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モリテックスが「CE-14X8 R/W/B」を新発売

モリテックスが半導体製造装置や液晶製造装置、電子部品実装機、製造ラインなどの画像処理関連分野向けに、定電圧方式のLED照明であるMCV-Lightシリーズの同軸照明ラインナップとして、「CE-14X8 R/W/B」を9月中旬より発売する。

「CE-14X8 R/W/B」は、画像処理で使われる当社製テレセントリックレンズMMLシリーズとの適合性を追求した同軸照明で、視野内照度の均一性を高めた。また、製品の小型化を図り、全長を27mm に収めたことにより、従来型の小型同軸照明であるMCEL シリーズの全長に比べて10%、MCEC シリーズ比で約20%の小型化を実現した。加えて、装置への搭載が容易となるようケーブルの取り出しが光軸に対してL字方向となる構造を採用した。

7月分超硬工具主要統計

超硬工具協会がまとめた7月分超硬工具主要統計は以下の通り。【超硬合金重量】511トン(前年比99.0)。【超硬工具生産額】切削工具191億6200万円(前年比101.1)、耐摩工具30億3000万円(同94.0)、鉱山土木工具6億2100万円(同95.4)、その他工具5億円(同93.6)、焼結体・工具18億9300万円(同112.9)、合計252億600万円(同100.7)。【輸出入】輸出70億5000万円(前年比91.2)、輸入42億2300万円(同111.0)。【超硬工具出荷額】切削工具185億2100万円(前年比99.4)、耐摩工具29億8400万円(同93.9)、鉱山土木工具6億6500万円(同95.8)、その他工具3億7700万円(同83.8)、焼結体・工具20億2400万円(同115.7)、合計254億7100万円(同99.5)。【刃先交換チップ】生産2868万1000個(前年比102.8)、出荷2643万2000個(同91.7)。

高能率加工用エンドミルシリーズ『エポックパナシアボール』 ロングシャンク品アイテム拡大! 日立ツール

日立ツール(社長=田中啓一氏)が、このほど高能率加工用エンドミルシリーズ『エポックパナシアボール』ロングシャンク品のアイテムを拡大した。

同シリーズは炭素鋼から焼き入れ鋼、そして一部非鉄金属までの幅広い鋼材を汎用の加工領域から高能率加工領域まで適用できるシリーズとして2010年から発売を開始しているが、高能率加工による加工時間短縮と工具の長寿命に力を発揮するとして市場においても広く支持されていることを背景に、ボールエンドミルのロングシャンク品を8アイテム(φ6~φ20)を追加発売する。

ロングシャンクボールエンドミルを用いることによって加工できる範囲がさらに広がるのでダイカスト金型やプラスチック金型の深彫りまで対応が可能となり、特に、R5、R6、R8、R10の4アイテムについては、刃径よりもシャンク径を1サイズ小さくしているので突き出し長さを自由に調整することができる。用途に合わせて色々な使い方ができるのも魅力であり、ボール刃形やコーティングは従来のHGOB-PN(エポックパナシアボール)を継承しているので気になる切削性能も確保している。

■特長
(1)R3~R10で首下長、および全長を長く、設計。金型の深さに合わせて最適な寸法で工具選定が可能(従来のレギュラーサイズのボールはR0.15~R10までをラインナップ)。

(2)切りくず排出良好でかつ、刃先強度を確保した独自のボール刃形により、工具摩耗の安定化が実現できる。

(3)実績の高いPNコートを採用しており、耐酸化性と密着強度が向上し、幅広い被削材に長寿命に対応できる。

価格は¥20,160~137,550(税込)

“アルミニウム合金・鋳鉄高速仕上げ正面削りカッタ”「NF10000シリーズ」にCBNインサートを追加! 三菱マテ

三菱マテリアルツールズ(社長=滝沢俊夫氏)はこのほど、三菱マテリアルが開発製造する刃先交換式の“アルミニウム合金・鋳鉄高速仕上げ正面削りカッタ”「NF10000シリーズ」にCBNインサートを追加、販売する。

“アルミニウム合金・鋳鉄高速仕上げ正面削りカッタ”「NF10000シリーズ」とCBN材種「MB730」の主な特長は、①インサート飛散防止機構により、高速切削時の安定性を実現、②独自の刃先調整機能を用いることにより刃先の振れを一定に保ち、良好な仕上げ面を実現、③すくい角の最適化およびさらい刃のスパイラル形状ホーニングにより切削抵抗を低減し、切れ刃の異常欠損を防止、④耐摩耗性と耐欠損性に優れるCBN材種「MB730」の採用により、鋳鉄高速切削における長寿命化を実現、⑤ワンユースタイプのCBNインサートによりトータルコストを削減――である。

