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販売予定の航空機キャビン用LED 照明「HelioJet」が名誉あるクリスタル・キャビン賞にノミネート モリテックス
マシンビジョンと画像関連機器メーカーのモリテックスは、親会社であるショット(SCHOTT AG、本社:ドイツ マインツ)のライティング・アンド・イメージング事業部とルフトハンザ・テクニーク社が、このたび、ハンブルクで開催されているAircraft Interiors Expo(エアクラフト・インテリア・エキスポ:AIX)において、両社が共同開発した最新の照明技術を採用したキャビン照明製品「HelioJet」が航空業界で最も名誉ある革新的アワードのクリスタル・キャビン賞「パッセンジャー・コンフォート(乗客快適性)部門」にノミネートされたと発表した。
同製品の日本および韓国地域での販売は本年夏ごろより当社が行う(総代理店)計画であり、今回のクリスタル・キャビン賞ノミネートにより販売に弾みがつくことが期待されている。
光ファイバの専門知識と経験を駆使し、発光ダイオードとガラス部品を組み合わせた同製品は、既にエアバスA319 にて現場での機内搭載試験を実施している。
平成24年ダイカストマシン短期需要見通し
日本ダイカストマシン工業会(会長=辻 眞氏)がこのほどまとめた「平成24年ダイカストマシン短期需要見通し」は次のとおりとなった。[1]平成23年の市場平成23年の日本経済は、東日本大震災によるサプライチェーンの寸断や電力供給制約といった深刻な打撃をうけた。その後官民総力を結集して復旧・復興の努力を通じてサプライチェーンの急速な立て直しが図られ景気は持ち直しに転じたが、夏以降は急速な円高の進行や欧州債務危機の顕在化により世界経済が減速し景気の持ち直しや緩やかなデフレ傾向が続きGDP実質成長率はマイナス0.1%程度に推移した。国内においては、10月以降エコカー補助金の復活により低価格・環境対応車を中心に自動車販売が回復したことなど、政府の復興支援効果がシ団に拡大したものの本格的な回復には至らなかった。作行きの仕事量の不透明感が残ったことや、顧客からのコストダウンの要求が激しく、ダイカストメーカーの経営環境や収益性は依然として厳しい状況にあった。世界経済は、自動車市場を中心にBRIC‘Sを含む新興国での市場拡大が進み、それに伴い部品調達のグローバル化が加速した。米国の個人消費が堅調なことから自動車販売の復調が見られ、メキシコを含む北米での設備需要が高まった。さらに低価格・コンパクト車の潜在需要が高い中国、インド、韓国での設備需要が増加した。また、東南アジアにおいては二輪車の増産が継続したことや、所得の向上に伴い自動車の需要も拡大し設備需要に繋がった。このような外部環境の中にあって、①ダイカストの国内生産量は92.6万トン、前年比5.6%減となった。②ダイカスト需要の85.3%を占める国内自動車生産台数は840万台、前年比12.8%減となった。③ダイカストマシンの生産台数は706代、前年比10.0%増となった。④ダイカストマシン(付帯装置を含む)の生産額は269億4800万円、前年比44.0%となった。⑤ダイカストマシンの国内向け出荷台数は163台、前年比127.7%増となった。⑥ダイカストマシンの輸出については台数で601台、前年比4.3%増、また、金額では194億5700万円、39.9%増となった。⑦ダイカストマシンの全出荷台数は764台、前年比12.5%増、また、全出荷額では242億8500万円、前年比51.5%増となった。⑧主な輸出国(金額ベース)は1位中国、2位韓国、3位タイ、4位インドネシア、5位インド、6位ベトナムの順となり、東アジアと東南アジアの合計で全輸出額の93.5%を占めた。⑨ダイカストマシンの付帯装置を含む全出荷額は277億4100万円、前年比47.1%増となった。(1)コールドチャンバ機の市場平成23年の全体の出荷実績は697台で前年の631台に対し10.5%増加した。