はやぶさ(第20号科学衛星MUSES-C)の部品
2014年12月11日
高橋工業が加工した人工衛星部品。材料はアルミニウム他。
7年ぶりに日本の小惑星探査機が地球に帰還したことで一躍有名になったはやぶさ(第20号科学衛星MUSES-C)には、愛媛県内にある高橋工業が製造した部品が使われていました。
加工した部品は“イトカワ”で採取した岩石を収めるサンプラーコンテナ(アルミ製の容器)や、容器内に導く管など数十点とのこと。大気圏突入時に様々な部品が燃え尽きる中で、耐熱カプセルに守られた直径約60mm、高さ80mmの容器は無事に地球に帰ってきました☆
さて、この部品、実はマザックの工作機械「HV800」で製造したんですよ。
先日のマザック「JIMTOFアンコールフェア」で知りました☆
工作機械はものをつくるモトとなるマシンですから、マザーマシンと呼ばれています。
母なるマシンに加工する方の知恵が注入されて、世の中のあらゆるモノが生み出されていると思うと、感慨深いものがあります。
プロフィール
業界新聞社の取締役編集長を経て、インダストリー・ジャパンを設立。製造現場は日本の底力!をスローガンに製造業専門ニュースサイト「製造現場ドットコム」を運営している産業ジャーナリスト兼フリーライターです。霞ヶ関から錦糸町まで守備範囲が広いのが特長。現場取材は数知れず。些細なことや泥臭いことに真実が隠れているのを知り、今では何より本当のことを言うのが大好き。いつも働く女性と頑張るオヤジたちの味方よ。
ブログでは取材のこぼれ話やお知らせのほか、日常のことを綴っています。
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