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9月分超硬工具主要統計
超硬工具協会がまとめた2014年9月分超硬工具主要統計は以下の通り。【超硬合金重量】508トン(前年比111.2)。【超硬工具生産額】切削工具213億1400万円(前年比116.4)、耐摩工具34億280万円(同114.3)、鉱山土木工具7億8200万円(同127.4)、その他工具4億4700万円(同101.8)、焼結体・工具20億9600万円(同113.4)、合計280億6700万円(同115.9)。【輸出入】輸出93億1200万円(前年比122.4)、輸入61億6800万円(同126.6)。【超硬工具出荷額】切削工具223億9500万円(前年比116.6)、耐摩工具34億5700万円(同114.8)、鉱山土木工具8億8300万円(同129.9)、その他工具4億300万円(同99.0)、焼結体・工具23億1400万円(同110.6)、合計294億5200万円(同116.0)。【刃先交換チップ】生産2954万3000個(前年比114.4)、出荷3006万4000個(同114.3)。
第10回切削加工ドリームコンテスト受賞作品決定!
DMG森精機は、このほど第10回切削加工ドリームコンテストを開催し、受賞作品が定した。切削加工ドリームコンテストは、日本国内において切削加工に携わり、切削型工作機械を使用している企業および学校、研究機関を対象に、切削加工業界全体の技術・技能の交流と向上を目的として、毎年1回開催している。
今年は、審査委員長の松原厚京都大学教授 工学博士を始め、審査委員に大学教授の5名を迎え、厳正な審査の結果、全86点の応募作品の中から、製品部品加工部門3点、試作・テスト加工部品部門5点、金型・造形加工部門4点、微細加工部門4点、アカデミック部門4点の受賞作品を決定した。
表彰式は、10月30日(木)15:00~16:00までJIMTOF2014のDMG森精機ブース内(東3ホール ブースNo. E3024)に設ける特設会場で行う。
なお、JIMTOF2014の会期中、同社ブース内にて全応募作品の展示を行う。
製造部品加工部門
●金賞
半導体製造装置部品 (有)備前精機(岡山県瀬戸内市)
●銀賞
3Dミラーブロック (株)エスケー精工(長野県上田市)
●銅賞
プレート (株)坂田精密(福岡県朝倉市)
審査委員による金賞作品の評価ポイント>
小径の穴あけ加工を非常に精度よく加工している点を高く評価した。
先端の細くこまかい2本の円柱の完成度も非常に高い。
試作・テスト加工部品部門
●金賞
細丸棒 東洋炭素(株)(香川県三豊市)
●銀賞
薄い4つの四角 野田プラスチック精工(株)(愛知県小牧市)
●銀賞
バネばねカルテット 大塚精工(株)(福岡県糟屋郡)
●技能賞
ピラミッド一体サンプル キリシマ精工(株)(鹿児島県霧島市)
●アイディア賞 
Confetti in sphere (株)長坂(愛知県刈谷市)
審査委員による金賞作品の評価ポイント>
長く複雑な形状で、折れやすい黒鉛材をφ0.5 mmで、長い細丸材に加工している点を高く評価した。
金型・製造加工部門
●金賞
生命の設計図 野田プラスチック精工(株)(愛知県小牧市)
●銀賞
CHANGEがCHANCE (株)エクセディ(大阪府寝屋川市)
●銅賞
3Dステレオグラムロール軸「子犬」 (株)ナンゴー[中途半端ネット運営企業](京都府宇治市)
●芸術賞
白鷺 (有)OMテック(静岡県静岡市)
審査委員による金賞作品の評価ポイント>
折れやすい鉛筆の芯を材料として、二重らせん部をφ0.3 mm、つなぎ目をφ0.1 mmに加工し、切削によりスパイラル形状を形成した技術を高く評価した。
微細加工部門
●金賞
シャープ芯 スパイラル加工 野田プラスチック精工(株)(愛知県小牧市)
●銅賞
Wワイヤーフレーム 野田プラスチック精工(株)(愛知県小牧市)
●銅賞
技術の卵 (株)後藤精機(神奈川県横浜市)
●アイディア賞
小さい食器(株)仙北谷(神奈川県横浜市)
審査委員による金賞作品の評価ポイント>
最小で約φ0.2mmのシャープ芯を、美しいスパイラル形状に加工した技術を高く評価した。
アカデミック部門
●金賞
複合ヘリカルブレード 東京電機大学(東京都足立区)
●銀賞
俺はしがない落下する振り子だよ 岡山大学 工学部 創造工学センター工作センター部門(岡山県岡山市)
●銅賞
削り出し迷路(ボールつき) 兵庫県立神戸高等技術専門学院 機械加工技術コース(兵庫県神戸市)
●アイディア賞
微細異形軸加工 京都工芸繊維大学 機械システム工学部門 マイクロ・ナノ加工学研究室(京都府京都市)
審査委員による金賞作品への評価ポイント>
チタン合金に対して、ヘリカル構造のブレードを高精度かつ短時間で加工している技術を高く評価した。
■第10回切削加工ドリームコンテスト審査委員
