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タンガロイがEco(エコ)インサートシリーズ『EcoTurn』(エコターン)を拡充!
タンガロイ(社長=上原好人氏 本社:福島県いわき市好間工業団地)は、このほど小型化により経済性に優れるEco(エコ)インサートシリーズ『EcoTurn』(エコターン)の拡充を行った。
『EcoTurn』は、一般的に多く使用されている標準インサートサイズよりも小型にすることで超硬使用量を削減し、1コーナ当たりの工具費を低減する経済性に優れたシリーズだが、今回の拡充は、インサート材種、チップブレーカ、TNMG 形状の拡充、及びレバークランプ仕様のP 形バイトの拡充となった。インサート材種には、ステンレス鋼旋削加工用インサートの「AH600(PVD 材種)」、「T6100(CVD 材種)」と従来サーメットの常識を打ち破った欠けないサーメットシリーズのコーテッドサーメット材種「GT9530」が拡充された。
また、チップブレーカについてはステンレス加工用「SS ブレーカ(仕上げ切削用)」と「SM ブレーカ(中切削用)」や、ホルダは操作性とインサートクランプ剛性に優れる「A 形バイト」、汎用性が高いレバークランプ仕様の「P 形バイト」も揃って拡充した。
今回の拡充により、鋼切削加工に加えてステンレス加工においても「お客様の生産性向上とコストダウンに大きく貢献する」としている。
ハイスミーリングシャンクドリル「 SE高精度ドリルシリーズ」を発売! 三菱マテ
三菱マテリアルツールズ(社長=滝沢俊夫氏)は、三菱マテリアルが開発、製造するハイスミーリングシャンクドリル「SE高精度ドリルシリーズ」の販売をこのほど開始した。
同社では今回の発売について、「航空機、医療機器、自動車部品などの加工現場では、多品種・少量生産への対応、短納期、コスト削減が常に求められています。そのような中でハイスドリルには、多様な被削材に対応できる汎用性、突発的なトラブルが生じない安定性、生産コストを低減できる経済性が求められています。ハイスミーリングシャンクドリルSE高精度ドリルシリーズは、表面処理にシェービングカッタやブローチなどの精密工具で大変ご好評を頂いておりますSTH処理をドリル用に最適化した、D-STH処理を採用いたしました。この技術によってコーテッドハイスドリルに対し低コストかつ良好な仕上げ面と高精度な穴あけ加工を実現致します」とコメントしている。
このSTH処理とは、シェービングカッタやブローチなどの精密工具の工具母材表面を硬化させて耐摩耗性を向上させた特殊処理を指す。コーティングに比べ、切れ刃の鋭利さを確保し、さらに耐溶着性に優れるという特長を持つ。
工具母材表面を硬化させる表面処理技術「D-STH処理」によりノンコートドリルの切れ味とコーテッドドリルに近い耐摩耗性を両立し、コーテッドハイスドリルに比べ、高精度な穴あけ加工を実現した工具となっている。
「CEM Solutions 2013」電磁波シミュレーションのラインナップを強化

「CEM Solutions 2013」は、統一したGUI環境を備えた電磁気現象シミュレーション(計算電磁気学 Computational Electromagnetics: CEM)に特化したソフトウェアソリューションで、電磁波関連機器・部品の製品設計に携わるすべての技術者および専門家を対象にしている。
自動車・航空機・レジャー産業をはじめとする全業種における電子システム・電子製品の増加に伴い、メーカー各社にとって電磁両立性は、ますます満たすことが難しい問題となっている。コスト削減と納期短縮の圧力のみならず、国際的な電磁両立性(EMC)規制も強化される環境下にあり、メーカー各社は製品設計の初期段階から電磁両立性に関する問題点を明確にすることの重要性を認識している。こうした背景の下、問題点を予測し、早期解明することが可能な適切なシミュレーションツールを導入にすることによって、電磁波関連機器・部品の製品設計の工程を大幅に簡便化することが期待できるとされている。
