ニュース
ダイジェット工業 「サマーキャンペーン2021~夏のドリル祭り」スタート!
ダイジェット工業が2021年8月2日(月)から新製品発売を記念したキャンペーンを実施する。
このキャンペーンは、「夏のドリル祭り」と称し、EZシリーズの新製品となる超硬コーティングドリル「ストライクドリル EZN形」、および多機能座ぐり加工用ソリッドドリル「タイラードリル TLD形」、刃先交換式ドリル「TA-EZ ドリル TEZD形」、多機能刃先交換式座ぐり加工用ドリル「TAタイラードリル TLZD形」を対象としたもの。
【対象商品】
① 超硬コーティングドリル「ストライクドリルEZN形」
② 多機能座ぐり加工用ソリッドドリル「ソリッドタイラードリルTLD形」
③ 刃先交換式ドリル「TA-EZドリルTEZD形」
④ 多機能刃先交換式座ぐり加工用ドリル「TAタイラードリルTLZD形」
【実施期間】
2021年8月2日(月)~10月29日(金)
【セール内容】
■Aコース:新製品お試しコース 本購入につき、購入価格以下品を1本サービス。
〈Aコース対象製品:ストライクドリルEZN 形〉
■Bコース:プラスワンコース 3購入につき、購入価格以下品を1本サービス。
〈Bコース対象製品:ストライクドリルEZN 形 、ソリッドタイラードリルTLD 形〉
※ストライクドリルとソリッドタイラードリルの組み合わせ可。
■Cコース:本体サービスコース インサート6個購入につき、適応本体1サービス。
■Dコース:インサートサービスコース 本体1本購入につき、適応インサート1個サービス。
〈C・Dコース対象製品:TA-EZドリル TEZD 形、TAタイラードリル TLZD 形〉
なお、数量限定につき、なくなり次第終了する。
無限の金属加工に挑戦! イスカルNEOLOGIQシリーズに注目!
イスカル社の「NEOLOGIQシリーズ」は、「混沌の時代からの脱却」をテーマとした最新製品シリーズ。2018年リリースしたLOGIQシリーズを、時代の変化に合わせ更に進化させたとして注目されている。
「NEOLOGIQシリーズ」は、最新製品と最先端加工技術・ノウハウ(TECHNOLOGIQ) を組み合わせることで金属加工のハイテク化を促進するもの。
最先端加工技術・ノウハウの発信手段として開発された便利な情報集約アプリ 「イスカルワールド」は、製品情報や現場をサポートする20種類のコンテンツを集約。「探したい答えが手のひらに」の思いから、iPhone/Androidスマートフォンにて、完全無料で利用可能としている。
■イスカルワールド↓
https://imc.iscar.co.jp/IscarWorld/
■NEOLOGIQ製品の詳しい情報は、イスカルジャパンWEBページへ↓
https://www.iscar.co.jp/campaign.aspx/countryid/10/newarticleid/10443
同社では、「NEOLOGIQシリーズ及びイスカルワールドとともに、スマートファクトリー化への新たな一歩を踏み出しましょう!」と意気込みを示している。
タンガロイ 極小内径加工における切りくず問題を劇的に解消する内部給油クーラント対応の新スリーブを発売
タンガロイはこのほど、極小内径加工用超硬ソリッドバー「TinyMiniTurn(タイニー・ミニ・ターン)」シリーズ用内部給油クーラント対応スリーブに4つのクーラント供給口を拡充し、発売を開始した。
「TinyMiniTurn」は、溝入れ加工、ねじ切り加工などは最小加工径0.6mmから、極小内径加工にも対応できる超硬ソリッドバーシリーズ。通常専用スリーブに装着し使用するが、今回、内部給油クーラント対応スリーブに新たなラインアップを追加した。
①ねじ止め式新4つ穴スリーブ
