三菱マテリアル加工事業カンパニーが面白くなってきた!
昨日、久しぶりに三菱マテリアル 加工事業カンパニーにお伺いしたのですが、同社の取り組みが画期的かつ面白いことになっていたのには驚いちゃった。
まずは、この小洒落た雑誌ね!
同社がつくっている雑誌ですが、これがまた内容が面白い!
ペラペラとめくると、今回は「航空機産業と難削加工」というテーマ。切削テストについて触れているページもあったり、知識が増え、勉強になりました。しかも切削工具を扱う方のみならず、航空機マニアにも喜ばれる非常に濃い内容でした。
勉強になります!
ところで三菱マテリアルさんといえば、洗練されたイメージ、まぁ、ぶっちゃけていうと、どことなく近寄りがたいイメージがありましたが、なんと! 今回、わたしが驚いたのは、キャラバンで登りをたてつつ、全国に切削工具を広めるための旅芸人のような活動を行っていたということ! まさにユーザーの近くに、寄り添うようなキャラバンの姿。
こ、これは! 車には様々な切削工具のシールが貼られています☆
こ、これは泥臭い! ここで加工の悩み相談や、販売も行っているんですって。
しかもサンプル品もあったりするらしいので、もしキャラバンをみかけたら、ラッキーですよ。
こういった活動は効率のいいネット販売では得られないメリットもあります。新しい技術情報や材料に適した加工方法などの情報を仕入れることができます。つまり、対面販売の優位性はこういうところにあるんですね。
ところで、加工事業カンパニー開発本部開発センターは、技術の企画・・・というか、次世代加工を踏まえて、新製品を含めて基礎試験を実施し技術資料を充実させています。こういった取り組みは、顧客のテスト環境に大いに役立ちます。テストに必要な材料や治具、工具を速やかに整えられることは同社の優位性のひとつでありましょう。すでにデータベースネットワークの構築に向けて活動をしています。
製品を売って終わり――というだけでなく、ユーザーの加工そのものを包みこむようなサービスをしていこう! という姿勢がビンビン伝わってきますね。
というわけで、さらに期待度アップの加工事業カンパニー。この取り組みについて取材をしてきましたので、また後ほど。楽しみにしていてくださいね☆
プロフィール
業界新聞社の取締役編集長を経て、インダストリー・ジャパンを設立。製造現場は日本の底力!をスローガンに製造業専門ニュースサイト「製造現場ドットコム」を運営している産業ジャーナリスト兼フリーライターです。霞ヶ関から錦糸町まで守備範囲が広いのが特長。現場取材は数知れず。些細なことや泥臭いことに真実が隠れているのを知り、今では何より本当のことを言うのが大好き。いつも働く女性と頑張るオヤジたちの味方よ。
ブログでは取材のこぼれ話やお知らせのほか、日常のことを綴っています。
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