古臭いアイテム

実は私、非常に古臭いアイテムを使用している。

これだ~↓↓↓

最近、コレを使ってる人を見なくなってしまった。若者から年配者の記者およびライターはみんなIC。

だけど、コレが一番使いやすいの。

というのも、テープをおこすとき(*録音したものを文章化すること)、巻き戻す時間が感覚的に分かるからなのです。話しの内容をバシバシっとワードで打っていると、この巻き戻しにかかる時間が煩わしい。ICが主流になった頃、トライしてみたのですが、うーんと巻き戻っちゃったり、早送りしすぎちゃったり、うまくいかない。業務が遅くなるのでイライラしました。

この古臭いアイテムの良さですが、巻き戻しの際、チュロロロロロ・・・という音で場の流れが変わったことを示すことです。チュロロロロロ・・・ギュロッ!(←ここで音が変わる)ってね。そういえばこの業界で活躍されている皆様は、レコードからテープに録音してウォークマンで聴いていた時代を経験されてるんじゃないかしら。飽きちゃった曲は早送りしても、曲の切れ目が感覚的に分かるという、あれです。

したがって、このテープレコーダーは私にとって必需品。非常に使いやすいシロモノなのです。



ほんの数秒、指先ひとつで良い仕事するんだよ、これが

ICは音がクリアなんですが、巻き戻しがイマイチ狙い通りにいきません。

困ったことに、最近、このアイテムに寿命が近づいてきた模様。音が・・・ボリュームが急に大きくなったりして、私の耳を痛めつけるのです。

この手はそろそろ生産中止の香りも漂い、非常に悩ましいところです。