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OKKが9月より本社M工場を立て替えのため解体! 

新工場は広大な屋根に太陽光パネルを設置する
新工場は広大な屋根に太陽光パネルを設置する
今年100周年を迎えた大阪機工(社長=井関博文氏 本社:兵庫県伊丹市)が、いよいよ9月に老朽化した本社M工場を立替えのために解体する。

敷地面積の約17%を占めるM工場は、築後73年となり、雨風の度に部分改修をしてきたが、配管、配線などの修繕も少なくない状況だった。数年前より猪名川製造所の設備を含めた工場の立て替えを進めてきたが、「現在の操業を落とさずに、機械加工の出来高40%を消化し、前組立スペースの15%を有するM工場の生産能力をいかにしてゼロにするかが鍵でした」とのこと。

工場建て替えにあたり、一部の加工設備を組み立て工場へ移設し、別等加工エリアには大形の横MC、5面加工機等を導入。設備を増強し主要部品の生産量維持を実施している。そのほかにも国内外の関連会社との協力で組立を含めた生産をシフトしている。また、古くなった設備機械は廃棄処分とするが、古くなっても重要な設備機械は外部でオーバーホールをし、レトロフィットを含め保管する予定だ。この8月末にはM工場での生産がゼロになる。

新工場は摺動面研削工程の恒温室と機械加工、組立エリアの季節恒温を採用し、エネルギー消費の少ない空調システムと省エネ設計の照明を採用する。また、伊丹市が全国的に晴れの多い地域であるということもあり、効率の良い発電、電力の供給を期待して、広大な屋根には太陽光パネルを設置し太陽からの直接熱を防ぎ空調の効率向上を狙う。新工場は、省エネを基本とした環境に配慮して製品の安定化を図る工場に生まれ変わる。

完成は2014年夏頃の見込み。

不二越が超硬ドリルのラインナップを大幅に拡充! 多様な穴加工ニーズに対応!

ナチ不二越は、このほど超硬ドリル「アクアドリルEXシリーズ」のラインナップを大幅に拡充した。これにより多様な穴加工ニーズに対応する。

近年、加工現場では、穴加工の生産性向上を狙いに、ハイスドリルから高能率加工が可能な超硬ドリルへの移行が急速に進んでいる。また、深穴加工や大径穴加工など、従来、ハイスドリルが多用されている用途においても、超硬ドリルのニーズは高まっている。

このような時流を受け、同社では超硬ドリル「アクアドリルEXシリーズ」に新たに5種類の超硬ドリルを追加し、炭素鋼・構造用鋼・鋳鉄・ステンレスなどの鉄系材料における、初工程から仕上げ工程までの穴加工全域をカバーすることで、加工現場の多様な穴加工ニーズに対応する。

高精度・高能率油穴付き超硬3枚刃ドリル「アクアドリルEXオイルホール3フルート」

この製品は、切削バランスに優れた3枚刃と刃先形状の最適化やオイルホールの採用により、リーマレスも可能な高精度加工と高速・高送りによる高能率加工を実現する。

■アクアドリルEXオイルホール3フルートの特長
(1)リーマレスも可能な高精度穴あけ加工
切削バランスに優れた3枚刃と求心性のある刃先形状により、リーマ級の高精度穴あけ加工が可能。リーマレス加工による工程集約、大幅な加工能率の改善と工具費の低減に貢献する。

(2)高速・高送り加工を実現
溝・刃先形状の最適化とオイルホールの採用により、切りくずの分断性と排出性を向上し、
高速・高送り加工を可能にする。

(3)幅広い被削材に対応した安定加工
オイルホールの採用により内部給油でき、一般鋼からステンレス鋼までの安定加工を実現。
耐熱性、耐摩耗性、潤滑性に優れたアクアEXコートにより、高速加工における耐久性と加工安定性を向上する。

■寸法範囲と価格
・シリーズ:3D用、5D用
・直径:φ3.0~16.0mm 74 寸法(3D:37 寸法、5D:37 寸法)
・価格:代表型番3D用 3.0mm 12,100 円/本(税抜き) 5D用16.0mm 47,100 円/本(税抜き)

