三井さんの巨大な「HU-100-5X」を見た!
先日、行ってきた三井精機さんのプライベートショーで工場見学をいたしました。
精度が狂わぬよう、徹底的に温度管理をしている工場内です。
この工場内は測定器が多いです。目の前には真直度測定器がありました。とにかく寸法にウルサイ同社の取り組みが歩くと分かります。
同社では「最後良ければすべて良し」――――の考え方は全くありません。
少しの寸法の狂いでも、いずれマシンにストレスがかかります。それを徹底排除するためには、ひとつひとつの寸法をしっかり測定し、あらゆる部位に積み上げるようにひとつの工作機械を造り上げて行かなくてはならないとのこと。
さて、この巨大なマシンをご覧ください。
大型・高精度トラニオン・タイプの横型5軸機械です。写真は「HU-100-5X」
ストローク(㎜)X1300 Y1200 Z1200、パレットサイズ(㎜)1000×1000、最大積載ワーク(㎜)φ1500×H1500のものです。
前から拝見したらこんな感じ。
真円テストの途中のようです。
このマシンの特長は、精度や剛性で有利な傾斜テーブル。精度の割り出し誤差の影響が少ない造りになっているんですよ。
かっこいいマシンですね。
さて、カッコイイといえば、東京で行われたプライベートショーでは、パリダカの日野レンジャーが展示されていました。
三井精機の名前を発見!
プロフィール
業界新聞社の取締役編集長を経て、インダストリー・ジャパンを設立。製造現場は日本の底力!をスローガンに製造業専門ニュースサイト「製造現場ドットコム」を運営している産業ジャーナリスト兼フリーライターです。霞ヶ関から錦糸町まで守備範囲が広いのが特長。現場取材は数知れず。些細なことや泥臭いことに真実が隠れているのを知り、今では何より本当のことを言うのが大好き。いつも働く女性と頑張るオヤジたちの味方よ。
ブログでは取材のこぼれ話やお知らせのほか、日常のことを綴っています。
機械振興会館 記者クラブ加盟
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