「国内は震災の復旧・復興のための需要により増加、輸出は堅調」需要予測まとまる 建機工

説明をする竹内会長
説明をする竹内会長
このほど日本建設機械工業会(会長=竹内紀行氏・キャタピラージャパン社長)が需要予測をまとめた。それによると、2012年度の出荷金額は、2兆2672億円(前年比10%増)となり、3年連続で増加と予測。2013年度の出荷金額は、2兆4767億円(同9%増)となり、4年連続で増加と予測した。





【国内出荷】
2012年度上期は、震災の復旧・復興に起因するリース・レンタル向け等の需要が見込まれ、油圧ショベルの前年比42%増加を始め9機種が増加すると予測し、上期計では3075億円(前年同期比30%増加)になると見込まれる。下期についてもトンネル機械を除く9機種が増加すると予測し、下期計では3591億円(同10%増)と予測。この結果、2012年度計では6666億円(同18%増加)となり、3年連続で増加すると予測。2013年度は引き続き震災の復興需要や、消費税増税を控えた駆け込み需要の増加が見込まれ、9機種が増加すると予測し、上期計では3340億円(同9%増)、下期計では3939億円(同10%増)と予測している。2013年度合計では、7279億円(前年同期比9%増)となり、4年連続で増加すると予測している。

【輸出】
2012年度上期は、新興国及び資源開発国向けの需要に加え、北米、オセアニア向けの需要が好調であるなどから、建設用クレーンの前年比29%増加を始め、9機種が増加すると予測し、上期計では7620億円(前年同期比8%増)と見込まれる。下期にういても7機種が増加すると予測され、下期計では、8386億円(同5%増)と予測し、この結果2012年度合計では、1兆6006億円(同6%増加)となり、3年連続で増加すると予測している。この好調は、2013年度も継続し、2013年度上期は前年同期比10%増加、下期は前年同期比9%増加し、この結果、2013年度合計では1兆7488億円(同9%増加)となり、4年連続で増加すると予測している。

*日本建設工業会が本年7月時点で正会員である建設機械メーカー68社を対象に実施した需要予測結果を取りまとめたもの。予測機関とした2012年度上下期と2013年度上下期の4期に関して、建設機械を10機種に区分し、国内及び海外への出荷金額をアンケート方式により予測調査をしたものであり、今回で42回目の調査となる。

金型関連技術発表講演会を11月14日(水)に開催 日本金型工業会東部支部

日本金型工業会東部支部技術委員会主催の第40回金型関連技術発表講演会を下記要領で開催する。新しい技術開発や熟練技能の向上に積極的な金型ならびに金型関連メーカー12社が、自社で取り組んでいる最新技術や熟練技能を発表する。 また、「世界で勝ち残る技術経営戦略」をテーマに、若手経営者によるパネルディスカッションも行う。なお、金型工業会会員は参加費が「無料」になるが、40回目を記念し、今回は特別に会員外も「無料(通常2万円)」としている。ただし、日本国内に本社機能をもたない企業の申込はできない。【開催日時】 平成24年11月14日(水)午前10時00分~午後5時30分 。*終了後、午後5時40分~7時00分まで8階レストランで懇親会を開催する。【会 場】 五反田、ゆうぽうと 7階 重陽の間(定員180名) 〒141-0031 東京都品川区西五反田8-4-13 TEL:03-3490-5111 JR「五反田駅」西口徒歩約5分、東急池上線「大崎広小路駅」徒歩約1分 地図 http://www.u-port.jp/access.html*懇親会の参加費は、会員2,000円,会員外4,000円。 支払は会員が当日現金、会員外は事前に振込むこと。【問合せ先・申し込み先は】n.suzuki@jdmia.or.jp まで。

森精機 IMTS 2012最大の出展ブースに40台を出展

森精機製作所が9月10日(月)~15日(土)の6日間、アメリカ・シカゴで開催される“IMTS 2012”に出展メーカー中最大となる約3,000 m2のブースにて40台を出典する。“The Most Machines. The Sharpest Technologies. The Perfect Cut.”(最多の出展機、先進の技術、完璧な加工)をテーマに40台の工作機械を展示し、全ての機械でデモ加工を行う。

