合言葉は「みんなでfabしよう!」
3Dプリンタが広く知られるようになり、モノをつくる楽しさを広めようという趣旨の取り組みがあちこちで展開されているようです。
特に子ども達にモノをつくる楽しさを知ってもらう・・・ということは、非常に喜ばしいこと。私の個人的な意見ですが、モノをつくるということは頭の中であれこれ考えたことを具現化することであり、それは想像力を活かしたり、物事を建設的に考えたりする脳を育成することにも繋がることだと思っています。
さて、6月22日(土)と29日(土)の2日間、宇都宮図書館三階視聴覚センターで、主催=大隈広郷さん・協賛=那須化成内 ココロプロジェクトさんが「Future’s Place カフェ~未来を創り出す場~」をテーマに、誰もが3Dプリンタの楽しさを知ることができる場を展開しました。
合い言葉は「みんなでfabしよう!」。
fab(ふぁぶ)とは“ものづくりをする”という意味ですが、このイベントは、「子ども達と一緒に最先端のコンピュータグラフィックでのものづくりを体験する」を目的として開催されました。
この取り組みのいきさつは、大隈さんの「子ども達と一緒にものづくりを考えたい! 最先端の3Dプリンタを見せたい!」という趣旨に3Dプリンタを持っている那須化成の渡辺聡志社長が賛同したことから始まりました。
無料のソフトを使って子ども達の目の前でものづくりをして、せっかくだからソフトの使い方まで教える―――という熱の入れようです。
渡辺社長は、イベント終了後の感想を、「うまく子ども達に伝わるのか不安でしたが、子ども達の真剣なまなざしを見て不覚にも涙が出てしまいました。子ども達の目がキラキラして眩しくてなんだか胸一杯でした。子ども達もイベント終了後はちょっとした興奮状態で3Dプリンタの回りにワッと集まってきたんですよ」と話しています。
子ども達の感想をご紹介しましょう。
「おもしろかったよ♪ スライムください!」
「3Dプリンタおもしろい!! 生み出す楽しさを改めて体験できました」
「簡単そうで難しかったです。家でもやりたいです」
小学三年生の女の子
んまあ~、子どもらしい素直な感想ね☆
今度は大人の感想をご紹介しましょう。
「こうやって自分で欲しいものを作れる時代になっていくんですね・・フリーソフトで作ったデザインを持ち込むと有料で3Dプリンタでプリントしてくれるサービスが近いうちにできそう」(←もうでき始めていることをお伝えしたとのことです)
「難しいけど、なんだか楽しい!!」
「ソフトを操作した時間の分だけ理解が深まるらしい・・・一人一人の画面の中がわくわくであふれているように見えました。次回もまたよろしくお願いします」
「とても楽しかったです。童心にかえってしまいました」
「日本はものづくり国と言われますが、その原点に立った気がします。ものづくりの難しさや、面白さがわかり実に味わい深い体験ができました。日本の教育でもじっくりと体験できるゆとりをもてたらいいなと思いました」
大学生の作品
今回、大隈さんと渡辺社長が展開したイベントは大成功でした。
大人が真剣に取り組むんですから、これが人々に伝わらないわけがありません。
ものをつくることは想像力を豊かにし、物事を建設的に考える脳を育成すると先ほど述べましたが、未来を担う子ども達にモノをつくる楽しさを知って貰うためのきっかけ作りに注力したお二人に拍手を送りましょう!
このような取り組みが全国的に広がっていくことを期待したいですね☆
プロフィール
業界新聞社の取締役編集長を経て、インダストリー・ジャパンを設立。製造現場は日本の底力!をスローガンに製造業専門ニュースサイト「製造現場ドットコム」を運営している産業ジャーナリスト兼フリーライターです。霞ヶ関から錦糸町まで守備範囲が広いのが特長。現場取材は数知れず。些細なことや泥臭いことに真実が隠れているのを知り、今では何より本当のことを言うのが大好き。いつも働く女性と頑張るオヤジたちの味方よ。
ブログでは取材のこぼれ話やお知らせのほか、日常のことを綴っています。
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