内訳は、国内向けは140台で前年の89台に対し、57.3%増、輸出が557台で前年の542台に対し2.8%増となった。輸出比率は平成22年の85.9%から6.0ポイント減少し79.9%となった。出荷台数を型締区分別にみると、150トン未満を除き、全ての区分で前年を上回った。これらの数字にみられるように、秋以降東日本大震災後の自動車生産の挽回策を背景に国内ダイカスト設備の稼働率は概ね80%~90%程度まで回復が見られたことに加え、リーマンショック後長引いていた買い控えの反動で凍結されていた設備投資の回復がみられ環境対応・省エネ技術も負荷した設備への更新需要へ繋がった。一方、極端な円高の長期化に伴い海外への生産シフトが継続的に進んだ。他方、中国市場を筆頭とする新興国での自動車生産拡大、韓国での小型車生産設備の急拡大、東南アジア地域での自動車、二輪車生産の拡大、さらにメキシコでの日系の生産拡大等増加要因があったものの、円高情勢に加え欧州金融不安あy中国金融引き締めによる下押し要因もあり、輸出は2.8%の小幅出荷増に留まった。型締区分別に出荷台数をみると①150トン未満 98台(前年比24.0%減)②150トン~300トン未満 70台(前年比18.6%増)③300トン~500トン未満 270台(前年比2.3%増)④500トン~1000トン未満 200台(前年比35.1%増)⑤1000トン以上 59台(前年比90.3%増)(2)ホットチャンバ機の市場平成23年の全体の出荷実績は67台で、前年の48台に対して39.6%増となった。内訳は、国内向けが23台で前年14台の64.3%増、輸出は44台で前年の34台に対し29.4%増となった。輸出比率は平成22年の70.8%から5.1%ポイント減少し65.7%となった。出荷台数を型締区分別にみると、前年と比べて30トン未満及び100トン以上では増加、30トン~100トン未満では減少した。30トン未満の国内市場においては、年明けから前半にかけてはリーマンショック後長引いていた買い控えの反動で凍結されていた更新需要が順調に推移していたが、後半は東日本大震災の影響を受けて伸び悩んだ。また、輸出において中国、インド、東南アジアで二輪車、自動車及びIT関連、玩具の増産で需要があった。その中でも東南アジア向けの二輪車関係の需要が特に好調であった。そしてダイカストメーカーにおいても生産拠点の海外シフトが進み、輸出比率が相変わらず高く推移した。型締区分別に出荷台数をみると①30トン未満 43台(前年比104.8%増)②30トン~100トン未満 12台(前年比25.0%減)③100トン以上 12台(前年比9.1%増)となった。[2]平成24年の市場見通し平成24年の日本経済は、本格的な復興施策の集中的な推進によって雇用・所得環境の改善が見込まれることにより、民間住宅投資及び民間設備投資は増加する予想であり、さらに外需についても、高成長を維持する中国、インド、東南アジア及び北米、中米向け輸出の伸長により緩やかな回復傾向を維持するものと思われる。国内の物価動向も消費者物価がわずかながらも上昇に転じ、日銀のインフレ目標を軸にデフレ脱却に向けた取り組みが想定される。2012年の世界経済は、主要国が昨年来金融引き締め政策から金融緩和景気刺激策に舵を切っており、緩やかな成長が維持されるものと思われる。但し、欧州の経済・市場動向が引き続き懸念される。米国経済は昨年10月~12月の実質GDPは、個人消費を支えに前期比年率で2.8%増加となり景気の底堅さをみせている。雇用情勢の着実な改善とともに、FRBはゼロ金利政策を2014年まで続ける方針を打ち出しており景気を下支えしていくものと思われる。中国経済は、積極的な財政支出と柔軟な金融政策で景気を軟着陸させるとともに、持続可能な成長への転換を図り、7.5%程度の成長を維持するものと思われる。インドにおいても2年超に及んだ金融引き締めに幕をおろし、市中の資金量を管理する預金準備率を3年ぶりに引き下げると決定するなど景気を下支え、前年をわずかに上回る7%台の成長を維持するものと思われる。