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不二越が超硬ドリルとタップのラインナップを拡充
不二越(社長=本間博夫氏)が、超硬ドリルとタップのラインナップを拡充した。
同社はこれまで、高精度で高能率な穴加工を実現する超硬ドリル「アクアドリルEXシリーズ」を拡充し、高い評価を受け、ドリルのマーケットシェアを拡大してきたことを受け、2015 年3 月、高級粉末ハイスとSGコーティングを施工した高性能「SGタップシリーズ」とコストパフォーマンスに優れた汎用長寿命「Nタップシリーズ」を市場投入し、下穴加工からめねじ加工までの工程スルーでの最適化をすすめ、加工現場の多様なニーズに対応する製品として高い評価を得た。
こうしたことを受け、新たに、超高送り加工で常識の壁をブチ破るドリル「アクアドリルEXパワーフィード」と、ずば抜けた安定性と驚異的な工具寿命を実現した新ジャンルの革新タップ「Hyper Z タップシリーズ」を市場投入。
「下穴加工からめねじ加工までの穴加工プロセスで、これまで以上の加工提案を行ない、お客様の困り事をトータルに解決していく」としている。
アクアドリルEXパワーフィード2D・4D
自動車部品や機械部品などの加工現場では、マシニングセンタやNC旋盤による穴加工が、日々、数多く行なわれていることにより、生産性向上に向けた高送り加工ニーズや工具の安定化ニーズが高まっている。特に、低剛性の機械では、高送り加工時の過負荷による機械停止や加工精度の低下などが問題となる。またドリル溝内に切りくずが詰まりやすい旋盤加工では、切りくず排出性向上による工具の安定化、長寿命化のニーズが高い。そこで同社では、超高送り時でも安定した加工性能と、抜群の切りくず排出性による長寿命化を両立した「アクアドリルEXパワーフィード」をラインナップに追加。従来の常識を覆す性能で、生産性向上とコストダウンを提案する。
特長は以下の通り。
① 超高送り加工
刃先形状を最適化しドリルの加工時の負荷を大幅に低減したことで、一般的な送り速度の2~3 倍の超高送り加工を実現。また、低剛性のマシニングセンタやNC旋盤でも安定した性能を発揮。
② 抜群の切りくず排出性
ドリル溝形状を最適化することで、切りくず排出性を格段に向上。ドリル自身が回転することで生じる切りくず排出作用がないため切りくず詰まりが発生しやすい旋盤加工でも、抜群の切りくず排出性を実現。
③ 長寿命、高精度
ドリル加工時の負荷低減と、切りくず排出性の向上により、超高送り加工においては、他社品に対して、加工穴数が約2~3 倍の長寿命化を実現。
■シリーズと寸法範囲・価格
アクアドリルEXパワーフィード2D(主に直径の2倍までの穴深さに使用)
寸法範囲:φ2.0~φ10.0 0.1 とび 全81 サイズ
参考寸法:代表型番 φ6.0 全長 65mm 10,500 円/本(税抜)
代表型番 φ10.0 全長 87mm 15,200 円/本(税抜)
アクアドリルEXパワーフィード 4D(主に直径の4倍までの穴深さに使用)
寸法範囲:φ2.0~φ10.0 0.1 とび 全81 サイズ
参考価格:代表型番 φ6.0 全長 81mm 12,400 円/本(税抜)
代表型番 φ10.0 全長 105mm 17,700 円/本(税抜)
Hyper Zタップシリーズ
穴加工の最終工程に位置するタップ加工において、切りくずの絡みつきによるタップの折損やめねじの精度不良といった不具合は、タップの除去や製品の修復が難しく、製品ロスだけでなく前工程を含めた大きなムダを発生させる。そのため、安定した精度の実現と長寿命化は、タップにとって尽きることのない課題であることを受け同社では、材料開発から熱処理、研削、表面処理技術まで当社の持つ技術を結集、さらに歯切工具やブローチのシーズ技術を応用し、今までにない新ジャンルのタップ「Hyper Z タップ」を開発、市場投入した。
特長は以下の通り。
①ずば抜けた安定性
タップ加工の切削メカニズムと摩耗解析により、切れ刃を最適化したことで、めねじの精度向上と、優れた切りくず排出性を実現。他社汎用品で加工が安定しない切削速度領域(15~20 m/min)でも、異常摩耗や切りくずの絡みつきがなく、精度と寿命のばらつきの少ない安定加工を実現。
②驚異的な工具寿命
同社のシーズ技術を結集し、抜群の耐欠損性と耐摩耗性を実現することで、市場で一般的に使用される低~中速度(5~20m/min)で、他社汎用品に対し、加工穴数2~3 倍の長寿命化を達成、他社コーティング品をも凌駕する長寿命化も可能にした。
■シリーズ寸法範囲・価格
Hyper Z スパイラルタップ ZSP(主に止り穴に使用)
寸法範囲:M3~M12 並目、細目 オーバサイズ 47 寸法
参考価格:代表型番 M6(並目) 全長62mm 1,530 円/本(税抜)
代表型番 M12(並目) 全長82mm 3,640 円/本(税抜)
Hyper Z ポイントタップ ZPO(通し穴に使用)
寸法範囲:M3~M12 並目、細目 オーバサイズ 47 寸法
参考価格:代表型番 M6(並目) 全長62mm 1,480 円/本(税抜)
代表型番 M12(並目) 全長82mm 3,540 円/本(税抜)
タンガロイが続々と新製品を市場投入!
