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発信型中小企業が創るこれからの日本のものづくり」をテーマに電通大が講演会

電気通信大学知能機械工学科が10月27日に「発信型中小企業が創るこれからの日本のものづくり」をテーマに講演会ならびにパネルディスカッションを開催した。

主催した同大学の森重功一准教授は講演会の趣旨を「大企業を中心に製造業の海外移転が急速に進み、日本国内における製造業の空洞化が深刻な問題になっている。わが国の製造業を下支えしてきた中小企業もこれからは自ら情報を発信し、技術面での不足を補うように互いに連携していかなければならない。今回は独創的な取り組みで注目されている中小企業3社の経営者を講師として招き、ものづくりに対する取り組みを講演していただいたあと、今後の日本の製造業のあり方について議論したい」と話した。

今回の講演会は、ミナロ社長・緑川賢司氏が「ものづくりの逆襲」を、ペッカー精工社長・小泉秀樹氏が「ペッカー精工の形態と戦略―下剋上ファンド―」を、モルテック社長・松井宏一氏が「金型屋の社長から愛をこめて」をそれぞれ講演し、聴講した学生からも積極的な質問が多く寄せられた。

写真左から緑川氏、小泉氏、松井氏

連結売上高は3649億1百万円 日立建機が中間期連結発表

日立建機(木川理二郎執行役社長)は、中間期(2011年4月1日~同年9月30日)の連結決算を発表した。

当中間期の建設機械市場は、中国市場で需要の対前年割れが見られたものの、その他の新興国での経済成長による需要拡大、レンタル業界を中心とした日本、アメリカの堅調さなどにより、建設機械需要全体として前年並みに推移した。

このような中で同社グループは、アジアを中心とした旺盛な新興国需要に対し、地域特有のニーズに合わせた「ZAXIS-5型」シリーズ、低燃費と現場での実用性能に優れた新世代ハイブリッドショベル「ZH200」を市場投入するなど、積極的な製品戦略を推進してきた。また、資源国の活発な鉱山開発需要を背景としたマイニング(鉱山)機械についても、AC駆動方式のダンプトラックシリーズの拡販に努めた。

このような結果、連結売上高は3,649億1百万円(前年同期比105%)となったが、中国需要の減少や円高等により計画を下回った。

これを地域別にみると、日本は881億9千8百万円(前年同期比110%)、アメリカは355億1千1百万円(前年同期比156%)、ヨーロッパは327億8千1百万円(前年同期比104%)、ロシアCIS・アフリカ・中近東は279億5千6百万円(前年同期比101%)、アジア・大洋州は1,122億6千6百万円(前年同期比118%)、中国は681億8千9百万円(前年同期比76%)となっている。因みに海外比率は75.8%(前年同期76.9%)である。

営業利益については、マイニング(鉱山)機械を中心とするサービス・部品販売の増加や間接費削減等により204億4千3百万円(前年同期比167%)となり、経常利益は178億3千7百万円(前年同期比149%)、中間期純利益は54億8千1百万円(前年同期比177%)を計上した。

今後の見通しについては、油圧ショベルの世界需要は日本、アジア等で拡大しているが中国での需要減があり、今年度の世界需要を22万9千台と1万6千台減少するものと予想している。従って、中国での販売減少や円高の影響もあり、売上高は予想を下回るものと思われるが、利益面では原価低減や売価改善等により予想どおり達成するものと見込んでいる。

同社は、世界的な如何なる厳しい情勢下にあっても、中長期経営戦略である ①ハード(製品)戦略 ②ソフト戦略 ③地域戦略 ④グローバルな経営体制、が着々と力強く推進されている。

アジア最大級の科学・環境エンジニアリングの専門展示会「INCEM TOKYO2011」が開催

化学工学会、日本の能率協会は11月16日(水)~18日(金)の3日間、アジア最大級の化学・環境エンジニアリングの専門展示会「INCEM TOKYO2011」(インケムトウキョウ2011)を東京ビッグサイトで開催する。今回は、「グリーンイノベーションを目指して」を開催テーマに掲げ、従来から開催している「プラントショー・」・「イノベーション・プロダクツ(旧・先端材料展)」分野に加え、今後の成長が見込まれる「エネルギー」、「環境」、「水」分野の展示テーマを新たに設けている。同展示会の特長であるエンジニアに向けた情報発信にも力を入れており、産業界の抱える課題解決の糸口として100名近くの大学・公的機関の研究者が学術発表を行うINCEM TOKYO特別企画「産学官マッチングフォーラム」のほか、東南アジア・BRICs諸国の政府高官や、国内外の企業が環境と資源についてのディスカッションを後悔する同時開催「グリーン産業開発支援国際会議2011」など、無料で超硬できる講演会も数多く展示会と同時に行われる。なお、展示会への入場登録1000円(税込)が無料になる事前登録を11月17日(木)までホームページにて受け付けている。事前登録受付http://www.jma.or.jp/inchem

