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第一測範製作所がトリモス社の新製品「V7/V9シリーズ」をリリース

 第一測範製作所(社長=木村敬知氏)がこのほどスイス・トリモス社の高性能縦型測長機「V7/V9シリーズ」をリリースした。手動測定と電動測定(モータ駆動)がこの1台で実現し、製造現場で誰もが簡単に測定が可能になる。

 「V7/V9シリーズ」は、トリモス社の長年のハイトゲージのノウハウの蓄積と最新テクノロジーを融合させた製品。V7シリーズは、製造現場における長さの基準として最適。V9シリーズは、高精度を必要とするユーザーのために開発された。

 特長は、上下両方向の精度検査BMPEにおいて、世界最高精度(1.2+L(mm)/1000µmを実現(V9シリーズ)していること。手動とモータ駆動の両方を内蔵し、測定速さ、測定の安定性など、必要に応じてワンタッチで切換えも可能だ。また、業界初のブラックマスクディスプレイ採用で、暗い現場でも視認性を確保していることも嬉しい。

 さらに、タッチパネルが大幅に使いやすくなった。グラフィックを多用し、必要な情報のみが表示され、人間工学的に間違いのないステムを採用。ボタン数お少なく、オペレータに、「複雑そう・・・」といったイメージを与えない。今まで複雑操作が必要だった2次元測定、プログラミング、統計処理機能も非常に簡単に操作でき、生産性の向上に寄与する。

 測定範囲は、400、700、1100mmの3種類。

ジェイテクトが、奈良県立橿原公苑第一体育館のネーミングライツを取得

 ジェイテクト(社長=安形哲夫氏)が、奈良県立橿原公苑第1体育館の命名権(ネーミングライツ)を取得し、このほど奈良県と正式に契約したと発表した。施設の新愛称は「ジェイテクトアリーナ奈良」となる。

 同社は1969年に奈良県内でステアリングの生産工場を操業し、40年以上奈良県内での事業活動を行っている。今回の命名権取得により、同社では、地域への貢献を果たすともに、地域の方々やジェイテクトアリーナ奈良で行われるスポーツ行事に訪れる方々に、社名の認知をさせるとともに親しみを持ってもらうことを期待している。
 
 また、Vプレミアリーグで活躍する、同社バレーボールチーム「ジェイテクトスティングス」の第2ホームとしての活用も予定しており、奈良県でのVリーグ開催を行うことで、スポーツを通じての地域貢献を果たしていきたいと考えている。

タンガロイが鋳物転削加工に最適な新CVD材種『T1215』を発売

 タンガロイ(社長=木下聡氏)が、鋳鉄転削加工用CVD材種『T1215』の販売をこのほど開始した。

 T1215は母材-コーティング界面の密着性を向上させることにより、被膜剥離等の異常損傷を抑制し安定した加工が可能。さらにコーティング被膜にタンガロイ独自の表面滑性化技術「プレミアムテック」を施すことにより、耐チッピング性および耐欠損性を大幅に向上した。また、アルミナ被膜を同社従来品よりも厚膜化したことにより、高速加工での耐摩耗性を大幅に向上させた。また、アルミナ被膜を同社従来品よりも膜厚化したことにより、拘束加工での耐摩耗性を大幅に向上させた。

■主な特長
● 普通鋳鉄やダクタイル鋳鉄などの転削加工に最適な材種
● 耐チッピング性および耐欠損性を大幅に向上し、安定加工が可能
● 母材-コーティング界面の密着性を向上させることにより、被膜剥離等の異常損傷を抑制
● アルミナ被膜を厚膜化したことにより、高速加工での耐摩耗性を大幅に向上

■主な形番と標準価格
・PNMU0905GNEN-MJ T1215 1,600円 (税込み 1,728円)
・SNMU1706ANPR-MJ T1215 2,200円 (税込み 2,376円)
・ONMU0705ANPN-MJ T1215 1,870円 (税込み 2,020円)
・TOMT150608PDER-MJ T1215 1,380円 (税込み 1,491円)

セコ・ツールズが振動を抑えて、より幅広い用途に対応する旋削/ボーリングバーを発売

 セコ・ツールズが Steadyline® 防振ツーリングシステムに、旋削/ボーリング バー用の新しいスピンドルインターフェースオプションが追加された。最新のバーには HSK-T/A63、 HSK-T/A100 および Seco-Capto™ C8 マシン側接続があり、さらに広い用途で高性能を実現する。

