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イスカル 5コーナー仕様の「PENTACUT」に17タイプを追加、好評発売中

イスカル社が5コーナー仕様の「PENTACUT」に17タイプを追加、好評発売中である。
星型のチップ形状が特長のPENTACUTシリーズは、突切・溝入・旋削・ねじ切り・端面溝入など、様々な加工に対応する多機能工具。2003年の24タイプ発売以来、改良とレパートリー拡大を続け、2008年にはより大径の突切に対応する34タイプを追加。そしてこのほど、より小さなパーツの加工に対応する17タイプをラインナップに追加した。
PENTACUTは高剛性クランプシステムと強化タイプチップの組み合わせにより、非常に高い条件での加工が可能。また、ホルダーの両側面からアクセスが可能で特殊なチップスクリューにより、自動盤の様な狭い機内でも簡単迅速なチップ交換を実現する。
ホルダー・チップともに豊富なレパートリーで、様々な加工に対応するのはもちろん、特殊形状の制作事例も豊富で、加工現場の生産性向上に柔軟な対応が可能である。
最新の17タイプは、自動盤での加工に最適なショートヘッドホルダーを採用。24/34タイプの長所を受け継ぎつつ、さらにPENTACUTの加工対応範囲を拡大する。
■レパートリー


チップ : PENTA 17/24/34...
17タイプ チップ幅 : 0.25-3.18mm、最大加工深さ : 4.0mm
24タイプ チップ幅 : 0.5-5.0mm、 最大加工深さ : 6.5mm
34タイプ チップ幅 : 1.5-4.0mm、 最大加工深さ : 10mm
ホルダー
PCHR/L 一体型 PCHPR/L 直角タイプ
PCHBR/L ブレード PDADR/L 交換式アダプター
PCHRS/LS スラントタイプ

「DMG森精機アカデミー浜松」がオープン!

去る4月26日、DMG森精機 「DMG森精機アカデミー浜松」(静岡県浜松市東区篠カ瀬町1168)がオープンした。同社では、これまで製造業における若手技術者の育成と、顧客のNC機械導入時の立ち上がりを円滑に行うことを目的として、東京都江東区、三重県伊賀市、愛知県名古屋市の3か所で各種スクールを開催していたが、このほど全国5か所(浜松、金澤、仙台、岡山、福岡)に研修施設を新設し、工作機械や自動化に関する様々なコースを対面式で開催することで、より多くの顧客や学生に最寄りの場所で同社製品に触れるチャンスを拡充した。
当日はオープンセレモニーが開催され、メディアや顧客、学校関係者などが多数参加した。
「工程集約」「自動化」「デジタル化」を学べる施設


オープンに先立ち、DMG森精機セールスアンドサービスの丹波 優社長があいさつをした。この中で丹波社長は新設の目的として、「東京など3拠点でスクールを開催していたが、さらなるインパクトを求めて2018年から全国で5軸加工のプログラミング、実加工をするプライベートレッスンを実施してきた。現在5年目となるが、全国200か所で200台の『DMU50』を設置し、6,000人以上を集客している。今回の目的は、多くの顧客に求められた機械を100%有効活用していただくために、各種スクール、トレーニングを実施するのがこのアカデミーの内容である。」と述べた。このアカデミーは、学生にもスクールを開催し、トレーニングをする予定だという。また、金沢が本年6月、仙台が本年8月、岡山は来年の5月、九州にもアカデミーを新設し、各種トレーニングを実行する予定。

続いてデジタルソリューションや教育(アカデミー)の企画を担当しているテクニウムのブルーメンシュテンゲル・健太郎社長が施設とスクールの内容を説明した。それによると、「5軸加工や複合加工はなじむ必要があるので、これらを学べるように工程設計アドバイザーというeラーニングプログラムを昨年つくった。100種類のワークを割り出し5軸でひとつひとつの工程構築を学べるようになっている。ワークも複雑化し多軸になってくることを受け、昨年リリースしたソフトウェア『CELOS DYNAMICpost』で、確実に問題なく加工できることをシミュレーションできる。加工の最適化を体験できるものである。」と述べた。また、自動化についても、ロボット操作のトレーニングを受けられるようになるという。
DXに注力