タンガロイ(社長=木下 聡氏)が続々と新製品を市場投入している。
「TungThread(ねじ切り工具)シリーズ」に石油ガス業界向けラインナップを大幅に拡充し、他にも新たに溝入れ&ねじ切り用工具として「TungT-clamp」をリリース、いずれもこのほど全国で販売を開始した。
TungThreadシリーズに石油ガス業界向けラインナップを拡充!
ねじ切り工具で好評を博している「TungThreadシリーズ」に石油ガス業界向けラインナップを大幅に拡充。主にAPI規格(APIラウンド、APIバッドレス、APIロータリーショルダーコネクション)、ANSI / ASME規格(ACME、STUB ACME、NPT)用ねじ切り工具を拡充し、標準在庫化する。
主な特長は以下の通り。
① 内径加工ホルダは片面平置き形用ヘッド、両面平置き形(6コーナ)用ヘッド、縦置き形用ヘッドを共通シャンクに装着可能なヘッド交換式を標準設定した。
② APIロータリーショルダーコネクション(ドリルパイプ)加工用インサートは、両面平置き形であり、片側を外径用として、もう片側を内径用として合計6コーナ使用可能な経済性に優れた仕様となっている。
③ ACME、STUB ACMEねじ加工用縦置き形インサートは、ねじ山のばり処理機構が設けられており、ねじ山のばりを最小限に抑えながら、普通刃同様に山高さの微調整が可能である。
④ 複数切れ刃を有するチェザータイプには、APIラウンド、APIバッドレス、NPT加工用インサートを標準設定した。チェザーは、切削パス回数を削減できるため、生産性の向上に貢献する。
主な型番と標準価格
●外径用ホルダ
MTVOR-2525M421,890円(税込み23,642円)
MTVOR-3232M428,170円(税込み30,424円)
●内径用ヘッド
HS40-MTHOR-454,680円(税込み59,055円)
●内径用シャンク
S-570-40M-4068,000円(税込み73,440円)
●インサート
縦置き形>
TNMA 43 10RD EXT AH725(3コーナタイプ)5,440円(税込み5,876円)
縦置き形>
TNMA 54 5B1 EXT-FC AH725(3コーナタイプ)8,750円(税込み9,450円)
両面平置き形>
LDS54428FT-CB#1AH725(6コーナタイプ)8,240円(税込み8,900円)
※インサート1ケース10個入り
同社では初年度7,680万円/年間の販売を見込んでいる。
(設定アイテム:ホルダ23形番、インサート84形番、シャンク2形番)
新溝入れ&ねじ切り工具TungT-clampシリーズ
新製品である溝入れ&ねじ切り用工具「TungT-clamp」の設定アイテムは、溝入れ用として溝幅1mm~3mm、ねじ切り用には内径用として最大でピッチ5.08mm(5TPI)、外径用として最大でピッチ4.23mm(6TPI)に対応する60°ねじ加工用インサートを標準設定する。
主な特長は以下の通り。
① 押え金を用いた高剛性なクランプ機構により、安定した加工が可能。
② 1種類のホルダに溝入れ用とねじ切り用インサートいずれもが取り付け可能。
③ 内径加工ホルダには、一体式とヘッド交換式を標準設定した。ヘッド交換式内径シャンクには、TungT-clamp用ヘッドの他にTungThread用のヘッドも取り付け可能である。
主な型番と標準価格
●外径用ホルダ
FLASR-1616M321,210円(税込み22,907円)
FLSR-2525M321,940円(税込み23,696円)
●内径用ホルダ
A32M-FLER363,570円(税込み68,656円)
●内径用ヘッド
HS40-FLER3W89,820円(税込み97,006円)
●内径用シャンク
S-570-40M-4068,000円(税込み73,440円)
●インサート
溝入れ用>
FLG-3M300R-CBAH110(2コーナタイプ)2,250円(税込み2,430円)
ねじ切り用>
FLT-3RC-HCBAH725(2コーナタイプ)2,240円(税込み2,420円)
※インサート1ケース10個入り。
同社では初年度1,370万円/年の販売を見込んでいる。
(設定アイテム:ホルダ13形番、インサート16形番、シャンク2形番)
キタムラ機械が新型横形マシニングセンタ「Mycenter–HX iG」 シリーズの販売を開始!