東南アジアの経済は、インドネシアに代表されるように個人消費が牽引し内需を中心に堅調に推移するものと思われる。但し、下振れ要因として、国内においては、極端な円高の進行やそれに伴う国内空洞化の加速、電力供給制約等があげられる。海外においては、欧州債務危機の長期化、深刻化による新興国への影響や、先進国金融緩和がもたらす通貨過剰流動性と中近東諸国の政治不安による資源価格・商品価格の高騰と為替相場の不安化等が懸念される。型締区分別に出荷台数を見渡すと①150トン未満 150台(前年実績比53.1%増)②150トン~300トン未満 51台(前年実績比27.1%減)③300トン~500トン未満 309台(前年実績比14.4%増)④500トン~1000トン未満 229台(前年実績比14.5%増)⑤1000トン以上 68台(前年実績比15.3%増)とした。(2)ホットチャンバ機の市場見通し平成24年のホットチャンバ機の国内需要は35台、前年実績比52.2%増、輸出は44台で前年と同実績とした。合計では79台の出荷を予測し、前年実績比17.9%増とした。主な予測要因としては①国内は前年に引き続き、更新需要に期待できること。②輸出は中国、タイ、インド及び東南アジアでの二輪車、自動車及びIT関連の増産による設備需要が前年に引き続き期待されること。IT関連の増産による設備需要が前年に引き続き期待されること。上記以外に為替変動により、わずかな期待ながら円安傾向に傾けば輸出において玩具関連の増産計画が進み設備需要が見込めること。型締区分別に出荷台数を見渡すと①30トン未満 35台(前年実績比18.6%減)②30トン~100トン未満 16台(前年実績比33.3%増)③100トン以上 28台(前年実績比133.3%増)とした。
「第10回新機械振興賞」受賞候補者の募集
機械振興協会(会長=庄山悦彦氏)では、優秀な研究開発を行い、その成果を実用化することによって、わが国機械工業技術の進歩発展に著しく寄与した企業・大学・研究機関および研究開発担当者を表彰しており、平成24年度第10回新機械振興賞の受賞候補者を募集している。1.表彰対象独創性、革新性および経済性に優れた機械工業技術に係る研究開発およびその成果の実用化により、新製品の製造、製品の品質・性能の改善または生産の合理化に顕著な業績をあげたと認められる企業等および研究開発担当者とする。但し、当該研究開発は、おおむね過去3年以内に成立したものに限る。2.募集の方法機械工業に係る関係団体、地方公共団体、国公立試験研究機関、学会等に募集を依頼し受賞候補者の推薦を求める。受賞候補者の推薦期間は、平成24年4月2日(月)~5月14日(月)必着とする。■「募集要項」および「推薦書の様式」は、下記からダウンロードすることができる。http://www.jspmi.or.jp/tri/prize/3.表彰の方法(1)特に優秀と認められるものについて経済産業大臣賞および中小企業長官賞の授与を申請するものとする。その他の受賞者に対し、会長名の賞状を贈呈する。(2)受賞する企業に対し、記念品を贈呈する。(3)経済産業大臣賞、中小企業長官賞および機械振興協会会長賞を受賞する研究開発担当者に対し、資金を贈呈する。賞金の額は経済産業大臣賞は80万円、中小企業長官賞は50万円、機械振興協会会長賞は30万円(研究開発担当者が複数である場合もこれらと同額)とする。4.選考機械振興協会会長が委託する学識経験者より成る審査委員会により行う。受賞者発表平成24年12月に発表の予定。6.後援(予定)経済産業省、中小企業庁、JKA、中小企業基盤整備機構、日本機械工業連合会、日本経済新聞社。問合せ先機械振興協会 技術研究所 産学官連携センター(東久留米)新機械振興賞担当。〒203-0042 東京都東久留米市八幡町1-1-12。電話042-475-1168。
オーエスジーがセラティジットジャパンの取り扱いを開始! 現場の加工改善に寄与!
