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工具ナビゲーションシステム『Tung-Navi』(タング・ナビ)をリリース タンガロイ
タンガロイ(社長=上原好人氏)は、新しい工具ナビゲーションシステム『Tung-Navi』(タング・ナビ)穴あけ工具編をこのほどリリースした。
『Tung-Navi』は、要求される加工状況に応じ、最適な工具や切削条件が検索可能な最新の工具選択システム。『Tung-Navi』では、被削材や加工穴径などの情報を入力することで、その加工に最適な推奨工具、切削条件や予測されるマシンパワー、加工能率を表示する。さらに、加工物の剛性、加工面状態や、使用機械の出力特性など条件を細かく設定すると、より高度な検索を行うことも可能で、表示される結果はより詳細な内容となる。
また、『Tung-Navi』は、E-カタログ(ウェブ版電子カタログ)とも連動しているので、『Tung-Navi』で選択された工具について、写真や各部寸法などのカタログ情報も瞬時に表示される。
第一弾は、穴あけ工具編であるが、今後転削工具、旋削工具、溝入れ工具に展開し、あらゆる機械加工現場において有効な検索ツールへと発展させていく。
高い検索機能を持つ『Tung-Navi』は、加工現場の技術者のみならず、新設加工の工具選定を行う場合など、広く切削工具に携わる方々にとって、素早く、簡単に最適工具を選定できる画期的なツールである。
ケナメタルが豪・ヤタラに新工場を設立
ケナメタルがこのほどオーストラリアのブリスベン近郊のヤタラに新工場を設立した。
この新工場は、オーストラリアおよびアジア地域向けに、磨耗に対する最新のソリューションを提供する。(住所: 22 Computer Road, Yatala, Queensland, Australia 4207 電話番号: 61.7.3801.5844)
リージョナル製品マネージャのGeorge Boxsell氏は、「鉱石、鉱物、およびその他採掘された産出物に対する需要は世界的に高まり続けており、オーストラリアおよび南アジア地域は大きな役割を担うことになる。そのような中で、ケナメタルは絶好の場所にいるため、磨耗が起こるあらゆるアプリケーションに対して、生産性を高めることが可能なソリューションを提供でき、特に厳しい環境下では特にその力を発揮できます」とコメントしている。
採石業、鉱業、土木産業、重工業など、非常に過酷な作業を伴う業界においては、磨耗部品を定期的に取り替える必要があり、コスト負担が大きくなっている。Dura-Plus™などの次世代耐磨耗性合金鋼を含めケナメタルTricon製品シリーズは、効果的な対応策として頻繁に使用されている。
「これは、硬度、靱性、成形性、および溶接性を組み合わせた当社独自の合金鋼の化学的性質であり、他のどんな材種でも実現することができません。過酷な鉱業作業環境におけるショベル、掘削機、バケット、ダンプ車のトレー、シュート、ホッパー、切れ刃、およびその他の磨耗部品は、この新しい技術にまさにぴったりです」(Boxsell氏)
Dura-Plus™の化学的性質と処理により、従来の耐磨耗性材種に見られる『中心部の軟化』をなくし、プレート全体が非常に硬くなっている。硫黄含量が非常に低く微粒子構造であることから、高い耐衝撃性を実現し、現場の条件下でも優れた溶接性を提供できるとしている。
3軸ツールパスを自動で固定5軸に変換する WorkNC Auto3+2モジュールを発表 セスクワ