「Mycenter-iG」シリーズは「Machining Challenges-Simplified」(登録商標取得済)をスローガンとして「経験や知識を必要とせず誰もが簡単に高精度・複雑切削加工」を目指して独自開発したCNC装置「Arumatik-Mi」の19インチマルチタッチパネルに、世界で初めて高解像度CCDカメラ、マイク、スピーカーを標準搭載、インターネットを介した様々なアプリケーションとの連動を可能にしたマシン。
世界中どこからでも、パソコンやスマートフォン等のさまざまなインターネットに対応したデバイスを用いて工場の稼動状況、稼動時間、生産スケジュールを管理することもできるメリットがある。多種多様な製造装置とソフトウェア間の相互通信を可能とする現在唯一の国際標準規格である通信プロトコルMTConnectにいち早く対応しているのも優位性のひとつだ。
また同時に「Mycenter-iG」シリーズはそれぞれ同クラス世界最高速・超高精度1/1000度角度割出し±3秒未満の完全無欠を意味する独自のIntegral Rotary Table (インテグラル・ロータリーテーブル)を搭載して医療機器から精密金型、航空機、自動車部品加工等に対応している。新シリーズ「Mycenter-iG」の名称は、「インターネット(Internet)」と「インテグラル・ロータリーテーブル(Integral Rotary Table)」の両者の頭文字の「i」から名づけた。
世界最高速度フルスペック横型マシニングセンタ「Mycenter-HX250iG」
テーブル旋回軸や工具交換装置などに当社独自開発のインテグラルテーブル(超高精度1/1000度角度割出し±3秒未満)を採用し、加工時間を左右するテーブルが積載重量100kgの重量物を回転させるものとしては、世界最速の毎分300回転で旋削加工を可能にしている。また、世界最高速度0.6秒で最大工具2キログラムの重量工具交換できる(最大径75mm、 最大長さ200mm)切削送りは毎分60メートルで圧倒的な高生産性能を有する。
世界最高速度角型摺動面横型マシニングセンタ「Mycenter-HX400iG」
同社の機械づくりの真髄、「匠の技」であるキサゲの摺合せ作業を駆使したTGA(True Geometric Accuracy、真の機械姿勢・幾何学精度)(登録商標取得済)を、さらに進化させつつ、人間工学的視点から機械デザインを全面的に見直し、操作機能、安全面、生産面、環境配慮にわたって省エネルギー・省スペース・省力化を貫いた新デザイン思想、スマートデザインによって開発したマシン。テーブル旋回軸や工具交換装置などに当社独自開発のインテグラルテーブル(超高精度1/1000度角度割出し±3秒未満)を採用し、加工時間を左右するテーブルが積載重量400kgの重量物を回転させるものとしては、世界最速の毎分125回転で旋削加工を可能にしている。また、世界最高速度0.8秒で最大工具10キログラムの重量工具交換ができる(最大径150mm、最大長さ370mm)。角型摺動面構造では世界最速の毎分60メートルで切削送りが可能であり圧倒的な高生産性能を有する。
世界最高速度角型摺動面横型マシニングセンタ「Mycenter-HX500iG」
HX400iGと同様に、キサゲの摺合せ作業を駆使したTGAを、さらに進化させつつ、人間工学的視点から機械デザインを全面的に見直し、操作機能、安全面、生産面、環境配慮にわたって省エネルギー・省スペース・省力化を貫いた新デザイン思想、スマートデザインによって開発したマシン。テーブル旋回軸や工具交換装置などに独自開発のインテグラルテーブル(超高精度1/1000度角度割出し±3秒未満)を採用し、加工時間を左右するテーブル上に、最大ワーク寸法径800×高さ1,100mm、積載重量800kgの重量物を固定して、世界最速の毎分120回転で旋削加工を可能にしている。また、世界最高速度0.8秒で最大径150mm、長さ370mm、重量10キログラムの重量工具を交換できる。角型摺動面構造では世界最速の毎分60メートルで切削送りも可能。独自の4段変速ギヤ駆動スピンドルにより、加工対象ワークによってギヤ駆動で世界最高速の毎分20,000回転の高速加工や、クラス最大切削トルク1,250ニュートンメートルの難削材の重切削加工を可能にし、圧倒的な高生産性能を有する。
三菱マテリアルがもの凄い勢いで新製品を投入! 今回は一気に4製品のリリース!