・(審査委員長)松原 厚 京都大学 教授 大学院 工学研究科 マイクロエンジニアリング専攻
・青山 藤詞郎 慶應義塾大学 教授 理工学部長・理工学研究科委員長
・青山 英樹 慶應義塾大学 教授 理工学部長・システムデザイン工学科
・竹内 芳美 中部大学 教授
・光石 衛 東京大学 教授 大学院 工学系研究科 機械工学専攻 研究科長
天田股份有限公司(AMADA TAIWAN.INC)が創立30 周年 ~社屋とテクニカルセンターをリニューアル 記念イベントを開催~
アマダ(社長=岡本満夫氏)は、このほど台湾の現地法人である天田股份有限公司(AMADA TAIWAN. INC、以下AMADA TAIWAN)の創立30 周年を記念して、社屋ならびにテクニカルセンターをリニューアルし、新たにオープンした。
オープン記念イベントとして、9 月25 日(木)から27 日(土)までの3日間、「AMADA Digital Automation 103」を開催。期間中300 社、500 名の来場者で賑わいをみせた。
台湾の板金業界は中国(大陸)との競争だけでなく、発展目覚ましいアジア諸国との競争に勝ち残ることが要求されており、こうした状況を踏まえ、台湾板金業界が今後進むべき方向性として「AMADA Digital Automation 103」で最新のデジタル化と自動化を提案した(「AMADA Digital Automation 103」の103は民国103年=2014年。民国103年をデジタル化・自動化元年とする提案)。
テクニカルセンターのイベントでは、台湾市場に向けた最先端の自動化ソリューションを披露し、ファイバーレーザ複合マシンLC2515C1AJ 、高速・高精度ハイブリッドデジタルベンディングマシン HG1303、ファイバーレーザ溶接システム FLW4000M3 を台湾で初めて披露。ブランク加工から溶接加工までの全工程のデモンストレーションは、来場された顧客の評価も高く、注目を集めた。
イベント初日には、30 周年セレモニーとして、AMADA TAIWAN 創立当初からアマダのマシンを愛用いただいている顧客をはじめ、台湾前駐日代表、日本と台湾の文化交流を推進する公益財団法人日本交流協会の関係者など、約110 名をご招待した式典が行われた。
また、AMADA TAIWAN では、台湾での人材育成を支援するため、板金の専門的人材教育を行っている台湾師範大学、新竹高工、秀水高工、台南高工の4校にベンディングマシンES‐3612 を1 台ずつ寄贈。イベント初日に贈呈式を行い、出席した各校の代表者に目録を渡した。
■AMADA TAIWAN. INC.概要
資本金 : 8,267 万NT ドル(2013.12.31 現在)
従業員 : 91 名(2013.12.31 現在)
売上高 : 159,387 万NT ドル(2013.12.31 現在)
敷地面積 : 3,592 ㎡
社屋延べ床面積 : 4,514 ㎡
投資額(社屋およびテクニカルセンター) : 4,600 万NT ドル
主要展示設備 : 展示場 1,000 ㎡
■「AMADA Digital Automation 103」展示マシン
1.ファイバーレーザ複合マシン LC2515C1AJ《台湾初出展》
2.3 軸リニアドライブ・ファイバーレーザマシン FLC3015AJ
3.グローバルスタンダードCO2レーザマシン LCG3015
4.新ACサーボ・ダイレクトツインドライブNCT EMZ3612MⅡ
5.高速・高精度ハイブリッドデジタルベンディングマシン HG1303《台湾初出展》
6.ハイブリッド・ドライブシステム搭載 高精度ベンディングマシン HDS8025NT
7.ベンディングマシン HS1303
8.ファイバーレーザ溶接システム FLW4000M3《台湾初出展》
アマダの台湾での歴史は、1962 年にバンドソーの1号機が納入されたことから始まる。1978 年に台湾に事務所を開設、そして1984 年にAMADA TAIWAN を設立し、本格的に台湾での直販・直サービスのビジネスをスタート。1987 年には現在の本社である桃園縣林口に本社ビルを建設、同時にテクニカルセンターをオープン。
現在まで1500 社のユーザーに、パンチングマシン800 台、レーザマシン500 台、ベンディングマシン3000 台を超えるマシンを販売し、アジアにおける重要な拠点となっている。
ヤマザキマザックが「札幌テクニカルセンタ」を新設
