可。画鋲等は不可)【展示費用】1件 50,000円 必ず説明員を1名配置する(カタログ等の併設配布は可能だが配布は各社が行うこと。説明員1名の参加登録料は無料)【申込方法】オンライン申込(下記をクリック)↓↓http://www.jsdmt.jp/01katakaigi/jsdmt-kaigi13-4.cgi【申込締切日】2013年5月17日(金)<問合わせ先>一般社団法人 型技術協会〒231-0011 神奈川県横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル201号室TEL:045-224-6081 FAX:045-224-6082 Eメール:info@jsdmt.jp
11月分工作機械受注総額は881.7億円 日工会
日本工作機械工業会がまとめた11月分の受注実績は以下の通り。2012年月11月分工作機械受注総額は881.7億円(前月比△6.5%・前年同月比△%21.3)となった。受注総額は前年同月比が2割を超える減少で、25カ月ぶりの900億円割れ。2カ月連続で本年の最低受注額。【11月分内需】298.6億円(前月比+8.5% 前年同月比△20.9%)。■内需総額・前月比2カ月ぶり増加。前年同月比6カ月連続減少・2カ月連続の300億円割れ。・JIMTOF効果による増加要因はあるものの、弱めの動きが継続。① 一般機械 119.9億円(前月比+17.0% 前年同月比△22.7%) うち金型 18.6億円(前月比+24.8% 前年同月比△12.6%)② 自動車 99.4億円(前月比+9.3% 前年同月比△18.1%) うち部品 55.6億円(前月比△11.4% 前年同月比△30.0%)③ 電気・精密 25.6億円(前月比△12.2% 前年同月比△47.9%)④ 航空機・造船・搬送用機械 15.3億円(前月比△13.9% 前年同月比+34.8) 【11月分外需】583.1億円(前月比△12.7% 前年同月比△21.5%)。■外需総額・前月比2カ月連続減少。前年同月比2カ月連続減少。・25カ月ぶりの600億円割れ。・主要3極は、欧州で増加したが、アジアと北米が本年最低額。① アジア:315.1億円(前月比△14.4% 前年同月比△26.4%)・東アジア:226.5億円(前月比△23.7% 前年同月比△13.4%)〈中国〉:197.9億円(前月比△14.1% 前年同月比△14.2%)・その他アジア:88.6億円(前月比+24.7% 前年同月比△46.8%)〈タ イ〉:35.4億円(前月比+46.5% 前年同月比△67.2%)〈インド〉:18.6億円(前月比+88.3% 前年同月比+5.3%)② 欧州:105.0億円(前月比+22.2% 前年同月比△23.6%)〈ドイツ〉:28.0億円(前月比+15.2% 前年同月比△33.1%)③ 北米:153.0億円(前月比△25.2% 前年同月比△5.5%)〈アメリカ〉:132.8億円(前月比△21.2% 前年同月比△3.5%)
10月分超硬工具主要統計
超硬工具協会がまとめた10月分超硬工具主要統計は以下の通り。【超硬合金重量】449トン(前年比86.7)。【超硬工具生産額】切削工具179億5100万円(前年比96.7)、耐摩工具32億3800万円(同97.0)、鉱山土木工具6億9100万円(同117.7)、その他工具5億円600万円(同111.6)、焼結体・工具17億2000万円(同114.4)、合計241億6000万円(同98.6)。【輸出入】輸出67億5700万円(前年比95.3)、輸入44億4100万円(同124.1)。【超硬工具出荷額】切削工具171億9800万円(前年比91.8)、耐摩工具31億300万円(同96.9)、鉱山土木工具7億4400万円(同121.8)、その他工具4億600万円(同116.3)、焼結体・工具18億5500万円(同101.1)、合計233億600万円(同94.2)。【刃先交換チップ】生産2572万3000個(前年比93.3)、出荷2450万8000個(同89.5)。
高硬度鋼加工用 小径エンドミル「エポックディープボールエボリューションハード EPDBEH-ATH」を新発売 日立ツール
日立ツール(社長=田中啓一氏)がこのほど高硬度鋼加工用 小径エンドミル「エポックディープボールエボリューションハード EPDBEH-ATH」を新発売した。
