月別アーカイブ 2022年03
無造作淑女
INTERMOLDが盛り上がって参りました
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来月はいよいよリアルなINTERMOLD(大阪)が開催されます。
出展各社の皆様は大忙しだと存じます。しかも今日は期末だ~!
というわけですが、安田工業のパンフレットが出来上がったとのこと☆
「切削と研削の2工程を1台で実現する」ーーーとありますね。工程短縮を視野にいれたマシンが展示されるようです。ワークのピカピカさもドーンとアピールしていますので楽しみです(●∀●)
わたしも会期中にはカメラを引っ下げて取材に入ります。
見かけたら声をかけてくださいね☆
【お知らせ】「INTERMOLD金型展金型プレス加工技術展」オンライン展示会を開催中!
インターモールド振興会が、現在、「INTERMOLD/金型展/金型プレス加工技術展」(大阪・名古屋)に先駆けたプレ企画を特設WEBサイト上で名古屋・大阪2つのオンライン展示会として開催中です。60社以上のオンライン出展企業の情報も検索できますよ。
オンラインのメリットは「いつでもどこでもアクセスできる」こと。
最新情報を提供してくれるので、リアル展に出展する企業情報を事前に知ることができるうえ、展示会に来られない方にも最新情報をゲットすることができます。アクセスは無料。
●開 催 期 間 :2022年3月15日(火)~9月16日(金)
●セミナー配信期間:5月17日(火)~27日(金)、7月26日(火)~8月5日(金)
テーマ別オンラインフェア
インターモールドオンラインのサイト内で、より具体的なテーマに焦点を当てて実施する特別企画。1テーマの公開期間が10日間と短いながらも、専門テーマに絞って情報提供をしてくれる。開催期間中しか視聴できない期間限定セミナーをオンデマンド配信!
■実施日時
・3月15日(火)~25日(金) 「最新切削工具・加工技術」
・3月22日(火)~4月1日(金) 「最新大型・門型工作機械」
・3月29日(火)~4月8日(金) 「製造業DX」
■開催期間中限定で専門セミナーをオンデマンド配信!
「最新切削工具・加工技術」
〇情報化時代の型技術 精密・微細切削向け5軸制御MCの切削技術
講師:(株)松岡技術研究所 代表取締役 松岡 甫篁氏
「製造業DX」
〇~データとプロセスの連動から始める現場主導の金型製造業DX とは?~
データプロセス管理システムの自社構築に向けて
講師:(株)データ・デザイン セールスユニット マーケティングG 今田 智秀氏
〇製造現場のセンシング技術と金型・設備DXソリューション
講師:(株)KMC 代表取締役社長 佐藤 声喜氏
画期的な切削工具を発見!
![220324b](/sites/default/files/inline-images/220324b.png)
硬脆材といえば、字のごとく硬くて脆い材料のことですが、これがまた現場泣かせの切削加工が難しいものとされています。ポピュラーな脆性材料には石英ガラス・セラミック等がありますし、硬いといえば、ピンとくるのが超硬合金。なんていったってダイヤモンドの次に硬い材料です。硬くて脆いという双方の矛盾に太刀打ちできる切削工具はネット上でどのくらいあるのかと調べてみたところ――――――。
硬脆材用PCD工具「6C×OSG」を発見しました。
硬脆性材は一歩間違えると面品位が損なわれてしまう危険を孕んでおり、加工の難易度が高いことはマニアックな製造現場ドットコムの読者ならお分かりだと思います。
硬脆性材を加工する場合、一般的にはワイヤカットや型彫り放電加工、電着工具や軸付砥石を用いた研削加工で行うとされていますが、これらのデメリットに加工時間が長めなことが挙げられます。加工コストの大半は加工時間によるものですから、加工時間の削減は経済効果に直結します。加工時間が削減できれば、その分、コストダウンに繋がりますので、硬脆材を切削加工で高能率に安定して加工できたら良いことずくめ。
加工も進化しておりますから、切削工具もこれに伴いどんどん進化するのでしょうね。
↓オンラインショップから購入可能のようです↓
https://www.6cxosg.com/
OKKが出展機種を発表!