オーエスジー(社長=石川則男氏)は、セラティジット社(本社:ルクセンブルク)切削工具製品を従来のセラティジットジャパンから業務を引き継ぎ、国内総代理店として本年4月1日より取り扱いを開始する。国内製造業においてグローバルな競争激化とさらなる生産性向上が求められている。オーエスジーはこの時流を受け、「商品レパートリーを拡充強化することと、さらなるサービス向上が顧客とともに成長戦略につながると確信している」として、革新的な工具を開発している世界的なメーカーであるセラティジット社の切削工具を国内市場へ普及し、両者が国内製造業の生産性向上を応援する目的として合意した。これにより、従来のタップやドリル、エンドミル等のソリッド工具に加え、インデキサブルツールを含めたトータルソリューションの提案が強化され、製造現場へのさらなる加工改善に寄与するとしている。
日本金型工業会が販路拡大を狙い初のシンガポール・タイ商談会を開催
このほど日本金型工業会(会長=上田勝弘氏)は、推進している「JAPANブランド育成支援事業」の一環としてシンガポール・タイ商談会を開催した。
この商談会は、金型工業会の正会員企業(金型メーカー)がシンガポールとタイを訪問し、現地企業との商談を行うもの。
シンガポールでは医療・精密機器業界などのユーザーと、タイでは自動車業界などのユーザーと商談を行った。今回の商談会は、『日本の金型メーカーが“本気で”海外の仕事をとる』姿勢を内外に示す、その第一歩にする」との強い思いがある。
同工業会鈴木事務長は、「今回、事前登録を上回る来場をいただいた。国内外を問わず、会員企業の皆さまと新しいお客様の出会いの場をつくっていきたいと決意を新たにした」としている。
また、来年度以降も市場調査や商談会、セミナーを開催する予定である。
ノリタケの「KPメモックスⅡ/SDメモックス」がグレードアップして新登場!
研削・研磨の総合メーカーであるノリタケカンパニーリミテドの高精度平面研削用ビトリファイドホイール「KPメモックスⅡ/SDメモックス」が従来品(KPメモックス)よりグレードアップして新しく登場した。
この製品は難削材の高精度・高品位加工が簡単ドレッシングで実現するというもの。標準在庫品であることも嬉しい。
特長は、①超多孔質構造と適度な砥粒感覚により切れ味と高寿命の両立を実現、②機上で簡単にツルーイング・ドレッシングが可能、③高弾性率ボンドのため砥材層の変形が少なく、高精度・高品位加工が可能、④乾式・湿式どちらでも使用可能――である。
「FUJIFILM 3D計測システム」を採用した空間計測ソフトウェア「撮測3D(さっそくスリーディー)を発売! アルモニコス
アルモニコスは、軽量・小型のデジタルカメラで本格的な3次元計測を実現する、「FUJIFILM 3D 計測システム」を採用した空間計測ソフトウェア『撮測3D(さっそくスリーディー)』を発売する。
撮測3Dは、3Dデジタルカメラについている左右のレンズで撮影した2次元の画像から、被写体の3次元データを作成し、空間中の位置や長さ、面積等を測定することができる空間計測ソフトウェア。さらに、測定結果をフルカラーの点群データとともに、3次元表示上で確認することもできる。
手の届かない場所や、測定機器を持ち込むことができない狭い場所や環境でも測定することができるうえ、人体計測や様々な現場での記録補助にも活用可能だ。測定器の専門知識を必要とすることなく一般のデジタルカメラと同様の撮影方法で手軽に3次元計測を行うことができることが嬉しい。
なお、本システムでは、撮影用カメラおよび画像処理エンジンに、富士フイルムの3D計測システムを採用している。
撮測3Dは、3月30日以降、下記のwebサイトより評価版をダウンロードすることができる。
<< 詳細はこちら >>
http://www.armonicos.co.jp/products/sassoku3d/index.html
アルモニコス東京オフィスとカタッチが移転