セスクワ(東京都港区)は、WorkNCのモジュール『 Auto3+2 』の販売を5月1日に開始する。WorkNCは、「操作が簡単で、短期間・低コストでのCAM業務立ち上げ可能」なシステムで、「工具干渉がない確実な経路計算により、安定したツールパス作成が可能なこと」、「加工データベースの共有で誰でもベテランの加工ノウハウを簡単に再現可能なこと」が特長である。今回、リリースした『WorkNC Auto3+2』は、3軸ツールパスで工具突き出し長さが長くなる 部分に対して、加工方向を指定しただけで、「ホルダー形状」・「工具突き出し長さ」を認識した”固定5軸ツールパス”に自動分割する。さらに、各種構成に対応したWorkNCのマシンシミュレーションを実施することでより安全な固定5軸加工を行うことが可能である。 『WorkNC Auto3+2』は、同時5軸加工までは必要ないが、加工効率をあげるために固定5軸を使用したいという方ユーザーに有効なモジュールで、現有設備の有効活用も可能になる。
3月分工作機械受注総額は904.9億円 日工会
日本工作機械工業会がまとめた3月分の受注実績は以下の通り。2013年月3月分工作機械受注総額は904.9億円(前月比+11.9%・前年同月比△21.5%)となった。受注総額は11カ月連続で前年同月比減少となるも期末効果もあって5カ月ぶりの900億円超。【3月分内需】336.0億円(前月比+22.9% 前年同月比△14.0%)■内需総額・前月比2個月連続増加、前年同月比10個月連続減少。・6カ月ぶりの300億円超。・期末効果により、一般機械や電気・精密など多くの業種で前月から増加。① 一般機械 143.6億円(前月比+37.2% 前年同月比△10.5%) うち金型 21.3億円(前月比+69.8% 前年同月比△8.4%)② 自動車 92.6億円(前月比+0.6% 前年同月比△29.1%) うち部品 65.8億円(前月比+22.1% 前年同月比△9.4%)③ 電気・精密 32.9億円(前月比+38.6% 前年同月比+2.7%)④ 航空機・造船・搬送用機械 14.8億円(前月比+10.6% 前年同月比△47.6%) 【3月分外需】568.9億円(前月比+6.2% 前年同月比△25.3%)。■外需総額・前月比2カ月連続増加。前年同月比6カ月連続減少。・2カ月連続の500億円超。・主要3極では、北米が前月から減少したが、アジア、欧州は増加。① アジア:244.0億円(前月比+13.6% 前年同月比△43.4%)・東アジア:165.2億円(前月比+20.5% 前年同月比△46.4%)〈中国〉:127.2億円(前月比+21.2% 前年同月比△53.6%)・その他アジア:78.8億円(前月比+1.6% 前年同月比△35.9%)〈タ イ〉:24.2億円(前月比△30.9% 前年同月比△55.9%)〈インド〉:17.8億円(前月比+157.7% 前年同月比△23.6%)② 欧州:116.3億円(前月比+19.1% 前年同月比△8.1%)〈ドイツ〉:38.4億円(前月比+57.1% 前年同月比△22.4%)③ 北米:198.9億円(前月比△7.3% 前年同月比+4.4%)〈アメリカ〉:165.8億円(前月比△17.5% 前年同月比△0.3%)
2月分超硬工具主要統計
超硬工具協会がまとめた2月分超硬工具主要統計は以下の通り。【超硬合金重量】337トン(前年比82.0)。【超硬工具生産額】切削工具151億8300万円(前年比84.1)、耐摩工具25億830万円(同84.0)、鉱山土木工具6億3100万円(同112.3)、その他工具5億200万円(同87.0)、焼結体・工具14億300万円(同78.5)、合計203億200万円(同84.4)。【輸出入】輸出63億2000万円(前年比95.6)、輸入40億3400万円(同111.9)。【超硬工具出荷額】切削工具160億6400万円(前年比87.9)、耐摩工具25億6700万円(同83.9)、鉱山土木工具7億700万円(同117.4)、その他工具3億1300万円(同83.2)、焼結体・工具17億1300万円(同88.1)、合計213億6400万円(同88.1)。【刃先交換チップ】生産2229万4000個(前年比82.9)、出荷2214万5000個(同81.6)。
金型加工用5軸CAM FF/Five「V.4」を販売開始! 牧野フライス