スリーブの取付け穴の内側に4つのクーラント供給口(スリット)を設けており、この供給口より切削油が刃先近傍へ的確に供給される。従来の内部給油式では、超硬ソリッドバーが持つ供給口だけだったので、極小径工具の場合に切削油の吐出量が少なく、内部給油の効果が限定されていた。今回、新たに4つの供給口を設けた新スリーブは、従来よりも遥かに大量の切削油を的確に加工箇所へ供給可能。これによって、内径部からの切りくずの排出性が向上し、工具や被削材に切りくずが巻付くといったトラブルを軽減でき、超硬ソリッドバーの長寿命化や安定加工を実現、生産性向上に大きく貢献する。
②コレットチャックタイプスリーブ
従来のコレットチャックタイプスリーブは、シャンク径φ16mm、φ20mmのみを設定していたが、今回新たにφ12mm~φ25.4mmの間に計8種類のシャンク径をラインアップした。コレットチャックタイプスリーブは、専用スパナでキャップを操作するだけで超硬ソリッドバーの脱着が可能で、工具交換が非常に容易。また、ねじ止め式に比べ、ソリッドバーを把持している部分の面積が大きいため安定した刃先位置精度、繰返し精度が得られる。
発売済みの超硬ソリッドバーは内部給油にも対応しているので、刃先に直接切削油を供給でき、切りくずを効果的に排出できる。今回のシャンク径拡充によって、さまざまな機械への搭載が可能となり、幅広い顧客が活用できるようになった。
「TinyMiniTurn」の特長
(1)優れた刃立ち性
高い研削技術と平滑コーティングの組合せにより、非常に優れた刃立ち性を実現。これによって、極小内径加工においても、高精度、高品位加工が可能となり、同時に工具寿命の安定化にも貢献する。
(2)充実した品揃えで、多種多様な極小内径加工に対応
内径、倣い、面取り、ねじ切り、溝入れなど、146形番を用意。優れた形状設計と充実したアイテム設定で小物部品加工での高生産性を実現する。
■主な形番と標準価格
①ねじ止め式4穴スリーブタイプ
・JBBS16-4-L100C-4N:33,800円
・JBBS25-7-L100C-4N:38,900円
計17アイテム(いずれも税抜き価格)
②コレット止め式スリーブタイプ
・JBBSA19-4-L120C:27,700円
・JBBSA254-7-L120C:31,700円
計13アイテム(いずれも税抜き価格)
DMG森精機 PCR検査装置を伊賀事業所に導入
DMG森精はこのほど、同社最大の拠点である伊賀事業所(三重県)に、PCR検査装置4台を導入した。
三重県にCOVID-19に特化した臨時衛生検査所の登録をして、PCR検査室を開設し、その中にPCR検査装置を設置した。現在、1日あたり最大48名分の検査を行い、当日中に結果を入手できる。同社はかねてより、顧客や取引先の対応業務の多い社員は外部機関に委託して定期的にPCR検査を受検していたが、事業所内にPCR検査装置を設置することにより迅速かつ適切なタイミングで受検することが可能になった。今回導入したPCR検査装置は、島津製作所製の遺伝子解析装置「AutoAmp」で、企業内診療所を持たない民間企業での導入は国内初めてとなる。
同社では、会社の安定した事業運営と将来に向けた持続的な発展成長にとって、社員が心身ともに健康であることが必要不可欠であると考え、2021年1月に「DMG森精機 健康経営宣言」を策定している。経営理念に掲げている「よく遊び、よく学び、よく働き」を体現する社員の意欲的な働きに期待するとともに、会社を挙げて従業員の健康の維持・増進に向けて、引き続き取り組んでいく方針。
ヒノデホールディングス 新しい体熱膨張鋳鉄「ヒノGDインバー®」を開発
ヒノデホールディングスは、⻑年培ってきた鋳物の材料開発技術を活かし、このほど温度変化による寸法変化を抑えた低熱膨張の鋳鉄材料「ヒノGDインバー®」シリーズを開発した。
