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メカトロテックジャパン2021 (MECT2021)出展募集を開始
ニュースダイジェスト社は、このほど2021年に国内で開催される最大級の工作機械見本市、「メカトロテックジャパン2021」(MECT2021)の出展募集を開始した。
「MECT2021」は、 日本国際工作機械見本市(JIMTOF)に次ぐ国内2番目規模の工作機械と最新技術の専門見本市。通算1 7回目となった2019年展では、477社・団体(1,941 小間)が出展し、約9万人が来場した。
主催者企画として、会場での加工実演コーナー「コンセプトゾーン」を今回展でも開設。また、11年展で新設した、中小企業を支援するための低料金のパッケージ小間「中小企業支援ブース」も引き続き募集する。このほか日本工作機械工業会が主催する「工作機械トップセミナー」も開催予定。
〈MECT2021概要〉
●会場:ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)
●開催期間:2021年10月20日(水)~10月23日(土)の4日間
●開場時間:10:00~17:00※22日(金)は18:00まで、最終日23日(土)は16:00まで
●主催:(株)ニュースダイジェスト社
●共催:愛知県機械工具商業協同組合
●予測開催規模:1,700小間※新型コロナウイルス感染拡大防止のため出展小間数を調整する場合がある。
●出展対象製品:工作機械、鍛圧・板金加工機、射出成形機、3Dプリンター、機械工具、のこ刃、切削工具、工作機器、測定機器、試験機器、研削砥石、研磨材、油圧・空圧・水圧機器、歯車・歯車装置、環境・安全対応機器装置、CAD/CAM/CAE、制御装置・関連ソフトウエア、産業用ロボット、搬送装置、洗浄機械装置、品質管理・安全・試験認証機関、新素材、マイクロマシン、ナノテクノロジー関連など
出展申し込み方法
所定の申し込み用紙(『出展のご案内』に添付されているものまたはホームページmect-japan.comからダウンロード)に必要事項を記入し、捺印の上、担当者の名刺を添えてMECT事務局まで郵送すること。
送付先 株式会社ニュースダイジェスト社MECT事務局
〒464-0075名古屋市千種区内山3-5-3
●料金について
基本単位1小間(幅2,970×奥行き2,970×高さ2,700mm)¥260,000(税別)
●申し込み関連のスケジュール
出展申し込み受付開始
2020年11月2日(月)
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出展申し込み受け付け締め切り
2021年2月26日(金)
※ただし満小間になり次第締め切り、受付を終了
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出展者説明会
2021年6月上旬
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各種届け出用紙申し込み期限
2021年8月下旬
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搬入期間
2021年10月15日(金)~19日(火)5日間
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開催期間
2021年10月20日(水)~10月23日(土)
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搬出期間
2021年10月23日(土)閉幕後~24日(日)
DMG森精機 オペレータに代わり加工中の切りくずを撃退! 「AIチップリムーバル」販売開始
DMG森精機がこのほど、工作機械の加工中に発生する切りくずをAIを用いて自動で除去する「AIチップリムーバル」を開発し、販売を開始した。
この製品は、近年、省人化、効率的な生産、品質の維持、労働環境の改善などのさまざまな理由から、製造現場で自動化システムを導入する企業が増加し、自動化システムを利用する顧客から寄せられる課題の1つが、加工中に発生する切りくずが原因となる機械停止や加工不良であることを受け開発をしたもの。
「AIチップリムーバル」は、AIを用いて切りくずの堆積状況を分析し、切りくずを自動で効率的に除去することで、切りくずによる機械停止や加工不良を軽減して、自動化システムの生産能力を最大限に発揮できるようにサポートする。
↓Webサイトに動画を公開↓
https://www.dmgmori.co.jp/movie_library/movie/id=5336
主な特長
①加工室内の撮影
・2台の高性能カメラで、加工室内全体を高精細に撮影
・撥水フィルムとクーラント/エアによる洗浄により、カメラへの切りくずやクーラントの付着を防止し、常に鮮明な撮影を実現
②切りくず堆積状況の分析
