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牧野フライス精機 オンラインコンテンツを強化! ~オンライン立ち会いやオンラインスクールの実施も~
牧野フライス精機が新型コロナウイルス感染拡大に伴い、顧客への訪問に制約があることを受け、YOUTUBEを用いたオンラインコンテンツの強化に取り組んでいる。 従来も同社では会社紹介や製品紹介の動画を掲載していたが、5月より、チャックの調整方法や加工事例動画を週に一度掲載する。 具体的には、オンライン会議システムとスマートグラスを組み合わせて、オンラインで出荷前立ち会いを実施。スマートグラスで見ている同社側の映像を顧客へリアルタイムで送り、機械の動作や外観チェック等を実施する。また、月に一度、本社で開催しているプログラミングソフトのスクールを6月中にオンラインで開催を予定している。 同社では、「順次動画を増やしていき、顧客の研削スキル向上や製品選定の参考になれば」との考えを示し、顧客へ向けてさらなる情報発信に注力する方針。↓牧野フライス精機公式YOUTUBEチャンネル↓https://www.youtube.com/channel/UC6vAVNtN_YyHPNiI6Owa3VA
DMG森精機とKDDI 5Gを活用したデジタルファクトリーの実現に向け、共同検討を開始

製造業界は、変種変量・多品種少量生産の実現、生産性向上、スキルの標準化など、製造現場における課題は近年大きく変化しており、機械の高精度化・高効率化とともに製造現場の自動化に対するニーズが高まっている一方、工作機械を使った切削時に発生する切りくずが稼働停止や加工不良の大きな要因になるなど、無人運転や夜間運転による自動化に対して課題があった。DMG森精機は、このような課題に対して、最先端のテクノロジーを駆使して課題解決や生産性の向上を行うデジタルファクトリー化を進めている。

今後の取り組みとして、2拠点の5Gを活用することで、工作機械内の画像だけでなく、各種センサー情報などの大容量データをリアルタイムに収集し、より正確な顧客の状況把握ができるため、この情報を活用し、機械性能を最大限に発揮するための技能向上ソリューション開発を両社で目指すとしている。さらに、KDDIが有する5Gビジネスの開発拠点「KDDI DIGITAL GATE」を活用し、製造現場における課題の深堀りや課題解決の検証を実施していくとしている。
イスカルジャパン 超小型チップ交換式エンドミル「ナンミル」(NAN MILL)の販売を開始
イスカルジャパンが、このほど最小3コーナー使い、小径加工用、超小型チップ交換式エンドミル「ナンミル」(NAN MILL)の販売を開始した。
最新ナンミルは、小型三角形チップ交換式、90°リードカッターで、ナンミルチップは、超小型のチップを採用し、通常超硬ソリッドエンドミルで行われる小径加工に対応するもの。超硬ソリッドエンドミルと比較し、チップ交換式ナンミルは高い経済性が得られる。
三角形3コーナー使いチップ採用のナンミルは、90°肩削り加工・ランピング加工・溝加工に対応。スクリュー穴無しのチップは、小型ながら剛性・耐久性に優れている。最小工具径8mmと、極小径構造ながら、芯厚の大きなホルダーは剛性を高め、多刃構造を可能とした。
チップ交換は磁石のついた脱着レンチにより、簡単に行うことができ、部品紛失も防止する。ホルダー寿命を延ばし、錆にも強い銀白色「ハードタッチ」ホルダーシリーズ(HRC50)を採用している点も注目される。
〈レパートリー〉
エンドミル HM390 ETP:φ8mm、φ10mm
マルチマスターアダプター HM390 ETP-MM:φ8mm、φ10mm
チップ HM390 TPKR 04
タンガロイ 「DEEPTRIDRILL」、「TRI FINE」、「FINE BEAM」、「UNIDEX」用ガイドパッド新材種 「FH3125」を 拡充
タンガロイが6月1日から、深穴工具シリーズの「DEEPTRIDRILL」、「TRI FINE」、「FINE BEAM」、 「UNIDEX」用ガイドパッド新材種「FH3125」を拡充し、全国で発売を開始した。
