この冬私は15なの

「開発途上国と財政――歳入出、債務、ガバナンスにおける諸課題」柏原千恵編を読んでいます。成長著しい途上国についての課題等が詳しく書かれているので大変勉強になります。読んだ知識を忘れなきゃなお良いのですが。

さてさて、国際化が当たり前になっている今日この頃ですが、悩ましい問題のひとつに「英語」があります。私のように勉強をほとんどせず、マンガばかり読んでいたツケが回ってしまった大人は、最近になって苦しむ羽目になりました。

中学から英語を学んできたはずなのに、あれだけ習ったのに、大人になってからというもの文法がどうもおかしい。英語を必要とする場合でもカンで乗り切ってきただけなので非常に曖昧なのです。というより、会話自体が成立していない可能性がありますが、ニヤリと笑うしかありません。

そんな中、しょんぼりして本屋に入ると、なんと!
中学3年間の英語を10時間で復讐できるという本が置いてあったじゃありませんか!

今まで購入した英会話の本といえば即実践できるためのビジネスタイプのノウハウ本しかなかった私。ビジネスシーンで使えるフレーズを集めたモノは、それなりに役立ちましたが、そもそも基本が抜けています。

そんな私の目の前に突如現れた中学3年間の英語を10時間で復讐できる本!
思わず手にとり、ペラペラとページをめくったところ、膝が崩れ落ちそうになりました。

一般動詞のs(es)の使い方がテキトーだった自分に気付いてしまったのです。
いつの間にやら恥ずかしいミスすら気付きもしない図太い大人になってしまった自分。恥ずかしくて、ミミズ穴に隠れたい気持ちでいっぱいになりました。

もちろんこの本は購入しました。忘れていたことがたくさん甦ってきました。気分はもう中学生。頭の中で、「この冬アタシは15なの♪」という西友のCMソングが流れました。