【注意喚起】詐欺メールと生年月日記載の危険性

200925b

詐欺メールなので、さらします。

差出人が青木なのに、本文は笹塚となっています。怪しいですね。

こういうところに「間違っていますよ」とうっかり返信をしようものなら、詐欺メールが湧いてくる可能性があります。

時間に追われてしまうと、頭が働かない時があります。ましてや銀行が混雑するような、5日、10日、15日、20日、25日などの、五十日(ごとおび)に、こんなメールがくると、うっかり返信しかねませんので、気をつけなければなりません。

10年以上前では、ネットで買い物をしたとたん、迷惑メールが増加しました。おそらく買い物をした時のアドレスがどこかに流れたか、迷惑メール作成ソフトでヒットしたのかは謎ですが、ウジ虫のように湧いてくる迷惑メールも最近は巧妙になっているので、より一層目を光らせていなければうっかりクリックして、ウイルスに感染する可能性もあり、ボケっとしていられません。

まぁ、迷惑メールは「なんとなくおかしい」とピンとくるので、イメージしやすいのですが、これから個人が気をつけなければいけないことは、世の中も問題視していないようなところに、重大な問題を起こす可能性がある点です。

私は情報雑誌にコラムを連載させていただいてきますが、〝真実は隠れたところにある〟をモットーしており、世間様に公表している自己紹介文でも〝日常生活に潜んでいる泥臭いところにも目を光らせている〟と記載しています。

何度も、申し上げてきましたが、問題が起きる前に問題が起きるポイントを見つけることは難しく、世の中が気付かないところに盲点があるものです。

現在、自分たちが生活している土壌は危険がいっぱいです。

ところで、最近はニュースにあるとおり、個人の情報が盗まれ悪用される危険な世の中です。

なのに、買い物をすれば、店にもよりますが、個人情報を書かされることがあります。欲しいものを購入するのに、生年月日は必要ないので、わたしはかたくなに書きません。最近はさすがにキツくなってきましたが、永遠の28才ですし(笑)。ちょっとのポイントのためだけに、リスクが高すぎると思うのです。市場調査で年代を知りたいのであれば、年代を書くだけでも良いはずです。

氏名・住所・電話番号、メールアドレスなどは、荷物の受け取りやら、手紙、はがき、公私ともの連絡事項のやりとりを含めて、様々なところで記入しております。これがなければ、生活インフラが成り立たなくなってしまうので、社会との共有もある程度は必要でしょう。

しかし、この氏名・住所・電話番号に、生年月日があれば、例えばクレジットカードの使用状況などの極めてデリケートな個人情報を照合することができます。

なので、医療機関や重要な契約時、パスポートや免許証等、個人を証明するための手続き以外、生年月日を書かせることは廃止するなど、もっと慎重になったほうが良いと思うのです。システムの強化は当然ですが、いくらシステムを強化しても、現段階では、生年月日がどこかで分かれば、デリケートな個人情報も一致させることができ、〝なりすまし〟による犯罪行為の増加が懸念されます。

なのに最近は、不必要なところで生年月日の記載(入力)を求められることが多くなりました。しかも、近年、フトドキモノが金欲しさに、所属する組織で仕入れた名簿を売るという事件も発生しています。

こうしたことから、システムの強化も当然重要ですが、〝なりすまし〟そのものを防ぐためにも、安易な生年月日記入への対策が急がれると感じています―――と、さらっとブログに書いてみました。

なぜ、生年月日の記載が危険なのか、さらに詳しく書くと長くなりますので、また次の機会に。