・撮影した画像を元にAIが切りくずの位置と量を判別
・さまざまな機内環境を学習して高い判別能力を実現
③最適な洗浄方法を検出
・切りくずの堆積場所や状況に合わせて、最適な洗浄経路を自動で選択
・堆積量に応じてクーラント洗浄の要否を自動判別し、クーラントの吐出量を最適に制御
④切りくず除去の実行
・モータ駆動のクーラントノズルにより、機内全体の切りくずを自動で効率的に除去
・機内テーブルの軸移動に追従してノズルの角度を自動調整し、自動運転中にワークの種類が変わっても 切りくず除去が可能
・「CELOS」(DMG森精機の工作機械を操作するオペレーティングシステム)の画面上に映した機内映像を確認しながら、タッチ操作で洗浄経路の変更や任意のポイントの切りくず除去が可能
タンガロイ ヘッド交換式ドリル「DrillForceMeister」シリーズに、SMF座繰り穴加工用ヘッドを拡充
タンガロイがこのほど、φ20~40mmの穴あけ加工用ヘッド交換式ドリル「DrillForceMeister」にSMF座繰り穴用ヘッドを追加した。
この製品は、穴底がフラットな穴あけ加工で能率を上げたいという要望に応え、人気の『DrillForceMeister』シリーズに座繰り穴加工用ヘッドを拡充し、大径穴あけ加工の高能率化を実現したもの。
SMFヘッドは、穴底をほぼ平坦にできるので、ボルトの座繰り穴の一発加工に最適。さらに、その独自の刃先形状から、傾斜面への喰いつきや、断続部分が含まれる穴あけ加工においても抜群の安定性を発揮する。工具径はφ20mmからφ40mmをラインアップ。重電重工産業、自動車関連から、大型の機械部品加工まで幅広い分野の穴あけ加工に貢献する。
〈特長〉
① 再研削や再コート不要で、工具費・工具管理費を低減
ヘッド交換式により、新品・均一なコーティングによる最適な状態での切れ刃を常に使用できるため、寿命のばらつきが最小化され、高い寿命設定が可能。
② 独自のクランプ機構
ドリルヘッドとボディの拘束接触面の広さとねじ締結機構の組み合わせにより、高いクランプ剛性を実現させたことで、迅速かつ簡単な装着にも関わらず信頼性の高い穴加工が可能。
■主な形番、標準価格
・SMF200 AH9130 14,000円
・SMF300 AH9130 19,200円
・SMF400 AH9130 24,600円
(いずれも税抜価格)
BIG DAISHOWAが新社屋を竣工
BIG DAISHOWAがこのほど新社屋を竣工した。
同社は2007年1月に販売会社のBIG DAISHOWAと製造会社の大昭和精機を分社化しており、従来の本社・製造会社とは別に新社屋の建物を販売会社の本社とした。
新本社ビルは5階建で、1階に国内営業本部、大阪支店(旧関西支店)、営業技術部、2階に海外営業本部を設ける。3階はプレゼンテーションルームとショールームにより、来客に対応した講習会や展示商品が一堂に体感できる。4階・5階がラウンジと役員室となっている。
このほど大阪支店が機械団地から移転する事に伴い、出荷は従来通り淡路物流センターと機械団地にある旧関西支店から行う。
「従来の本社が手狭になり、近隣で手頃な土地が入手できたのを機に、製販別々の場所に本社を設けることにした。」という同社。今後は事務所スペースにもゆとりができ、さらなる業務効率アップを図っていくとしている。
本社住所:東大阪市西石切町3丁目6番20号
イスカルジャパンがTech Talk(製品動画)を好評配信中!
イスカルジャパンがYouTubeチャンネルにて、Tech Talk (製品動画)を好評配信中だ。
この動画は、製品マネージャーが、今注目の新製品を映像とアニメーションを用いて解説。カタログなどの平面上では把握しにくい情報も、映像で分かりやすく紹介している。
また、カタログにない製品の“秘密”も公開中。隙間時間で手軽に見られる長さでありながら、見ごたえ十分な内容となっている。EVの各部品別ソリューションなど、産業別の提案動画も公開中である。
同社では、「イスカル製品について知りたい時はまずTech Talk! ぜひチャンネル登録を!」としている。
↓Tech Talkはこちら↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL96g9LMSHJBiAGc-bSbXgmZ4FK1aYjcdv

「JIMTOF2020 Online」393社が出展 ~多彩なオンラインセミナーも連日開催~
「JIMTOF2020 Online」 (主催:日本工作機械工業会/東京ビッグサイト)が、2020 年11 月16 日(月)~27 日(金)の12 日間、Web サイト上で開催される。このほど世界8カ国・地域から393社(国内369社、海外24社)の出展が決定し、出展者リストを公開した。
「JIMTOF2020 Online」 は、最先端の工作機械やその関連機器・技術が世界中から集結し、高度な情報交換の場として活用することができるオンライン展示会。動画配信や資料掲載を通じ、新製品・新技術が紹介され、来場者はそれらの最新情報に、時間や場所の制約なくアクセスすることができる。