ガイドパッド新材種「FH3125」は、汎用性および耐摩耗性に優れ、専用母材とコーティングの組合せにより長寿命を実現したもので、ガイドパッドの先端形状を改良することにより、ガイドブッシュないしガイド穴にガイドパッドが挿入する際の挙動を安定させ、ガイドパッド欠損リスクの低減を大幅に向上させた。
〈主な特長〉
(1)高い耐摩耗性を誇り、長寿命ガイドパッド材種。
(2)様々な被削材に対して、安定した寿命性能を実現。
(3)ガイドブッシュないしガイド穴にガイドパッドが挿入する際の挙動安定性を高める、独自のガイドパッド先端形状を採用。
主な形番と標準価格(税抜価格)
■ガイドパッド
・GP04-16-055-DC FH3125:3,800円
・GP07-20-120-DC FH3125:4,550円
・GP18-40-300-DC FH3125:7,200円
(全アイテム 13形番)
天田財団 代表理事理事長に末岡愼弘氏

岡本前代表理事理事長は、2015年の就任以来、塑性加工やレーザプロセッシングの研究助成の大幅な拡大や積極的な普及啓発事業に尽力し、さらに、2019 年には、金属等の加工従事者の技能と地位向上を目的とした資格取得を支援する技能検定受検手数料助成 を新たに公益事業に追加するなど、社会貢献に努めた。
末岡新代表理事理事長は、「これから金属等の加工に関する学術の振興と、それら知見を製品として具現化する製造現場の技能者育成に、助成という公益事業をとおして尽力してまいります。年初より、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大が、日本の研究・教育現場や製造業にも大きな影響を与えています。こんな時こそ、『民による公益の増進』を目的とした公益財団がより積極的に社会貢献すべきと考えています。天田財団の代表理事理理事長として改めてその職責の重さに身の引き締まる思いであります。」と意気込みを示している。
■天田財団について
1987年に(株)アマダの創業者であり、当時同社会長の天田勇氏を設立代表者として、財団法人天田金属加工機械技術振興財団が設立した。同財団の目的は、金属等の塑性加工分野における機械・加工システム技術に関する研究開発助成事業、ならびにその普及啓発事業を通じて、塑性加工機械に関する技術の向上を図り、広く金属加工業界および経済の発展に寄与することで、2007 年からは、研究開発助成の対象を時代のニーズに合わせて、レーザプロセッシング分野へと拡大している。2011年には公益認定を受け、公益財団法人天田財団へと名称を変更し、現在に至っている。
DMG森精機 機械購入後の情報を提供する会員制オンラインサービス「my DMG MORI」を開始
DMG森精機は、このほど、機械購入後の情報を提供する会員制オンラインサービス「my DMG MORI(マイディーエムジーモリ)」を開始した。
工作機械は10年、20年にわたって使用する製品のため、同社では顧客と長期的に強いパートナーシップを築くことが重要と考えており、購入した機械が常に最高のパフォーマンスを発揮できるようサポートしている。
「my DMG MORI」は、機械を購入した顧客が保有機の情報をいつでも確認できるように、また設備の急なトラブルにも早期に復旧できるように、ネットワークを通じて顧客の生産性と収益拡大に貢献するオンラインサービス。設備に関するさまざまな情報を「my DMG MORI」で一元管理できるで、複数台の設備を保有している顧客も効率的に活用できる。
▼my DMGMORIのWebサイトはこちら▼
https://www.technium.net/service/
主な機能
保有機関連情報
●顧客の保有機の機番・納入日、保証期限などを閲覧でき、修理復旧センタへの問い合わせがスムーズ。
●マニュアル、カタログをオンライン上で確認でき、必要な箇所も素早く検索可能。
●保有機の修理・復旧履歴の閲覧ができ、過去の原因や対策、修理に必要な部品を確認可能。
(2)修理・復旧リクエスト
●トラブルが発生しても、修理復旧センタにオンラインで問い合わせが可能(2020年6月リリース予定)。
●不具合が起きた箇所を画像で修理復旧センタへ送付できるため、早期の復旧を実現。
●パーツ部品の購入履歴の確認が可能(2020年6月リリース予定)。
(3)my DMG MORIからCELOS Club専用コンテンツにアクセスが可能(CELOS Clubに加入の方のみ)