アルモニコス東京オフィスと、カタッチ(アルモニコス子会社)がこのほど移転した。≪新オフィス≫ 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-8-1 丸の内トラストタワーN館11階 http://www.armonicos.co.jp/aboutus/access.html#to [アルモニコス] 電話番号:03-5223-8221/FAX番号:03-5223-7155 [カタッチ] 電話番号:03-5223-8223/FAX番号:03-5223-7155
セスクワがブラジルに支社を設立 さらなる販売・サポートを強化
セスクワ(社長=ブルーノ・マルコ氏)が、WorkNCの代理店T-Data Processamentos社を買収し、セスクワブラジル支社としてこのほど開設した。同社は、ブラジルにおいて長年OEMの自動車業界の顧客に向けてWorkNCを提供してきた企業。 同社の既存のエンジニアリングスタッフは、セスクワブラジル支社で雇用し、サンパウロのSão Caetano do Sulに所在する同じ事務所に残る。今回ブラジル支社のビジネス開発マネージャーに任命されたのはシリル・シュナイダー(Cyrille Schneider)氏。この新興市場において、ハイエンドCAD/CAMソフトウェアおよびNC加工ノウハウの高まる需要に対して、サービスを提供する代理店ネットワークを構築・管理することを目的として、新しい支社の指揮をする。シリル・シュナイダー氏は、フランス国籍を持ち、ブラジルに過去10年間在住し、流暢にポルトガル語を話す。 フランスのミュルーズの工科大学で機械と生産技術における学位を持ち、フランスのソルベー自動車でデザイナーとして、ブラジルでスペインの企業が運営するカントリーマネージャーとしての経歴を持っている。「ブラジルの経済は近年成長を遂げており、その最大輸出国は中国です。国の予測成長パターンの一部として、エンジニアリング部門での拡張に関しては、巨大な可能性を持っています。私は、WorkNCのように簡単に使えるトップレベルのCAD/CAMシステムを、ブラジルの製造業に提供できるようになり嬉しく思っています」(シリル・シュナイダー氏)ブルーノ・マルコ社長は、 「もちろんブラジルは、非常に重要で将来性の高い市場ですので、以前から現地拠点としてブラジル支社を設立して、 重要な顧客へのサービスを行いたいと思っていました。我々は、ブラジルにおけるローカル市場およびグローバル市場で、競合に負けない世界をリードする先進的な製造ソフトウェアソリューションとサポートを提供し続けていきます。我々の技術とノウハウは、顧客が急成長を維持するために必要な生産性と効果的な改善を達成するために、必ずや役立つと自負しています」としている。【セスクワブラジルオフィス】Rua Paraíba, 196 - Sala 3 09521-070 São Caetano do Sul – SP Tel +55 (11) 4229-3379 Fax +55 (11) 4226-6671 http://www.sescoi.com.br
モリテックス、画像処理分野の多様なニーズに応えるLED照明用電源装置を新発売
マシンビジョンと画像関連機器メーカーのモリテックスは、電子部品、ICチップ部品外観検査、医薬品(錠剤・アンプル等)検査、ボトリング・製缶検査、自動車部品検査等の検査装置の市場向けに、画像処理分野向けLED照明用電源装置となる次世代型デジタルコントローラ「MLEF-A015G2DT」をこのほど発売した。
「MLEF-A015G2DT」は、同社の画像処理分野向けLED照明「MCV-Light」シリーズ用の小型・軽量なデジタルコントローラとして、1台で高速撮影に適したストロボオーバードライブ照明から一般的な画像処理用途に用いられる定常点灯まで幅広く対応可能で、2個の照明部を個別に制御できる。
(ドイツ規格協会制定の国家規格で国際的に広く参照されている)DINレールへの取り付けが可能な機種としては、業界で初めて電圧制御によるストロボ光量調整機能を搭載し、品種変更や撮像条件変更時の調整時間を短縮できる。
外部制御用にパラレルポートとイーサネットポートを搭載しており、本体スイッチでの制御に加え、使用環境に合わせた外部制御を行うことができ、多様なニーズを持つ画像処理市場に応える製品となっている。