日本金型工業会総会後の講演・ダイヤ精機さんのお話

6日に名古屋で日本金型工業会の総会が開催され、総会後にダイヤ精機・諏訪貴子社長の講演会が開かれました。

さて、私がこの諏訪社長さんのお話が素晴らしいなあ、と感じたことは、事業継承の困難さを乗り越えていく過程において、経験したことを決して無駄にしなかったことです。

お父様を亡くされたあと、若くして経営者になられたので大変だったと思います。第一に、若いホカホカの経営者は、どこの世界でもそうですがほとんどナメられます。ナメられると自尊心が傷つくので、精神的に不安定にもなりますし、不安定になるから誰かに頼りたくもなります。ところが経営者は孤独と言われるとおり、大抵は己で解決しなければなりません。

私は「経験したことを無駄にしない人」を尊敬します。
どんなに学んでも、本を読んでも、経験しても、それを活かせない人もいます。これは非常に罪なことですが、経験したことを無駄にしないで活用するというのは、案外難しいことだと感じています。

環境は人それぞれです。それぞれの環境において、精一杯頑張っている人はとても美しく見えます。

ところでワタクシ、昨日は調子をこいて飲み過ぎてしまい、今朝はアセトアルデヒド様と格闘しておりました。まったくもっての鳥頭でございます。はい。