(主なCELOS Club専用コンテンツ)
●CELOSの使い方動画や、最新ソフトウェアへのアップロード。
●保有機の稼働状況をまとめたMESSENGERレポートにより、機械の稼働率や過去の稼働実績などを確認。
●画面を確認しながら機械停止の原因診断を行う修理復旧センタによる遠隔サポート。
(4)教育サービス
●工作機械の操作方法などを学習するNCスクールの開催日程や空席確認、受講申し込みが可能。
●eラーニングにより、NCスクールを自宅からでも受講可能(2020年6月リリース予定)。
日立建機 スマホによる土量計測サービス 「Solution Linkage Survey」のラインアップを拡充
日立建機は、 日立ソリューションズと共同開発した「Solution Linkage Survey(ソリューション リンケージ サーベイ)」 を機能強化し、「Solution Linkage Survey Standard」(以下スタンダード版)と「Solution Linkage Survey Advanced」(以下アドバンス版)として、6 月中旬から提供を開始する。
アドバンス版は、建設分野で定評のある福井コンピュータのデータ共有クラウドサービス「CIMPHONY Plus」(シムフォニー プラス)とデータ連携し、土木施工現場の進捗状況や土量などをリアルタイム に共有することが可能。 また、アドバンス版は、国土交通省が 本年 3 月より、土木施工現場の出来高を計測する手法として新たに制定した動画撮影による地上写真測量を用いた出来高算出要領に準拠している。
新しい Solution Linkage Survey のラインアップ
2020年4月分工作機械受注総額は561.4億円 日工会
日本工作機械工業会がこのほどまとめた2020年4月分の受注実績は以下の通り。
2020年4月分工作機械受注総額は、561.4億円(前月比△27.5% 前年同月比△48.3%)となった。受注総額は、2020年1月(551.0億円)以来、10年3カ月ぶりの600億円割れ。国内外で新型コロナウイルス感染症拡大の影響が広がる。
内需は211.5億円(前月比△38.2% 前年同月比△51.4%)で2013年1月(240.3億円)以来、7年3カ月ぶりの250億円割れ。感染拡大の影響により、全業種が前月比減少。
外需は349.9億円(前月比△19.0% 前年同月比△46.3%)で、2009年11月(320.5億円)以来、10年5カ月ぶりの350億円割れ。中国は横ばい圏内も、その他の地域は感染拡大により軒並み減少。
世界的に新型コロナウイルスの影響が本格化し、受注を下押し。今後も国内外で影響が懸念され、動向を注視。
4月分内需
211.5億円(前月比△38.2% 前年同月比△51.4%)。
・2013年1月(240.3億円)以来、7年3カ月ぶりの250億円割れ。
・前月比3カ月ぶり減少。前年同月比17カ月連続減少。
・感染拡大により、国内需要や営業活動に影響。
(出所:日本工作機械工業会)
4月分外需
349.9億円(前月比△19.0% 前年同月比△46.3%)
・2009年11月(320.5億円)以来、10年5カ月ぶりの350憶円割れ。
・前月比4カ月連続減少。前年同月比19カ月連続減少。
・中国以外で感染拡大の影響が広がり、欧州・北米を中心に減少傾向続く。
(出所:日本工作機械工業会)
【注目の技術】OKK 高速・高剛性・高精度を実現するHMシリーズがさらにパワーアップ!「HM6300/8000S」の強みとは

OKKの横形マシニングセンタには、HMシリーズとMCHシリーズ、及びHMCシリーズがある。MCHシリーズ機は、超重切削加工をメインターゲットとした超高剛性が特長であり、一方のHMCシリーズ機は、高速部品加工をメインターゲットとした高速性が特長だ。これらに対して、HMシリーズ機は、そのどちらの長所も併せもち、高剛性と高速性を両立させた適応範囲の広い横形マシニングセンタである。鉄系部品、鋳物部品、難削材からアルミ部品、金型部品など、幅広い加工要求に応えることができる。そんなHMシリーズだが、2019年のEMOショーでは「全方位進化」を開発コンセプトにした「HM6300/8000S」を発表し販売を開始し大きな注目を浴びた。
軽量化を実現しながらも十分な剛性を確保!