近年、金型寿命向上のために被削材として高硬度鋼を使用するケースが増えているが、高硬度鋼を長寿命に安定して加工することは非常に難しく、放電加工に頼らざるを得ない状況であった。特に小径深掘り加工では、L/D(工具径に対する突出し長さの比率)が大きくなり、高硬度鋼を加工するには工具寿命や加工能率、安定性の面で非常に難しい加工になる。
そこで同社では、『エポックディープボールエボリューションハード』を高硬度鋼の小径深堀り加工をターゲットに商品化した。
2011年7月に発売したエポックディープボールエボリューションも小径深掘り加工をターゲットにしているが、今回発売のエポックディープボールエボリューションハードは55HRC以上の高硬度鋼切削に特化し性能を高めたことに加え、高硬度鋼加工用に刃形を最適化し、従来品と比較し高硬度鋼加工における安定性を向上させた。また、コーティングは新開発のATHコーティングを被覆して耐摩耗性も向上させ長寿命加工を実現した。高硬度鋼加工に最適な刃形、コーティングを採用することで、従来放電加工を行っていた加工も、切削加工での完全直彫りにより加工時間を大幅に短縮することができ、金型製作の加工時間短縮に貢献することができる。
■特長
(1)ダブルフェイス(2段逃げ面)
逃げ面を2つの面で形成することで切れ味と剛性を両立させました。1段目は微小な角度と微小な幅を持ち、摩耗の進行を食い止める効果があり、高硬度鋼を長寿命に安定して加工することができる。
(2)バックドラフト(強バックテーパ)
バックドラフト形状の採用により、ビビリ振動の低減が可能です。高精度加工と工具摩耗の安定化が実現できる。
(3)複合首形状
エポックディープエボリューションシリーズで採用された複合首形状を採用。耐折損性とたわみ抑制を両立し、高精度な加工が可能。
(4)ATHコーティング
ATHコートを採用しており、耐熱性と密着強度が向上、高硬度鋼を安定して切削可能。
用途は、40HRC~72HRCの高硬度鋼 (特に、55HRC以上の焼入れ鋼)
各種金型(プラ型・プレス型・鍛造型)にあるリブ溝や隅部分の仕上げ加工などの小径深彫り加工全般。Ø0.1~Ø2 (全158アイテム)。
価格は、\4,914~17,745(消費税込)。
ヘッド交換式ガンドリル『TungGun』(タングガン)発売 タンガロイ
タンガロイ(社長=上原好人氏)は、ヘッド交換式ガンドリル『TungGun』(タングガン)をこのほど発売した。『TungGun』は、自動車部品などの深穴加工で抜群の性能を発揮するヘッド交換式ガンドリルで、独自のクランプシステムの採用により、簡単で迅速なヘッド交換が可能である。また、工具交換はヘッドの付け替えのみであることから、工具交換時間を大幅に短縮できる。さらにヘッドは小さな力で取付け・取り外しができ、必要に応じて機上での交換も可能である。
専用に開発したヘッドは、標準タイプのP 形と切りくず処理を重視したブレーカ付きタイプのM 形を設定し、同一ボディで使用することが可能である。更に、PVD コーティング仕様の対応も行うことが可能で、様々な用途や被削材に応じて安定した深穴加工を実現する。ヘッドを取り付けるボディは、顧客のニーズに応じた形状や長さで提供するため、使用環境に最適な工具設計が可能である。
『TungGun』は、工具交換時間の大幅短縮だけでなく、ヘッド交換のみで様々な被削材を加工することができるため予備工具の在庫削減が可能で、トータルの加工コスト削減に大きく貢献する。
■主な特長
①工具径: φ10.5~φ16.1 mm、加工深さ: L/D = 15~40。
②ろう付けガンドリルと同等精度の穴あけ加工が可能。
③独自のクランプシステムが、簡単かつ迅速なヘッド交換を実現。
④2 種類のヘッド形状および材種の組み合わせで、多様な被削材への深穴加工を実現。
⑤予備工具の在庫削減等、工具管理も容易。
■主な形番と標準価格
●ヘッド(税別)
・TGI120-P-G KS15F 10,100 円。
・TGI120-M-G KS15F 10,100 円。
・TGI140-P-G KS15F 11,100 円。
・TGI140-M-G KS15F 11,100 円。
全アイテム: 22 形番。
※ボディは受注生産。
森精機がNLXシリーズをフルラインアップ
森精機製作所は、このほど高剛性・高精度CNC旋盤NLXシリーズの新たなラインアップとして、チャックサイズ6インチのNLX1500、同8インチのNLX2000、そして同12インチNLX3000を世界初公開し、販売を開始した。