イノベーションデー2011 “次世代加工機ショー”開催 森精機

森精機製作所は、イノベーションデー2011 “次世代加工機ショー”を11月17日(木)~19日(土)の3日間、弊社の伊賀事業所で開催する。伊賀事業所は、中型から大型の工作機械の組立を行う同社の主力工場であり、基幹部品である主軸、ボールねじの生産や、部品の加工、鋳物の製作も行っている。

イノベーションデー2011では、次世代の新機種13台を含む計38台の工作機械を展示する。プレミアムマシンの“Xクラス”からは旋盤、マシニングセンタ、複合加工機の新機種、計10台を初披露する。さらに独国ギルデマイスター社のリニアドライブ搭載、高速5軸マシニングセンタDMU 60 eVo linearや、同社との初の共同開発機、MILLTAP 700なども展示。

期間中は毎日、新製品や最新加工事例のセミナーや工場見学会を開催する。工場見学会では、主軸、ボールねじの生産工場から、加工工場、組立工場まで全ての工場を案内してくれる。また、今回で8回目を迎える切削加工ドリームコンテストの応募作品も展示。そのほか、屋台村を設置し、ヨーヨー吊りやスーパーボールすくいなどのイベントを実施し、子どもも楽しめる内容となっている。

なお、期間中は毎日、JR名古屋駅とJR新大阪駅から無料送迎バスを運行する。

日立建機、中国・浙江大学との共同研究を日立グループ連携で推進

日立建機は10 月14 日、中国の浙江大学(中国浙江省杭州、学長:楊衛)と、建設機械の技術に関する共同研究をさらに進めることで合意し、新たに、日立(中国)研究開発有限公司(本社:中国北京市、総経理:田辺史朗/以下、日立(中国)研究開発)を加えた3 者により、契約を締結した。中国は世界の建設機械の最大市場になり、旺盛な需要を背景に、建設機械産業に対してさらなる発展が期待されている。豊富な人材を有する中国の大学では、建設機械にかかわる技術についても盛んに研究が行われており、同社が共同研究を進めてきた浙江大学は、中国の重点大学に指定されている。特に流体関連技術においては、中国の国家重点研究室を設けられているなど、この分野では中国でトップの実力を有している。同社と同大学とのつながりは、同社から研究依頼を始めた2001 年からで、2005 年11 月には大学内に同社との共同研究室を設立するに至り、これまで緊密な関係を続けてきている。共同研究室の契約を更新するにあたり、日立グループの中国における研究開発の中心拠点である日立(中国)研究開発と連携することによって、大学が持つ優れた技術をより深く研究し、製品化へ結び付けることができる体制を整えた。今回の取り組みは、日立が持つ別分野での技術の融合も視野に入れ、拡大する中国市場における課題を現地で迅速に対応することにつなげるもの。今後3 者間の人材交流も含め、市場に合った研究開発を進め、将来的には建設機械における先進技術の発信地としての役割を目指していくとしている。

9月分工作機械受注総額は1105.1億円 日工会

日本工作機械工業会がまとめた9月分の受注実績は以下の通り。2011年9月分工作機械受注総額は1105.1億円(前月比+11.7%・前年同月比+20.1%)となった。【9月分内需】355.0億円(前月比△5.5% 前年同月比+30.9%)。■内需総額・前月比2カ月ぶり減少 前年同月比 22カ月連続増加。・受注額は4カ月連続で350億円超え。・前月比は減少したが、回復傾向が続くと見られ、今後も緩やかな増加が続く見込み。① 一般機械  144.1億円(前月比△12.4% 前年同月比+24.8%)。  うち金型   18.4億円(前月比△13.4% 前年同月比△8.6%)。② 自動車  97.4億円(前月比△24.1% 前年同月比+52.1%)。  うち部品 63.5億円(前月比△32.3% 前年同月比+40.1%)。③ 電気・精密 46.9億円(前月比+37.7% 前年同月比+29.5%)。④ 航空機・造船・搬送用機械 13.8億円(前月比+39.1% 前年同月比+26.4%)。 【9月分外需】750.1億円(前月比+22.3% 前年同月比+15.6%)。■外需総額・前月比 3カ月連続減少 前年同月比 23ヵ月連続増加。・2カ月ぶりの700億円台。・主要3極全てで増加し、特に北米の伸びが顕著。①アジア:346.4億円(前月比+8.3% 前年同月比△4.3%)。・東アジア:285.7億円(前月比+23.9% 前年同月比△4.2%)。〈韓国〉:26.5億円(前月比+4.5% 前年同月比△14.8%)。〈中国〉:251.0億円(前月比+26.9% 前年同月比△2.6%)。・その他アジア:60.7億円(前月比△31.9% 前年同月比△4.9%)。〈インド〉:16.5億円(前月比△63.4% 前年同月比△9.9%)。②欧州:138.2億円(前月比+13.0% 前年同月比+47.0%)。〈ドイツ〉:35.3億円(前月比△28.7% 前年同月比△10.8%)。③北米:246.6億円(前月比+59.4% 前年同月比+39.6%)。〈アメリカ〉:227.5億円(前月比+58.7% 前年同月比+53.7%)。