コストパフォーマンスに優れた刃先交換式ドリル「アクアドリルEX VF」

穴あけ加工では、ハイスドリルから超硬ドリルへの移行が進むなか、大径になるとコストが問題になるため、鋼のボディー先端に交換可能な超硬チップを機械的に取り付ける刃先交換式ドリルが普及している。しかし、刃先交換式ドリルは通常のドリルに比べ構造上の剛性が低いため、寿命・穴精度などで劣るという欠点があった。

「アクアドリルEX VF」は、剛性の高いボディーにVマウント方式を採用し、一体型の超硬チップと組み合わせることで切削バランスが安定するため、高精度な穴明けを可能にし、優れたコストパフォーマンスが得られる特長を持つ。

■アクアドリルEX VFの特長
(1)優れた切削性能を発揮
切削バランスに優れた一体型のチップ方式により、穴明け精度が良好。高剛性ボディーと
超硬チップを2本のねじで容易に取り付けることが可能なVマウント方式を採用することで、加工時の振動を抑えることができ、高速・高送り加工時の振動によるチップの損傷を抑制する。

(2)広範な被削材に対応可能で長寿命
耐欠損性の高いチップ材種と専用設計された刃先形状に加え、耐熱性、耐摩耗性、潤滑性
に優れたアクアEXコートにより、一般鋼からステンレス鋼、鋳鉄まで、広範な被削材に対応し、長寿命を実現する。

■寸法範囲と価格
(1)ボディー
・シリーズ:3D用、5D用
・直径:φ14.0~32.0mm 38 寸法(3D:19 寸法、5D:19 寸法)
・価格:代表型番3D用14.0mm 32,400 円/本 5D用32.0mm 49,700 円/本

(2)チップ
・シリーズ:3D・5D兼用
・直径:φ14.0~32.0mm 85 寸法
・価格:代表型番14.0mm 8,860 円/個 32.0mm 15,100 円/個

高能率深穴加工用超硬ドリル「アクアドリルEXオイルホールロング」、専用ガイド穴加工用超硬ドリル「アクアドリルEXパイロット」

今年6月に同時発売したアクアドリルEXオイルホールロング」と「アクアドリルEXパイロット」。深穴加工は切りくずに起因する問題から超硬化が遅れているといわれている加工のひとつだが、「アクアドリルEXオイルホールロング」は、ウエット加工・MQL加工の両方で多様化する被削材に対応し、高能率深穴加工を実現する。

(1)アクアドリルEXオイルホールロング

オイルホールロング
オイルホールロング
①多様な被削材に対応
溝形状と刃先形状の最適設計により、深穴加工で問題になる切りくず排出性を大幅に向上することで、炭素鋼から鋳鉄、ステンレス鋼まで多様な被削材の安定加工を可能にする。

②高速・高送りが可能で長寿命
耐欠損性に優れた微粒系超硬合金と、耐熱性、耐摩耗性、潤滑性に優れたアクアEXコートの採用により、高速・高送りが可能で、長寿命を実現する。

(2)アクアドリルEXパイロット

パイロット
パイロット
①後工程の深穴加工にベストマッチの形状
後工程の「アクアドリルEXオイルホールロング」の性能をフルに発揮するため、食付き時の挙動、ガイド性を考慮したベストマッチの形状を追及。食付き性に優れた先端形状で、位置決め精度が高く、後工程の深穴の曲がりを抑制する。

■寸法範囲と価格
(1)アクアドリルEXオイルホールロング
・10D用、15D用φ3.0~φ12.0mm 38 寸法(10D:19 寸法、15D:19 寸法)
・20D用 φ3.0~φ10.0mm 15 寸法 
・25D用、30D用 φ3.0~φ 8.0mm 22 寸法(25D:11 寸法、30D:11 寸法)

・価格:代表型番10D用3.0mm 16,700 円/本(税抜き) 30D用8.0mm 43,500 円/本(税抜き)

(2)アクアドリルEXパイロット
・寸 法:φ3.03~φ12.03mm 19 寸法
・価格:代表型番10D用3.03mm 10,100 円/本 30D用12.03mm 21,600 円/本


センタリングから面取り、V 溝加工も可能な超硬スターティングドリル「アクアドリルEXスターティング」

スターティングドリルは、被削材の高硬度化、加工能率向上に向けた高速化、工具の長寿命化などのニーズから、超硬化のニーズが強まっているが、「アクアドリルEXスターティング」は、スターティングドリルの基本性能であるセンタリング加工時の位置決め精度の良さに加え、面取り加工やV溝の高速・高能率加工が可能なことから、様々な加工現場で多機能性を発揮する。

