見所満載INTERMOLD2013!

17日(水)に東京ビッグサイトで華々しく開催されたINTERMOLD2023は見所満載です。
ブラリと見てみればものづくりのトレンドを知ることができるわよ。

展示会ってね、各社の一押し商品は当然展示してあるけれど、まだ世の中に売り出していない最先端のものが置いてあることもあるんですよ。こういうのは、たいていひっそり置いてあるの。
だから、そういうのを見つけ出すのもちょっと楽しいわよ。

というわけで、まだ見ていないアナタのためにザッとですがトレンドを教えてあ・げ・る(●∀●)☆

愛知産業さんといえば、ハームレね。もちろん展示してありました。その横に5軸の治具が置いてありました。3mmしか掴みシロがないシロモノなんです。廃材が少なくて済むスグレモノなのですよ。今では有名なハームレですが、まだ日本に浸透していない頃、当時のハームレ担当者だったK部長(現常務)が相当ご尽力をされていることを知っております。今では5軸加工がもはや当たり前化していますが、当時はまだ未知数のマシンであり、営業努力の大切さを知ることができました。

イワタツールさんはトグロンハードドリル。金型メーカーの要望から焼き入れ鋼の深穴ができる工具が欲しいとの要望から生まれた工具です。三洋技研さんのワークサンプルも見事なもので、これも見所のひとつ。

オーエスジーさんのブースに立ち寄ると、あらっ! 海外の工業会ご一行が見学に来ていました。「フェニックスシリーズ」に注目が集まっていたようで、他にも来場者の皆様が興味を示されていました。

大阪機工さんは「VM53R」。リアルに削りを追求したOKKさんらしいマシンです。

ダイジェット工業さんは、高硬度材ゾーンをつくっていて、高硬度材の加工に貢献する工具をズラリと並べてありました。

大昭和精機さんは、ハイドロチャックに先端穴から給油できるジェットスルータイプを展示。ところで大昭和精機さんは淡路に工場がありますが、13日(土)の早朝に大きな地震がありました。ニュースをみて「あ、BIGさんの工場があるところだ!」と心配しておりましたが工場も社員の皆様も無事だということでした。ホッと一安心です。

ナガセインテグレックスさんは超精密成形平面研削盤「SGC630α」に要注目。“新しいナガセの顔”とも言える最高傑作ともいえるマシンのようです。ナガセさんはサンプルもたくさん展示してありました。なかでも伊藤製作所さんのサンプルは良かった! 

日進工具さんは、レンズ形状に鏡面加工をしたものがありました。え? 研削か切削か? って感じ。詳しいことは日進さんのブースに足を運んでその目で確かめてみて下さい。新しい技術がありました。

日立ツールさんは近日発売の「アルファボールプレシジョンマルチフルート」に注目ね。インサートタイプで4枚刃はなかなか無いわよ! 

牧野フライス製作所さんは、相変わらずたくさんの来場者で賑わいをみせていたわ。大きな「MCC2013VG」に人だかりが! ちょ、ちょっとアタシにも見せてってなもんで、カメラを構え蟹歩きで動くワタシ。乗っかってるワークにも注目してね。そうそう、人気の「D300」も展示していたわよ。

三菱マテリアルさんは「MSplusエンドミルシリーズ」。ロングネック232アイテム増!

森精機製作所さんには、ワタシが最も興味津々なゼロチップマシン「NVX5100Ⅱ/40」が。これは加工時に発生する粉じんを加工時に刃先から吸引して回収するゼロチップを搭載し、切りくずの堆積が課題となる深堀り加工に威力を発揮。粉じんの回収により機内の清掃時間を大幅に削減でき、非加工時間の短縮、保守性向上を実現するもので作業者の健康にも配慮したマシンです。

安田工業さんは、「YMC430Ⅱ」に桜の絵が描かれていました。マシンに絵が描かれてるなんて斬新ね! これは安田社長のアイデアなんですって。春らしくてステキだったわ!

ユキワ精工さんは、グッドデザイン賞2012 グッドデザイン・ものづくりデザイン賞受賞 中小企業長官賞を受賞した「グリーンG1チャック」のほか、CNC円テーブルが展示されていました。

碌々産業さんは、「MEGA S」。碌々さんの展示にはいつも感心するんですが、小さな心配りがいっぱい詰まっているんです。機能だけでなく、そこに美しさを求めるんですね。実際にぜひ足を運んで見学してほしいブースです。

初日にレセプションパーティが開催されました

さぁて、明日は伊賀に出張です。体力を温存すべく今日は禁酒(●∀ー)
とっとと風呂に入ってパックして寝ることにしましょう。