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NSKが大型ギヤボックス用「高負荷容量円筒ころ軸受」を開発 ~風力発電機など大型のギヤボックスの信頼性向上に貢献~

日本精工(社長=大塚 紀男)は、従来品に比べ負荷容量を高めることで、長寿命化を実現した大型ギヤボックス用「高負荷容量円筒ころ軸受」を開発した。同社では風力発電機などの重荷重下で使用される大型のギヤボックス向けに本製品を拡販し、売上として2015年にグローバルで10億円/年を目指す。

風力発電機や鉱山機械などの大型産業機械のギヤボックスでは、重荷重を支えるために円筒ころ軸受が広く使用されているが近年、風力発電機では、発電量を増やすため大型化が進んでいる。また、鉱山機械は、新興国の発展に伴い、365日24時間稼動など、過酷な条件下で使用されており、これらの大型ギヤボックスに用いられる軸受には高い信頼性が求められる。これらのニーズを受け、同社では大型ギヤボックス用として負荷容量を高め、高い信頼性を備えた円筒ころ軸受を開発した。

本製品の特長
(1)ころ数増による寿命の延長
軸受のころ数を増すことにより、ころとリングの接触部の面圧を低減させることで負荷容量を大きくさせ、寿命を延長した。

(2)保持器形状の最適化による保持器応力の低減
ころ数を増すと保持器の肉厚が薄くなり保持器強度には不利になるが、保持器形状の最適化により柱部への応力の集中を抑制し、充分な強度を持つ保持器を実現した。 

タンガロイが新ラジアスカッタ 『FixRMill』(フィックスアールミル)発売

タンガロイ(社長:上原好人氏)は、新世代のラジアスカッタ『FixRMill』(フィックスアールミル)をこのほど発売した。
『FixRMill』は、近年増加している複雑形状部品の荒加工に最適な丸駒インサートを使用したラジアスカッタ。

複雑形状部品を5 軸加工機や複合加工機で加工する場合、工具と加工物の相対位置を自由に選べる反面、切込みが変動しやすいので、丸駒インサートを使用するラジアスカッタが適しているが、このような加工方法では、工具と加工物の位置関係によっては、切削抵抗がインサートの締め付けねじを緩める方向に作用する場合があり、『FixRMill』は、これを防止するために独自の回転防止機構を採用している。

この新機構はインサートの底面に星形の凹部と、カッタボディのインサート座面に設けた独自形状の凸部とを組み合わせることで、インサートを確実に保持する。さらにこの新機構は、加工時の切削力をインサートを保持する方向に変換しているので、インサート保持力が向上し安定した加工を実現している。

また、このインサートは切込みの少ない一般加工の場合は6 コーナ使用可能で、前述のような複雑形状部品の加工でも3 コーナの使用が可能である。インサート材種には、新開発のPVD コーティング膜、表面平滑化技術「PremiumTec」(プレミアムテック)を採用し、二相ステンレス鋼など難削材の加工に最適なAH4035 をはじめ、実績のあるAH725、AH130 の3 種類を設定し、鋼、ステンレス鋼、鋳鉄、耐熱合金など多種多様な被削材に対応する。

■主な特長
●切削力をインサート保持力に変換する独自の機構を採用。
●回転防止機構により、ねじの緩みを防ぎ安定した加工を実現。
●ボディはシャンクタイプとボアタイプで、φ32mm~63mm の6 アイテムをラインナップ。
●インサート材種には、以下の3 種類を設定。
・二相ステンレス鋼のような難削材に適した新材種「AH4035」。
・幅広い被削材に対応する汎用の「AH725」。
・一般的なステンレス鋼に最適な「AH130」。
●すべてのインサート材種に表面平滑化技術「PremiumTec」を採用し、安定した長寿命を実現。
■主な形番と標準価格
●ボディ
ERP12R032M32.0-03 38,300 円 (税込み 40,215 円)。
TRP12R050M22.0E05 54,100 円 (税込み 56,805 円)。
全アイテム: 6 形番。

●インサート
RPMT1204EN-MJ AH725 1,250 円 (税込み 1,313 円)
全アイテム: 12 形番。

排出ガス規制のオフロード法2011年基準対応! 日立建機が油圧ショベルZAXIS-5シリーズ4機種を発売

日立建機(社長=辻本雄一氏)は、新型油圧ショベルZAXIS-5シリーズとして、ZX240-5B(標準バケット容量1.0m3、運転質量23.8t)、ZX280-5B(同1.1m3、同27.8t)、ZX330-5B(同1.4m3、同31.9t)、ZX470-5B(同1.9m3、同46.0t)の4機種を4月1日から発売する。

