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森精機 天津工場建設の鍬入れ式を開催

森精機製作所(社長=森 雅彦氏)は、現地時間8月17日(金)、天津工場建設に向けた鍬入れ式を中華人民共和国天津市の天津工場建設予定地で行った。式典には、天津市経済技術開発区の何樹山主任始め、来賓および関係者約80名が出席した。

森社長は、「中国での販売をスタートして約20年で初めて製造拠点の建設を決定した。現在中国での売上は全体の10%程度だが、天津工場での生産を通して20%まで高めたい。また、完成機のみならず、部品の製造拠点としても日本・米国の工場へ供給したい」と今回の天津工場建設について述べた。

天津工場の概要
(1)所在地 :中華人民共和国天津市天津経済技術開発区西区
(2)敷地面積 :約90,000 ㎡
(3)建物面積 :約24,000㎡ (第一期予定)
(4)操業予定 :2013年9月
(5)総投資額 :約40 億円 (第一期予定)
(6)生産品目 :横形マシニングセンタ他を予定
(7)生産能力 :100 台/月 (第一期予定)
(8)従業員 :200 名 (第一期予定)

完成予想図

ゼネテックが3次元CAD/CAM「Mastercam」用ミーリング加工自動化オプション「GC Mill Express V1.2」をリリース!

ゼネテック(社長=上野憲二氏 本社:東京都新宿区)は、3次元CAD/CAMシステム「Mastercam」専用のミーリング加工自動化オプション「GC Mill Express」の新版となる「同V1.2」をこのほどリリースした。

「GC Mill Express」は、高い汎用性を持つMastercamの使い勝手をさらに強化するツールとして昨年リリースした同社独自開発のツールパス作成自動化オプション」。このオプションでは加工対象となるCADデータに対し、登録済みの加工パターンを割り当てていることによって自動でミーリング加工のツールパスを生成することができ、ツールパス作成の作業工数を大幅短縮することができる。このほどリリースした新版では、導入ユーザーから寄せられた声に基づく多数の機能強化と同時に、同社がこれまで培ってきた加工ノウハウを凝縮した独自の加工パターンをダウンロード提供するなど、オプションの使い勝手をさらに向上させる改善が図られた。価格は20万円(税別)で、最新バージョンのMasterMill(マシニング用CAM)上で操作する。

ヤマザキマザックが「 中日本フェア」を9月6日(金)から開催

ヤマザキマザック(社長=山崎 智久氏)が、 9月 6日(金) ~ 7日(金) の2日間、ヤマザキマザック美濃加茂製作所ワールドテクノロジーセンタ(岐阜県美濃加茂市蜂屋町中蜂屋山崎333)で「ヤマザキマザック中日本フェア」を開催する。コストパフォーマンスに優れた高機能 多面加工機/複合機や環境対応を追及したスマートシリーズなどが展示され、セミナーも充実した内容となっている。【セミナー(予定)】●9月 6日(木)・10:30 ~ 11:30「MAZAK新製品セミナー」1.新時代複合加工機VRX-J,INTE-Jの紹介2.次世代レーザ OPTIPLEX3015Fiberの紹介・13:00 ~ 14:30「航空機 難削材部品加工への挑戦」講師:三菱マテリアル(株) 超硬製品事業部販売企画部 部長補佐 伊藤 正昭氏 ●9月 7日(金) ・10:30 ~ 11:30「イマオコーポレーション 冶具セミナー」「加工冶具の改善事例と3次元データを活用したものづくりの紹介」講師:(株)イマオコーポレーション中部支店 課長 宮田 雅則氏・13:00 ~ 14:30「日本のものづくりは世界に冠たるもの 自信を持って仕事に励もう! ~海外の動向と日本のものづくりを考える~(仮題)」講師:政策研究大学院大学 橋本 久義氏       

「バリ取り仕上げ加工技術展in東京おおた2012」が9月6日(木)から開催

「バリ取り仕上げ加工技術展in東京おおた2012」が9月6日(木)~7日(金)の2日間、東京都内の大田区産業プラザPIO 2F小ホールで開催される。主催は、砥粒加工学会、バリ取り加工・研磨布紙加工技術専門委員会。バリ取りやエッジ仕上げ、表面仕上、洗浄の一貫したものづくり技術を専門企業が展開する。また、新型ブラシ・ショットブラスト・バレル研磨・磁気研磨・超音波研磨・仕上げロボット・研磨布・ゴム砥石・メタルハンズ・化学処理・鏡面仕上げ・その他、テスト加工したいワークを持参すれば、実演で確認してくれる。また、技術セミナーも充実した内容となっている。