今回、ESIの提案する「CEM Solutions 2013」は、さまざまなCEMの問題に合わせた解析手法をカップリングし計算することを重視した統合ソリューション。このソリューションは、多くの業種のEMC専門技術者 (内部配線や搭載機器)のニーズ、自動車分野、レジャー用電子機器におけるアクティブセーフティ、航空機・防衛分野におけるステルス性およびレーダー等による遠隔探知回避性能を満たせるように設計されている。
CEM Solution 2013には、有限差分時間領域法(FDTD法)に基づく多数の電磁波現象の迅速かつ正確な解析を強みとするPAM-CEMと、複数の解法を組み合わせたハイブリッドモデリングを可能とするEfield Solution が含まれている。PAM-CEMの適用範囲は、電磁両立性(EMC)はもとより、電子装置内に発生するおそれのある電磁干渉(EMI)、電子製品からのスプリアス放射、外的な作用に対する電磁感受性(EMS)まで広範囲に及んでおり、PAM-CEMは独自のカップリング計算機能を搭載し、中周波数から超高周波数まで、非常に幅広いスペクトルでの多種多様なスケールの寄与要因間の相互作用の解析が可能である。また、Efield Solutionsは、アンテナの設計、自動車、航空機への組み込み、マイクロ波構成要素の設計、軍用車・軍用艦のレーダーシグネチャー、ステルス化、堅牢化、電磁遮蔽など、時間領域・周波数領域両用において多様な用途に対応できる。
FOI(スウェーデン国防研究所)の航空機ステルスグループの責任者、Adam Zdunek博士は、「実際のプロトタイプで行った妥当性確認試験と非常に高精度で一致する結果が得られることから、多くの場合、実際のプロトタイプによる包括的な実験が計算ツールで代用できることが明らかになっています。当方ではステルス性(レーダー秘匿性)について、①既存機体の改善に関するもの、②新規設計に関するもの――の2種類の計算を用いています。です。Efieldを使うと、レーダー信号がどのように航空機体のさまざまな部分と相互作用するかを評価することができ、このシミュレーションにより、反射信号を除去するための対策を適用することができます」と述べている。
新バージョンである「CEM Solutions 2013」には、MLFMM(マルチレベル高速多重極法)コードの並列処理など、航空宇宙・防衛向けの戦略的な改善点が盛り込まれている。これにより、特に、複雑で大型の機体・兵器の場合には、レーダーシグネチャーや、アンテナ相互間のカップリング計算の、計算時間が大幅に短縮されており、新バージョンでは、航空機用アンテナアレイの精密なモデリング、高周波における効率向上のための自動メッシュ法(ソルバーに組み込み)、シールドケーブル・オーバーシールドケーブルの反映も可能になった。
OKKが9月より本社M工場を立て替えのため解体!

敷地面積の約17%を占めるM工場は、築後73年となり、雨風の度に部分改修をしてきたが、配管、配線などの修繕も少なくない状況だった。数年前より猪名川製造所の設備を含めた工場の立て替えを進めてきたが、「現在の操業を落とさずに、機械加工の出来高40%を消化し、前組立スペースの15%を有するM工場の生産能力をいかにしてゼロにするかが鍵でした」とのこと。
工場建て替えにあたり、一部の加工設備を組み立て工場へ移設し、別等加工エリアには大形の横MC、5面加工機等を導入。設備を増強し主要部品の生産量維持を実施している。そのほかにも国内外の関連会社との協力で組立を含めた生産をシフトしている。また、古くなった設備機械は廃棄処分とするが、古くなっても重要な設備機械は外部でオーバーホールをし、レトロフィットを含め保管する予定だ。この8月末にはM工場での生産がゼロになる。
新工場は摺動面研削工程の恒温室と機械加工、組立エリアの季節恒温を採用し、エネルギー消費の少ない空調システムと省エネ設計の照明を採用する。また、伊丹市が全国的に晴れの多い地域であるということもあり、効率の良い発電、電力の供給を期待して、広大な屋根には太陽光パネルを設置し太陽からの直接熱を防ぎ空調の効率向上を狙う。新工場は、省エネを基本とした環境に配慮して製品の安定化を図る工場に生まれ変わる。
完成は2014年夏頃の見込み。
不二越が超硬ドリルのラインナップを大幅に拡充! 多様な穴加工ニーズに対応!