これらの機種は、排出ガス規制のオフロード法2011年基準に適合した油圧ショベルで、大作業量を維持しながら低燃費を実現しており、販売目標は、国内向けに4機種合計で年間220台を見込んでいる。
主な特長は以下のとおり。

1.低燃費と大作業能力を両立
・ZX240-5B、ZX280-5B、ZX330-5Bは、ハイブリッド油圧ショベル(ZH200)で好評の3ポンプ3バルブ式の省エネ油圧システムTRIAS(トライアス)を採用し、従来機と比較して作業量は同等で約10%※1の燃費を低減している。また、2020年燃費基準で☆☆☆(三ツ星レベル)※2を達成している。
・ZX470-5Bは、従来機と比較して、作業量は同等で約11%の燃費を低減している。
・パワーディギング(昇圧)時の掘削力を向上させた。

2.時代にマッチした環境性能
・排出ガス規制は、日本のオフロード法2011年基準の他に欧州(Stage ⅢB)、北米(Interim Tier 4)に対応している。
・排出ガスの後処理装置として、PM(粒子状物質)を捕集し燃やすマフラーフィルタを搭載している。
・最適な燃焼を促す可変式ターボチャージャーを搭載している。

3.快適な運転空間
・足元空間を45mm広げ、シートのスライド幅を拡大し、快適な操作環境にしている。
・シートのスライド機構内にボールベアリングを採用し、ガタが小さく前後移動の操作力も軽くなり扱いやすくなった。
・縦型の7インチパネルの大画面カラーマルチモニタを採用し見やすくした。

4.楽なメンテナンスを実現
・運転席のモニタでエンジンオイル量のチェックができるので、車体に登らず日常点検ができる。
・エアコンコンデンサと燃料クーラーの目詰まりを防ぐ防塵ネットを一番外側に設置し、脱着を容易にした。

※1 ZX330-5Bは従来機と比較して5%低減。
※2 一般社団法人日本建設機械施工協会が定めた燃料消費効率を表す指標(JCMAS規格)において、2020年燃費基準として定められた評価値に対する達成率100%以上のレベル。

「金型ジャパンブランドで海外取引の支援をしていく」日本金型工業会東部支部が新年懇親会を開く

あいさつする加藤東部支部長
あいさつする加藤東部支部長
日本金型工業会東部支部(支部長=加藤忠朗氏)が1月24日、東京・上野精養軒で新年懇親会を開催し、多数が参加した。特別講演会は中小企業支援協会の黒岩一美理事長が「修羅場の経営学」をテーマに講演した。

講演会終了後、新年懇親会が開かれた。
冒頭、加藤支部長が新年のあいさつをした。この中で加藤支部長は、「今年は行政の着実な舵取りを期待したい。さて、精密小物のプレス金型やプラスチック金型の場合、最終のお客様が必要としているのは、実際の金型ではなくて部品です。海外では日本では金型専業メーカーは珍しいのですが、日本は金型専業メーカーが一般的です。ですが最近金型だけではなく量産ものも手がけるような会員企業も増えてきました。お客様が海外に進出されて現地で製品や部品が欲しいといわれる

あいさつする田中素形材産業室長
あいさつする田中素形材産業室長
と、われわれも海外に出て行かなければなりません。最近は行政も海外進出をする場合の支援策をもうけるといった考え方になっているようです。海外となんらかの関係を持たざるを得ないといった環境になってきていることは間違いないと思います。日本金型工業会も東部支部を実働部隊として、金型ジャパンブランドの活動などで海外取引の支援をしていきます」と述べた。

来賓を代表して田中哲也経済産業省素経済産業室長が、「今年の6月までに成長戦略をまとめるとなっていますが、競争力の強化が重要課題となっています。われわれも政権と一体になって陰の黒子

あいさつする牧野会長
あいさつする牧野会長
になって成長戦略の策定を考えて奮闘している最中です。これまでは産業の空洞化ということで、われわれもここに重点を置いていましたが、今後は海外の需要をどう獲得していくかが大変重要な課題となっています。これは大企業のみならず中小に至るまで海外の需要の確保をどうするかがトッププライオリティとなっております」とあいさつをしたあと、牧野俊清日本金型工業会会長が、「現在、円安に振れたということでわれわれにとっては元気が出てきました」とあいさつした。