今回、特に注力しているのはDXで、グループ会社のT Projectが実施している『TULIP』で人の作業をデジタル化、IoT化するためのプラン候補からの両方で多様性に優れ非常になじみやすい点を全体的に説明していた。
同拠点には、5軸加工機『DMU 50 3rd Generation』、複合加工機『NTX 1000 2nd Generation』をはじめ同社製工作機械を複数台設置するほか、デジタル・トランスフォーメーション(DX)ツールであるTULIPや、三次元測定機などを備え、経験豊富なDMG MORIエキスパートによるプライベートレッスンを顧客のスキルに応じて丁寧に提供するとしている。

eラーニングと実習を組み合わせた、より効果的・効率的な教育を実現する「デジタルアカデミー」も導入し、顧客には各自eラーニングにて座学を学習し、週末に実機でのトレーニングを組み合わせるなど、より柔軟なスケジュールで参加することが可能になった。
同拠点では、毎月2回ほど4~5日間のプログラムを開催する。
■DMG MORI ACADEMY 浜松概要
開設時期 :2023年4月26日
住 所 :静岡県浜松市東区篠ケ瀬町1168
建物面積 :680㎡ 2階建て
フロア詳細 :1階―機械、スクール教室、2階―オフィス
展示内容 :DMU 50 3rd Generation、NTX 1000 2nd Generation、MATRIS Light、TULIP、他
タンガロイ ヘッド交換式エンドミル『TungMeister』用溝加工、ねじ切りヘッドに「GH730」材種を、 面取り、ラフィング用ヘッドに「AH715」材種を拡充

タンガロイはこのほど、ヘッド交換式エンドミル『TungMeister』の溝加工、ねじ切りヘッドシリーズに「GH730」材種を、面取り加工用およびライフィングタイプに「AH715」材種を拡充し、発売を開始した。
『TungMeister』(タング・マイスター)は、スクエア型、ボール型、Tスロット型等の多様なヘッド形状と豊富なシャンクとの組合せで、あらゆる加工に対応可能なヘッド交換式エンドミル。工具交換時間も従来のソリッドエンドミルの1/10程度に短縮でき、機械のダウンタイムの大幅な短縮を実現する。
今回、この『TungMeister』シリーズの溝加工用VST形・VTB形、ねじ切り加工用VTR形ヘッドに「GH730」材種を拡充。「GH730」は、耐摩耗性に優れた被膜と靭性の高い専用母材を組み合わせたPVDコーティング材種で、従来のGH130材種に比べ耐摩耗性が大きく向上しており、溝加工やねじ切り加工において、安定した長寿命を実現する。
また同時に、面取り加工用VCP形ヘッド、ラフィング用VEE-R形ヘッドに「AH715」材種を拡充した。「AH715」材種は特に耐摩耗性に優れており、高速加工においても安定した長寿命が期待できる。
この「GH730」、「AH715」材種の拡充によって、小型部品の面取り加工、溝加工やねじ切り加工での寿命延長が可能となり、生産効率の向上に大いに貢献する。
■主な形番、標準価格(税抜き価格)
・VST177W3.00R020-3S06GH730:5,310円
・VTR160L12IS05-3S06 GH730:7,500円
・VCP120L12.0A45-02S08 AH715:7,980円
・VEE100L07.0C30R04S06AH715:9,030円
(計69アイテム)
サンドビック・コロマント 日本にサンドビック・コロマント・センターを新設

サンドビック・コロマント(本社:スウェーデン-サンドビケン、社長:ヘレン・ブロンクビスト)がこのほど、愛知県名古屋市中川区に日本で初となるサンドビック・コロマント・センターを新設することを決定したと発表した。
サンドビック・コロマント・センターは、生産性、用途、機械加工、製造研究においてワールドクラスの施設。この投資により、市場機会の獲得、顧客サービスの改善、さらにアジアの他の市場との協力による相乗効果の増大を目指す。
新しいサンドビック・コロマント・センターは、知識の共有、スキルの向上、R&Dテストおよび顧客プロジェクトの中心的な拠点になる。サンドビック・コロマント・センター名古屋は、デジタル・ライブ・マシニング(DLM)を使用して、世界中の金属切削とデジタル加工を進歩させるために、人々を物理的および仮想的に結び付ける上で重要な役割を果す。
日本は戦略的に重要な市場
「日本はサンドビック・コロマントにとって戦略的に重要な市場です。日本においてサンドビック・コロマントのブランドをさらに強化し、競合他社との差別化を図り、市場機会を獲得するためには、サンドビック・コロマント・カンパニーの営業本部のある名古屋にサンドビック・コロマント・センターを新設することが極めて重要です。名古屋は、日本と日本の製造業の中心地であり、日本全国やアジアの他の市場にもアクセスしやすい場所です。新しいセンターには、セミナールーム、総合的なショールーム、最新の工作機械、世界中の人とライブでリアルタイムにコラボレーションできるトレーニングと機械加工のデモンストレーションを配信するためのデジタル・ライブ・マシニング・システムがあります。私たちは、お客様やパートナーに完全一体型の顧客サービスを提供できるようになります」と、セールスエリア・サウス・アンド・イースト・アジア(以下、SASEA1)のジェネラルマネージャーである山本雅広氏は述べている。
愛知県は多くの製造拠点や大学などの研究機関も多数集積
愛知県は、2022年に都道府県別GDPが東京、大阪に次いで第3位、製造品年間出荷額は1977年から44年連続(2021年現在)で全国1位となる日本の産業の中心都市。愛知県は、日本の自動車産業の本拠地であり、航空宇宙産業の主要な生産拠点である。愛知県のロボット製造業は、年間製造品出荷額、事業所数、従業員数で全国トップクラスの集積度を誇り、大手ロボットメーカーの開発・製造拠点に加え、大学などの研究機関も多く存在する。新しいサンドビック・コロマント・センターでは、デジタル加工ソリューションである「CoroPlus®」の最新情報を紹介し、最近新しいセンターを開設したメキシコ、ブラジル、イタリア、トルコ、ドイツ、米国での経験を活用する。また新センターは、断熱効果の高い建材の使用や陽ざしを考慮した間取りなどで電気代の節約を図るとともに、CO2の削減・地球温暖化の抑制など当社のサステナビリティの戦略に沿ったものとなる。
なお、新しいサンドビック・コロマント・センターの開設は、2024年3月末までに完了する予定。
ダイジェット工業 「ハード 1面達」新発売!

