ユキワ精工に行ってきた☆

新潟県といえば金属加工業を連想する方も多いと思いますが、その中でも小千谷市って特定分野で高いシェアと技術力を持つ企業が豊富なのよね。

国内製造業の中でも他の地域と比べて注目すべきところがあるのよ。
それはね、製造業の経営環境は世の中の景気に大きく左右されるもので、当然、景気が悪くなるとリストラが増加したりしちゃうんだけど、なんと小千谷の製造業って、どんなに世の中の時流が悪くても、従業員数は変わらない地域なんです。

リーマンショックが起きる前も、リーマンショック後に大ダメージを受けても、そして現在でも従業員数があまり変わらない――――ということは、それだけ企業の基礎体力が強いことを示しているということです。

そんな小千谷の優良企業のひとつがユキワ精工なんだけど、ここに先日、ちょいとお邪魔してきました。酒巻常務からいろんなお話が聞けて、あたしったら、またひとつお利口さんになっちゃったわよ。(●∀●)ウフ☆

燃え上がれ~燃え上がれ~燃え上がれ~~熱処理~♪

ここの主要製品はドリルチャック(国内シェア80%)だけど、専用コントローラや搭載機械のNC装置により、ワークの角度割出を行う機器、“CNC円”テーブルもなかなかのシロモノ。
ちなみにユーザーさんからの質問等も応えてくれます。

チャックの性能テストもバッチリ確認! ハイレベルな方は加工音でも違いが分かる!

ユキワ精工は昨年、機能美を追求した「グリーンG1チャック」が日本デザイン振興会が主催するグッドデザイン賞 中小企業長官賞を受賞しています。高速・重切削時に発生するびびり振動を抑制するため内部に振動減衰機構を設けることで、工具への負担が大幅に軽減したというこの製品は、10月23日(水)から10月26日(土)までの4日間、ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)で開催される「メカトロテックジャパン2013」に出展しますので、ぜひ、お時間のある方は同社のブースを見学してみてくださいね☆

グリーンG1チャック