【お知らせ】砥粒加工学会 次世代固定砥粒加工プロセス専門委員会 第103回研究会が6月10日(金)に開催

 砥粒加工学会 次世代固定砥粒加工プロセス専門委員会の「第103回研究会」が6月10日(金)に開催します。今回のテーマは、「技術・技能継承について現場が取り組んでいること ~人間の知能・腕前とIT化・全自動化との融合~」。

 同専門委員会は、「従来、日本の製造業は、技術者・職人の経験や知覚に基づく加工技術により〝品質の作り込み〟、〝普通とは一味違う仕上がり〟を実現し、高い品質と性能が世界から認められ優位性を保ってきた。一方、近づく労働人口減社会を見据え、IT化、全自動化などの対策が積極的に進められている。これらの導入により、技術の継承は可能になるが、属人化している技能を継承することについては別の工夫が必要であると考えられる。技能継承の如何によっては日本の製造業の競争優位性が損なわれてしまう可能性がある」と懸念を示しています。

そこで、今回は技術継承、技能継承について、人間の持つ知能や技と先端テクノロジー両者の融合を戦略的に進めている産学からの話題提供を基に、日本製造業の将来像を議論します。

主  催:公益社団法人砥粒加工学会 次世代固定砥粒加工プロセス専門委員会
日  時:2022年6月10日(金) 13:00~17:00
開催方式:PIO PARK(対面)とCisco Webex Meeting(Web)のハイブリッド形式で開催。
〒144-0041 東京都大田区羽田空港1丁目1番 4 号 HICity zone K HANEDA×PiO(ハネダピオ) 電話: 03-5579-7971  https://www.hanedapio.net /piopark /
※ 講演者には開催前の状況によりリアルか Web のどちらでの講演かを選択
※Web開催に関する詳細情報は、参加希望者に後日通知する。

概要

13:00~13:05 開会挨拶 山田委員長
13:05~14:00 講演1 「継ぐ技とテクノロジーの融合」
パンチ工業(株) 及川 水輝 氏
14:00~14:55 講演2 「工作機械における技術・技能の継承について」
三井精機工業(株) 向井 良平 氏
14:55~15:10 <休 憩>
15:10~16:05 講演3 「バフ研磨技術のデジタル化・見える化と研磨技術教育への活用」
(株)松一 松澤 正明 氏
16:05~17:00 講演4 【総括と展望】「技能・技術のデジタル化・見える化を活用した技能・技術教育への展開 ―結晶粒超微細化と研磨仕上がり面への影響―」
兵庫県立大学 鳥塚 史郎 氏
17:00~17:05 閉会挨拶・事務連絡 山田委員長

■参加費
・研究会:当専門委員会会員:無料。非会員:15,000円 
※会員は5人まで、非会員は2人まで研究会に参加できる。パソコンの接続数に限りがあるので当面は2台/社とする。なお、会員に限り、参加状況によっては3台まで接続が可能な場合もある。

希望の会員は専門委員会事務局(田附)まで連絡のこと。
・技術交流会:オンライン開催時には中止。ご理解のほどお願い致します。

(注)「会員」とは専門委員会会員を指す。学会員ではないので要注意。

申込締切日:2022年6月3日(金)

(注)当日キャンセルの非会員には、すでに準備に費用がかかっているため参加費を請求致する。

問合せ/申込先:当専門委員会事務局 田附宙美宛
・FAX:048-829-7046,E-mail : sf-office@mech.saitama-u.ac.jp
・申し込みはHPから→https://jsat-sf.jp/event.html