ニュース
ヤマザキマザック インド工場の本格稼働を開始

ヤマザキマザックがインド工場(名称:YAMAZAKIMAZAKMACHINETOOLSPRIVATELIMITED)の本格稼働を開始し、6月28日(水)にオープニング式典を開催し、インド工場の本格稼働開始にあたり、顧客や代理店など約300名を招きオープニング式典と工場見学ツアーを実施した。
およそ14億人の人口を抱えさらなる経済成長が期待されるインドでは、自動車をはじめ医療・航空機・半導体産業などの市場拡大に伴い、今後も工作機械の需要拡大が見込まれていることを受け、同社はインドでの迅速な製品提供とより高品質なサポートの提供を実現するため、新たに工場を建設、今年3月より稼働を開始している。工場では、インド国内向けの新型の立形マシニングセンタ「VC-Ezシリーズ」を生産している。

インド工場は2013年に稼働を開始した遼寧工場に次ぐ10年ぶりの海外生産拠点となる。同社はインドでの現地生産により、インド市場におけるシェア獲得を図るとともに、インド国内の製造業のさらなる発展に貢献していくとしている。
イスカル社 高精度90°肩削りカッター「NEODO/ネオドゥー」好評発売中!

イスカル社は、エンドミル及び、耐熱合金/ステンレス鋼加工に対応する2種類のチップを新たに追加、高精度90°肩削りカッター「NEODO/ネオドゥー」を好評発売中である。
この製品は、高剛性ダブテイルクランプ構造(浮き上がりやビビリを防止)と分厚いチップを採用することで、工具剛性を上げ切削条件アップを可能とする。特に負荷変動の厳しい断続切削において良好な結果が得られる。
耐欠損性に優れ、ポジ切刃、両面8コーナー仕様のチップは、切削抵抗を低減し、安定した加工を可能とする。ワークの取り代が減りつつある金属加工業界への最適化を狙い、最大切込み深さは5mmとした。安定した高能率加工とコスト低減を両立する、イスカル最新工具である。
■レパートリー
フェースミル
S890 FSZ-R08 工具径:φ32mm~φ125mm
エンドミル
・S890 ESZ-R08 工具径:φ25mm・φ32mm
ヘッド交換式エンドミル
・S890 ESZ-MMT-R08 工具径:φ25mm・φ32mm
チップ(8コーナー仕様):
最大切込み:5mm
・S890 SZMU-PNR-MM:鋼類全般加工用
・S890 SZMU-PNTR :鋳鉄加工用
・S890 SZMU-PNRHP :耐熱合金加工用
・S890 SZHU-PNR :ステンレス鋼加工用

全日本機械工具商連合会が「2023年通常総会」を開く

全日本機械工具商連合会(会長=坂井俊司 NaITO社長)が、6月14日、東京都内のアリスアクアガーデン田町で「2023年通常総会」を開催した。
総会に先立ち、坂井会長は日頃の感謝を表したあと、「自動車の技術をはじめ、様々な技術が日進月歩進化している。もののつくり方もどんどん変化している。状況が変わるのが早い。皆様と活発な議論ができればと考えている。」と述べたあと議案審議に入り、承認可決された。
中山哲也副会長(トラスコ中山社長)の乾杯の発声で懇親会が開かれた。宴もたけなわの頃、山田雅英副会長(山田マシンツール社長)の中締めで散会した。
プロテリアル 「被削性に優れた冷間工具鋼『SLD🄬-f』の加工事例」が型技術協会「奨励賞」を受賞

本年1月に日立金属から商号を変更したプロテリアルが、このほど「被削性に優れた冷間工具鋼『SLD-f』の加工事例」において、型技術協会主催の型技術協会賞の「奨励賞」を受賞した。(受賞者=プロテリアル特殊鋼事業部 植木道男氏) 贈賞式は、6 月 22 日(木)に大田区産業プラザ PiO にて行った。
「自動車骨格部品(プレス部品)においては衝突安全性の向上や軽量化のため、高張力鋼板(ハイテン鋼板)の適用拡大が進んでおり、使用されるハイテン鋼板は、より高強度・高硬度化していることから、加工時に金型へ与えるダメージが深刻な問題となっている。また、サプライチェーン全体のリードタイム短縮や、開発・生産における準備期間の短縮化へのニーズも高まっている。」と同社。
『SLD-f』 は、ベラーグを生成させやすい成分構成と、炭化物の微細化・低減によって、冷間ダイス鋼として一般的な SKD11 の標準切削条件の約 3.5倍の高効率被削性を実現しており、顧客の切削加工速度の向上および金型加工時間の短縮に貢献する。また、高い靭性を持ち合わせているため、金型として使用される際の耐久性や耐チッピング性にも優れている。さらに、高温焼戻しを施す場合でも安定した硬さが得られ、PVD 処理時の寸法変化の抑制にも有効である。