 HSK-T/A 接続により、HSK-T スピンドルを装備する旋盤での旋削や HSK-A スピンドルを装備するマシニングセンタでのボーリングを安定して使用できる。HSK-T と HSK-A は互換性があるが、HSK-T には駆動スロットが 1 つ装備され、よりコンパクトで、厳しい公差に対応する点が違う。HSK-T/A63 には長さ 6xD と 8xD を、HSK-T/A100 には長さ 6xD、8xD および 10xD がある。

 Seco-Capto C8 接続は、既存の C4、C5 および C6 の各サイズを補間する。長さ 6xD、8xD および 10xD を取り揃えている。

 Steadyline 旋削/ボーリングバーは、ホルダボディ内の「動的受動システム」により、過酷な条件下でも不要な振動を低減する。これにより、切り屑除去率を向上させながら、工具の負担を低減し、滑らかな仕上げ面を実現。そのため、従来のバーでは旋削/ボーリング加工が不可能だった長い突出し部を実現することができ、同じ長さの従来バーに比べて、高いレベルの切削条件に対応できるようになる。

Vero SoftwareLimitedが「VeroSoftware 名古屋テクニカルセンター」を開設

 英国Vero SoftwareLimitedが、このほど『VeroSoftware 名古屋テクニカルセンター』を開設した。 Vero Software グループは、2014年8月にHexagon社の傘下に入って以来、展示会での共同出展をはじめ、コラボレーションセミナーの開催などを各国で進めてきた。今回の『VeroSoftware 名古屋テクニカルセンター』の開設は、グループ親会社である「ヘキサゴン・メトロジー株式会社名古屋事業所」内となり、グループ会社における今後の技術的なコラボレーション展開も視野に入れている。

コマツがスマートコンストラクションの機能拡充し、施工現場の地盤リスク診断サービス「JudGe5」を開始


 コマツ(社長=大橋徹二氏)は、建設現場の課題解決のためのソリューション事業「スマートコンストラクション」において、応用地質(社長=成田 賢氏)との協業により、このほど施工現場の地盤リスクを診断する新サービス「JudGe5」を開始しました。

 「JudGe5」は、コマツのクラウド型プラットフォーム「KomConnect」において建設現場の位置情報をもとに1から5までの段階別に地盤リスクを診断するサービス。具体的には、「JudGe0」で応用地質のデータベースを基に、自然災害リスクおよび地盤リスクに関するレポートを無償で提示する。その後、顧客が更なる検討が必要と判断された場合、有料の追加サービス「JudGe1~5」で段階に応じた詳細な地盤リスクの判定や地盤情報を提供する。「JudGe5」で地盤に関する不確定要素を予め削減することで、その後の突発的な対応に伴う工数およびコストの増加を防ぐ。

三菱日立ツールが「2016年度東日本三菱日立ツール報告会」を開く

 三菱日立ツール(社長=増田照彦氏)は、6月14日に東京都内の浅草ビューホテルで「2016年度東日本三菱日立ツール報告会」を開催した。第一部では、「モチベーション創造セミナー」をテーマに、伊藤太陽 JTBコミュニケーションデザイン・HRソリューション事業部モチベーション&グローバル局局長 シニアコンサルタントが講演をし、モチベーションについての重要性を述べた。

今年度は4%増の売上げ計画

あいさつをする増田社長
あいさつをする増田社長
 第二部の報告会では冒頭、増田社長が、「三菱日立ツールの本社は大相撲、国技館、ちゃんこ鍋、江戸東京博物館、吉良上野介、隅田川の花火が有名な東京・両国にある」と会社の概要を説明したあと、自社の入口に飾ってある帯の糸でつくられた大きなアート作品について触れた。「この作品は、皆様に販売していただいた、一個のエンドミル、一個のインサート、一本のノンステップボーラー、それが大きなまとまった量になり、お互いの利益の源泉になる、というものに似ている。大切なことは、この作品が通過点であるということ。まだまだ糸を積み重ねていきます。終わりのない作品。永遠なる過去から永遠なる未来へ、まさにどんどん時が流れていくように糸が重なっていきました。これからも重なっていきます」と、三菱日立ツールの世界観を述べた。また、会社創業から1年が経過したことに対し、「この1年間の皆様方のご支援に対して、改めて感謝を申し上げます。また、お声がけいただいた各地区に出向き、今まで7ヶ所、のべ300名の方に直接お話しをさせていただいた。この先も300名ほど予定が入っている。今後もあちこち回させていただきたいと願っている」と話した。