高剛性の球状⿊鉛鋳鉄(FCD)系「ED2」(α=1.0〜2.0ppm/℃)、鋳造性を高めたFCD 系の「ED3」(α=2.5〜3.5ppm/℃)、高減衰・高被削性の⽚状⿊鉛鋳鉄(FC)系の「EG3」(α=2.5〜3.5ppm/℃)の3種類を用意している。
公共土木分野で培った生型自動造型ラインによる低コストでの多品種少量生産、安定した供給能⼒で、設備投資が拡⼤基調にある半導体製造装置や⼯作機械等の分野の下⽀えを⾏っていく。
日立建機 土浦工場に国内最大級の電波暗室を新設
日立建機は、このほど土浦工場(茨城県土浦市)敷地内に、建設機械における電磁波の影響を試験する「車体EMC試験用電波暗室」(以下電波暗室)を新設すると発表した。2021年8月末に竣工し、2021年11月初旬より稼働開始を予定している。建設機械にも対応可能な電波暗室としては国内最大級。
これまで、建設機械と他の電子機器が相互に電磁波の影響を与えるかどうかを確認する試験は浦幌試験場(北海道十勝郡浦幌町)の屋外や社外の施設で行っていた。今後は、油圧ショベルなどの開発・生産拠点である土浦工場で実施できるようになる。また、屋内での試験となるため、天候や気象条件に左右されずに安定した環境下でEMC試験が可能になる。これにより、近年需要が高まっている建設機械の自動化・自律化・電動化のほか、安全装置の搭載やICT施工への対応など、製品開発スピードを加速させていく。
コマツ 自動走行ダンプトラック実現を目指し、米国アグ・ジャンクション社との共同実証実験を開始
コマツは、このほど米国アグ・ジャンクション社と、建設現場向けに複数台のダンプトラックの自動走行を実現するための共同実証実験(PoC)を開始した。デジタルトランスフォーメーション・スマートコンストラクション(以下DXスマートコンストラクション)を活用し、現場で稼働するダンプトラック周囲の様々な作業工程の情報を組み合わせることで、状況に応じた柔軟な複数台のダンプトラックの自動走行を実現し、2022~2023年の日本市場導入を目指す。
建設現場は、工事の進捗に伴い可変性が高く、土砂の積込場と排土場の位置やダンプトラックの走路が頻繁に変更するうえ、現場作業員の往来や機材の搬出入、他の建設機械などを避けて走行する必要がある。このような現場への自動走行ダンプトラック導入を実現するため、アグ・ジャンクション社の技術である障害物の検知と回避が実現可能な汎用自動化キットと、コマツが開発する自動化対応ダンプトラックを組み合わせるとともに、DXスマートコンストラクションの位置情報や施工計画にあわせた運行指示を行う技術を活用することで、さらに高度に周囲環境を認識および共有し、状況に応じた柔軟な車両制御により、建設現場の積込場と排土場を行き来する複数台のダンプトラックの自動走行を可能にする。また、最適な配車・走行ルートを制御することにより、燃費改善およびCO2削減が見込まれる。
2021年6月分工作機械受注総額は1,320.8億円 日工会
日本工作機械工業会がこのほどまとめた2021年6月分の受注実績は以下の通り。
2021年6月分工作機械受注総額は、1,320.8億円(前月比+6.6% 前年同月比+96.6%)となった。受注総額は、2019年3月(1,306.6億円)以来、27カ月ぶりの1,300億円超。1,000億円超は5カ月連続で6月は内需も回復基調が強まる。
内需は446.6億円(前月比+34.4% 前年同月比+91.1%)で、6月はこれまでの回復基調に加え、補助金採択分の受注などもあり、2019年9月(460.7億円)以来、21カ月ぶりの440億円超。
外需は874.3億円(前月比△3.6% 前年同月比+99.5%)で、2カ月ぶりに900億円を下回るも。4カ月連続の850億円超と高水準持続。中国が前月比減少するも、欧州、北米が増加し、回復持続。
全地域的に回復が進んでおり、今後のさらなる回復に期待する一方、感染拡大状況について引き続き注視。