同社では、「新材料開発に注力するとともに、お客様の課題を解決するソリューション技術に磨きをかけ、自動車向けをはじめとした高品質化ニーズに応じた金型業界の変革に
対し、提案をし続けていきます。」としている。
2023年5月分 機械工具生産額まとまる 日本機械工具工業会
日本機械工具工業会がこのほどまとめた2023年4月分の機械工具生産額は次のとおり。〈( )内は対前年比〉。
■生産額
切削工具 329.1億円(93%)、耐摩耗工具 29.9億円(97%)、総合計 367.8億円(94%)。
■ドリル生産額
特殊鋼工具 15.2億円(106%)、超硬工具 32.6億円(79%)、ダイヤ・CBN 0.7億円(84%)、総合計 48.4億円(86%)。
■エンドミル生産額
特殊鋼工具 3.8億円(90%)、超硬工具 32.4億円(88%)、ダイヤ・CBN 1.3億円(130%)、総合計 37.5億円(89%)。
■カッタ生産額
特殊鋼工具 0.8億円(140%)、超硬工具 5.1億円(97%)、ダイヤ・CBN 0.5億円(106%)、総合計 6.5億円(102%)。
■ギヤカッタ生産額
総合計 6.6億円(98%)。
■ブローチ生産額
総合計 6.9億円(94%)。
■ねじ加工工具生産額
特殊鋼工具 25.9億円(88%)、超硬工具 2.5億円(77%)、総合計 28.4億円(87%)。
■バイト生産額
特殊鋼工具 0.1億円(32%)、超硬工具 7.8億円(85%)、総合計 7.9億円(83%)。
■リーマ生産額
特殊鋼工具 1.2億円(50%)、超硬工具 2.3億円(100%)、総合計 3.4億円(74%)。
■鋸刃カッタ生産額
特殊鋼工具 1.4億円(110%)、超硬工具 0.5億円(55%)、総合計 1.9億円(86%)。
■インサート生産額
超硬工具 132.1億円(97%)、ダイヤ・CBN 20.1億円(97%)、総合計 152.2億円(97%)。
■ボディ関係生産額
総合計 16.5億円(104%)。
■超硬合金生産額
切削用 110億円(79%)、耐摩耐触用 14億円(91%)、総合計 125.4億円(80%)。
日本建設機械工業会 2023年5月度 建設機械出荷金額まとまる
日本建設機械工業会がこのほどまとめた2023年5月度の建設機械出荷金額は次の通り。
1.概要(増減は前年同月比)
5月の建設機械出荷金額は、内需は19.2%増加の792億円、外需は23.2%増加の2,020 億円となった。その結果、内需は11カ月連続の増加、外需は31カ月連続の増加となった総合計では22.0%増加の2,812億円となり、31カ月連続の増加となった。
2.内外需別(同上)
(1)内需
機種別に見ると、トラクタは22.0%増加の79億円、油圧ショベルは31.9%増加の237 億円、建設用クレーンは19.7%増加の140億円、道路機械は36.8%増加の32億円、コンクリート機械は18.7%増加の26億円、基礎機械は31.9%増加の36億円、油圧ブレーカ・圧砕機は41.5%増加の23億円、その他建設機械は6.3%増加の52億円の8機種が増加した。また、補給部品も5.4%増加の108億円となった。
(2)外需
機種別に見ると、トラクタは21.6%増加の227億円、油圧ショベルは38.9%増加の886 億円、ミニショベルは29.9%増加の309億円、建設用クレーンは79.2%増加の117億円、コンクリート機械は3.2%増加の1億円、その他建設機械は8.3%増加の252億円の6機種が増加した。
地域別に見ると、北米が29カ月連続で増加、アジアが27カ月連続で増加するなど、全9地域中、4地域で増加した。
タンガロイ 深溝加工・突切り加工用工具「AddForceCut」シリーズに端面深溝入れ用工具を追加