三菱マテリアル 加工事業カンパニー(カンパニープレジデント=鶴巻二三男氏)がもの凄い勢いで新製品を市場投入している。
今回は、(1)高硬度鋼加工用エンドミル「インパクトミラクルレボリューション」シリーズ、(2)高硬度鋼旋削加工用コーテッドCBN材種“BC8100シリーズ”のアイテム、(3)溝入れ旋削工具“GYシリーズ”に1コーナインサート、(4)低抵抗両面インサート式汎用正面削りフライス「WSX445」にインサート材種とカッタボディ左勝手――の4製品を一気にリリースし、市場投入をした。
高硬度鋼加工用エンドミル「インパクトミラクルレボリューション」シリーズ
この製品は、金型材の高硬度化に伴い、さらなる耐摩耗性に加え潤滑性と高い密着性を備えた新コーティング“インパクトミラクルコーティング”と高硬度鋼の安定加工を実現する超微粒超硬合金のコンビネーションが工具の魅力を引き出している。
特長は以下の通り。
① 耐酸化性と潤滑性に優れる新開発の(Al,Cr,Si)N系コーティングと耐摩耗性と高密着性に優れる(Al,Ti,Si)N系コーティングの組み合わせで、高硬度鋼加工に優れた耐摩耗性を発揮。
② 枚刃ボールエンドミル「VFR2SB」は、切れ刃カーブ、ねじれ角、すくい角を最適化し、ボール刃全域で切れ刃強度の向上を実現。
③ 鏡面加工用2枚刃ボールエンドミル「VFR2SBF」は、新開発の表面改質技術の“新ZERO-µ(ミュー)サーフェース”を採用し、光沢ある仕上げ面を実現することで磨き工程の短縮が可能。
・型番
「VFR2SB」Φ0.2mmからΦ20mm 36型番
「VFR2SBF」Φ1mmからΦ6mm 8型番
・標準価格: VFR2SBR0010 9,700円
(代表型番)
VFR2SBR1000 71,900円
VFR2SBFR0050 8,700円
VFR2SBFR0300 11,600円
(いずれも税抜価格)
高硬度鋼旋削加工用コーテッドCBN材種“BC8100シリーズ”の新アイテム
高硬度鋼旋削加工用コーテッドCBN材種“BC8100シリーズ”は、高硬度鋼旋削加工においてコーティングおよびCBN母材を新開発・採用することにより、抜群の耐摩耗性と高い刃先靱性を発揮する材種。特に自動車部品など高硬度鋼の断続的な旋削加工では、汎用性に優れ工具交換の低減による生産効率向上を実現する。
今回、ホーニングとワイパーインサートのアイテムを追加することにより使用範囲が広がった。
高硬度鋼旋削加工用コーテッドCBN材種“BC8100シリーズ”追加アイテムは、以下の通り。
① 中断続切削加工から強断続切削加工の欠損対策用として「THホーニング」を追加、CBN材種「BC8120」「BC8130」に採用。
②軽断続切削加工の欠損対策用として「GHホーニング」を追加、CBN材種「BC8110」「BC8120」「BC8130」に採用。
③連続切削用ワイパーインサート「FSWSタイプ」を追加、CBN材種「BC8105」「BC8110」「BC8120」に採用。
・型番
「THホーニング」51型番、「GHホーニング」123型番
ワイパーインサート「FSWSタイプ」24型番
・標準価格 : NP-CNGA120404GH2 BC8110 5,220円
(代表型番)
NP-DNGA150612GH4 BC8120 9,920円
NP-TPGB160308TH3 BC8130 7,470円
NP-CNGA120412FSWS2 BC8105 5,220円
(いずれも税抜価格)
溝入れ旋削工具“GYシリーズ”に1コーナインサートを追加
溝入れ旋削工具として販売している“GYシリーズ”は、“TRI-LOCK(トライロック)システム”の採用により、モジュラー型工具においても本体剛性を大幅に高め、高能率加工が可能な工具として発売開始以降、顧客より好評を博しているが、2コーナインサートの未加工コーナがワークに干渉するケースの問題を解決する1コーナインサートを追加した。
溝入れ旋削工具“GYシリーズ”1コーナインサートの主な特長は、以下の通り。
① 鍔(つば)やボスなどのホルダ側面に隙間のない加工形態により、2コーナインサートでは未加工コーナがワークに干渉するケースの問題を解決。
② インサートは「GMブレーカ」として溝入れと突切り加工用の中送り加工用と突切り加工専用の2種類をラインアップ。
③ 汎用PVDコーテッド超硬材種「VP10RT」「VP20RT」と鋳鉄やダクタイル鋳鉄の加工や連続切削加工の安定条件下では鋼高速切削に最適な「MY5015」を採用。