ヤマザキマザック(社長=山崎智久氏)は、国内のサポート拠点を新設した。北海道札幌市内に、営業およびサービス活動を行うサポート拠点「札幌テクニカルセンタ」を新設し、10月20日から業務を開始した。北海道での工作機械の需要は、農業機械、食品機械などの産業が中心です。「札幌テクニカルセンタ」は、北海道全域の営業およびサービスを行ない、顧客への迅速な対応を促進する。 国内のテクノロジーセンタとテクニカルセンタによるサポート拠点は、合計33ケ所になる。●札幌テクニカルセンタの概要名 称 : 札幌テクニカルセンタ 所在地 : 〒370-0045 北海道札幌市北区北34条4丁目26号従業員 : 所長以下計3名からスタートTEL : 011-806-0250 FAX : 011- 806 - 0251●テクノロジーセンタとテクニカルセンタの違い「テクノロジーセンタ」は、ショールームやオーディトリアムなどを備え、工作機械の営業・サービスだけでなく、ユーザー工場の合理化など技術的なアドバイスも含めた経営全体もサポートし、また、顧客により近い場所で営業及び迅速なサービス活動を行うための拠点。現在、全世界に38ケ所のテクノロジーセンタと41ケ所のテクニカルセンタを開設している。
DMG森精機がインドネシアテクニカルセンタ グランドオープン
DMG森精機がこのほど、インドネシアノースジャカルタにインドネシアテクニカルセンタをグランドオープンした。
グランドオープンにあたり現地時間10月6日(月)にオープニングセレモニーを執り行い、当社取締役社長森雅彦、DMG MORI SEIKI AKTIENGESELLSHAFT CEO Dr. Rüdiger Kapitzaら関係者によるテープカットを行った。
インドネシアテクニカルセンタは、世界中の顧客に最高の商品とサービスを提供するため、世界各国のテクニカルセンタと共に、DMG MORIの販売・サービス活動の重要な役割を担う。
新しくなった1階のショールームには、DMG MORIの新デザインコンセプト機を含む最先端機種を展示している。ショールームはお客様と共に新しい加工技術を開発する場、5軸加工のトレーニングの場としても機能する。
インドネシアの首都という立地の良さを活かし、インドネシアの顧客を総合的にサポートしていくとしている。
所在地 : Jl. Danau Sunter Selatan Blok O.3 No. 41-42,
Kel. Sunter Jaya, Tanjung Priok, Jakarta Utara 14350
敷地面積 : 2,700 ㎡
建物 : 2階建て (延床面積: 3,236 ㎡)
1F : ショールーム、セミナールーム、応接室 、2F : 事務所
従業員 : 約50名

アマダが中国上海「MWCS2014」に出展 中国最大の市場で金属か工機械の総合メーカーを訴求
アマダ(社長=岡本満夫氏)は、11月4日(火)から11月8日(土)まで中国上海市で開催される「MWCS(中国工博会数控机床与金属加工展)2014」にアマダ、アマダマシンツール共同で出展する。出展のテーマは、「最新のレーザソリューション、ベンディングソリューションと自動化のご提案」。全7機種を出展する。MWCSは、世界各国から金属加工機メーカーが出展する大規模な展示会であり、上海華東地区の複合大型展示会「中国国際工業博覧会」を構成する8つの展示会のうちの1つに位置づけられている。開催は毎年11月で、昨年は約1,800社が出展。約10万人の来場があった。アマダグループでは、競争の激しい中国市場に置いて、新商品・伸テクノロジー・伸ソリューションにより、中国のユーザーが他者と差別化できる技術を提案するとしている。●出展機一覧1.グローバルスタンダードCO2レーザマシン LCG-30152.3 軸リニアドライブ・ファイバーレーザマシン FLC-3015AJ(フォークパレットチェンジャーASFH付き)3. 高速・高精度ハイブリッドデジタルベンディングマシン HG-80254. ベンディングマシン HS-22045. 新AC サーボ・ダイレクトツインドライブNCT EM-2510MⅡ《中国初出展》(マニプレーターMPL 付き)6. ダイナミックハイパフォーマンスバンドソー DYNASAW-4307. デジタル電動サーボプレス SDE-2025SF「LCG-3015 」は、高品質なレーザ切断を可能にした最新CO2 レーザマシン。CO2 レーザの高品質加工の限界に挑んだグローバルスタンダードマシン。「FLC-3015AJ 」は、3 軸リニアドライブの持つフレキシブル性とファイバーレーザの特性を生かした、New スタンダードマシン。今回は、ソリューションとしてフォークパレットチェンジャー仕様で出展する。ベンディングマシンでは、最新の高速・高精度ハイブリッドベンディングマシン「HG8025 」は新たに搭載した「AMNC 3i」 により、プログラムの外段取り化をさらに進め、マシンの稼働時間が飛躍的に向上した。その他、アマダマシンツールからは、環境に配慮しながら難削材の高速切断を可能にした新型バンドソー「DYNASAW430」が展示。プレスマシンは、独自のスライドモーションの効果により高精度プレス加工を実現した、「SDE-2025」 を出展する。以
セコ・ツールズが続々新製品と投入! 新しい CW100 材種、HRSA 溝加工の速度と強度を改善! 新しいヘリカルカッタで性能と経済性がアップ!