ダイジェット工業はこのほど、高硬度材の面取り加工が可能な先端角90°ソリッド面取り工具「ハード1面達」(SFSV形)を発売した。
この製品は、金型や金型や部品加工において多く使用される面取り加工用工具の高硬度向けを新規ラインアップしたもので、3枚刃仕様にすることで高精度、高能率化を実現した。
〈特長〉
①高硬度材( 70HRC )の 面取り 加工が可能な 先端角 90 ソリッド面取り工具。面取り加工だけでなくV溝加工・穴面取り加工・センタリング加工も可能。
②3枚刃を採用することで高能率・長寿命化を実現。
③先端部を鈍角にした2段先端角により、刃先剛性を確保し高能率な溝加工が可能。強ねじれ形状で高硬度材はもちろんその他被削材に対しても高能率加工が可能。
④高速回転における剛性と精度を有した焼きばめホルダやハイドロツーリングに適応可能なシャンク 精度(h5)を有する。
■サイズ・価格(税抜き)
・形番・サイズ:SFSV形 φ1~φ129形番)
・標準価格:8,400円~23,000円
アマダ 新製造DXソリューション「LIVLOTS」販売開始

アマダが製造現場を支援する新たな DX ソリューション「LIVLOTS(リブロッツ)」の販売を開始した。
「LIVLOTS」は、顧客の事務所やプログラム室、加工マシン、製造現場をシームレスにつなげ、工場全体で製品ごとに進捗や作業時間などをより正確に把握するなど製造現場のデジタル化を加速し現場を支援する。
現在、世界規模で少子高齢化に伴う労働者不足や熟練技能の継承の問題に加え、急速なデジタル技術の発展により製造現場での DX への対応が喫緊の課題となっている。同製品は、新しいCAD・CAM「VPSS 4ie」と、加工マシンを数値制御するNC装置「AMNC 4ie・3i」と連携し、ヒト・モノ・コトをデータでつなぐ。
板金加工製品を製造するために必要な情報を、誰でも必要な時に確認でき、工場では最適かつ効率的な製造を可能にする。多種多様な生産活動における手間を削減し、経験の浅い人でも効率的に生産性の向上を図ることができる。
「LIVLOTS」の主な特長
1.「VPSS 4ie」と「AMNC 4ie・3i」との連携で正確な製造進捗や実績を把握
従来、生産管理システムの手配からプログラム作成、マシン操作は情報伝達を手配書や指示書などの紙を使用して作業していた。アマダグループは新しい CAD・CAM「VPSS 4ie」、マシンの NC 装置「AMNC 4ie」を開発し、「LIVLOTS」で情報を連携させることで製作手配情報を瞬時に伝えることを可能にした。生産管理システムから手配をかけると、「LIVLOTS」を通じてプログラム室に手配情報がリアルタイムに伝わる。プログラム室では手配情報と加工マシンの負荷を確認してプログラムを作成、加工マシンへの指示として現場に送られる。現場では、作業の一覧を加工マシンの操作パネルでも確認でき、さらにそれが優先度順に表示されるため、特急品の見落としも防ぐ。これにより、工程ごとの仕事の流れを可視化でき、従来よりもスムーズなデータの連携が可能になった。