![220310b](/sites/default/files/inline-images/220410b%20VM53RII.png)
来月はいよいよINTERMOLDが大阪で開催されますね!
現在、地政学的リスクの高まりや疫病の蔓延、材料の高騰、流通の遅れなど懸念材料は山ですが、その一方、製造業界は好調であり、金型業界も調子が良い模様。
さてさて、そんな中、最初に耳に飛び込んできた出展メーカーさんはOKKでしたので、少々詳しくご紹介したいと思います。
今回、同社のブースで主役になるのは「VM53RⅡ」。同社のベストセラーマシンのVM/Rシリーズの後継機となります。
「昨今の短納期ニーズに応えるためモジュール生産が可能になるよう設計レベルでの見直しを進め、リードタイムを従来比2/3程度に短縮することができました。」とのこと。
このマシンは、OKK伝統の〝角形すべりガイド〟を継承した高剛性重切削の立形マシニングセンタ。従来機を本体構造から見直し、新規の幅広コラム構造でさらなる高剛性を実現したマシンに仕上がっています。
また、作業効率をより高めるために接近性、メンテナンス性もより一層向上したとのことで、一般部品加工からチタンなどの難削材まで高剛性を強みにして安定した加工を実現すると自信を見せてくれました。なお、加工内容に合わせた豊富な主軸バリエーションと種々の自動化省力化オプションを用意してくれています。
■主な仕様
移動量(X軸×Z軸×Y軸):1050×530×510mm
テーブルサイズ((X軸×Y軸):1050×560mm
主軸モーター出力(短時間/連続):11/7.5kW(No.40)、18.5/15kW(No.50)
ほかにもOKKテクノロジーコーナーとして、ワークの心出し作業を簡単かつ確実にできる「3Dマイスター」、熱変位による加工誤差を低減する「ソフトスケールCube」、加工時間を短縮させる「ソフトAC」、手軽に導入できるIoTとして「Net Monitorシリーズ」を紹介してくれるようですよ。
そうそう、OKKのマシン、ちょっとデザインが変わったようにも見えますね。ここのところも注目したいです☆
【お知らせ】砥粒加工学会「研削加工にみるスマート化の最新技術」がテーマ
砥粒加工学会の次世代固定砥粒加工プロセス専門委員会(第102回研究会)が、「研削加工にみるスマート化の最新技術」をテーマに、4月22日(金)13:00~17:00までPIO PARKイベント会場にて研究会を開催いたします。
今回の狙いについて同学会では、「高精度・高品質加工が求められ、技能者の〝うで〟に頼ることが多かった研削加工にもスマート化への要求が高まっています。新興国での加工への対応、また、技術技能者の減少などから、自動化、無人化が遅れていた研削加工においても、急速にその対応技術開発が進められています。昨年10月に名古屋で開催されたメカトロテック2021に出展された最新技術をはじめ、国内で注目される最新技術について具体的に解説します。」とのこと。
高度な研削加工が自動化できれば、製造現場の高能率化を図ることができると百も承知ですが、実際には現在、どんな研究開発が行われているのか、なかなか深~く知るチャンスはしょっちゅうありませんので、こうした研究会はとても貴重なものだと実感します。
この詳細については、次号の製造現場ドットコムのニュースにて掲載いたしますので、研削加工マニアの皆様、お楽しみに☆
プロフィール
業界新聞社の取締役編集長を経て、インダストリー・ジャパンを設立。製造現場は日本の底力!をスローガンに製造業専門ニュースサイト「製造現場ドットコム」を運営している産業ジャーナリスト兼フリーライターです。霞ヶ関から錦糸町まで守備範囲が広いのが特長。現場取材は数知れず。些細なことや泥臭いことに真実が隠れているのを知り、今では何より本当のことを言うのが大好き。いつも働く女性と頑張るオヤジたちの味方よ。
ブログでは取材のこぼれ話やお知らせのほか、日常のことを綴っています。
機械振興会館 記者クラブ加盟