トライエンジニアリングで見た驚きの発想!
先日、ひょんなことでトライエンジニアリングさんにお伺いしたのですが、驚きの光景が広がっていました。
「えっ!? なにこれ!?」ってなくらい、驚いたのよ。
というのもね、今まで見たことのない発想のマシンシステムがそこにはあったからなのよ!
トライエンジニアリングさんはロボット技術を駆使した画期的な生産・加工システムを世界中に提供しているロボットシステムインテグレータで、世界で初めてロボットヘミングシステム(RHS)の開発に成功した実力を有する企業ですが――――――。
ちょっと、この写真を見て頂戴!(といってもロボットの向こう側はこの写真ではよく見えないので、MECTのお楽しみ!)

複合加工機といえば複数の加工を〝1台のマシン〟で行うものだけど、この発想を逆転したようなものがあったのですから、わたくし、まるで、太陽に吠えろ! で松田優作演じるジーパン刑事のようになっちゃったわ。驚きのあまり、「なんじゃこりゃ~!」って感じ。
え? ジーパン刑事が古すぎて分からないですって?
・・・・まあいいわ。話を戻しましょう。
トライエンジニアリングの岡さんは、「もともとうちはロボットで加工をしていて、今回は小物でもロボット加工のメリットがあるっていうのを訴えてみようかな、と考えていたんです。このシステムが工作機械に比べてメリットがある点は、いろんな主軸を配置すると、例えば高速回転の工具だとか、低回転でトルクが欲しい工具など、ニーズに合わせてその最適な主軸で加工ができるってことで、最適な組み合わせが自由にできるんですよ。」と教えてくれました。
これ以上の詳しい話を聞きたい方は、10月22日(水)~25日(土)までポートメッセ名古屋で開催される「メカトロテックジャパン(MECT)2025」で、イワタツールさんのブースでデモを行うようなので、ぜひ、興味のある方はじっくり見学してみてくださいね☆
そうそう、この時ね、これまたビックリしたのは、大きめなベルトサンダーがあったんだけど、これ、実はあと数年で創業100周年を迎えるイワタツール製なのよ。
をを!

なんと、日本で初めてベルトサンダーを作った会社はイワタツールさんなんですよ。
そういえば、以前、同社の岩田社長から、「創業者が刃物ばかりをつくっていると、組立等の知識が薄くなり職人としての幅が狭くなるのでベルトサンダーをつくり売り出した。」っていう話を聞いたことを思い出したわ!
興味のある方、刺激が欲しい方は、ぜひ、MECTに行ってイワタツールさんのブースにてその目で確認してみてくださいね(●∀―)/♪
プロフィール
業界新聞社の取締役編集長を経て、インダストリー・ジャパンを設立。製造現場は日本の底力!をスローガンに製造業専門ニュースサイト「製造現場ドットコム」を運営している産業ジャーナリスト兼フリーライターです。霞ヶ関から錦糸町まで守備範囲が広いのが特長。現場取材は数知れず。些細なことや泥臭いことに真実が隠れているのを知り、今では何より本当のことを言うのが大好き。いつも働く女性と頑張るオヤジたちの味方よ。
ブログでは取材のこぼれ話やお知らせのほか、日常のことを綴っています。
機械振興会館 記者クラブ加盟
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