ナチ不二越は、このほど超硬ドリル「アクアドリルEXシリーズ」のラインナップを大幅に拡充した。これにより多様な穴加工ニーズに対応する。
近年、加工現場では、穴加工の生産性向上を狙いに、ハイスドリルから高能率加工が可能な超硬ドリルへの移行が急速に進んでいる。また、深穴加工や大径穴加工など、従来、ハイスドリルが多用されている用途においても、超硬ドリルのニーズは高まっている。
このような時流を受け、同社では超硬ドリル「アクアドリルEXシリーズ」に新たに5種類の超硬ドリルを追加し、炭素鋼・構造用鋼・鋳鉄・ステンレスなどの鉄系材料における、初工程から仕上げ工程までの穴加工全域をカバーすることで、加工現場の多様な穴加工ニーズに対応する。
高精度・高能率油穴付き超硬3枚刃ドリル「アクアドリルEXオイルホール3フルート」
この製品は、切削バランスに優れた3枚刃と刃先形状の最適化やオイルホールの採用により、リーマレスも可能な高精度加工と高速・高送りによる高能率加工を実現する。
■アクアドリルEXオイルホール3フルートの特長
(1)リーマレスも可能な高精度穴あけ加工
切削バランスに優れた3枚刃と求心性のある刃先形状により、リーマ級の高精度穴あけ加工が可能。リーマレス加工による工程集約、大幅な加工能率の改善と工具費の低減に貢献する。
(2)高速・高送り加工を実現
溝・刃先形状の最適化とオイルホールの採用により、切りくずの分断性と排出性を向上し、
高速・高送り加工を可能にする。
(3)幅広い被削材に対応した安定加工
オイルホールの採用により内部給油でき、一般鋼からステンレス鋼までの安定加工を実現。
耐熱性、耐摩耗性、潤滑性に優れたアクアEXコートにより、高速加工における耐久性と加工安定性を向上する。
■寸法範囲と価格
・シリーズ:3D用、5D用
・直径:φ3.0~16.0mm 74 寸法(3D:37 寸法、5D:37 寸法)
・価格:代表型番3D用 3.0mm 12,100 円/本(税抜き) 5D用16.0mm 47,100 円/本(税抜き)
コストパフォーマンスに優れた刃先交換式ドリル「アクアドリルEX VF」
穴あけ加工では、ハイスドリルから超硬ドリルへの移行が進むなか、大径になるとコストが問題になるため、鋼のボディー先端に交換可能な超硬チップを機械的に取り付ける刃先交換式ドリルが普及している。しかし、刃先交換式ドリルは通常のドリルに比べ構造上の剛性が低いため、寿命・穴精度などで劣るという欠点があった。
「アクアドリルEX VF」は、剛性の高いボディーにVマウント方式を採用し、一体型の超硬チップと組み合わせることで切削バランスが安定するため、高精度な穴明けを可能にし、優れたコストパフォーマンスが得られる特長を持つ。
■アクアドリルEX VFの特長
(1)優れた切削性能を発揮
切削バランスに優れた一体型のチップ方式により、穴明け精度が良好。高剛性ボディーと
超硬チップを2本のねじで容易に取り付けることが可能なVマウント方式を採用することで、加工時の振動を抑えることができ、高速・高送り加工時の振動によるチップの損傷を抑制する。
(2)広範な被削材に対応可能で長寿命
耐欠損性の高いチップ材種と専用設計された刃先形状に加え、耐熱性、耐摩耗性、潤滑性
に優れたアクアEXコートにより、一般鋼からステンレス鋼、鋳鉄まで、広範な被削材に対応し、長寿命を実現する。
■寸法範囲と価格
(1)ボディー
・シリーズ:3D用、5D用
・直径:φ14.0~32.0mm 38 寸法(3D:19 寸法、5D:19 寸法)
・価格:代表型番3D用14.0mm 32,400 円/本 5D用32.0mm 49,700 円/本
(2)チップ
・シリーズ:3D・5D兼用
・直径:φ14.0~32.0mm 85 寸法
・価格:代表型番14.0mm 8,860 円/個 32.0mm 15,100 円/個
高能率深穴加工用超硬ドリル「アクアドリルEXオイルホールロング」、専用ガイド穴加工用超硬ドリル「アクアドリルEXパイロット」
今年6月に同時発売したアクアドリルEXオイルホールロング」と「アクアドリルEXパイロット」。深穴加工は切りくずに起因する問題から超硬化が遅れているといわれている加工のひとつだが、「アクアドリルEXオイルホールロング」は、ウエット加工・MQL加工の両方で多様化する被削材に対応し、高能率深穴加工を実現する。
(1)アクアドリルEXオイルホールロング

溝形状と刃先形状の最適設計により、深穴加工で問題になる切りくず排出性を大幅に向上することで、炭素鋼から鋳鉄、ステンレス鋼まで多様な被削材の安定加工を可能にする。
②高速・高送りが可能で長寿命
耐欠損性に優れた微粒系超硬合金と、耐熱性、耐摩耗性、潤滑性に優れたアクアEXコートの採用により、高速・高送りが可能で、長寿命を実現する。