2.製造状況や加工マシンの状態を把握
工場の製造状況や、負荷状況を全体的な視点で分析・可視化し、工程や設備ごとに 作業量の把握や着手、完了情報から工場全体の進捗管理が可能になるため、現場の進捗状況に応じて生産計画を調整できる。また、マシンを使わない工程も簡単に実績値を入れることができ、製品原価の把握ができるので過去に作成していればその原価が表示され、見積との実績比較が可能。さらに、各製品・マシン工程ごとの CO2 排出量を可視化できるため、カーボンニュートラルに向けたモノづくりをサポートする。

3.加工後の仕分け作業を効率化
仕分け場ではタブレット端末から、ブランク加工済みのシート一覧を確認でき、シートを選択すると、パーツごとに色分けして表示する。パーツはパレットと台車を紐づけて登録できるため、次工程以降パーツが工場のどこにあるのか容易に確認でき従来のように部品を探したりする手間がなくなる。

工作機械技術振興財団 第44次工作機械技術振興賞および試験研究助成の対象を選定
工作機械技術振興財団(代表理事=牧野二郎氏)はこのほど、第44次工作機械技術振興賞と試験研究助成の対象を選定した。
同財団は、工作機械関連技術の向上促進を目的に、牧野フライス製作所創業者故・牧野常造の私財を基金として、1979年に設立されもので、今回は、工作機械技術振興賞・論文賞5件、同・奨励賞7件同・人材育成賞3件ならびに試験研究助成11件を選定した。
その他、同財団では、海外国際会議の参加・開催支援も行っており、2023年6月期は12件の助成を行っている。
今回の選定を含め、贈賞・助成は累計1,127件(2,943名)、総額11億2,896万円となる。同財団では6月22日に贈賞式を第一ホテル東京(東京都港区)で開催し、各賞の授与ならびに工作機械技術振興賞・論文賞を受賞した山田洋平氏(埼玉大学大学院助教)および鎌田陽氏(東京農工大学大学院博士課程)による講演を予定している。
DMG森精機 年度売上収益5,000億円達成に自信!