・型番 : 溝入れ・突切り加工用 15型番 突切り加工用 8型番
・標準価格 : GY1M0200D020N-GM VP10RT 1,130円
(代表型番)
GY1M0500H040N-GM MY5015 1,480円
GY1M0200D020R05-GM VP10RT 1,130円
GY1M0300F030L05-GM VP20RT 1,240円
(いずれも税抜価格)
低抵抗両面インサート式汎用正面削りフライス「WSX445」にインサート材種とカッタボディ左勝手を追加
低抵抗両面インサート式汎用正面削りフライス「WSX445」は、三次元形状インサートの生産技術が向上しネガティブインサートによる正面フライスが市場に浸透している中、ポジティブインサートとネガティブインサートの特長を融合させ、両面(4コーナ×2)使用できる経済性と従来成し得なかった低抵抗を実現させた工具である。インサート材種3種と両頭フライス盤などに使用されるカッタボディ左勝手を追加し、使用用途をさらに拡大した。
主な特長は、以下の通り。
① カッタボディのアーバタイプ左勝手を追加し、両頭フライス盤などに使用可能。
② 新サーメット材種「MX3030」は、耐溶着性に優れ、仕上げ面に光沢が必要な加工に最適。
③ PVDコーテッド超硬材種のステンレス加工用「MP7140」とチタン合金・耐熱合金加工用「MP9130」は耐欠損対策として有効。
・型番 :
カッタボディ アーバタイプ左勝手 9型番 カッタ径 Φ80mm-φ200mm
新サーメット材種「MX3030」 5型番
PVDコーテッド超硬材種 「MP7140」 3型番、「MP9130」 3型番
・標準価格 : WSX445L12506EA 86,600円
(代表型番)
SNMU140812ANEL-M MX3030 1,110円
SNGU140812ANER-L MP7140 1,800円
SNMU140812ANER-M MP9130 1,450円
(いずれも税抜価格)
不二越が高負荷容量ボールねじサポート用軸受「TAF-X シリーズ」を市場投入
産業機械の高性能化を受け、産業機械用軸受では高負荷・高速化対応ニーズが拡大しており、特に射出成型機においては、駆動方法の電動化に伴い、ボールねじを支持する軸受に対し、長寿命化、小型化、および高速化の要求が高まっている。
不二越(社長=本間博夫氏)は、産業機械分野において、これまで、ボールねじサポート用軸受「TAF シリーズ」をはじめ、独自性の高い薄肉軸受や球面軸受などの高機能軸受を開発、市場展開してきたが、このほど産業機械用軸受のラインナップ強化として、「TAF シリーズ」にさらに負荷容量を高めた「TAF-X シリーズ」を加え、産業機械の高性能化に対応していく。
特長は以下の通り。
①長寿命化
鋼球と軌道面の接触角拡大と鋼球の極大化により、アキシアル方向(軸受けの回転軸に対し平行の方向。この方向の荷重をアキシアル荷重という)の定格荷重を向上。従来品比約1.5倍の長寿命化を実現。
②小型化
軌道の最適設計により、アキシアル限界荷重(アキシアル荷重を負荷すると鋼球と軌道との接触楕円が軌道肩部に移動し、その接触楕円が軌道面よりはみ出さない最大のアキシアル荷重のこと)を従来品に対し、約10%拡大。機械への組み付け時に、これまで必要だったスラスト軸受などとの組み合わせを減らすことで、軸受周辺部の小型化を可能にした。
③高速化
軌道面の最適化と予圧の事前調整により、トルクを従来品比で約15%低減。これにより許容回転数が従来品より約25%向上し、高速化に対応。
商品のラインナップは軸受け外周52mmから260mmまでの17型番を展開する。
同社では2017年度に年間3億円の販売を見込んでいる。
DMG MORIがテクニカル記者会見を開く
11月17日、東京ビッグサイト会議棟703会議室で、DMG森精機(社長=森 雅彦氏)がテクニカル記者会見を開いた。この日はJIMTOF2016の会期中でもあり、出展者中最大の2160㎡のエリアに、世界初公開を含む20種類の「DMG MORU Technology Cycles」
や、顧客の生産ラインに併せたソリューションを提案する「DMG MORI SYSTEMS」などを出展した。工作機械に取り付けられたセンサにて機械の状態を監視し、「SELOS」を介して社内システムとネットワークでつなぐ「SELOS+Industry4.0 」やIoTによるスマートファクトリーを推進する最新のソリューションも紹介した。