■アクアドリルEXスターティングの特長
(1)高精度なセンタリング加工
切削抵抗を低減するシンニングの効果により食付き性に優れ、センタリング加工時の高い位置決め精度を実現。切れ味の良い刃先形状から、びびりやむしれの無い良好な加工面が得られるため、後工程の安定した穴加工に貢献する。

(2)多彩な加工シーンに対応
横送りを考慮した切れ刃形状で、面取りやV溝の高速・高能率加工が可能で、工具一本で多彩な加工に対応する。

■寸法範囲と価格
・シリーズ:先端角60°、90°、120°、140°
・直径:φ3.0~20.0mm 30 寸法
・価格:代表型番φ3.0 5,990 円/本(税抜き) φ20.0 43,200 円/本(税抜き)

ヤマザキマザックが海外工場拡張に続き、国内工場設備投資を開始! 大口製作所に知能ロボット付無人加工システムを導入!

ヤマザキマザックは、米国、シンガポールの工場拡張や中国の新工場稼働など海外工場の設備投資に続き、国内工場生産設備増強の一環として、生産リードタイムの大幅短縮と短納期生産を実現するため、大口製作所内に大型部品加工設備として、知能ロボット付の長時間無人加工システム『モジュラテックシステム』を導入した。

今回の設備更新は、自動化・省人化を進めることで、少ない人員で生産量を維持し、さらに生産性を大幅に向上させることにより生産コストを下げ、経営基盤を強化させるのが狙い。

今回導入する新設備は多品種少量生産に対応し、市場変化に柔軟に対応できるフレキシ
ブルな生産システムとして、全世界で2,000 セットを超える納入実績を達成した『モジュラテックシステム』と知能ロボットと複合加工機によるセルシステム。

設備内容は、新開発の大型横形マシニングセンタHORIZONTAL CENTER NEXUS 12800-Ⅱ3 台、平面パレットストッカー17 棚、多関節知能ロボット4 台(素材・完成品の運搬、着脱、切屑の清掃、CCD カメラによる素材形状の確認)による長時間連続無人運転加工システム。このシステムにより、たとえば大口製作所で生産している横形マシニングセンタのコラムの部品加工では、従来に比べ60%~80%近くの生産リードタイム短縮が可能になる。また、人件費は、現在の5 人(昼勤3 人、夜勤2 人)から3 人(昼勤2 人、夜勤1 人)に削減する。

3軸立形マシニングセンタを5軸加工へ! 森精機が5軸加工用ロータリテーブル 『5AX-DDRT200X』を発売

森精機製作所は、高速・高精度ロータリテーブルDDRTシリーズの新たなラインアップとして、5軸加工用ロータリテーブル『5AX-DDRT200X』をこのほど発売した。

このマシンは、3軸制御の立形マシニングセンタと組み合わせることにより、需要が高まっている医療関連や、航空機などの分野における複雑形状ワークの同時5軸加工を実現、新たに5軸加工機を購入するための設備投資費用を抑えながら、3軸制御の立形マシニングセンタを5軸加工へ進化させるマシンである。

駆動方式にはDDM(ダイレクト・ドライブ方式モータ)を採用し、ウォームギヤ方式と比較して伝達効率が大幅に向上した。これにより高速送りとバックラッシゼロを実現している。割出し時間については傾斜軸と回転軸ともに約15%短縮し、テーブルの最高回転速度は傾斜軸、回転軸それぞれクラス最速の150 min-1、250 min-1を達成、また位置決め精度は傾斜軸±4秒、回転軸±2.5秒を達成し、インペラなどの複雑形状の同時5軸加工や自動車部品などの割出し5軸加工の場合に高精度かつ非切削時間を短縮して生産性を向上させる。