同社では市場の要求を「5軸加工は軸の反転や工具の姿勢変更で加工面に影響を与えることが多いく、そのため、“加工面に与える影響を予測し加工前に対策したい”との声を聞く。また、加工に使用下工具は加工回数や切削距離で次加工で使用できるか機械オペレーターが判断しているため、まだ加工可能な工具を無駄にする場合が多い」と分析、5軸加工による金型のリードタイム短縮と工具費用の削減を視野に入れ開発に注力してきた。
この製品は軸の反転動作位置を表示する機能を開発したもので、反転時に生じる加工面不良の位置が明確になり回避方法を検討できる。また、ボールエンドミルの切れ刃部分を切削距離や加工回数で管理することにより、工具を無駄なく使用できるメリットもある。
FF/Five「V.4」のポイントは、①軸反転検出機能、②切れ刃管理機能の3つ。
■軸反転検出概略■
1.X、Y、Z、A、B、C軸の反転位置が表示できる。
2.軸毎の表示および複数同時表示ができる。
オーバーラベルの位置をカッターパス上で表示し事前に加工可能か確認する
1.X、Y、Z、A、B、C軸のオーバートラベルの位置が表示できる。
2.軸毎の表示および複数同時表示ができる。
3.回転軸を使用しオーバートラベルを回避した位置が表示できる。
■切れ刃管理機能概略■
ボールエンドミルの切れ刃を加工回数や切削距離で管理し、工具を無駄なく使用するための支援機能
1.切れ刃のどの部分で加工したか表示できる。
2.加工回数および切削距離で表示ができる。
3.複数加工で使用した場合、合算して表示ができる。

販売価格は4,500,000円(消費税別)
同社機械との同時購入で4,000,000円(消費税別)
移行費用はFF/CAMから1,500,000円(消費税別)
なお、この製品は4月17日(水)~20日(土)まで東京ビッグサイトで開催されるINTERMOLD2013に出展する。
森精機がBUGを完全子会社化
森精機製作所(社長=森雅彦氏)は、2013年3月22日付けで、子会社のビー・ユー・ジー (商号:BUG、所在地:北海道札幌市、2012年3月31日付持株比率52.4%)の全ての株式を取得、完全子会社化し、機構改革を4月1日付で行った。今後、BUGは森精機の完全子会社のソフト開発集団として、森精機の工作機械向け制御関連開発を行い、森精機との共同開発体制を強化する。機構改革日:2013年4月1日会社名の変更:(旧)株式会社ビー・ユー・ジー (新)ビー・ユー・ジー森精機株式会社代表取締役:取締役会長 森 雅彦 (新任) 取締役社長 川島 昭彦事業の変更:従来BUGが行っていたピットタッチ事業は、ビー・ユー・ジーSSTという別会社を設立し、事業の吸収分割を行う。これにより、BUG森精機の事業は森精機の制御関連の開発および映像関連・組込通信関連の開発事業となる。今後は、制御関連開発の比重を一層高め、これまで一部外注に依存していたMAPPSなどのソフトウェア開発をBUG森精機にて100%内製化することができるようになり、品質、納期、コストでより効率化できることになる。組織の変更:森精機の制御開発部隊より約20名が出向し、合計で約130名の体制とし、札幌にて事業に取り組む。増築工事:従来の建物に隣接し、新築建物を増築する。(3階建て:1,300㎡) 10月完成予定。
ミラクルラッシュミルシリーズ「SRF」用インサートに新PVDコーテッド超硬材種「EP6120」を追加発売 三菱マテリアル
三菱マテリアルツールズ(社長=滝沢俊夫氏)は、このほど三菱マテリアル株式会社が開発、製造する“仕上げ加工用刃先交換式ボールエンドミル”ミラクルラッシュミルシリーズ「SRF」用インサートに新PVDコーテッド超硬材種「EP6120」を販売開始した。
ミラクルラッシュミルボール「SRF」は、工具寿命を延長し、長時間の連続加工を実現することを目的として、炭素鋼・合金鋼の切削加工において耐摩耗性に優れる新PVDコーテッド超硬材種「EP6120」インサートを追加した。