森社長は会見場の席で、「われわれは機械メーカーであるから、頑丈で故障しなくて精度の良い機械を届けなければならない。メーカーとしての基本は、今後全く変わらず、10年、20年、30年、安心して使っていただける機械をつくっていく」との姿勢を強調し、「お客様は大変忙しくされている。従来は、工作機械に不足したものがあったとしても、お客様で不足したものを補わなければならなかった。そこで私どもは、お客様が求めているものをパッケージ化した。工作機械を取り巻く一流周辺機器メーカーと親しくしながら、最高のソリューションをお客様にお届けしたいと思っている」と話した。
DMG森精機が推奨するテクノロジーサイクルとは
テクノロジーサイクルとは、①機械本体、②切削工具や周辺機器などのオープンイノベーション、③組込ソフトウェア、④セロス(CELOS)などのヒューマンマシンインターフェイス(HMI)を融合させたDMG森精機の新しい統合ソリューションを指す。メリットは、これを用いることで、これまでの専用機や専用プログラム、特殊工具で行っていた加工・段取り・計測を高度な5軸複合加工機と先端的な工具・治具などで素早い立ち上げと高い品質を維持できることだ。テクノロジーサイクルは、機械の段取りをサポートするハンドリング、高精度な計測を行う目ジェリング、複雑加工をサポートするシェイピング、センサで加工を監視、検知するモニタリングの4機能に分類され、顧客の用途に応じて柔軟に利用できる。
日本金型工業会が「第43回金型の日 記念式典」を開く
日本金型工業会(会長=牧野俊清 長津製作所会長)が、11月25日、都内のインターコンチネンタル東京ベイで「第43回金型の日 記念式典」を開催した。
加藤忠郎東部支部長(日進精機相談役)が開会のあいさつを行ったあと、牧野会長があいさつをした。この中で、牧野会長は、「今年は創立59年にあたり、還暦を迎える1年前になる。本日は常日頃仕事に研鑽された従業員の表彰があり、大変喜ばしいことでもある。車や高機能な携帯など、素晴らしい製品が量産できるようにしているのは金型のお陰であり、金型によって世界中の多くの人々が物質文明を享受できると感じている。一方で、金型は技術を必要とし、納期も厳しいものがあるが、従業員の皆様には大変感謝している」と述べた。
金型の日永年勤続優良従業員表彰者
■東部支部
・(株)オギハラ 植木 孝
・(株)オギハラ 小川 晃
・(株)オギハラ 宮崎忠史
・(株)オギハラ 矢口直人
・キヤノンモールド(株) 宮崎敏行
・キヤノンモールド(株) 飯村和則
・キヤノンモールド(株) 高野忠久
・キヤノンモールド(株) 黒田文子
・(株)クライム・ワークス 酒井良之
・(株)クライム・ワークス 馬渕晋二郎
・黒田精工(株) 縣 昭文
・黒田精工(株) 薄井信茂
・黒田精工(株) 山本正雄
・小林工業(株) 木内敬三
・小林工業(株) 佐藤和弘
・小林工業(株) 原田 豊
・小林工業(株) 柳田 吏
・(株)サイベックコーポレーション 一之瀬勝良
・(株)サイベックコーポレーション 大門秀樹
・(株)狭山金型製作所 中沢 仁
・昭和精工(株) 内田修二
・昭和精工(株) 佐塚也昭
・(株)鈴木 手塚芳文
・(株)鈴木 細谷 裕之
・(株)鈴木 山口雅博
・東邦工業(株) 上原浩二
・東邦工業(株) 齋藤建二
・東邦工業(株) 矢島良之
・東洋ガラス機械(株) 工藤丈晴
・東洋ガラス機械(株) 時田清二
・(株)長津製作所 小林正美
・(株)長津製作所 高橋五郎
・(株)長津製作所 佐藤 守
・(株)長津製作所 山﨑一茂
・(株)長津製作所 堀 崇志
・日型工業(株) 遠藤邦寿
・日型工業(株) 井田英一
・日型工業(株) 酒巻誠司
・扶桑精工(株) 斎藤 岳
・扶桑精工(株) 田村 和
・(株)北辰金型工業所 内山裕行
・(株)北辰金型工業所 田辺秀明
・(株)北辰金型工業所 沼沢 潤
・(株)北辰金型工業所 吉田泰弘
・マルスン(株) 小川広幸
・マルスン(株) 小泉圭佑
・マルスン(株) 小長井伸幸
・マルスン(株) 佐藤守隆
・マルスン(株) 新林敬太
・マルスン(株) 杉本慶輔
・マルスン(株) 高橋智幸
・マルスン(株) 高橋将博
・マルスン(株) 樋口仁彦
・マルスン(株) 廣田明彦
・マルスン(株) 柳室圭太
・マルスン(株) 山口 穣
・マルスン(株) 山本剛広
・マルスン(株) 吉田昌一
・(株)三井ハイテック 浅田公一
・(株)三井ハイテック 戸高 勇
・(株)三井ハイテック 安東道徳
・(株)三井ハイテック 小宮大輔
・(株)三井ハイテック 占部彰浩