セコ・ツールズは高速溝加工向けの繊維強化型 CW100 セラミックチップを新たに追加して、製品ラインアップをさらに強化し、Inconel 718、Waspaloy などの耐熱超合金(HRSA)
など、加工の難しい被削材に対する耐摩耗性と靭性を最適化した。
CW100 は、炭化ケイ素ウィスカー(Al2O3-SiCw)を含む酸化アルミニウムベースのチップです。酸化アルミニウムの微粒子基質に拡散すると、非常に強度の高いウィスカーは強化剤の役目を果たし、引張強度を加えることで、もろい基質の破断を防ぐ靭性が改善。
An Al2O3-SiCw の組成は通常 25 ~ 50%のウィスカーで形成され、チップ用の酸化アルミニウムベースのセラミック材種でも最高の靭性および熱衝撃耐性を実現する。そのため、CW100 は卓越した摩耗、破損、ノッチへの耐性を実現するとともに、加工の難しい被削材を非常に高速で加工する際に発生する高温でも高い硬度を保つ。CW100 は湿式または乾式用途のいずれでも優れた性能を発揮するが、セコ・ツールズは濃縮レベルのフラッドクーラントの使用を推奨している。
CW100 はソリッドチップの形で提供。4 種類のチップ先端形状と、幅 3.175 mm、6.35 mm および7.925 mm から選ぶことができる。さらに、CW100 チップの高品質のホーニング刃先は、航空宇宙および発電のケーシング、シャフト、ディスク、リングなどの幅広い部品で卓越した仕上げ面を達成する。
新しいヘリカルカッタの採用で Square T4-08 シリーズの性能と経済性が向上
同社は最近、 Square T4-08 ショルダカッタ製品ラインアップに新しいヘリカルカッタを追加。このカッタは 4 つの刃先と革新的なタンジェンシャルカッタ設計が特長。Helical T4-08(ヘリカルT4-08) は、溝加工、コンタリング/ショルダ加工に最適で、鋳鉄、鋼、ステンレス鋼、合金などの難削材に対し優れた性能を発揮する。
この製品ラインアップの他製品と同様、Helical T4-08 の強固で信頼性の高いポケット部を複数刃チップと組み合わせることで、切削の安定性を最適化し、直角の側面加工が可能になる。チップはカッタにタンジェンシャル方向に取り付けられており、チップの厚みが最大の部分に強い切削力が加わるため、小径で切込みが深い用途において必要な強度を提供する。
Helical T4-08 は切り屑除去率が高いだけでなく、汎用性も高く、標準ピッチおよびクロスピッチ、M08 および MD08 チップ形状、MP3000、MK2050、F40M 材種などのオプションも取り揃えている。また、Seco-CaptoTM(セコ・キャプト)、ウェルドン、アーバ、CombimasterTM(コンビマスター) など様々な取付けタイプに対応している。カッタは径 25 ~ 54mm、深さ 22 ~ 64mm の加工に対応しており、コーナ半径は 0.4 ~1.6mm 。さらに、Helical T4-08 シリーズの製品には、すべてクーラントスルー供給口が統合されており、工具寿命を延長できる。
ゼネテック、Mastercamベースの産業用ロボットオフラインティーチングシステム「Robotmaster」で不二越社製(NACHI)ロボットのサポートを開始
ゼネテック(社長=上野憲二氏)は3次元CAD/CAMシステム「Robotmaster(開発元:カナダJABEZ Technoligies社)において新たに不二越社製ロボットのサポートを開始した。
この製品は、Mastercamの多彩なツールパス作成機能を利用し、各種産業用ロボットの動作プログラムを作成するMastercamベースの次世代型オフラインティーチングシステム。初心者でも扱える直感的な操作性により、ロボットの動作プログラムの出力はもちろんのこと、ティーチングシステムペンダントによるオンラインティーチングでは困難なワークや周辺構造物との干渉やリミットオーバーの検出・修整もすべてRobotmaster上で簡単に行うことができる。さらにRobotmasterはCAD/CAMをベースとしたオフラインティーチングシステムのため、一度作成した動作プログラムの臨機応変な変更や再利用も用意に行うことができ、継続的な公的改善に取り組めるといった効果も期待できる。