6月分内需
446.6億円(前月比+34.4% 前年同月比+91.1%)。
・3カ月ぶりの400億円超。440億円超は2019年9月(460.7億円)以来、21カ月ぶり。
・前月比3カ月ぶり増加、前年同月比4カ月連続増加。
・緩やかな回復傾向に、事業再構築補助金等の採択案件が上乗せされ、前月比大幅増加。
(出所:日本工作機械工業会)
6月分外需
874.3億円(前月比△3.6% 前年同月比+99.5%)
・2カ月ぶりの900億円割れも、4カ月連続の850億円超。
・前月比5カ月ぶり減少、前年同月比8カ月連続増加。
・主要3極では、アジアが前月比減少も、欧州、北米は増加し、高水準の受注が継続。
(出所:日本工作機械工業会)
2021年5月度建設機械出荷金額統計まとまる 日本建設機械工業会
日本建設機械工業会がこのほどまとめた2021年5月度建設機械出荷金額は以下の通り。
5月の建設機械出荷金額は、内需は10.9%増加の655億円、外需は90.2%増加の1,396億円となった。その結果、内需は5カ月ぶりの増加、外需は7カ月連続の増加となった。総合計では54.8%増加の2,050億円となり、7カ月連続の増加となった。
内需について機種別にみると、トラクタ30.7%増加の70億円、油圧ショベル23.1%増加の201億円、ミニショベル11.8%増加の56億円、道路機械20.0%増加の31億円、油圧ブレーカ・圧砕機15.6%増加の14億円の5機種と補給部品9.4%増加の97億円が増加し、内需全体では10.9%の増加となった。
外需について機種別にみると、トラクタ49.4%増加の150億円、油圧ショベル110.7%増加の599億円、ミニショベル81.3%増加の220億円、建設用クレーン24.4%増加の61億円、道路機械39.4%増加の19億円、基礎機械1.5%増加の3億円、油圧ブレーカ・圧砕機56.4%増加の7億円、その他建設機械68.1%増加の186億円の8機種と補給部品220.0%増加の151億円が増加した。地域別にみると、オセアニアが10カ月連続の増加、欧州が8カ月連続で増加、北米が5カ月連続で増加するなど8地域で増加し、外需全体では90.2%の増加となった。
MOLDINO 穴加工用工具「超硬OH ノンステップボーラーシリーズ」 超深穴加工40~50D タイプを追加
MOLDINOがこのほど、穴加工用工具「超硬OH ノンステップボーラーシリーズ」に、穴深さ(L)が直径(D)の40~50 倍に対応した超深穴加工40~50D タイプを追加し発売した。ダイカストおよびプラスチック金型の30<L/D の冷却穴/ヒーター穴加工や、その他部品等、30<L/D の深穴加工に威力を発揮する。
同社では、40~50Dタイプ追加にあたり、「ダイカストやプラスチック金型には穴深さが直径の30 倍を超える(30<L/D)深い冷却穴、ヒーター穴があり、このような超深穴は、主にガンドリルやハイスドリルが使用されているが、低寿命かつ低能率であることが課題です。一方、超硬ドリルは、交差穴における欠損・折損のトラブルが発生し易いため、トラブルが少ない浅穴にご使用になられていることが多い。これら課題の解決を目指し、今回、超硬OH ノンステップボーラーの40D・50D タイプを開発した。」と述べている。
〈特長〉
1.L/D=50 までの超深穴をノンステップで加工可能。
2.高強度の外周コーナ形状を採用し、交差穴・通り穴加工時の欠損を抑制する。
3.高剛性の心厚、切りくず排出性の良い溝形状を採用し、深穴加工における折損を抑制
する。
4.これらの特徴により社内の切削試験において、従来のガンドリルに比べて3 倍の加工能率、10 倍以上の寿命を達成した。
■仕様
・40WHNSB-TH(L/D=40):Φ2.5~Φ10 8アイテム
・50WHNSB-TH(L/D=50):Φ2.5~Φ8 6アイテム