・(株)三井ハイテック 松岡浩二
・(株)三井ハイテック 野口慎吾
・(株)ミナス精工 斎藤友幸
・(株)ミナス精工 野辺恵司
・(株)明輝 井上雅史
・(株)明輝 宇津野 優
・(株)明輝 松本直剛
■中部支部
・(株)エムエス製作所 諏訪裕吾
・(株)エムエス製作所 新井信雄
・(株)エムエス製作所 梅田 實
・大垣精工(株) 森口幸彦
・大垣精工(株) 日比庸之
・大垣精工(株) 山田憲司
・大垣精工(株) 杉山 成
・大垣精工(株) 白井寿幸
・大垣精工(株) 大東 修
・大垣精工(株) 大岩武志
・大垣精工(株) 細川貴光
・大垣精工(株) 金 成哲
・岐阜精機工業(株) 上垣和正
・岐阜精機工業(株) 立川恒治
・岐阜精機工業(株) 日比正利
・(株)クリエイトダイス 木下 力
・(株)クリエイトダイス 佐藤明美
・(株)小出製作所 鈴木克征
・(株)小出製作所 柴田宗男
・(株)小出製作所 伊藤勝利
・(株)小出製作所 鈴木昌和
・(株)小出製作所 坪井幸子
・(株)小出製作所 大石直美
・(株)斎藤金型製作所 山田智也
・(株)ナガラ 福井利幸
・(株)名古屋精密金型 浅田圭一
・(株)名古屋精密金型 武藤浩之
・(株)名古屋精密金型 宮崎工場 山路 武
・(株)名古屋精密金型 宮崎工場 上井圭太
・(株)名古屋精密金型 宮崎工場 園田美恵
・(株)名古屋精密金型 宮崎工場 下村健二
・榛原工機(株) 本杉治三郎
・日嶋精型(株) 佐味千恵
・(株)フジタ 飛騨祐介
・(株)ホーエ 宮島敬生
・(株)ホーエ 笹田利博
・(株)松村精型 本多 誠
・(株)松村精型 大森 明
・(株)丸順 村上桂一
・(株)明和製作所 平尾恵一
・(株)明和製作所 伊藤一光
・(株)明和製作所 下田美晴
・(株)明和製作所 佐藤直人
・(株)明和製作所 岩村成樹
・(株)明和製作所 角田亮輔
・(株)吉田金型工業 木村忠太
・(株)吉田金型工業 溝口健一郎
・(株)吉田金型工業 中野内由美子
・(株)リバン・イシカワ 浦井 実
・(株)リバン・イシカワ 小林由美子
■西武支部
・エンバンス(株)木下高利
・扶桑精工(株) 土井 正
・扶桑精工(株) 中村雅則
・扶桑精工(株) 桑原田隆志
・扶桑精工(株) 吹田裕冶
・扶桑精工(株) 渡辺泰子
・扶桑精工(株) 柏葉久美
・扶桑精工(株) 波多野久義
■平成28年 春の黄綬褒章受章者
・(株)三井ハイテック 脇坂文男
■平成28年度 卓越した技能者表彰受賞者(現代の名工)
・キヤノンモールド(株) 植武春彦
■平成28年度 会員増強協力者表彰受賞者
・(株)名古屋精密金型 渡邊幸男
イワタツールが海外代理店をメインに親睦会を開く

JIMTOF2016で、世界初の小径ドリルユニット「MDS」も初公開し、話題を呼んでいた最中の親睦会ともあって、会は盛り上がりをみせた。
岩田社長は、「皆様がこの場において新しいビジネス等のつながりが持てれば嬉しく思う」とあいさつ。参加者は東京湾を眺めながら会話が弾み、始終和やかな雰囲気で食事を楽しんだ。イワタツールの社員も日頃の感謝の意を表しながら、あいさつに回っていた。
ダイジェット工業が三重県伊賀市に新工場を建設
ダイジェット工業(社長=生悦住 歩氏)がこのほど、自動車関連等新材料サーメタルの需要拡大に対応し、生産能力の増強を図るなど、高機能・高精度次世代工具に用いる高品質合金の生産を目的として、三重県伊賀市に保有する土地に新工場を建設すると発表した。新工場の概要名 称 :三重合金第2工場(仮称)所 在 地 :三重県伊賀市下川原敷地面積 :約13,600㎡建築面積 :約4,400㎡操業開始 :2018年3月(予定)総投資額 :約10億円
日本機械工具工業会が平成28年度日本機械工具工業会賞の受賞者を発表
日本機械工具工業会(会長=本間博夫氏)はこのほど、平成28年度日本機械工具工業会賞の受賞者を発表した
今年度の受賞者は業界功労賞(2名)、技術功績賞(15件)、環境賞(環境大賞1件、環境特別賞2件、環境活動賞13件)が受賞した。
表彰式は本年12月12日(月)、東京都内の世界貿易センタービルにて開催する。
業界功労賞(2名)
〇故大澤輝秀氏(オーエスジー株式会社)
昭和13年2月3日生まれ 享年78歳
■企業経歴
平成 4年12月 オーエスジー株式会社代表取締役社長
平成19年 2月 オーエスジー株式会社代表取締役会長兼最高経営責任者(CEO)
平成28年9月20日逝去
【功績の概要】