後藤勇日進工具社長の発声で乾杯した。

2012年(暦年)工作機械受注実績の概要

日本工作機械工業会(会長=横山元彦氏)がこのほど発表した「2012年(暦年)工作機械受注実績の概要」は次のとおり。1.受注額・概況2012年の工作機械受注額は、前年比△8.6%の1兆2124億円となり、3年振りの減少となるも2年連続で1兆円を超えた。うちNC機が1兆1822億円(同△8.4%)で総額同様3年ぶりの減少となった。内訳をみると、内需は3758億円で同△10.9%、外需も8366億円の同7.5%と内外需ともに3年ぶりの減少となった。外需比率は69.0%となり、前年に比べ0.8Pt上昇した。・内需の動向内需は、厳しい国内の設備投資環境が続き、前年比△10.9%の3758億円と3年ぶりに減少した。業種別にみると、全11業種のうち「航空機・造船・輸送用機械」と「その他需要部門」、「商社・代理店」の3業種のみが前年を上回り、その他の業種は軒並み減少した。主な業種では、一般機械向けが同△15.3%(1601億円)、自動車向けが同△4.7%(1165億円)、電位・精密向けが同△22.4%(360億円)、航空機・造船・輸送用機械向けが同+39.0%(190億円)となった。・外需の動向外需は前年比△7.5%の8366億円で、2011年(9046億円)、2007年(8636億円)に次ぐ市場3番目の高い水準となった。主要3極の状況をみると、アジアでは、東アジアが前年比△8.4%(3480億円)、その他アジアが同△0.1%(1256億円)となり、アジア計では同△6.3%(4736億円)ながら、昨年に次ぐ市場2番目となる高水準の受注額となった。国別にみると、その他アジアのタイ(530億円)は洪水の復興需要や自動車向けに堅調な受注を維持し、中国、米国に続く3番目の市場規模となった。また、ベトナムやインドネシアを含むその他アジアの「その他」地域は自動車向け投資が増加し、同+56.0%(340億円)と大幅に伸長し、インド(264億円)や韓国(262億円)を抜き、ドイツに続く5番目の市場規模となった。一方、世界景気を牽引してきた中国(3056億円)は、一般機械や自動車が、金融引き締めなどの影響もあり、年間を通して弱い動きが続いたが、電気機械向けが拡大し、受注を下支えした。欧州は、長引く円高や債務危機問題により同△26.2%(1157億円)と3年ぶりに前年割れとなり、2007年のピーク時(2769億円)対比では41.8%と年間を通じて弱い動きが続いた。国別では、その他東欧(同+8.4%)以外は前年を下回り、欧州最大の受注国であるドイツ(同△29.4%)をはじめ、イタリア(同△51.1%)、フランス(同△22.9%)、イギリス(同△3.7%)などのEU主要国は軒並み減少した。北米は、同+5.5%(2340億円)と3極の中で唯一前年比増加となった。国別では、外需で2番目の市場規模を持つ米国が同+4.4%(2027億円)で、エネルギー、自動車、航空機向けなど幅広い業種から受注がみられた。また、メキシコでも自動車関係投資が活発化し、同+29.9%(207億円)となった。この結果、外需に占める各地域のシェアはアジア56.6%(前年比+0.7Pt)、欧州13.8%(同3.5Pt)、北米28.0%(同+3.5Pt)となった。また、外需全体に占める国別のシェアは、最大市場の中国が36.5%(前年比+0.3Pt)で、2位米国24.2(同+2.7Pt)、3位タイ6.3%(同+0.2Pt)の順となった。外需の業種別における各地域のシェアは、一般機械向け(2166億円)がアジア40.5%、欧州17.0%、北米39.6%、自動車向け(2371億円)がアジア62.1%、欧州7.9%、北米28.6%となった。電気・精密向け(2341億円)はアジア90.2%、欧州3.8%、北米5.7%と中国の電気機械向けの増加によりアジアが9割を超えた。また、航空機・造船・輸送用機械(421億円)ではアジア12.4%、欧州35.3%、北米50.0%となり、航空機向け受注が堅調だった北米と欧州のシェアがアジアに比べ高い。機種別の動向受注額を機種別(含むNC機)にみると、全11機種中9機種が前年比減少となった。主な機種では旋盤が前年比△8.7%、マシニングセンタ計は同参加宇3.9%(立て形同+6.4、横形同△16.4%、その他同△14.8)となった。機種別構成比では、受注総額の4割強を占めるマシニングセンタが立て形の増加により、前年に比べ2.2Pt増加し46.3%となった。機種別のNC比率では、ボール盤、フライス盤、その他の工作機械を覗く8機種で9割を超えており、全体では97.5%と史上最も高い比率になった。2.販売額販売額は前年比+12.7%の1兆3297億円で3年連続の増加となった。うちNC工作機械も同+13.1%の1兆2939億円となり3年連続の増加となった。機種別(含むNC機)にみると、全11機種中、歯車機械(同△4.7%)、放電加工機(同△2.6%)を覗く9機種が前年比増加を示し、販売額の4割を占めるマシニングセンタが同+11.3%(立て形同+18.7%)、横形同+2.1%、その他同+1.3%)、約3割を占める旋盤もm同+12.5%となった。3.受注残高2012年末の受注残高は、前年比△16.8%の5437億円となり2年ぶりに6000億円を下回った。当該年末の受注残高を直近3カ月(12年10~12月期)の販売額平均で除した「受注残待ち月数」は5.5カ月で前年末と比べ0.9カ月減少した。また、NC工作機械の受注残高は同△16.7%の5192億円となった。

