メカトロが大盛況だったわね!
メカトロが大盛況のうち終了しましたね。
来場者数は4日間で約9万5,000人。会場内も熱気でムンムン。
額から流れる汗を止めることができなかったわ。
今回、取材をした感想は、中部地域での開催ともあって、自動車や航空機に的をしぼった展示が多かったということが、まず一つ。それから、工作機械メーカーでは具体的な商談のお話しがあちこちでなされていたことが挙げられます。その様子を草場の陰で「家政婦は見た」の市原悦子さん風に覗きつつ、展示されているマシンを舐めるようにみていたわたくし。
もうひとつは、新技術を用いた斬新なプレゼンや加工サンプルの展示方法に魅力を感じました。
この点を少しご紹介しましょう。
工作機械を主体とした3号館入口付近にある安田工業は加工サンプルが宙に浮いているように見える不思議なサンプル展示を行っていました。これには来場者もビックリ仰天。
一体どうなっているのでしょうか?
アマダはマシンのレプリカが飾られていました。外観はアマダのマシン造りと一緒なんですって。ものすごく詳細にできていて驚いちゃった! これに時計とかブレスレットを収納したい!!! ああん、ステキね!
高価な小物入れになりそう!
切削工具メーカーでは、新技術を用いた展示と、工夫溢れた販促品が目立ちました。
オーエスジーは、巨大タッチパネルを用いたプレゼン。この巨大タッチパネルに様々な技術が詰め込まれており、来場者の目を惹きつけます。
巨大タッチパネルに新技術をみましたよ
住友電工では、製品の下にiPadのようなものが埋め込まれており、画像が美しくて訴求効果が抜群。説明員もiPadをもって説明をするよりも、断然こちらのほうが素早く対応でき、ナマの商品と映像がマッチしたことによる、ビジュアル的な効果は抜群です。切粉の飛び具合なども美しい!
これまたナイスなアイデア!
販促品で「これが欲しい!」と思えるものがありました。
ダイジェット工業といえば、「俺たちは70HRCでも恐れやしないぜ!」と高剛性をうたっているあのキャラクターが有名です。今回は、袋になりました。しかも、この袋、良い生地を使っているのが分かります。
受付にありましたよ♡
そして、今回、Twitterで多くのRTを得たのは―――。
三菱日立ツールのチロルチョコでした☆
「超硬じゃなくてチョコを配っている」と担当者。この話をつぶやいたところ、多くのリツィートをいただきました。中には、「たしか昔、日立鶴という日本酒を配っていたこともあったよ」という、わたしも知らないレアな販促情報をお持ちの方もいらっしゃって、嬉しくなりました。鶴にツールをかけたわけね☆
というわけで、次回の製造現場ドットコムでは、メカトロテックジャパンのレポートを掲載する予定ですので、楽しみにしていてくださいね。
プロフィール
業界新聞社の取締役編集長を経て、インダストリー・ジャパンを設立。製造現場は日本の底力!をスローガンに製造業専門ニュースサイト「製造現場ドットコム」を運営している産業ジャーナリスト兼フリーライターです。霞ヶ関から錦糸町まで守備範囲が広いのが特長。現場取材は数知れず。些細なことや泥臭いことに真実が隠れているのを知り、今では何より本当のことを言うのが大好き。いつも働く女性と頑張るオヤジたちの味方よ。
ブログでは取材のこぼれ話やお知らせのほか、日常のことを綴っています。
機械振興会館 記者クラブ加盟
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