8月分産業機械受注状況および輸出契約状況 

産業機械工業会がこのほどまとめた平成23年8月分の産業機械受注状況および輸出契約状況は以下のとおり。8月の受注は4830億4200万円、前年同月比94.2%となった。・内需内需は2463億9300万円、前年同月比66.0%となった。内需のうち、製造業向けは前年同月比78.2%、非製造業向けは同51.1%、官公需向けは同100.3%、代理店向けは同76.2%であった。増加した機種は、鉱山機械(202.3%)、プラスチック加工機械(103.4%)、ポンプ(104.9%)、送風機(246.4%)、運搬機械(114.6%)、変速機(108.8%)、金属加工機械(145.0%)、その他機械(150.0%)の8機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(44.4%)、化学機械(60.6%)、タンク(89.3%)、圧縮機(62.2%)の4機種であった(括弧の数字は前年同月比)。・外需外需は、2366億4900万円、前年同月比169.6%となった。プラントは2件、75億2200万円、前年同月比21.6%となった。増加した機種は、ボイラ・原動機(340.3%)、鉱山機械(427.6%)、プラスチック加工機械(106.3%)、圧縮機(167.4%)、送風機(210.4%)、変速機(1103.8%)、その他機械(108.9%)の7機種であり、減少した機種は、化学機械(85.2%)、タンク(94.4%)、ポンプ(91.5%)、運搬機械(79.2%)、金属加工機械(28.7%)の5機種であった(括弧の数字は前年同月比)。●8月分産業機械輸出契約状況は以下のとおり。8月の主要約70社の輸出契約高は、2291億8500万円、前年同月比185.0%となった。プラントは2件、75億2200万円、前年同月比21.6%となった。単体は2216億6300万円、前年同月比248.8%となった。地域別構成比は、アジア83.6%、北アメリカ5.5%、中東3.4%、北アメリカ3.0%、ヨーロッパ2.6%、南アメリカ1.1%となっている。

大澤科学技術振興財団が助成費贈呈式を開く


大澤科学技術振興財団(理事長=大澤輝秀氏・オーエスジー会長兼CEO)が、去る10月12日、オーエスジー グローバル・テクノロジーセンターで「平成23年度助成費贈呈式」を行った。大澤科学技術振興財団は、日本のものづくりを支える科学技術の振興に寄与したいという趣旨から平成3年7月18日に設立され、国内の大学・研究所等、非営利の研究機関に所属する研究者に研究に対する助成を行っている。