(2)アクアドリルEXパイロット

後工程の「アクアドリルEXオイルホールロング」の性能をフルに発揮するため、食付き時の挙動、ガイド性を考慮したベストマッチの形状を追及。食付き性に優れた先端形状で、位置決め精度が高く、後工程の深穴の曲がりを抑制する。
■寸法範囲と価格
(1)アクアドリルEXオイルホールロング
・10D用、15D用φ3.0~φ12.0mm 38 寸法(10D:19 寸法、15D:19 寸法)
・20D用 φ3.0~φ10.0mm 15 寸法
・25D用、30D用 φ3.0~φ 8.0mm 22 寸法(25D:11 寸法、30D:11 寸法)
・価格:代表型番10D用3.0mm 16,700 円/本(税抜き) 30D用8.0mm 43,500 円/本(税抜き)
(2)アクアドリルEXパイロット
・寸 法:φ3.03~φ12.03mm 19 寸法
・価格:代表型番10D用3.03mm 10,100 円/本 30D用12.03mm 21,600 円/本
センタリングから面取り、V 溝加工も可能な超硬スターティングドリル「アクアドリルEXスターティング」
スターティングドリルは、被削材の高硬度化、加工能率向上に向けた高速化、工具の長寿命化などのニーズから、超硬化のニーズが強まっているが、「アクアドリルEXスターティング」は、スターティングドリルの基本性能であるセンタリング加工時の位置決め精度の良さに加え、面取り加工やV溝の高速・高能率加工が可能なことから、様々な加工現場で多機能性を発揮する。
■アクアドリルEXスターティングの特長
(1)高精度なセンタリング加工
切削抵抗を低減するシンニングの効果により食付き性に優れ、センタリング加工時の高い位置決め精度を実現。切れ味の良い刃先形状から、びびりやむしれの無い良好な加工面が得られるため、後工程の安定した穴加工に貢献する。
(2)多彩な加工シーンに対応
横送りを考慮した切れ刃形状で、面取りやV溝の高速・高能率加工が可能で、工具一本で多彩な加工に対応する。
■寸法範囲と価格
・シリーズ:先端角60°、90°、120°、140°
・直径:φ3.0~20.0mm 30 寸法
・価格:代表型番φ3.0 5,990 円/本(税抜き) φ20.0 43,200 円/本(税抜き)
ヤマザキマザックが海外工場拡張に続き、国内工場設備投資を開始! 大口製作所に知能ロボット付無人加工システムを導入!
ヤマザキマザックは、米国、シンガポールの工場拡張や中国の新工場稼働など海外工場の設備投資に続き、国内工場生産設備増強の一環として、生産リードタイムの大幅短縮と短納期生産を実現するため、大口製作所内に大型部品加工設備として、知能ロボット付の長時間無人加工システム『モジュラテックシステム』を導入した。
今回の設備更新は、自動化・省人化を進めることで、少ない人員で生産量を維持し、さらに生産性を大幅に向上させることにより生産コストを下げ、経営基盤を強化させるのが狙い。
今回導入する新設備は多品種少量生産に対応し、市場変化に柔軟に対応できるフレキシ
ブルな生産システムとして、全世界で2,000 セットを超える納入実績を達成した『モジュラテックシステム』と知能ロボットと複合加工機によるセルシステム。
設備内容は、新開発の大型横形マシニングセンタHORIZONTAL CENTER NEXUS 12800-Ⅱ3 台、平面パレットストッカー17 棚、多関節知能ロボット4 台(素材・完成品の運搬、着脱、切屑の清掃、CCD カメラによる素材形状の確認)による長時間連続無人運転加工システム。このシステムにより、たとえば大口製作所で生産している横形マシニングセンタのコラムの部品加工では、従来に比べ60%~80%近くの生産リードタイム短縮が可能になる。また、人件費は、現在の5 人(昼勤3 人、夜勤2 人)から3 人(昼勤2 人、夜勤1 人)に削減する。
3軸立形マシニングセンタを5軸加工へ! 森精機が5軸加工用ロータリテーブル 『5AX-DDRT200X』を発売
森精機製作所は、高速・高精度ロータリテーブルDDRTシリーズの新たなラインアップとして、5軸加工用ロータリテーブル『5AX-DDRT200X』をこのほど発売した。
このマシンは、3軸制御の立形マシニングセンタと組み合わせることにより、需要が高まっている医療関連や、航空機などの分野における複雑形状ワークの同時5軸加工を実現、新たに5軸加工機を購入するための設備投資費用を抑えながら、3軸制御の立形マシニングセンタを5軸加工へ進化させるマシンである。