割出し5軸加工と同時5軸加工に最適なソフトウェアパッケージもそれぞれ用意し、ユーザーの5軸加工をサポートする。

他にも新開発のカスケードビルトインモータブレーキを採用することで耐久性が大幅に向上し、マグネスケール社製のスケールを標準装備することで圧倒的な高剛性、高精度を実現した。また回転軸モータトルクは280 N・mを達成し、傾斜軸のベアリング剛性も大幅に向上したため重切削加工にも十分に対応し、難削材加工も可能になった。面板位置を低くした低重心構造を採用することで駆動位置が重心位置から近くなり、安定した駆動を実現、最大ワーク積載質量も30 kgまでとなり、幅広いワークに対応可能となっている。さらに傾斜軸回転中心から面板間の距離を短縮することで加工領域が拡大したため、治具の設計も容易となり、メリットも豊富だ。

軸構成
軸構成
このマシンは森精機製品だけでなく、主要な数値制御装置を搭載した3軸制御の立形マシングセンタにも対応している。同社のエンジニアが取り付けから加工開始まで一貫して対応する万全のサポート体制を用意しているので安心である。

同社では「MSQP(森精機認定周辺機器)として、2年間の保証期間を含めて、森精機が機械本体と同様にサポートいたします。今後もより多くのお客様の生産現場を支えるべく、製品ラインアップを充実させ市場へ投入してまいります」としている。

ダイジェットが超硬シャンク一体型ホルダ「頑固一体」の発売を開始!

ダイジェット工業(社長=生悦住 歩氏)が、モジュラーヘッドシリーズに超硬シャンク一体型ホルダ「頑固一体」を追加し、このほど発売した。

この『頑固一体 MSA形』の特長は、超硬シャンクが一体化された高能率加工用ホルダ。ホルダは、BTシャンクタイプとHSK-Aシャンクタイプを用意している。シャンク部が超硬のため、突出しの長い加工でもびびりが抑制され、高速・高能率加工が可能だ。

荒加工、仕上げ加工、往復加工、面取り加工など、多岐に亘る各種モジュラーヘッドとの組合せが可能で使い勝手の良いホルダである。
初年度販売額は2000万円を見込んでいる。



●サイズと納期 M8用~M16用 
・BTシャンクタイプ   30型番。
・HSK-Aシャンクタイプ 30型番 計60型番。
・全アイテム受注生産対応。納期は2週間。
                   
●価格 
107,000円(MSA-M8-105-25-BT40)~。

黒田精工が本社を移転

黒田精工(社長=黒田浩史氏)が8月19日より本社を移転し、新事務所で業務を開始した。■本社移転先〒212-8560 神奈川県川崎市幸区堀川町580番地16 川崎テックセンター20階■本社営業部門移転先〒212-8560 神奈川県川崎市幸区堀川町580番地16 川崎テックセンター5階■電話番号・FAX番号・代表(総務部)            TEL:044-555-3800 FAX:044-555-3524・経営企画部              TEL:044-555-3861 FAX:044-555-3524・経理部                TEL:044-555-3859 FAX:044-555-3524・情報システム部            TEL:044-555-3810 FAX:044-555-3873・技術本部(技術管理C・生産技術)    TEL:044-555-3862 FAX:044-555-3522・営業管理部              TEL:044-555-3159 FAX:044-555-5825・営業管理部海外業務課         TEL:044-555-3938 FAX:044-555-1479・駆動システム営業部本社営業課     TEL:044-555-5832 FAX:044-555-3873・駆動システム営業部海外営業課     TEL:044-555-3805 FAX:044-555-1479・金型営業部              TEL:044-555-3924 FAX:044-555-5825・機工・計測システム営業部本社営業課  TEL:044-555-3084 FAX:044-555-5825 (機器・精機)・機構・計測システム営業部本社営業課  TEL:044-555-3860 FAX:044-555-7216 (工作機械)・機構・計測システム営業部サービス課  TEL:044-555-3809 FAX:044-555-7216 (工作機械)・機構・計測システム営業部海外営業課  TEL:044-555-3801 FAX 044-555-1479

上田勝弘前日本金型工業会会長 旭日中綬章祝賀会が開催される(東京)

上田勝弘前日本金型工業会会長(大垣精工社長)が平成25年春の国家勲章に際し、長年にわたり金型業界の発展に貢献した功により、旭日中綬章を授章した。

去る8月9日、東京近郊に在住する方々の要望もあり、上田氏の地元とは別にして東京都内のホテルインターコンチネンタル東京ベイで祝賀会が開催され、多数の業界関係者がお祝いにかけつけた。

タンガロイが工具ナビゲーションシステム『Tung-Navi』(タング・ナビ)「転削工具編」 を発表!