また、主催者による専門性の高いセミナーや、学生向けセミナー等の充実した特別コンテンツも展開する。
事前入場登録は11月5日(木)より公式WEBサイトで受け付けを開始する。
▼公式WEBサイト▼
http://www.jimtof.org/online/jp/index.html
多彩なオンラインセミナー
〈主催者セミナー〉
主催者セミナーは、全8本を公開。イベントの初日となる11 月16 日には、基調講演として、「すべての人に移動の自由を-未来のモビリティ社会に向けた自動運転開発の取組み-」をテーマに、トヨタ自動車(株)先進技術開発カンパニー 先進安全領域統括部長の鯉渕 健氏が登壇する。20 日には特別講演として、「ガンダム、横浜で動く~ガンダム GLOBAL CHALLENGE~」をテーマに講演を行い、18mの実物大ガンダムを動かす事に挑戦する“ガンダムGLOBAL CHALLENGE”に携わる人々が、ロボット技術や本プロジェクトの展望について語る。いずれのセミナーも、入場登録することで、無料で聴講することが可能。
〈工作機械トップセミナー〉
前回のJIMTOF2018でも大変好評だった学生を対象にした「工作機械トップセミナー」を、11月21日(土)13:30~16:30にオンラインで開催する。工作機械メーカー経営者による講演、工作機械産業に従事するエンジニアによるラウンドテーブルトーク、工作機械関連企業とのオンライン交流会を予定している。参加は学生の方限定で、入場登録とは別に聴講登録が必要となる。
今回の工作機械トップセミナーのプログラムは、「工作機械メーカー経営者から学生へのメッセージ」をテーマに、岡本工作機械製作所 代表取締役社長 石井常路氏が講演。
また、「工作機械エンジニアとしての現在と未来」をテーマにして工作機械産業に従事するエンジニアによるラウンドテーブルトークも開催する。ファシリテータは東京電機大学 工学部機械工学科教授 松村 隆氏。交流会に参加する工作機械関連メーカーとオンラインで交流できる企画もあり、学生の方にとっては聴き所が豊富な内容となっている。
日本金型工業会 「令和時代の金型産業ビジョン」を公開 ~100年に一度の大変革時代に向けて~
日本金型工業会がこのほど「令和時代の金型産業ビジョン」を同工業会ホームページで公開した。
↓令和時代の金型産業ビジョン↓
https://www.jdmia.or.jp/vision/
「金型産業ビジョン」は、同工業会が平成19年に作成し、本年で13年が経過した。今回のビジョンは第3次となる。(①平成19年9月:金型産業ビジョン、②平成26年3月:新・金型産業ビジョン、③令和2年10月:令和時代の金型産業ビジョン)
なお、今回の金型産業ビジョンは、従来の冊子による発行に加えて6分ほどのyoutube動画による要約番を作成している。活動の幅を広げることを目指して電子データ(PDF/パワーポイント)を用意している。
コマツ 建設現場のデジタルトランスフォーメーション実現を加速
コマツは、建設現場で稼働している既存の従来型建機に、3D-マシンガイダンス機能やペイロード機能などのICT機能を提供する後付けキット「スマートコンストラクション・レトロフィットキット」を、2020年11月からミニショベルにも対象機種を拡大し国内市場へ導入する。
同社が本年4月より導入開始した「スマートコンストラクション・レトロフィットキット」は、建設現場におけるデジタルトランスフォーメーションの実現を加速させるため、油圧ショベル(6トン以上クラス)であれば、コマツ製の建機だけでなく機種を問わず後付けが可能だったが、このほどミニショベル(6トン未満クラス)にも適用を拡大させ、2020年11月以降、コマツグループが保有するレンタル機へ装着して日本国内市場へ導入する。
従来、国土交通省i-ConstructionのICT活用工事は、中型クラスの油圧ショベルでの施工が主だったが、このほど低価格のレトロフィットキットをミニショベルへ後付を可能としたことで建築基礎、道路側溝、管工事の根伐や床掘などの狭所作業へもICT活用工事が広がっていくことが期待される。
日立建機日本 見積もりシミュレーターアプリで営業活動のDX を推進
日立建機の子会社である日立建機日本が、営業・サービス員向けのスマートフォン・タブレット端末専用の見積もりシミュレーターアプリを開発し、 このほど全国の営業・サービス員約9 7 0 名が本アプリの活用を開始した。
この取り組みは、日立建機が取り組んでいるデジタルトランスフォーメーション(デジタル技術を活用した業務改革:以下、DX)の一つです。同アプリを活用して、日立建機日本が取り扱う約200機種の建設機械を対象にシミュレーション価格(概算見積もり)と納期を算出し、顧客に提示できるようになる。顧客は、具体的な商談による詳細な見積もりを待たず、その場で提示されるシミュレーション価格と納期をもとに、保有している機械の入れ替えや新車の購入、あるいはレンタル機の利用など、今後の事業計画に活用できる。