本年度は、12件の研究開発助成および10件の国際交流助成を行った。助成金の合計は1,966万円となった。

■研究開発助成
[1] 溶融塩電解合成法による炭素径新規超硬材料の探索
北海道大学・大学院 教授 島田敏宏氏

[2] 回動ワイヤガイドによる走査ワイヤ放電加工
筑波技術大学・産業技術学部 助教 後藤啓光氏

[3] 次世代超硬工具用高密着性ナノ結晶ダイヤモンド薄膜コーティング
産業技術総合研究所・ナノチューブ研究センター 研究チーム長 長谷川雅考氏

[4] 電解加工による導電性ダイヤモンド工具の表面仕上げ法の開発
日本工業大学・工学部 教授 鈴木 清氏

[5] 超精密研削加工プロセスによる極微多結晶ダイヤモンドツールの創製
理化学研究所・基幹研究所 専任研究員 片平和俊氏

[6] 小径エンドミルの高精度・高効率加工を実現するための高制振性能と高ロバスト性を有する多重動吸振器の最適設計法の開発
東京工業大学・大学院 助教 中野 寛氏

[7] シリサイド化を用いた超微粒超硬合金へのダイヤモンドコーティングに関する研究
電気通信大学・情報理工学研究科 准教授 一色秀夫氏

[8] AIH-MFPP/ダイヤモンドコーティング複合処理による鉄系材料のトライボ特性の向上
慶應技術大学・理工学部 教授 小茂鳥 潤氏

[9] 窒化物-酸化物系高硬度・高耐酸化性ナノコンポジット膜の開発
富山大学・芸術文化学部 教授 野瀬正照氏

[10] 1500Mpa級超高強度TRIP鋼板のバーリングに及ぼす加工条件および疲労特性の影響
長野工業高等専門学校・機械工学科 教授 長坂明彦氏

[11] 紫外線照射を用いたDLC膜の低摩擦表面処理手法の開発
名古屋大学・大学院 助教 野老山貴行氏

[12] 非金属径の酸素還元触媒を用いた純水中でのGe表年のメタルフリー・原子レベル平坦化
大阪大学・大学院 准教授 有馬健太氏

以上12課題。

■国際交流助成
[K-1] 革新的な鉄アルミナイド合金開発のための討論会(スペイン)
千葉大学・工学部 准教授 糸井貴臣氏

[K-2] ドイツ溶接学会会議と展示会(ドイツ)
豊橋技術科学大学・大学院 教授 福本昌宏氏

[K-3] 第61回国際生産加工アカデミー総会(ハンガリー)
金沢大学・理工研究域 教授 上田隆司氏

[K-4] 第61回国際生産加工アカデミー総会(ハンガリー)
大阪大学・大学院 准教授 山村和也氏

[K-5] 濃く最先端砥粒加工シンポジウム2011(ドイツ)
岩手大学・工学部 准教授 吉原信人氏

[K-6] 濃く最先端砥粒加工シンポジウム2011(ドイツ)
日本工業大学・工学部 准教授 二ノ宮伸一氏

[K-7] 国際先端砥粒加工シンポジウム2011(ドイツ)
首都大学東京・産業技術大学院大学 准教授 越水重臣氏

[K-8] 国際先端砥粒加工シンポジウム2011(ドイツ)
横浜国立大学・大学院 准教授 篠塚 淳氏

[K-9] 国際先端砥粒加工シンポジウム2011(ドイツ)
富山県立大学・工学部 講師 岩井 学氏

[K-10] 国際先端砥粒加工シンポジウム2011(ドイツ)
兵庫県立大学・大学院 准教授 原田泰典氏

以上10課題。

「ナチビジネスフォーラム2011」を開催 不二越 

不二越は10月13日(木)~15日(土)、本社富山事業所で“日本のものづくりを元気にする”をテーマに「ナチビジネスフォーラム2011」を開催し、NACHIの最新ソリューションの提案や新商品・新技術を一堂に展示した。

今回、特別講演として、13日に「環境対応車で広がるものづくりの世界」をテーマにトヨタ自動車生産管理部主査 近藤芳弘氏が講演し、多くの聴講者で賑わった。また、15日には「日本人のものづくり~歴史から見る工芸とデザインの親近性」をテーマに富山大学准教授・大熊敏之氏が、15日には「日本の宝、ものづくり」をテーマに電気通信大学教授・新 誠一氏がそれぞれ講演をし、好評を博していた。

技術セミナーでは、工具セッション、軸受セッション、油圧セッション、ロボットセッション、工作機械セッションなど、不二越の技術のつまった提案がなされた。

今回、工具・マテリアルコーナーでは、工具の新商品(アクアドリルEXフラット・GSX MILL VLほか)の切削実演などが展開され、注目を集めていたが、最も来場者の興味を引いていたのは軸受・油圧コーナーの省エネ油圧ユニット「パワーフィット」。従来型油圧ユニットのNHPを切り換えて模擬プレス機を作動。「パワーフィット」のコンパクト大流量、省エネ、高い操作性を存分にアピールした。

ハイブリッド油圧ショベルZH200がグッドデザイン賞を受賞 日立建機

日立建機(社長=木川 理二郎氏)が日本デザイン振興会主催の2011 年度「グッドデザイン賞」を受賞した。受賞した製品は、本年7 月から発売したハイブリッド油圧ショベルZH200(標準バケット容量 0.8 ㎥)。グッドデザイン賞は、第一線で活躍しているデザイナー、建築家、ジャーナリストなどの専門家からなる審査委員団により、単に美しさだけでなく、機能、品質、安全性などはもちろん、環境への対応など総合的な質の高さを示していると判断された商品について贈られるものであり、社会的価値も高く認知されている。製品の特長として、次の点が評価された。

・ 働く機械としての機動性・堅牢感・信頼感の表現をめざした外観。
・ 操作性・機能性・快適性に優れたキャブ。
・ 強固なキャブを表す堅牢な造形、広い空間・視界と上質なシート。

担当審査委員の評価コメントは以下の通り。
「建設機械分野の環境対応設計の気運は高まっており、この分野へのハイブリッドシステムを採用したショベルの投入は高く評価された。新しい街の環境づくりや建築に於ける重要な役目を担うパワーショベルがハイブリッド化されることで、20%のCO2 低減という成果は素晴らしいものがある。また、ロングライフ性を高めるための素材やリサイクル性の高い部材使用に対する配慮が各部にうかがえ、企業の環境改善への強い取り組みが高い共感を得た。さらに、広い視野、幅広いアジャストストロークのシート、ペタルレイアウト等、女性オペレーターへのやさしい配慮もみられ良かった」。