7月分工作機械受注総額は1057.3億円 日工会

日本工作機械工業会がまとめた7月分の受注実績は以下の通り。2012年月7月分工作機械受注総額は1057.3億円(前月比△2.7%・前年同月比△6.7%)となった。受注総額は、前年同月比で3カ月連続減少となるも6カ月連続の1000億円超で、堅調さが継続。【7月分内需】324.4億円(前月比△6.8% 前年同月比△9.3%)。■内需総額・前月比2カ月ぶり減少。前年同月比2カ月ぶり連続減少。・6カ月連続の300億円超。・前月比は減少したが、横ばい圏内で推移。① 一般機械  147.8億円(前月比+2.3% 前年同月比△12.1%)  うち金型   22.2億円(前月比+22.0% 前年同月比△1.4%)② 自動車   99.1億円(前月比△7.1% 前年同月比△7.8%)  うち部品   58.0億円(前月比△10.7% 前年同月比△20.2%)③ 電気・精密 27.0億円(前月比△16.6% 前年同月比△25.5%)④ 航空機・造船・搬送用機械 14.8億円(前月比△41.0% 前年同月比+9.3) 【7月分外需】733.0億円(前月比△0.7% 前年同月比△5.5%)。■外需総額・前月比2カ月ぶり減少。前年同月比7カ月連続減少。・6カ月連続の700億円超。・アジアは減少したが、欧州・北米が減少し、前月から微減。①アジア:444.4億円(前月比+5.0% 前年同月比+4.4%)・東アジア:333.3億円(前月比+3.9% 前年同月比+2.3%)〈中国〉:303.8億円(前月比+4.0% 前年同月比+5.8%)・その他アジア:111.1億円(前月比+8.3% 前年同月比+11.6%)〈タ イ〉:31.0億円(前月比△23.3% 前年同月比△15.3%)〈インド〉:34.7億円(前月比+92.2% 前年同月比+53.2%)②欧州:87.9億円(前月比△14.2% 前年同月比△36.7%)〈ドイツ〉:29.9億円(前月比△16.8% 前年同月比△41.3%)③北米:188.4億円(前月比△4.8% 前年同月比△3.6%)〈アメリカ〉:163.9億円(前月比△1.0% 前年同月比△5.8%)

6月分超硬工具主要統計

超硬工具協会がまとめた6月分超硬工具主要統計は以下の通り。【超硬合金重量】503トン(前年比93.7)。【超硬工具生産額】切削工具195億2100万円(前年比100.5)、耐摩工具30億2000万円(同89.7)、鉱山土木工具6億6100万円(同99.5)、その他工具6億4000万円(同87.3.)、焼結体・工具18億300万円(同91.7)、合計256億4500万円(同98.1)。【輸出入】輸出75億4900万円(前年比97.2)、輸入43億4900万円(同112.6)。【超硬工具出荷額】切削工具192億円(前年比99.9)、耐摩工具29億6000万円(同87.8)、鉱山土木工具7億1400万円(同97.8)、その他工具4億1400万円(同84.5)、焼結体・工具19億3700万円(同102.3)、合計252億2500万円(同98.1)。【刃先交換チップ】生産2911万8000個(前年比103.3)、出荷2797万6000個(同64.6)。

新製品を続々投入! 耐熱合金を熟知したダイジェットならではの「耐熱合金用エンドミルDV-SCMS形」や、Z方向に威力を発揮する突き加工用カッタ「バーチカルZ」に注目!

DV-SCMS形
DV-SCMS形
ダイジェット工業(社長=生悦住 歩氏 本社:大阪市平野区加美東2-1-19)が、新製品を続々市場投入している。

このほど発売した「耐熱合金用エンドミル」は、耐熱合金・チタン合金の肩削り、トロコイド加工に威力を発揮する製品であり、開発のコンセプトは“耐熱合金を高速・高能率に加工できる、低抵抗・多刃のソリッドエンドミル”。