DMG森精機(社長:森 雅彦氏)は、2023年12月期第1四半期(1月~3月)の連結決算を発表した。
当第1四半期連結業績は、売上収益1,232億円、営業利益97億円、税引前四半期利益85億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益63億円となった。
当第1四半期の連結受注額は、当初、前年同期比10%減程度と見込んでいたが、実績は1,453億円で同3.2%減と期初想定以上の受注水準になり、前四半期比では32%の大幅増となった。これらは、5軸加工機、複合加工機などの工程集約機を中心に自動化、フルターンキー化、DX(デジタル・トランスフォーメーション)、GX(グリーン・トランスフォーメーション)を実現するMX(マシニング・トランスフォーメーション)への需要が堅調なことに加え、顧客への付加価値提案力が向上し、機械1台当たりの受注単価が56.1百万円(2022年度平均:49.8百万円)へと大きく上昇したことが主な要因となった。また、連結受注の約20%を占めるサービス・補修部品の受注額も前年同期比24%増と寄与した。
地域別受注は、前年同期比、日本(構成比:13%)が3%減、米州(同:17%)が22%減、欧州(同:51%)が2%減、アジア他(同:5%)が7%減となった。他方、中国(同:14%)は33%増となり、受注額も四半期として過去最高水準となった。産業別の需要は、エネルギー関連が大きく伸びたほか、宇宙、航空、医療、EV関連も堅調に推移し、半導体製造装置関連向けの工作機械需要も堅調に推移している。
同社は、2023年から2025年を期間とする「中期経営計画2025」でも掲げているとおり、工程集約・自動化・DX・GXにより、顧客へより付加価値の高い製品、システム、サービスを提供することを目指している。顧客の加工ニーズへのソリューションを一気通貫で提供できる企業として基盤強化に取り組んでいる。
また、同社は持続可能な社会を目指し、人と自然が共生できる社会、資源循環型の社会に向けた取り組みを行っており、同社最大生産拠点である三重県・伊賀事業所の第1期太陽光発電システム導入工事が完了し2月より発電を開始している。今後、2024年2月より第2期、同12月より第3期と追加してくことにより、伊賀事業所の年間電力需要量の約30%を賄う予定になっている。さらには2025年2月には奈良事業所へも導入し、再生可能エネルギーの活用拡大に取り組み、CO2排出量の削減を加速させ、カーボンニュートラル社会の構築に貢献するという。
一方、同社は「よく遊び、よく学び、よく働く」を経営理念に掲げ、会社を挙げて従業員の健康維持・増進に取り組んでいる。2018年には12時間勤務間インターバルの義務化、2019年に全従業員に人間ドック式の健康診断を導入、2020年に敷地内全面禁煙に踏み切るなどの施策を推進し、このたび、経済産業省と日本健康会議が共同で選定する「健康経営優良法人2023」の大規模法人部門・ホワイト500に認定され、従業員の心身のさらなる健康向上に弾みをつけた。
ダイジェット工業 大幅な増配!
ダイジェット工業(社長:生悦住 歩氏)は、2023年3月期の決算(連結)を発表した。
同社グループは、新型コロナウイルス感染症の諸制限が徐々に緩和されるなか、リモートによる商談打合せ、WEBセミナー、メールやSNSによる商品紹介など新たな営業活動を推進し、ウィズコロナ下での対面による営業活動も増やしつつ販売の拡大に努めてきた。
切削工具では、新製品の開発に注力し、新コーティング「DSIコート」、肩削り加工用工具「SIC-EVO」などの新製品に加え、注目のソリッドドリル「ストライクドリル」に加工深さ8Dタイプ、ロールタップ下穴用などラインナップを拡充して発売に努めた。また、耐摩耗工具では、独自開発した材料のサーメタルにおいて、滑り性・耐酸化性・低熱伝導率・軽量などの特長を活かして、従来の金型では対応できない領域で成果をあげている。
その結果、売上高は前年同期比9.1%増の8,803百万円と伸長した。収益面では、売上高の増加や売上原価率が改善したなどにより、営業利益は288百万円(前年同期10百万円)、経常利益は312百万円(同19百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益は362百万円(同64百万円)と増収増益を達成した。
製品別売上高は、焼肌チップが678百万円(前年同期比2.0%減)、切削工具は7,106百万円(同10.0%増)、耐摩耗工具996百万円(同10.4%増)となった。
輸出については、前年同期比18.1%増の4,697百万円となり、地域別では、北米向けが1,060百万円(同32.6%増)、欧州向けが1,262百万円(同14.0%増)、アジア向けが2,336百万円(同14.7%増)、その他の地域が37百万円(同16.8%増)で、輸出割合は前年同期に比べ4.1ポイント増加して53.4%となった。
今後の見通しは、ウィズコロナのもと、対面による営業活動も増やしつつ、オフィシャルサイト、SNS、アプリケーションなどのメディアや販売網を通じて顧客ニーズをつかみ、集めた情報を活かした戦略的な営業活動に邁進し、通期連結売上高は9,200百万円、営業利益350百万円、経常利益350百万円、親会社株主に帰属する当期純利益300百万円を見込んでいる。次期の為替レートは、1米ドル130円、1ユーロ140円を想定している。
なお、業績に応じた利益配分を行うため、当期期末配当を前期1株当たり15円から25円に大幅な増配を予定している。
アマノ 業務用ロボット掃除機「RSrobo」 新発売

アマノはこのほど、大型ショッピングセンターやスーパーマーケット等の商業施設、物流倉庫、工場などの床面に対して高い除塵能力を持つ業務用ロボット掃除機「RSrobo(アールエスロボ)」の発売を開始した。
同社は、2014年3月に自律走行式のロボット床面洗浄機「SE-500iX」を発売し、日本国内では初めて本格的に業務用ロボット清掃機の事業展開を開始しているが、その後3機種の清掃ロボットを発売し、清掃作業員の人手不足対策や清掃作業効率化によるコスト削減を支援するための製品を開発してきたが、昨今の高まる清掃ロボットへのニーズを受け、採用企業から要望の多かったスイーパー(除塵)タイプの清掃ロボットを発売するに至った。
性能は、「スクラバー(洗浄)タイプの清掃ロボットEGrobo」の安全性や操作性を踏襲し、集塵機で培った除塵技術を採用することで、掃除機としての性能を高めた製品となっている。
清掃幅は、925㎜と業界最大級で、清掃能力2,775㎡/Hを実現。バケット容量も30L(有効容量20L)と大きいため、大型施設の除塵に導入効果の高い製品となっている。
また、清掃ロボットクラウドサービス“AMANO Robot Cloud”により、ロボットの運行状況や稼働状況のパソコンやタブレットでの閲覧、及び、クラウド上で清掃ルートの変更も行えるため、現場管理者の大幅な工数削減に繋がる。
【販売価格】 本体価格:4,600,000円(税別)、保守費用(月額):38,000円(税別)