「ハイテク金型」が鍵!?

JIMTOFが盛況のうち閉幕したわね。出展した企業の皆さま、お疲れ様でした。
展示会も終盤に近くなると、誰もが疲労の色を隠せない。各社は全国の支店から社員が集まるというのもあって社員同士の交流会もあったりしてさ、中には呑み過ぎちゃってフラフラになっちゃった若い従業員もいたりしてね・・・。ふふ。

私も睡眠不足がたたって日に日に化粧のノリが悪くなる。女性も古くなってくると疲れがすぐ肌に出てしまうのよね。いや~ね。

昨日は金型の日だったの。
日韓金型フォーラムも開催され、金型を通した両国の交流は有意義なものだと感じたわ。
この取材記事はたっぷりと来週お届けするわね。

金型業界を取り巻く環境は、やっぱり厳しい。
10年前は韓国でも日本の電子レンジや掃除機の金型が使用されていたのに、現在はゼロなのだそうだ。

私が感心したのは、韓国の社長さんが懇親会の席でもサンプルを持ち歩いていたこと。とにかく、「売る」という姿勢が全面に出ている。このくらい商売熱心じゃないとね。

韓国と日本の状態は似ている。
GNP(国民総生産:Gross National Product)が3万ドルになると金型業界は厳しくなると聞いた。この厳しさに立ち向かうのは、先端技術のつまった「ハイテク金型」だ。
このハイテク金型を製作するには良い設備が必要で、優れた工作機械や切削工具も必要不可欠。

わが国の発展にはかかせない業界、金型。これからはハイテク金型で世界に勝負よ!