写真右:田渕氏 左:木村氏
写真右:田渕氏 左:木村氏
広報を担当している田渕 繁氏、木村 聡氏によると、「刃先を構成する諸々に耐熱合金を熟知したわれわれならではの技術が詰まっています。特長はすくい角が大きく切れ味が良いこと。溶着も低減します。また、Φ6で6枚刃、Φ12で8枚刃という多刃仕様が高能率加工を実現しています。ねじれ角については45゚で切削抵抗が低く、特殊形状を採用することでびびりが抑制され、工具負荷を低減させるトロコイド加工も可能になりました。新開発のバリューコート”JC8010”は熱伝導率が高い母材と耐熱性の高いコーティングの組合せで長寿命を実現しています。この工具は某航空機メーカーで採用され、高い評価を頂いているんですよ」とのこと。

7.4m 加工後のワークの状態

7.4m 加工後の摩耗状態 左:逃げ面 右:すくい面/逃げ面摩耗量0.09mm

●サイズと販売価格
・Φ6(DV-SCMS6060)  11,000円。
・Φ16(DV-SCMS8160)  53,200円。
初年度は3000万円の販売を見込んでいる。

突き加工はZ方向で攻めろ! 「バーチカルZ」は高いチップ剛性が荒加工に威力を発揮する!

G-Bodyとの相乗効果で耐久性が抜群なバーチカルZ
G-Bodyとの相乗効果で耐久性が抜群なバーチカルZ
もうひとつ、このほど炭素鋼、合金鋼、工具鋼、鋳鉄、鋳鋼の突き加工に威力を発揮する「バーチカルZ」を新しく発売した同社。
「高剛性ボディと高剛性チップの組合せで、突出し長さが長い深彫り・荒加工でも安定した加工が可能な高能率突き加工用カッタが開発コンセプトのこの製品の特長は、高剛性かつ耐久性に優れたG-Bodyを採用したカッタ本体と、チップ厚みを厚くし剛性の高いチップ配列の採用により、荒加工での抜群の安定性を実現したことです。突出し長さが長い深彫り荒加工でもびびりなく使用でき、加工能率を大幅アップしました」(田渕氏・木村氏)

この「バーチカルZ」は、従来、ダブルクランプで補強していたことをさらに改良し、正面にチップが付いている。カッタ本体とチップの厚みを厚くしたこと(従来より1.4倍厚くなった)で耐久性が大幅アップし、過酷な突き加工でも耐える強靭工具となったのだ。
ニッチな工具だが、鋳鉄・鋳鋼の粗取り加工に抜群の安定性を求める方々に貢献する工具といえよう。



このチップの厚さを見よ! 
このチップの厚さを見よ! 

●サイズと販売価格  
・ホルダ=Φ50:47,500円~ Φ100:88,700円。
・チップ=材種はJC8015のみ 2,240円。
初年度販売額は3,000万円を見込んでいる。

なお、同社では、本年11月1日(木)~6日(火)まで東京ビッグサイトで開催される「JIMTOF2012」に出展する。
「この展示会では耐熱合金を熟知したダイジェットならではの新しい工具も発表し、皆様方に加工を見ていただく所存です」とのこと。今後の展開に要注目だ。

OKKが500横形MCのコストパフォーマンスをさらに向上させた新機種「HM5000・HM6300S」を発売!

大阪機工(社長=井関博文氏 本社:伊丹市北伊丹8-10)が、このほど500横形MCのコストパフォーマンスをさらに向上させた新機種「HM5000・HM6300S」を発売した。

この製品は、シリーズ3000台の納入実績に培われた技術に基づき、多様化する加工ニーズ・省人化への対応、使いやすさとECOを実現して、新たに高精度・高速横形マシニングセンタ「HM5000・HM6300S」をHMシリーズに追加したというもので、自動車や一般産業機械などの量産部品加工をはじめとし、航空機や建機などに使用される難削材の加工をターゲットに開発した製品である。

生産効率15%アップ! 加工エリアも拡大!