従来機である「HM630/800S」は2004年に開発・販売が開始され、2020年現在までに500台を超える納入実績を誇り、生産性と信頼性で高い評価を受けていることが分かるが、新機種の「HM6300/8000S」は主軸端面からパレット中心までの距離は、従来機の200mmからクラス最短の50mmまで接近可能となった。これにより突き出しの短い工具が使用できるため、工具の剛性もアップし、高能率加工と工具の長寿命化が実現している。また、最大工具長さは600mmまで対応でき、深穴のボーリング加工などではパレットを反転させることなく加工することができるため、切削時間の短縮と高精度な加工の両立に貢献した。
最大積載ワークは、径φ1,110mm、高さ1,300mm、重さ1,500kgまで対応可能で、これはクラス最大。また、高さに余裕を持たせたことで、上からの治具用油空圧供給装置を付属した場合でも十分なワーク高さを確保している。

早送り速度は75m/min(Y軸のみ54m/min)とクラス最速を実現し、サイクルタイムの大幅な短縮に貢献しているのも魅力だ。同社では、「高剛性と早送り速度の高速化を両立させるためには、移動体の剛性を維持したまま軽量化構造が必要となるため、コラムにおいてはFEM解析を駆使した最適形状や、前後のX軸ガイド部にスラント構造を採用し、ガイド間ピッチを従来機比で30%以上広くできた。これにより、軽量化を実現しながらも十分な剛性を確保することを可能にした。」としている。
標準の12,000回転MS主軸は、フロント側軸受に内径φ100mmの4列アンギュラベアリングを採用し、最大トルクは623N・m、最大出力は45kW。また、オプションで難削材などの重切削加工に対応する高トルク仕様の8,000回転MS主軸も用意しており、この主軸はフロント側軸受に内径φ120mmの4列アンギュラベアリングを採用し、最大トルクは1,202N・m、最大出力は55kWを実現している。
ダイジェット工業 高送り・肩削り加工用工具「マルチエクストリーム」 新発売!
ダイジェット工業が、このほど、同一インサートで高送り加工と肩削り加工が可能なマルチカッタ「マルチエクストリーム」を発売した。
今回の新商品は、高送り加工と肩削り加工のマルチな加工が可能な両面6コーナ小型インサートタイプの刃先交換式カッタ。ボアタイプフライスEXM形、エンドミルタイプEXM 形およびモジュラーヘッドタイプMEX形をラインナップし、新シリーズとして発売した。炭素鋼、工具鋼、プリハードン鋼、50HRC以下の焼入れ鋼、鋳鉄、ステンレス鋼の高送り加工および肩削り加工用に威力を発揮する。
特長は以下の通り。
●本体は、軸方向切込み量(ap)最大2ミリの高能率高送り加工が可能なHFタイプと、平面・立壁・隅加工の肩削り加工が可能なSMタイプの2種類をラインナップ。本体を変え、同一インサートで高送り加工と肩削り加工に対応。また、SMタイプ本体には識別用の溝を入れているため、HF・SMタイプ本体の識別も容易。
●インサートは両面使用可能な6コーナ仕様で経済的。小型インサートの多刃仕様により高能率加工が可能。
●インサート拘束面はダブテイル構造を採用、インサートをねじ1本で強固に固定でき、切削抵抗によるインサート動きを抑制、安定した長寿命加工を実現。
●インサート材種は、耐欠損性と耐摩耗性のバランスに優れた汎用性の高いPVDコーティング材種「JC8050」および、難削材・高硬度材加工に適する「JC8118」を採用。一般鋼からプリハードン鋼、鋳鉄、50HRC以下の焼入れ鋼まで幅広い被削材に対応可能。
■サイズ・価格
☆本体:ボアタイプフライスφ50~φ63(計6形番)、モジュラーヘッドタイプφ32~φ42(計4形番)、エンドミルタイプφ32~φ40(計6形番)
・標準価格:27,600 円~56,900 円(税抜き)
☆インサート形番:WNMU070620ZER-PM(インサート材種:JC8050、JC8118)
・標準価格 1,370 円(税抜き)
(*エンドミルタイプのみ2020年7月発売予定)