駆動方式にはDDM(ダイレクト・ドライブ方式モータ)を採用し、ウォームギヤ方式と比較して伝達効率が大幅に向上した。これにより高速送りとバックラッシゼロを実現している。割出し時間については傾斜軸と回転軸ともに約15%短縮し、テーブルの最高回転速度は傾斜軸、回転軸それぞれクラス最速の150 min-1、250 min-1を達成、また位置決め精度は傾斜軸±4秒、回転軸±2.5秒を達成し、インペラなどの複雑形状の同時5軸加工や自動車部品などの割出し5軸加工の場合に高精度かつ非切削時間を短縮して生産性を向上させる。
割出し5軸加工と同時5軸加工に最適なソフトウェアパッケージもそれぞれ用意し、ユーザーの5軸加工をサポートする。
他にも新開発のカスケードビルトインモータブレーキを採用することで耐久性が大幅に向上し、マグネスケール社製のスケールを標準装備することで圧倒的な高剛性、高精度を実現した。また回転軸モータトルクは280 N・mを達成し、傾斜軸のベアリング剛性も大幅に向上したため重切削加工にも十分に対応し、難削材加工も可能になった。面板位置を低くした低重心構造を採用することで駆動位置が重心位置から近くなり、安定した駆動を実現、最大ワーク積載質量も30 kgまでとなり、幅広いワークに対応可能となっている。さらに傾斜軸回転中心から面板間の距離を短縮することで加工領域が拡大したため、治具の設計も容易となり、メリットも豊富だ。

同社では「MSQP(森精機認定周辺機器)として、2年間の保証期間を含めて、森精機が機械本体と同様にサポートいたします。今後もより多くのお客様の生産現場を支えるべく、製品ラインアップを充実させ市場へ投入してまいります」としている。
ダイジェットが超硬シャンク一体型ホルダ「頑固一体」の発売を開始!
ダイジェット工業(社長=生悦住 歩氏)が、モジュラーヘッドシリーズに超硬シャンク一体型ホルダ「頑固一体」を追加し、このほど発売した。
この『頑固一体 MSA形』の特長は、超硬シャンクが一体化された高能率加工用ホルダ。ホルダは、BTシャンクタイプとHSK-Aシャンクタイプを用意している。シャンク部が超硬のため、突出しの長い加工でもびびりが抑制され、高速・高能率加工が可能だ。
荒加工、仕上げ加工、往復加工、面取り加工など、多岐に亘る各種モジュラーヘッドとの組合せが可能で使い勝手の良いホルダである。
初年度販売額は2000万円を見込んでいる。
●サイズと納期 M8用~M16用
・BTシャンクタイプ 30型番。
・HSK-Aシャンクタイプ 30型番 計60型番。
・全アイテム受注生産対応。納期は2週間。
●価格
107,000円(MSA-M8-105-25-BT40)~。
黒田精工が本社を移転
黒田精工(社長=黒田浩史氏)が8月19日より本社を移転し、新事務所で業務を開始した。■本社移転先〒212-8560 神奈川県川崎市幸区堀川町580番地16 川崎テックセンター20階■本社営業部門移転先〒212-8560 神奈川県川崎市幸区堀川町580番地16 川崎テックセンター5階■電話番号・FAX番号・代表(総務部) TEL:044-555-3800 FAX:044-555-3524・経営企画部 TEL:044-555-3861 FAX:044-555-3524・経理部 TEL:044-555-3859 FAX:044-555-3524・情報システム部 TEL:044-555-3810 FAX:044-555-3873・技術本部(技術管理C・生産技術) TEL:044-555-3862 FAX:044-555-3522・営業管理部 TEL:044-555-3159 FAX:044-555-5825・営業管理部海外業務課 TEL:044-555-3938 FAX:044-555-1479・駆動システム営業部本社営業課 TEL:044-555-5832 FAX:044-555-3873・駆動システム営業部海外営業課 TEL:044-555-3805 FAX:044-555-1479・金型営業部 TEL:044-555-3924 FAX:044-555-5825・機工・計測システム営業部本社営業課 TEL:044-555-3084 FAX:044-555-5825 (機器・精機)・機構・計測システム営業部本社営業課 TEL:044-555-3860 FAX:044-555-7216 (工作機械)・機構・計測システム営業部サービス課 TEL:044-555-3809 FAX:044-555-7216 (工作機械)・機構・計測システム営業部海外営業課 TEL:044-555-3801 FAX 044-555-1479
上田勝弘前日本金型工業会会長 旭日中綬章祝賀会が開催される(東京)
上田勝弘前日本金型工業会会長(大垣精工社長)が平成25年春の国家勲章に際し、長年にわたり金型業界の発展に貢献した功により、旭日中綬章を授章した。
去る8月9日、東京近郊に在住する方々の要望もあり、上田氏の地元とは別にして東京都内のホテルインターコンチネンタル東京ベイで祝賀会が開催され、多数の業界関係者がお祝いにかけつけた。