HM5000・HM6300S」の特長は以下のとおり。

●高速性能の向上
機械本体構造の最適化設計により移動体質量を軽減し、従来機に比べ、早送り速度を60m/min、送り加速度を最大0.8Gにアップし、非切削時間を削減することで、生産効率を15%アップした。

●加工エリアの拡大
多様なワークに対応するため、X軸移動量を20mm、Z軸移動量を80mm広げ、加工エリアを拡大し使いやすさも向上した。

●使いやすさの向上
油圧空圧機器類を作業者側に集中配置することでメンテナンスの容易化を図った。

●ECO対応
LED照明の採用や各種装置のインバータ制御により稼働時の消費電力の低減を図った。また機械待機状態では、チップコンベア、油圧ユニット、サーボモータの動力を遮断することにより、待機時の消費電力を約54%削減した。

●豊富なオプション対応
SS材やダクタイルなどの硬い建機部品加工用に高トルク主軸仕様の選択も可能となっている。また、60本~200本超の工具収納本数の拡大、各種パレットシステム、FMSなど、無人化/省人化対応も可能。

■価格■
・HM5000:37,500,000円。
・HM6300S:38,000,000円。

年間100台の販売を見込んでいる。

世界各国より工作機械の研究者約90名が集う MTTRF年次総会

森精機製作所(社長=森雅彦氏)が運営母体となるMTTRF(Machine Tool Technologies Research Foundation:財団法人工作機械技術研究財団)の年次総会が同社伊賀事業所で開催された。

6月24日~26日までの3日間、世界各国より工作機械の研究者約90名が集まり、森社長が「工作機械の現状」について講演した。また、今後の工作機械の開発や加工技術に大きな影響を与える最先端の研究結果が発表された。

同社は今後も工作機械に関する革新技術の研究開発を行う大学及び公的研究機関を対象に、工作機械の提供など研究助成活動を世界的な規模で進めていくとしている。
発表内容は以下のとおり。

・薄肉航空宇宙部品の仮想機械加工 (ブリティッシュコロンビア大学 Altintas教授)

・難加工材の超音波微細加工 (慶應義塾大学 青山教授、柿沼博士)

・機械補間と輪郭加工に関する研究 (ダブリン大学 Ahearne教授、Byrne教授)

・有限要素と実験を合わせた工作機械力学のハイブリッドモデル (フローレンス大学 Campatelli
教授、Grossi教授)

・再現性のある精密治具の設計、ラピッド・マニュファクチャリング (マサーチューセッツ工科大学 Culpepper教授、Chun教授)

・機械加工製品のライフサイクルにおける製造工程の影響(カルフォルニア大学バークレー Dornfeld教授)

・スロットカッタによる5軸ギア加工アプローチ (ブレーメン工科大学 Goch教授)

・5軸マシニングセンタの円錐テスト (大阪工業大学 井原教授)

・KU Leuvenにおける森精機NL2000Y/500を用いた旋盤の研究:Zr02の被削性調査とエネルギー効率加工モデルの開発 (ルーヴァン・カトリック大学Lauwers教授)

・5軸自由曲面におけるリード角と傾斜角が及ぼす切削抵抗、トルク、動力への影響 (トルコKOC大学 Lazoglu教授)

・5軸マシニングセンタの誤差校正のための非接触Rテスト (京都大学 松原教授)

・表面処理とコーティング厚さが及ぼすNCDコーティング工具の性能への影響 (ウィスコンシン大学 Pfefferkone教授)

・チタン合金の高速加工時における切屑形態と表面性状の質的研究 (シンガポール大学 Rahman教授)

・UCデービスでの製造教育と産業:5軸加工プロセス最適化 (カルフォルニア大学デービス 山崎教授)

・機械加工表面の送り駆動運動誤差の影響 (神戸大学 白瀬教授)

・エンドミルによる曲面の効率的中仕上げ (大阪大学 竹内教授)

・ロータリーツールを使ったインコネル718の旋削加工 (金沢大学 細川教授、上田教授)

・5軸試験片―加工位置の影響 (チューリッヒ大学 Wegener教授)

・製造ソフトウェア、クラウド、制御の戦略 (DPテクノロジー FrayssinetCEO)

「OKK西日本・中部プライベートショー」約700人の来場者

大阪機工(社長=井関博文氏 本社:伊丹市北伊丹8-10)が、7月27日、28日の2日間に開催した「OKK東日本・中部プライベートショー」に約700人の来場者が足を運んだ。

今回は、昨年8月に発表した「VM53R」に引き続き、今年6月に「VM43R・VM76R」を新発表した“加工の本格派マシンVM/Rシリーズ”3機種を中心に展示した。


技術セミナーの様子
技術セミナーの様子
また、VM/Rシリーズの実演も行った。
加工びびりを抑制する新機能“カット チューナー”を用いた加工やステンレス材の高速切削加工、鉄材の重切削加工をそれぞれ実演するとともに、「プログラムを支援するOKK支援技術」の技術セミナーを開催した。