後方超小旋回型ミニショベルをモデルチェンジ! 日立建機がZX17U-5Aミニショベルを発売
日立建機(社長=辻本雄一氏)がこのほど新型ミニショベル「ZX17U-5A」(標準バケット容量0.044m3、機械質量1,620kg)を 発売した。
「ZX17U-5A」は、従来機(ZX17U-2)の優れた機能、および「ユーザーフレンドリーなミニショベル」としてお客様にご好評のZX U-5シリーズ(ZX30U-5A、ZX35U-5A、ZX40U-5A、ZX50U-5A)の「3本の柱」、①High Performance(優れた作業性・操作性)、②Comfortability(快適な居住性)、③Easy Maintenance(容易な整備性)を踏襲した。作業現場に移動の際、2トン車への積み込みが可能な機械質量(標準仕様装着時)で、クローラ全幅を1,000mm以内に伸縮できる「可変脚式クローラ&ブレード」を標準装備。狭い現場への移動や輸送時は縮めて使用し、掘削時は拡張して使用することで、高い安定性を発揮する。
住宅建築現場や、上下水道、ガス、電気、通信などの管工事に代表される生活関連工事など、幅広い用途での活躍が期待される。
販売目標は、国内向けに年間300台の見込み。
9月分工作機械受注総額は1,335.5億円 日工会
日本工作機械工業会がまとめた9月分の受注実績は以下の通り。2014年月9月分工作機械受注総額は、1,355.5億円(前月比+5.7%・前年同月比+34.7%)となった。受注総額は2008年5月(1,328億円)以来、6年4カ月ぶりの1,300億円超え。1,000億円超は13カ月連続。期末効果や展示会効果などにより増加。内需は4カ月連続の400億円超。リーマンショック以降の最高額。政策効果に加え、期末効果もあって前月より増加。外需は前月比微増で7カ月連続の800億円超。850円超も3カ月連続。アジアのスポット受注が継続。北米も展示会効果などで増加。今後も内需、外需とも回復基調で推移すると見込まれるが、国内景気やアジアの電気・精密向けスポット受注の動向を注視。
9月分内需
491.4億円(前月比+17.2% 前年同月比+16.3%)。・前月比2カ月ぶり増加、前年同月比15カ月連続増加。・4カ月連続の400億円超。リーマンショック以降の最高額(従来:14年7月427.7億円)・期末効果もあり前月比増加。政策効果が継続し、中小企業でも設備投資に前向き。① 一般機械 198.0億円(前月比+12.6% 前年同月比+7.9%) うち金型 27.0億円(前月比+32.6% 前年同月比+7.2%)② 自動車 143.3億円(前月比+1.0% 前年同月比+21.5%) うち部品 103.3億円(前月比△4.4% 前年同月比+22.5%)③ 電気・精密 52.8億円(前月比+59.9% 前年同月比+61.9%)④ 航空機・造船・搬送用機械 24.3億円(前月比+167.7% 前年同月比+3.0%)
9月分外需
864.1億円(前月比+0.2% 前年同月比+48.0%)。・前月比は4カ月連続増加、前年同月比は11カ月連続増加。・7カ月連続の800億円超。高水準の受注が継続。・アジアのスポット受注が継続し、北米も展示会効果により増加。・アジア:427.1億円(前月比△12.3% 前年同月比+81.7%)・東アジア:291.9億円(前月比△28.2% 前年同月比+92.8%)〈中国〉:236.2億円(前月比△30.4% 前年同月比+106.0%)・その他アジア:135.2億円(前月比+68.1% 前年同月比+61.6%)〈タ イ〉29.0億円(前月比+31.0% 前年同月比△18.0%)〈その他〉:80.5億円(前月比+123.8% 前年同月比+526.1%)① 欧州:147.1億円(前月比+4.4% 前年同月比+9.3%)〈ドイツ〉:46.8億円(前月比△7.3% 前年同月比+29.8%)② 北米:276.6億円(前月比+23.4% 前年同月比+38.6%)〈アメリカ〉:253.4億円(前月比+31.7% 前年同月比+39.1%)
