【JIMTOF強化月間】世界最高峰の超高精度マザーマシンの開発に取り組むYASDA

YASDAさんといえば、ユーザーが欲しがる工作機械に名前を挙がるメーカーとしても有名よね。なんていっても高い耐久性を持つマシニングは魅力だもの。
以前、取材をしたときに工場の美しさと徹底した品質へのこだわりに驚いたこともあったのよ。そのとき聞いたのは「最大ではなく最高を目指す」っていう言葉でさ、ズキュンとハートにきたのを覚えてるわ☆

「精度と機能が安定したものでないと市場に通用しない」として、昔から機械づくりに妥協はせず、一貫して“精度ありき”の姿勢も崩していないわ。YASDAさんがターゲットとして重視しているのは、マーケットの広さよりも加工精度。なので、「最大ではなく最高を目指す」という経営哲学はYASDAさんにとって当然のことなのかもしれないわね。

これは製造業に限ったことじゃないと思うけど、時代に迎合ばかりしていたら、そのうちオホーツク海の荒波に揉まれる昆布のようにフラフラと流されちゃうわけよ。やっぱり経営哲学って大切だとしみじみ感じてるわ。

さて、私も展示会ではいつもYASDAさんのブースを覗くんだけど、その度に目撃するのは、マシンに釘付けになる来場者の姿よ。機械を舐めるように見回すその姿からユーザーを惚れ込ます機械の魅力が伝わってくるわ!

こちらは「YBM Vi40」

さて、来場者も興味津々のYASDAさんの見所は、YASDA伝統の角ガイドウェイ採用の高剛性立型5軸機「YBM Vi40」。全軸リニアモータで高い運動性能と低振動を実現させた微細加工機「YMC430Ver.Ⅱ」に“DDモータ駆動”採用の内製チルトテーブルを搭載させた「YMC430+RT10」。新駆動方式を採用し高効率化を図ったテーブルチルト軸や、2つのモータの組合せにより幅広い回転域を実現させた主軸を搭載させた「YBM 10T-100TT」とのこと。

パレットサイズ1000x1000mm(最大加工物φ1500mm、2t)のテーブルチルト方式を採用の新技術を盛り込んでいるらしいわよ! これだけでも迫力あるマシンだってドキドキするけどさ、詳しくは次号の注目記事「製造現場ドットコムが選んだJIMTOF各社の一押し商品はコレだ!」に掲載するからそれをご覧くださいね(●ω●)☆キラリン☆

私もベールを脱いだ「YBM10T-100TT」を会期中、しっかりこの目で確かめるつもりよ!

安田工業ブースNo.東4014