1月分工作機械受注総額は716.6億円 日工会

日本工作機械工業会がまとめた1月分の受注実績は以下の通り。2013年月1月分工作機械受注総額は716.6億円(前月比△14.8%・前年同月比△26.4%)となった。受注総額は4カ月連続で1千億円を下回り、34カ月ぶりの800億円割れ。【1月分内需】240.3億円(前月比△7.2% 前年同月比△13.9%)。■内需総額・前月比2カ月連続減少、前年同月比8カ月連続減少。・33カ月ぶりの250億円割れ。・稼働日減もあり、前月比減少。国内投資環境には停滞感があり、総じて低調な推移。① 一般機械  101.6億円(前月比+3.5% 前年同月比△17.1%)  うち金型   21.3億円(前月比+48.6% 前年同月比+47.9%)② 自動車   71.2億円(前月比△14.9% 前年同月比△14.5%)  うち部品   42.6億円(前月比△25.9% 前年同月比△26.4%)③ 電気・精密 28.0億円(前月比+32.3% 前年同月比△21.9%)④ 航空機・造船・搬送用機械 10.4億円(前月比△42.3% 前年同月比△19.3%) 【1月分外需】476.4億円(前月比△18.2% 前年同月比△31.5%)。■外需総額・前月比4カ月連続減少。前年同月比4カ月連続減少。・35カ月ぶりの500億円割れ。・主要3極では、アジアが大幅減で、46カ月ぶりに北米を下回る。① アジア:172.2億円(前月比△36.1% 前年同月比△59.6%)・東アジア:121.1億円(前月比△38.7% 前年同月比△54.6%)〈中国〉:79.5億円(前月比△49.3% 前年同月比△65.4%)・その他アジア:51.2億円(前月比△29.1% 前年同月比△67.9%)〈タ イ〉:22.1億円(前月比△12.9% 前年同月比△71.5%)〈インド〉:8.0億円(前月比△37.6% 前年同月比△79.1%)② 欧州:100.7億円(前月比△4.9% 前年同月比+12.7%)〈ドイツ〉:23.0億円(前月比+14.1% 前年同月比△35.8%)③ 北米:200.0億円(前月比+3.5% 前年同月比+16.1%)〈アメリカ〉:176.1億円(前月比+6.6% 前年同月比+13.1%)

12月分超硬工具主要統計

超硬工具協会がまとめた12月分超硬工具主要統計は以下の通り。【超硬合金重量】392トン(前年比81.5)。【超硬工具生産額】切削工具155億6400万円(前年比86.5)、耐摩工具25億9400万円(同85.4)、鉱山土木工具5億4300万円(同104.4)、その他工具4億5600万円(同91.4)、焼結体・工具14億4200万円(同92.7)、合計205億9900万円(同87.2)。【輸出入】輸出66億9300万円(前年比97.5)、輸入41億6800万円(同121.8)。【超硬工具出荷額】切削工具155億6900万円(前年比86.7)、耐摩工具25億3400万円(同83.6)、鉱山土木工具5億8200万円(同102.6)、その他工具1億4300万円(同38.3)、焼結体・工具15億5000万円(同89.9)、合計203億7800万円(同86.2)。【刃先交換チップ】生産2238万1000個(前年比85.8)、出荷2219万5000個(同87.1)。