タンガロイ(社長=上原好人氏)は、工具ナビゲーションシステム『Tung-Navi』(タング・ナビ)の新しい機能として「転削工具編」を追加し、このほど発表した。

『Tung-Navi』は、加工状況に応じた最適な工具、切削条件を簡単に検索、表示できる最新の工具選択システムである。新しい部品加工を始める場合や、既存加工の改善を行うために新たに工具を選定する際、ほとんどのユーザが紙のカタログや資料から工具、加工条件を選択している。しかし、これらの情報は選択基準が曖昧で、どれが最適であるのか明確でない場合がある。これに対し『Tung-Navi』は、画面上での簡単な入力で最適な工具、切削条件を選定し、これらを推奨順に表示する。 また、これらの推奨工具、切削条件は、具体的な工具形番、数値が表示されるので、ユーザは確実に工具、加工条件を決定できる。

高い検索機能を持つ『Tung-Navi』は、加工現場の技術者のみならず、広く切削工具に携わる方々にとって、最適工具を簡単に選定できる画期的なツールである。同社では、今回の転削工具に加え、今後さらに旋削加工、溝入れ加工用に展開し、あらゆる機械加工現場において有効な検索ツールへと発展させていくとしている。

■主な特長
●被削材、軸方向切込み、切削幅を入力するだけで、最適な推奨工具が表示される。
●さらに、加工状況や機械特性を入力することで、高度な検索、絞り込みを行うことができる。
●推奨条件値、加工能率などで結果を並べ替えることで、推奨工具の違いを容易に比較できる。
●E-カタログ(ウェブ版電子カタログ)にも直接リンクしているので、工具の写真や、詳細寸法も瞬時に表示できる。

「メカトロテックジャパン(MECT)2013」トヨタ自、米ボーイングがセミナー 8月から予約開始

前回の様子
前回の様子
ニュースダイジェスト社(社長=岩波徹氏)が主催する国内最大級の工作機械見本市メカトロテックジャパン2013(MECT2013)の会期中に実施するセミナーの聴講予約を開始した。

トヨタ自動車専務役員の牟田弘文氏や米ボーイング民間航空機部門マーケティング担当バイスプレジデントのランディ・ティンゼス氏など各分野に精通した9人の講師が、「自動車」「航空機」「医療」をテーマに、ものづくりの今後について講演する。

今年10月に名古屋市で開催されるMECT2013は、2年に一度東京で開催される日本国際工作機械見本市(JIMTOF)に次ぐ国内で2番目の規模の工作機械・技術の専門見本市であり、今回は、過去最多の社数となる466社(1747小間)が出展する予定。

各セミナーとも定員は400人。申し込みは公式Webサイトからのみ。事前登録制で、申込みは先着順となる。

【セミナー概要】

開催初日23日(水)のテーマは「ニッポンのクルマづくりの底力」。
自動車生産の海外移転が進むなか、日本で必要とされるクルマづくりについて、トヨタ自動車の生産技術を指揮する牟田弘文氏のほか、マツダでロータリエンジンの実験研究に従事し、部品共通化について提唱する日本モジュラーデザイン研究会会長の日野三十四氏、自動車部品向け設備メーカー大手ジェイテクト副社長の井坂雅一氏が講演する。

2日目、24日(木)のテーマは「いま、航空機産業が熱い」。
ボーイング民間航空機部門副社長のランディ・ティンゼス氏が米国から来日し、ボーイングの考える旅客機市場の方向性について講演するほか、地元愛知県が「アジアNo.1航空宇宙産業クラスター構想」について、三菱重工業が航空機製造のポイントを語る。

3日目、25日(金)のテーマは「医療参入に必要なものとは」。
脱自動車を考える部品メーカーに向けて、参入のコツや医療分野に適した加工技術や機械は何かなど、東京大学の杉田直彦准教授ほか2人の講師がヒントを提供する。
◇開催場所:ポートメッセなごや交流センター3F会議ホール
◇開催時間:10月23日(水)~25日(金)

10月23日(水)テーマ「自動車」ニッポンのクルマづくりの底力
講演①:13:00~14:00
トヨタのモノづくり革新~「もっといいクルマづくり」に向けて~
トヨタ自動車専務役員牟田弘文氏