氏は、平成5年5月日本工具工業会常任理事に就任以来、理事長1期2年、副理事長2期4年、常任理事・理事4期8年と合わせて14年に亘って日本工具工業会の役員を務められた。常任理事時代は、27年間と永きに亘って理事長を務められた大和田元理事長退任後、工具業界の経験がまったく無かった小柳理事長の体制をサポートされた。
平成11年5月には副理事長に就任、1期2年務められた後、平成13年5月には日本工具工業会の第7代理事長に就任された。氏の国際感覚あふれる知見・経験を生かされ、工業会の国際化推進、環境委員会の設立、賛助会員制度の導入など、数多くの実績を残された。WCTC(世界切削工具会議)開催のきっかけは、氏に米国切削工具協会から話が持ち掛けられたものであり、日本の工具業界が世界に発信していくべき場であるとの氏の思いから、第1回目からの参加が決定したものである。
〇倉阪克秀(住友電気工業株式会社)
昭和21年11月1日生まれ 満70歳
■企業経歴
平成20年6月常務取締役
平成22年6月専務取締役
現在、顧問
【功績の概要】
氏は、平成21年6月理事長に就任。当時は前年9月の米国リーマン・ショックに端を発した世界同時不況化にあり、会員の負担軽減のため、「未曽有の不況化における緊急避難的措置並びに負担金10%削減」という方針のもと、協会の事業やコストの見直しを推し進められた。
一方、協会運営の基本である全員参加の理念に則り、各委員会、各地区会員懇談会を充実させるとともに、技術開発の重要性を訴え、技術交流(発表)会、『技術功績賞』の拡充や表彰制度の実施と内外への広報、ISO13399会合への積極的な参加と当該規格の各国の現状調査及び国内での講習会の実施、平成25年日本開催の世界切削工具会議(WCTC)の準備をはじめとした国際化への対応、環境への取り組み強化、環境調和製品の拡大奨励、製品素材別GHS対応SDSの更新と英訳版の発行、特許委員会への模造品問題の提起、など協会運営の活性化や国際化、環境や模造品問題への対応に取り組まれた。
また、経済産業省再委託事業である資源循環推進調査委託「3Rシステム化可能性調査事業超硬工具のスクラップの回収促進事業」について、資材委員会に研究会を立上げ、資源循環型社会構築に希少資源再利用の立場から尽力された。
技術功労賞
「ヘッド交換式エンドミル専用コレットの開発」オーエスジー(株)
「多刃ダイヤフェースミルの開発」兼房(株)
「高能率モジュラードリルDRA型の開発」京セラ(株)
「マルチエッジ正面フライスカッターコロミル745の開発」サンドビック(株)
「高能率汎用フライスカッタDFC型の開発」住友電工ハードメタル(株)
「高硬度材加工用『ワンカットボール70』の開発」ダイジェット工業(株)
「耐熱合金旋削加工用材種AH8005/8015の開発」(株)タンガロイ
「鋳鉄旋削加工用材種T515の開発」(株)タンガロイ
「倍速切削ガンドリルDeepTriDrillの開発」(株)タンガロイ
「新規工具材種『BIDEMICS』の開発」日本特殊陶業(株)
「チルト式2枚刃バリ取り工具の開発」富士精工(株)
「ナノ微粒WC-M2C焼結体TJS01の開発」冨士ダイス(株)
「高能率仕上げ加工用刃先交換式異形工具シリーズ」三菱日立ツール(株)
「鋼旋削用CVDコーティング材種MC6015の開発」三菱マテリアル(株)
「超硬合金加工用ダイヤモンドコートドリルUDCMXの開発」ユニオンツール(株)
環境賞
(1)環境大賞 京セラ(株)八日市工場
(2)環境特別賞
①「地球温暖化防止」 (株)タンガロイ
②「廃棄物対策」 (株)不二越
(3)環境活動賞
①「コンプレッサー台数制御による省エネ」オーエスジー(株)
②「熱源更新によるエネルギー削減」京セラ(株)
③「集中ろ過装置導入による水使用量削減、産廃削減」京セラ(株)
④「太陽熱を利用した廃液減容プラントの開発」住友電工ハードメタル(株)
⑤「補助金を利用した照明LED化による電力費削減」住友電工ハードメタル(株)
⑥「洗浄機捨て水の再利用による排水削減」日本特殊陶業(株)
⑦「研磨粉の脱油を行うことによるコスト削減(有価物化)」(株)不二越
⑧「コンプレッサーシステム更新による省エネ活動」富士精工(株)
⑨「黒染め作業回数低減による資源の節約」富士精工(株)
⑩「焼結炉のドライポンプ化によるポンプ油使用量削減」三菱日立ツール(株)
⑪「公共水域への排水負荷削減(高濃度廃液の産廃化)」三菱マテリアル(株)
⑫「所内照明器具LED化による電力削減」三菱マテリアル(株)
⑬「トップランナー方式モーター使用による効率化の確認」(株)彌満和プレシジョン