不二越が中国でロボットビジネスを拡大

不二越(社長=本間博夫氏)がこのほど中国でロボットビジネスを拡大すると発表した。近年、中国では人件費の高騰、人手不足の顕在化などにより、製造現場での労働者の確保が一段と困難になってきている。これまで比較的、自動化が進展した自動車分野に加え、産業機械・一般産業分野においても人手作業の自動化・ロボット化ニーズが高まってきており、伸長するロボット需要を見込んでロボットビジネスを拡大するとしている。同社では、従来からの取り組みとして2010年に那智不二越(上海)貿易有限公司にロボットビジネスセンターを設置しているが、ローカルスタッフを中心に50名体制に増強し、上海、転身、藩陽、北京、長春、広州に販売・サービス拠点を設置し販売網を拡充する。また、さらなる受注拡大に向け、販売・サービス拠点を大連・重慶に新設、中国全土に展開していく。ビジネスパートナーとしてシステムインテグレーターの数を倍増(2015年100社)する予定だ。さらに建設機械用油圧機器の工場で、同社製最新ロボットを活用した最新の生産ラインを構築し、カスタマーにモデルラインをアピールするとしている。現地生産を開始する同社では、中国市場で現地生産・現地調達・消費開発をすすめることにより、既存カスタマーにタイムリーにサービス・商品を提供するとともに、新規カスタマーの開拓やQCDSに関するニーズを吸い上げ、中国市場のニーズに適したロボットを開発する狙いがある。■現地生産の概要・生産拠点:那智不二越(江蘇)精密機械有限公司(NJI)・生産品目:高速ロボットSRAシリーズ、パレタイズロボットLPシリーズなど・生産台数:2013年1,500台 2015年3,000台(年間)・設備投資:20億円(~2015年)最新の生産方式を導入し、組立工程の自動化・スキルレス化をすすめる・生産開始:2013年2月~・調 達:全量現地調達化を基本に、ローカルサプライヤーの開拓をすすめる・商品開発:テクニカルセンターをNJI内に設置(R&D機能、ショールーム)

振れが少なくトルクが高いコレットチャック セコ・ツールズ

セコ・ツールズの新しいコレットチャック「EPB 5672」 は高性能・高速加工に最適。
外径の 3 倍(3xD)、最大 50mm の長さの工具で最大振れ幅 3 ミクロンを実現する。これは、現在生産中止になっている前世代の D タイプ(5872)と比較して、40 %も小さくなっている。

「EPB 5672 」は、クランプ力を最大限に高め、コレットの全長に沿って工具シャンク全体に力を均一に分散するように設計されており、このため高性能の切削工具を実現している。また、工具がチャックから外れる危険性も少ない。

工具シャンクに高い圧力を均一にかけることができるのは、設計特性を組み合わせた結果であり、そのひとつが、クランプナットの強力な台形ねじである。これにより、コレットがポケットにしっかり押し込まれる。もう ひとつは、仕上げ面精度が非常に高いボディ、コレット、ナットで、その結果、伝達トルクが前世代のコレットチャックモデルよりも 3 倍向上した。また、ナットとボディの間には、まったく新しい機能も追加されている。

高精度の EPB 5672 コレットチャックには、さまざまなテーパがあり、サイズは 11 (1~7mm)、16R(1~10mm)、16 (1~10mm)、25 (2~16mm)、32 (2~20mm) の 5 種類。
各サイズとも、突き出しの長さをショート、ミディアム、ロングから選択できる。コレットは、従来型と密閉型がある。 (サイズ 11 の密閉型はない)。

旋削加工用PVDコーテッド超硬材種「VP15TF」に“MAブレーカ”を追加 三菱マテ

三菱マテリアルツールズ(社長:滝沢俊夫 住所:東京都墨田区横網1丁目6番1号)は、三菱マテリアルが開発、製造する旋削加工用PVDコーテッド超硬材種「VP15TF」に“MAブレーカ”の計11型番を追加、このほど販売を開始した。

部品加工においては、多品種少量生産が一般的になっており、さまざまな被削材料、形状に対応できる工具が、より強く求められるようになっている。同社のPVDコーテッド超硬材種「VP15TF」は、幅広い被削材料に対応できる材種として、ミーリング用インサート、ソリッドドリル、小型自動旋盤用インサート等に展開し、加工現場より好評を博しており、
より幅広い加工に対応すべく、旋削加工用PVDコーテッド超硬材種「VP15TF」に“MAブレーカ”を追加することもになった。

「VP15TF」旋削加工用インサートの主な特長
①鋼、ステンレス鋼の低~中切削速度領域をカバー。
②VP15TFは耐摩耗性と耐欠損性のバランスに優れた超微粒超硬母材に、耐摩耗性・耐熱性の優れた(Al,Ti)Nコーティングを被覆した材種であり、チッピングなどの異常損傷が発生しやすい低速切削や不安定切削において特に優れた性能を発揮。

“MAブレーカ”の主な特長
多様な被削材の中切削領域に適するブレーカ。ポジランド刃形で優れた切れ味を発揮。

・品名/型番: 旋削加工用PVDコーテッド超硬材種「VP15TF」/インサート;11型番
・標準価格: 760円~1,310円
(代表型番) DNMG150412-MA 1,180円(税込み 1,239円)