ちょい見せ☆ ナガセインテグレックス まだまだ進化するSGDシリーズの進化が止まらない!

先日、ナガセインテグレックスさんにお伺いしてきたのですが、ちょっといいモノを拝見させていただきました。

大型金型加工のスタンダードマシンであるSGDシリーズですが、来年に向けて開発していたものをチラッと拝見してきました。

ところで、SGDの「D」には、次のような意味と願いがあるってご存じでしたか?

わたしも恥ずかしながら存じ上げなかったのですが、意味を聞いて、なんとなくナガセさんらしいなあ、と感じてしまいました。製造現場に夢を与える機械づくりに励んでいることは、取材を通して理解しておりましたからね(●∀●)☆

Din the machine name describes the following meanings and wishes.
Double colmn(門型)
Dream(夢)

門型平面研削盤『SGD-3010』の凄いところは、本体を分解せずに出荷できるサイズと質量。なんと50%ダウンに成功したんですって。しかも共振周波数60Hz以上、これまた50%アップ! 小型・軽量に比重をおいた理想構造化を狙って開発をしています。

特に門構造の改良には注目! 同社によると、「前後移動質量を低減できたので、それを支える門構造についても従来から大幅に見直した。」とのことで、圧縮応力で均等に支えるためにメインフレームをカテナリー曲線形状にしています。

機械本体の総質量を比較すると、従来のコラム形は約67t。それがなんと27tまで軽量化に成功! これだけの軽量化を達成したというのに、機械剛性は従来比20%アップしたというから凄いですね。

カバーリングによる温調も見逃せません。機械全体をカバーで断熱し、機械本体内に流れる0.01℃制御で温調された静圧油により、外気温の変化の影響を受けにくくし、安定した加工を可能にしています。

組立

これはカバーの一部ね

メカトロテックでは高精度平面研削盤『SGS85』を出展しますよ~

さてさて、製造現場ドットコムもメカトロテックに向けて大わらわです。ニュースに書ききれないネタやこぼれ話は勝手に更新しているブログにて掲載いたしますので要チェックですぞ!