タンガロイがこのほど、高剛性クランプにより深溝加工・突切り加工で高能率加工が可能な「AddForceCut(アド・フォース・カット)シリーズに端面深溝入れ加工用工具および新ブレーカ「QTX形」インサートを追加し、全国で発売を開始した。
「AddForceCut」は1コーナ仕様のインサートと、高剛性セルフクランプ機構により、深溝加工や突切り加工に対し、安定した切削性能と優れた切りくず排出性を可能にする溝入れ工具シリーズ。
独自の高剛性クランプ機構を採用したインサートポケットは、上側一か所、下側二か所の3点クランプによってインサートを確実に保持し、高いクランプ剛性を確保する。また下側に設けたストッパー部分で切削力を確実に受止め、深溝加工や最大Φ120mmの突切り加工でも安定した加工が可能。
今回この「AddForceCut」に端面深溝入れ加工用シリーズとして、端面深溝入れ加工用アダプタと専用シャンクを拡充した。アダプタは5本のねじでシャンクに固定されるため工具剛性が高く、従来よりも深い端面溝入れ加工を可能とした。また、すべてのアダプタとシャンクには高圧クーラントにも対応可能な内部給油機構を備えているので、切りくず排出性の向上や切れ刃寿命の延長が期待できる。
また、端面溝入れ加工に最適な「QTX形」インサートも同時に発売した。「QTX形」は、低い切削抵抗と切れ刃強度を両立させた刃先仕様に加え、切りくず処理が問題となりやすい端面加工において、切りくず絡みの少ない安定した連続カールを可能とする最適なブレーカ形状を備えている。インサート材種には、汎用性の高い最新のAH7025を設定し、幅広い被削材で安定したインサート寿命が得られる。
「AddForceCut」は、この端面深溝入れシリーズを加えることで、幅広い溝入れ加工において顧客の生産性に大きく貢献する。
■主な形番と標準価格(税別)
・QSDR-3T32-400-CHP:27,000円
・QHSR2525-CHP:44,000円
・QTX3-030 AH7025:1,560円
三菱マテリアル 高能率アルミニウム合金・鋳鉄仕上げ正面削りカッタ「FMAX」に「少刃数ホルダ」を追加

三菱マテリアル 加工事業カンパニーがこのほど、高能率アルミニウム合金・鋳鉄仕上げ正面削りカッタ「FMAX」に、「少刃数ホルダ」を追加し、販売を開始した。
高能率アルミニウム合金・鋳鉄仕上げ正面削りカッタ「FMAX」は、軽量化と高剛性を両立したボディと超多刃設計により、アルミニウム合金などの非鉄金属や、ねずみ鋳鉄(FC300など)を高能率に加工するもので、今回、工作機械や被削材の剛性が低い加工環境下にも対応するため、薄板加工に適した「少刃数ホルダ」をラインアップに追加し、 適用範囲を拡大した。
アルミニウム合金・鋳鉄仕上げ正面削りカッタ「FMAX少刃数ホルダ」の主な特長は、以下の通りです。
① カッタの刃数を少なくすることにより、機械や被削材の剛性が低い場合でも安定した仕上げ加工が可能。
② 既存インサートの装着や刃先調整機能はそのままで、工具導入コストを削減。
・DC(切削径) φ50mm, φ63mm, φ80mm, φ100mm, φ125mm 計8アイテム
・標準価格 FMAX-050A04R:100,000円
(代表型番)FMAX-080B04RMB:140,000円
FMAXR12506EMB:200,000円
(いずれも税別価格)
イスカル社 次世代ねじ切り工具選定アプリ「THREAD COMPASS」を発表!

イスカル社は、ねじ切り工具の選定において、これまでにない革新的なアプリを発表した。カメラで図面を読込むだけで最適な工具を瞬時に選定してくれる、次世代ねじ切り工具選定アプリTHREAD COMPASS(スレッドコンパス)である。
規格、ピッチ、リード、シート(敷板)等、工具選定に際して複数の要素が絡むため、ねじ切り工具の正しい選定には一定の経験と知識を要する。この革新的なアプリを利用すれば、誰でも簡単に正しい工具の選定が可能であり選定にかかる時間を劇的に削減する。
アプリでは、図面を読み込み、必要項目を入力するだけでAIが自動的に条件に合った最適な工具を選定する。また旋盤工具の場合、シート(敷板)の選定まで行ってくれる。インターネットにつながっていれば場所を問わずどこでも使用可能である。
■アプリ概要
・名称 :THREAD COMPASS(スレッドコンパス)
・利用料金 :無料
・利用にはアカウント登録が必要。
・THREAD COMPASSはイスカルの情報集約アプリ「ISCAR WORLD」からの利用が便利。
▼アカウント登録から工具選定までの様子は、下記より動画で見ることができる▼