 業績については、「一昨年の実績より、売上げで10%アップ、営業利益で19.2%増となった。今年度も4%アップの売上げ計画を組むことができた。私たちの力以上の結果となったと感じている。今年度の見通しだが、世界を取り巻く環境、日本を取り巻く情勢は、中国の問題、自然災害、不祥事など、決して余談を許さない状態である。アメリカのガードナー・リサーチ社によると、今年度の工作機械の世界市場動向は、昨年よりさらに10%マイナスであるという予測がされているが、地域によるバラつき、強弱は当たりまえ。先が見通せた時代は、少なくとも私がこの工具業界に身を置いている40年間にはなかった。つまり、いつの時代も余談を許さないと言い続けてきた。だから、面白いのだ」と説明した。

営業概況と方針を説明する矢倉営業本部長
営業概況と方針を説明する矢倉営業本部長
 続いて、営業概況並びに方針を、矢倉 功・取締役営業本部長が説明をした。それによると、「①製品と自分に誇りを持とう、②選ばれる営業であれ」を営業本部長方針とし、2016年度の営業本部方針を、①新商品による新規開拓と拡販、②各種プロモーションによる拡販、③おもてなし度アップによりお客様にファンになって頂く、④新営業体制による、種まきから刈り取りのスピードアップ、とし、「営業体制強化のための体制を変更した」と説明をした。目的と役割について、「営業本部長は、トップマネジメントとして事業全体の把握と将来への意志決定。具体的には、考え行動し、矢面に立つ、情報集約、製造本部長・工場長との連携強化など。営業部長は、担当地域の全責任を負いつつ横の連携を強化すべく、海外部を二部製に分割し、より地域文化に精通した営業体制を目指す。また、国内は引き続き流通も含めた一本化体制を継続する」とした。

 

国内営業概況を説明する大森理事
国内営業概況を説明する大森理事
大森巌治・理事 国内営業部長が、国内営業の概況を説明した。それによると、国内事業所を5ブロック制として新たな営業体制を組んだとした。また、国内受注については、超硬ドリルが伸びており、拡販のためのキャンペーンでは、年間スケジュールについての説明があった。

 工場概況について、新見章彦・取締役 製造本部長兼野洲工場長、井田久晶・理事 成田工場長から生産状況や取り組み等の報告があったあと、特約店表彰が行われた。

 最後に、城戸好信・ソリューションセンター主任技師から「Hi-Pre2(ハイプレツー)」及び新製品の紹介があり第二部は終了し、場所を移して懇親会が開かれた。

 ケイズデザインラボが「3D-Mill K-650」の披露を兼ねた個別内見会を開く 

 ケイズデザインラボ(社長=原 雄二氏)が、6月13日~15日までの3日間、岩間工業所 東京テクニカルセンター(東京都大田区大森南)で、かねてから開発していた切削加工機「3D-Mill K-650」のお披露目を兼ねた個別内見会を開いた。

 「3D-Mill K-650」は、ケイズデザインラボと岩間工業所と共同での自社ブランド製品として初となるマシン。プロダクトデザイナー等、ユーザーの要望を取り入れながらつくった機械だ。原社長は、「ものづくりをさらに身近に感じていただき、製造現場を盛り上げていきたいという思いからつくられた機械です」とのことで、マシンの随所に独自性が見られた。



造形の様子をのぞき込めるデザイン。視認性も高い。
造形の様子をのぞき込めるデザイン。視認性も高い。
 注目すべきは、岩間工業所社製の独自のコントローラ。操作部分はWindows10のタブレットを採用しているので、SIMをさして、リモート・コントロールが可能という非常に珍しい仕様なのだ。別のアプリとの連動や遠隔制御など、IoTを視野に入れた連携ができるようになっている。

 また3Dプリンタでは困難だった大きなサイズにも対応しており、X:650mm×Y:450mm×Z:200の広い造形エリアも魅力。さらに、分解能は0.001mm、位置決め精度は0.015mm/300mm、繰り返し位置決め精度は0.005mmと微細形状の加工もお手のものだ。

 造形の様子をのぞき込めるデザインや、ドアインタロック等にも、使いやすさを追求した外装デザインは、視認性が高く、ものづくりをさらに楽しくさせる工夫が詰まっている。

「若い方たちに積極的にものづくりを楽しんで欲しい」と原社長。
「若い方たちに積極的にものづくりを楽しんで欲しい」と原社長。
 「切削の良さは見直されている。ものをつくろう、という動きが盛んになっている。コンパクトでありながら高いスペックを持ち、初心者でも操作ができる手軽なマシンを提供することで、若い人達やものづくりに興味のある方をどんどん取りこんでいきたいですね。日本のものづくりの世界に新しい角度から入ってくる人達の最初の入門機として使って欲しい」(原社長)

早くも「こういうのを待っていました!」という問い合せもあるようで、「3D-Mill K-650」は開発スピードの向上や試作コスト低減等に貢献するマシンとして期待されている。