“仕上げ加工用刃先交換式ボールエンドミル”ミラクルラッシュミルシリーズ「SRF」の主な特長は、①S字切れ刃を採用しソリッドボールエンドミルの切れ味を実現、②R精度±6μmの高精度な切れ刃形状により、高精度な仕上げ加工を実現、③55HRC未満の炭素鋼・合金鋼の切削加工において耐摩耗性を大幅に向上した新PVDコーテッド超硬材種「EP6120」インサートを商品化――である。
鋼旋削加工用 新サーメットシリーズ『NS9530 / GT9530』を発売 タンガロイ
タンガロイ(社長=上原好人氏)は、鋼旋削加工用新サーメットシリーズ『NS9530 / GT9530』をこのほど発売した。
鋼旋削加工用新サーメットシリーズ『NS9530 / GT9530』は、従来サーメットの常識を打ち破った“欠けないサーメットシリーズ”で、『NS9530』はサーメット材種、『GT9530』はコーテッドサーメット材種である。
『NS9530』は、驚異的な耐欠損性による安定した工具寿命と優れた加工面状態を実現し、『GT9530』は密着性を飛躍的に向上させた新コーティングを採用し抜群の耐摩耗性を実現する。これらは特殊表面技術「PremiumTec」(プレミアムテック)により工具表面の平滑性を大幅に向上させるとともに、工具表面近傍において硬さを低下させることなく靱性を大幅に向上させた平滑で強靭な層を設けている。この新技術により驚異的な耐欠損性と美しい加工面状態を実現する。
同社では「仕上げ加工から中切削加工で抜群の信頼性を発揮し、お客様の生産性向上に大きく貢献する」としている。
主な特長は以下の通り。
●特殊表面技術「PremiumTec」を採用
工具表面及び工具表面近傍において平滑強靭層を形成させることにより、驚異的な耐欠損性と優れた加工面状態を提供する平滑強靭層とは、工具表面の平滑性を大幅に向上させ、かつ工具表面近傍での硬さを低下させることなく靱性を向上させた特殊な層である。
●『NS9530』
仕上げ加工から中切削加工まで、安定した切削性能を発揮しコストパフォーマンスに富む汎用性材種。
●『GT9530』
鋼高速仕上げ加工に対して、優れた耐摩耗性を発揮するコーテッドサーメット材種。
■主な形番と標準価格
CNMG120404-TSF NS9530 760 円 (税込み 798 円)
WNGG080408-01 NS9530 1,470 円 (税込み 1,544 円)
TCMT110204-PS GT9530 730 円 (税込み 767 円)
VCMT160408-PS GT9530 2,310 円 (税込み 2,426 円)
米ケナメタルが創業75周年
去る3月1日に創業75周年を祝ったケナメタル。
同社は1938年、フィリップ・マッケナの画期的なタングステンチタニウム炭素合金の発明でスタートした。初年度の従業員は12人、売上高は3万ドルにすぎなかったが、それ以来同社(社名をケナメタルに変更)は成長を重ね、現在では売上高が10万倍の約30億ドルに達し、世界60カ国を超える8万以上の顧客企業に貢献している。
顧客企業の生産性をたゆまず向上させるマッケナ氏の精神を守ることで、同社は今日の成功を築いた。最新鋭の製造技術や効果的な道路補修、安全で効率の良い採鉱やエネルギー生産、航空機から鉄道、自動車までの輸送機器の高性能を可能にしたのが、ケナメタルの産業技術が貢献している。
ケナメタルのカルロス・カルドーゾ会長・社長兼最高経営責任者(CEO)は「われわれはケナメタルで、深い知識の人材と特許の素材科学を手始めにして、世界で最も難しい作業に用いるより良い工具技術や加工部品を開発するため、革新と性能向上という強い社風を推進している。今日わが社は、毎年の売上高の40%以上が新製品によるもので、そうした新製品は顧客企業に最低20%の生産性向上を可能にしている」と強調した。
ケナメタルの歴史等の詳細はコチラ↓↓
http://www.kennametal.com/kennametal/en/about-us/history.html
