【取材こぼれ話】工業技術博物館と企業ロゴ

先日、このギョーカイでは有名な上智大学名誉教授の清水先生が館長として務める日本工業大学工業技術博物館へ取材に行って参りました。この博物館は貴重な工作機械の歴史そのものが展示されております。この内容は後日、製造現場ドットコムに掲載いたしますが、取材中に拝見した企業のロゴマークにご注目!

碌々産業は大昔からこのロゴです。これは1969年のNCボール盤に使用されていたマーク。変わりはありません。

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もうひとつは、アマダ。これは1958年の帯のこ盤に使用さていたロゴ。まだアマダが天田製作所だった時代です。

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昔はノコギリをイメージさせるギザギザがロゴに使用されていたことを知っておりましたが、赤色の丸い文字体かつ、Aとmの文字にはギザギザがなく横線が入っているタイプのバージョンを拝見したのは初めてです。


さて、現在、日本工業大学工業技術博物館2020年度 第26回特別展「平成時代30年間の工作機械技術を振り返る」が、本年6月30日(水)まで、日本工業大学工業技術博物館 2Fにある特別展会場で開催しております。

工作機械メーカー22社がパネル出展をしておりますが、22メーカーの技術及び製品がどんな産業に貢献してきたのかが一発で理解できる内容です。

現在、われわれが便利な生活を送ってこられたのも、こうしたマザーマシンの進化があるからだと思うと、感慨深いものです。