黒田精工が高負荷・高周速領域に位置づける新循環方式ボールねじ「AGシリーズ」を新発売

 黒田精工(社長=黒田浩史氏)が、このほど、高負荷・高周速領域に位置づける新循環方式ボールねじ「AGシリーズ」を発売した。新循環方式の開発に合わせてデザインを全面刷新し、ISO 規格・DIN規格サイズに対応した世界標準を採用している。ボールねじに求められるLoad (高負荷)、Compact (コンパクト性)、Rotational Speed (回転速度)の3 点"LCR"にこだわった新製品だ。

 この製品は、樹脂製循環部により静音性に優れ、内部循環方式であるため凹凸のないシンプルなナット胴部を実現。循環部をナット胴部に配置することで、ダブルナット、インテグラルナット、ルブリケーションユニットやワイパー等、多様なご要望にも対応できるシリーズとなっている。
 特長は以下の通り。

■Load (高負荷)
軸外径ごとに採用するボール径を最適にし、コンパクトさを保ちながら十分な動定格荷重を持ち、高負荷に対応することが可能。

■Compact (コンパクト性)
フランジのナットブラケットへの取付け面積を、一般的にコンパクトと言われるDIN
規格品よりも小形化し、フランジ面積を30%コンパクト化(当社チューブタイプ比)したことで顧客の装置を軽量かつ低重心化することが可能。

■Rotational Speed (回転速度)
 新循環方式採用により、DN 値は最高で15 万となった。昨今のモーター回転速度5,000min-1 にも対応できるコンパクトかつ高性能なボールねじ。高い位置決め精度を保ちながら、高周速仕様対応が可能であることから顧客の生産性に大きく貢献する。

 また、同社のルブリケーションユニット”ルブシール”を採用することで、ユーザーの装置を長期メンテナンスフリーとしてアップグレードすることにも貢献する。

 サイズバリエーションは第一弾として軸径φ12、φ15、φ20 の8 タイプを用意している。続いて、φ25、φ32、φ40 までバリエーションを増やしていく。AGシリーズはこのほど受注を開始し、10 月13 日より出荷を開始する。

ヤマザキマザックが自動車部品などの量産加工に最適な横形マシニングセンタ 「FF-5000/40」の販売を開始

 ヤマザキマザック(社長=山崎智久氏)が、このほど、自動車部品などの量産加工に最適な横形マシニングセンタ 「FF-5000/40」の販売を開始した。
6月22日に北京で開催された「中国国際工作機械工具博覧会(CIMES)」に出展し、注目を集めたが、日本では 7月14、15日に美濃加茂製作所のワールドテクノロジーセンタで開催する「MAZAK マスプロマシンフェア」に実機を展示する。

 自動車部品などの量産加工においては、高生産性、高信頼性、高保守性及び自動化ライン対応が機種選定の際の重要な条件として求められていることを受け、同社が開発した「FF-5000/40」は、これらを高次元で実現している。 たとえば、高生産性では同クラス最高レベルの軸送り加速度、高信頼性では故障リスクの少ないダイレクトATC(自動工具交換)方式の採用、高保守性では保守の際に主軸カートリッジや軸カバーなどの主要部品を容易に交換できる構造によりダウンタイムを最小化したことなどが挙げられる。また、自動化ライン対応では、ライン構築が容易な狭い機械幅及びテーブル固定構造を採用した。

 CNC装置は「MAZATROL SmoothC」を搭載し、最新制御技術による高速・高精度な加工制御とシンプル操作キーによる優れた操作性も実現している。 ファナック製CNC装置の搭載も可能である。
 特長は以下の通り。

●高生産性
(1) 同クラス最高レベルの加速度
X、Y、Z軸 : 0.7G、1.0G、1.5G
特にZ軸1.5Gは、連続ドリル穴加工などで時間短縮効果が大きい

(2) 高加減速主軸により非切削時間を短縮
0~12,000rpmの主軸立ち上がり時間は 1.4秒

●高信頼性
(1) ダイレクトATC(自動工具交換)方式により、故障リスクを低減

(2) 駆動系を全て非切削エリアに配置し、切粉の付着・噛み込みによる影響を受けにくい構造

●高保守性
(1) 保守の際に、主軸カートリッジや軸カバーなどの主要部品を容易に交換できる構造により、ダウンタイムを最小化

●自動化ライン対応
(1) 自動化ラインの構築が容易なコンパクトな機械幅 : 1,750mm

(2) 自動化ラインの構築及び変更が容易なテーブル固定構造
同一の機械サイズでB軸テーブル(標準)とA軸テーブル(オプション)が選択可能なので、柔軟に自動化ラインの構築及び変更が可能

仕様