ダイジェット工業 林画伯のイラストを活用した「金型 二番逃がし加工」の説明がスゴイ! 

ダイジェット工業さんの動画をみて驚いたわ!

金型の二番逃がし加工の難しさについて説明している動画を拝見しました。まぁ、この動画のなにに驚いたかというと、同社の林部長付セールスアドバイザー(以下林画伯)が描いたイラストよ! わたしもギョーカイを長く取材しておりますが、技術説明に〝劇画タッチ〟でこれほど、インパクトのある画を活用しているところはありません。訴求したい点が迫力とともに伝わってくるのか、林画伯の画力に魅せられた人々も多く存在し、製造現場ドットコムにも過去に「誰が描いているの?」と問い合わせがあったこともあったのよ。

守秘義務が多くデリケートな製造業の世界では、ビジネスでなにを訴求したいか――――と真摯に取り組んでもリアルに写せないものがあります。例えばお客様の加工ワークもそのひとつ。もちろん写真や動画は分かりやすいのですが、見る人が見ればすぐ分かるので、秘密がダダ漏れになる恐れがあり、訴求したくても難しいものがある、といったジレンマがあります。製造業の最先端技術にかかわる非常に厳しい世界をメインに取材をしているわたしももちろん、このあたりは細心の注意を払っています。

動画では自動車ボディプレス金型を例にとっています。現在、製造現場では自動化が進んでいますが、無人加工が進んでいない加工分野もあります。この動画では、ビデオでは見せることが難しい余った素材を切り離す〝トリム工程〟を林画伯のイラストを活用し、分かりやすく見せています。

ちなみに、この動画の見どころは、開始9秒後に林画伯の力作に加え、営業企画室の木村室長が着色した画が登場します。19秒で2枚目、25秒で3枚目と続きます。

続いて2分10秒後にも、オペレーターが機械を操作するシーンのイラストが登場しますが、これは細かい!!!! 

聡明な皆様は、もうお気づきだと思いますが、イラストを活用しているシーンは全てワークがチラ見えしています。今をときめく加工例といえば、大抵、見せてはいけない秘密のものですから写真も動画もNG。かといってワークがなければなんだかピンとこないわけで、そこでイラストが登場するんですね。

実は先日、ダイジェット工業さんにお邪魔しましたが、林画伯は、もう20枚以上も描いているそうです。

なお、林画伯の画に着色を加えた木村室長は、ドイツで7年半ものあいだ駐在し、その後、自社製品の「ストライクドリル」の歌を考案したご本人。今年はJIMTOFの年ですからどんな企画が出てくるか今から楽しみです。

そうそう、同社では『頑固一徹』ユーザー向けに『頑固クラブ』を設立しており、こちらもなんだか面白い展開がありそうです。

そのうち、いつかどこかで林画伯が描く作品の数々を展示してもらいたい――――と願うわたくしでした。