今回、より高い加工精度を実現するため、機体クーラント循環を始めとした森精機独自の熱変位制御を行った。熱変位をコントロールすることで熱変位量を従来機の1/3以下に抑制する。また、C軸の位置決めには周期誤差補正(特許出願中)を行い、位置決めの誤差を従来機の半分にし、各機種には、従来機の特長を受け継ぎ、高剛性な摺動面案内を採用した。これにより、難削材加工や断続切削などのびびりが発生しやすい加工においても高い面品位が得られる。高剛性な構造が、BMTの高いミーリング能力を最大限に引き出すことで、従来機の約6倍の加工能力を実現するとしている。
また、刃物台に搭載している独自技術BMT(ビルトインモータ・タレット)は最高回転速度10,000 min-1を達成した。従来の6,000 min-1から大幅に回転速度を向上しながらも、10,000 min-1までの加速時間がわずか0.45秒という圧倒的な速さによって、アルミ加工や小径ドリル加工において高い威力を発揮する。また、12,000基以上の納入実績を元に“熟成”することで、ギヤ駆動の刃物台に比べて振動を1/3以下、刃物台の温度上昇は1/10以下にまで抑え、精度面でも大きな進化を遂げている。マシニングセンタと同等の加工能力、精度を持ったクラス最高の刃物台が魅力だ。
「欧州の金型加工技術と応用事例~欧州経済を支える加工関連技術の最新動向~」をテーマに受講者を募集 型技術協会
型技術協会が「欧州の金型加工技術と応用事例~欧州経済を支える加工関連技術の最新動向~」をテーマに受講者を募集している。このセミナーは、欧州でのユーロ安を背景に好調なドイツ経済を背景に産業を支えてきている工作機械群の最新技術動向について紹介するもの。ドイツを中心に欧州の工作機械業界では、画期的な技術が数多く出現しているが、それが欧州地域で現在、どのように活用されてきているかは日本ではあまり知られておらず、同セミナーでは、工作機械の最新動向を、ユーロモールド2012等で紹介された最新の技術情報の紹介を交えつつ、欧州での加工関連技術とその応用事例について説明する。微細・精密加工、意匠面の加飾加工、高速・高精度加工、不具合解析技術、工具・治具管理の効率化などについて最新の情報や、参考となる事例が満載である。■講演スケジュール10:00 ~10:50 「ドイツHERMLE社の多軸工作機械の最新技術情報」 愛知産業(株) 内山 治 氏10:50 ~11:40 「再研工具におけるオーダーメイド再研削とマイツールの提案」 ワルタージャパン(株) 浅野 善規 氏11:40 ~13:00 昼 食13:00 ~13:50 「ドイツ BLUM NOVOTEST 社の最新機上計測技術情報」 (株)ブルームLMT 左山 邦彦 氏13:50 ~14:40 「ドイツDMGのレーザ加工技術を用いた最新シボ加工事例」 (株)森精機セールスアンドサービス 上田 真広 氏14:40 ~14:50 休 憩14:50 ~15:40 「ドイツEOS社の粉末積層造形システム EOSINTによるAM最新事例」 ※AM=Additive Manufacturing (株)NTTデータエンジニアリングシステムズ 酒井 仁史 氏15:40 ~16:30 「ドイツGOM社における非接触計測の自動化と応用事例」 丸紅情報システムズ(株) 赤羽 孝彦 氏16:30 ~17:00 名刺交換交流会■参加申込方法いずれもテキスト1冊を含む。・会 員 20,000円 (会員の対象は主催・協賛団体会員) ・型技術協会学生会員 1,000円 ・一 般 30,000円 ※ 個人会員A入会申込付き 27,500円(希望者は事務局まで問合せのこと) 内訳 : 参加費20,000円+入会金3,000円+12月入会時年会費4,500円■申込締切日2013年1月16日(水)*申込締切日後のキャンセルは不可。■申込方法オンライン申込↓↓http://www.jsdmt.jp/03seminar/jsdmt-seminer108.cgi(1) 申込の際は代金の振込方法と振込日を記入のこと。参加費は銀行または郵便振替にて入金する。 (2) 参加決定者には参加券・請求書を送付する。当日は参加券と引換にテキストを渡すので持参すること。■問い合わせ先一般社団法人 型技術協会〒231-0011 横浜市中区太田町6-79 アブソルート横濱馬車道ビル201号室電話:045-224-6081 FAX:045-224-6082 E-mail:info@jsdmt.jp