今回は、旋削機能やパレットチェンジャなど多様な技術を融合したギルデマイスター社製の5軸マシニングセンタを11台展示し、工程集約や省人化など、欧州市場で鍛えられた技術が生産性の向上をアピール。次世代コンパクトマシニングセンタMILLTAP 700を用いた自動化システムや最大加工長さが4 mを超える大型複合加工機NT6600 DCG/4000BSや、旋盤、マシニングセンタ、超音波加工機、レーザ加工機も合わせて出展し、自動車、航空機、建設機械、医療機器、金型、エネルギー産業など、あらゆる業種の最新の加工事例を紹介する。

森精機 天津工場建設の鍬入れ式を開催

森精機製作所(社長=森 雅彦氏)は、現地時間8月17日(金)、天津工場建設に向けた鍬入れ式を中華人民共和国天津市の天津工場建設予定地で行った。式典には、天津市経済技術開発区の何樹山主任始め、来賓および関係者約80名が出席した。

森社長は、「中国での販売をスタートして約20年で初めて製造拠点の建設を決定した。現在中国での売上は全体の10%程度だが、天津工場での生産を通して20%まで高めたい。また、完成機のみならず、部品の製造拠点としても日本・米国の工場へ供給したい」と今回の天津工場建設について述べた。

天津工場の概要
(1)所在地 :中華人民共和国天津市天津経済技術開発区西区
(2)敷地面積 :約90,000 ㎡
(3)建物面積 :約24,000㎡ (第一期予定)
(4)操業予定 :2013年9月
(5)総投資額 :約40 億円 (第一期予定)
(6)生産品目 :横形マシニングセンタ他を予定
(7)生産能力 :100 台/月 (第一期予定)
(8)従業員 :200 名 (第一期予定)

完成予想図

ゼネテックが3次元CAD/CAM「Mastercam」用ミーリング加工自動化オプション「GC Mill Express V1.2」をリリース!

ゼネテック(社長=上野憲二氏 本社:東京都新宿区)は、3次元CAD/CAMシステム「Mastercam」専用のミーリング加工自動化オプション「GC Mill Express」の新版となる「同V1.2」をこのほどリリースした。

「GC Mill Express」は、高い汎用性を持つMastercamの使い勝手をさらに強化するツールとして昨年リリースした同社独自開発のツールパス作成自動化オプション」。このオプションでは加工対象となるCADデータに対し、登録済みの加工パターンを割り当てていることによって自動でミーリング加工のツールパスを生成することができ、ツールパス作成の作業工数を大幅短縮することができる。このほどリリースした新版では、導入ユーザーから寄せられた声に基づく多数の機能強化と同時に、同社がこれまで培ってきた加工ノウハウを凝縮した独自の加工パターンをダウンロード提供するなど、オプションの使い勝手をさらに向上させる改善が図られた。価格は20万円(税別)で、最新バージョンのMasterMill(マシニング用CAM)上で操作する。

ヤマザキマザックが「 中日本フェア」を9月6日(金)から開催

ヤマザキマザック(社長=山崎 智久氏)が、 9月 6日(金) ~ 7日(金) の2日間、ヤマザキマザック美濃加茂製作所ワールドテクノロジーセンタ(岐阜県美濃加茂市蜂屋町中蜂屋山崎333)で「ヤマザキマザック中日本フェア」を開催する。コストパフォーマンスに優れた高機能 多面加工機/複合機や環境対応を追及したスマートシリーズなどが展示され、セミナーも充実した内容となっている。【セミナー(予定)】●9月 6日(木)・10:30 ~ 11:30「MAZAK新製品セミナー」1.新時代複合加工機VRX-J,INTE-Jの紹介2.次世代レーザ OPTIPLEX3015Fiberの紹介・13:00 ~ 14:30「航空機 難削材部品加工への挑戦」講師:三菱マテリアル(株) 超硬製品事業部販売企画部 部長補佐 伊藤 正昭氏 ●9月 7日(金) ・10:30 ~ 11:30「イマオコーポレーション 冶具セミナー」「加工冶具の改善事例と3次元データを活用したものづくりの紹介」講師:(株)イマオコーポレーション中部支店 課長 宮田 雅則氏・13:00 ~ 14:30「日本のものづくりは世界に冠たるもの 自信を持って仕事に励もう! ~海外の動向と日本のものづくりを考える~(仮題)」講師:政策研究大学院大学 橋本 久義氏