講演②:14:10~15:10
価値商品、品揃え、JIT提供を実現する自動車のモジュール化戦略
日本モジュラーデザイン研究会会長日野三十四氏

講演③:15:20~16:20
Creating the next value-モノづくりでまだない価値を。-
ジェイテクト副社長井坂雅一氏

10月24日(木)テーマ「航空機」いま、航空機産業が熱い
講演①:13:00~14:00
ボーイングが見る、旅客機市場の最新動向
米ボーイング民間航空機部門マーケティング担当バイスプレジデントランディティンゼス氏

講演②:14:10~15:10
愛知県の航空機産業の歴史とアジアNo.1航空宇宙産業クラスターの形成
愛知県産業労働部技監加藤丈雄氏

講演③:15:20~16:20
航空機製造‐構造事業の観点から
三菱重工業民間航空機事業部長巽重文氏

10月25日(金)テーマ「医療」医療参入に必要なものとは
講演①:13:00~14:00
生産加工技術の医療分野への展開
東京大学准教授杉田直彦氏

講演②:14:10~15:10
ヤマザキマザックの医療産業との関わり
ヤマザキマザック営業技術部長伊藤博氏

講演③:15:20~16:20
医療分野参入事例~第二の柱の育て方
東鋼代表取締役社長寺島誠人氏

◇聴講料金:無料※会場への入場料1000円は別途必要となります。

◇聴講料金:無料※会場への入場料1000円は別途必要となります

◇申込方法:公式Webサイトのセミナーページから受付↓
http://mect-japan.com/2013/visitor/seminar.html

◇定員:各セミナーとも400名(先着順)

【MECT2013概要】
●会場:ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)
●開催期間:2013年10月23日(水)~10月26日(土)の4日間
●会場時間:10:00~17:00※25日(金)は19:00までナイター開催、最終日26日(土)は16:00まで
●主催:株式会社ニュースダイジェスト社
●共催:愛知県機械工具商業協同組合
●開催規模:466社1747小間
●出展対象製品:工作機械/鍛圧・板金加工機械/射出成形機/工作機器/精密測定機器、光学測定機器、試験機器/機械工具/切削工具/研削砥石、研磨材/鋸刃物/油圧・空気圧・水圧機器/歯車、歯車装置/環境・安全対応機器装置/CAD、CAM、CAE/産業用ロボット/物流搬送機器/制御装置、関連ソフトウェア/洗浄機械装置/品質管理・安全・試験認証機関/新素材/マイクロマシン、ナノテクノロジー関連――

日立建機がZH200-5Bハイブリッド油圧ショベルを発売

日立建機(社長:辻本雄一氏)が、新型ハイブリッド油圧ショベルZH200-5B(標準バケット容量0.8m3、運転質量20.2t)を12月1日から発売する。

ZH200-5Bは、ハイブリッドショベルの低燃費性能だけでなく、さまざまな現場に柔軟に対応できる実用性を兼ね備えた新世代ハイブリッドショベル。ユーザーの投資回収の視点から優れたコストパフォーマンスを実現している。

ハイブリッドシステムは、旋回減速時に発生するエネルギーを電気エネルギーとしてキャパシタに蓄電し、旋回駆動時に旋回電動モータを有効活用することで燃料消費量を減らす仕組みだが、日立グループの協力を得て開発したハイブリッドシステムと省エネ油圧システムを融合した、TRIAS-HX(トライアス-エイチエックス)を従来機に引き続き採用した。

性能を向上させることで、さらなる低燃費化を実現しており、排出ガス規制のオフロード法2011年基準に適合した油圧ショベルとなっている。
販売目標は、国内向けに年間300台の見込み。
主な特長は以下のとおり。

投資回収可能な低燃費の実現
・ZH200-5Bは、ハイブリッド機構を見直して、従来機(ZH200-A)と比較して約15%の燃費を低減した。標準機(ZX200-5B)と比較しても約15%の燃費を低減し、優れたコストパフォーマンスを実現した。

時代にマッチした環境性能
・排出ガス規制は、日本のオフロード法2011年基準の他に欧州(StageⅢB)、北米(Interim Tier 4)に対応している。
・低燃費の実現によりCO2を削減しているので国土交通省の低炭素型建設機械に適合している。
・国土交通省の超低騒音型建設機械に適合している。(指定申請中)―――など。